2010年 09月 23日
太陽光発電「てるてるちゃん」8号機のオーナー募集中
小坂正則
てるてるちゃん8号機は9月30日に発電開始予定です
写真はてるてるちゃん8号の設置施設「大分市西部給食センター」です。手前の空き地に設置します。
私たちのNPOが2004年から2010年の6年間で大分県内の公共施設に設置してきた、太陽光発電「てるてるちゃん」は今年9月に8号機を「大分市西部給食センター」に10.45kwを設置することができました。来週の30日からいよいよ系統連携が始まる予定です。
これまで多くの会員や全国の心あるオーナーの方々のご協力によって設置できた、太陽光発電「てるてるちゃん」ですが、毎年私募債にご協力いただいている会員、オーナーの皆様には大変感謝しています。1口、10万円の私募債も、そう簡単に集まるわけではありません。毎年、オーナーの募集に大変苦労をしています。事業の採算が大変厳しいため、自己資金で建設することが不可能だからです。
1口、10万円のオーナーを募集しています
太陽光発電「てるてるちゃん」のオーナーは、1口10万円で、毎年1万円を11年間お返しするコースと、10年後に11万円お返しするコースの2通りのコースがあります。今回の「てるてるちゃん」8号機も補助金の査定が厳しく、その上、パネルを架台の上に設置するため、予定より設置費用がかさみ、持ち出しが200万円以上になる予定です。そのため20口を募集します。施設設利用者側の電気代金相当の交付金額が予定より安いため、採算ベースに乗らない状況が続いています。(施設側の理由もあるので、あまり詳しくは話せませんが…)
来年からは大分市への設置は行わない予定です。現在、別の自治体との間で設置に向けての交渉を行っているところです。私としては、九州管内の他の自治体へ設置をしたいと考えています。大分県内に限る必要はないと考えています。ちなみに全国のNPOで80kwの太陽光発電を所有しているというのを聞いたことはありませんので全国一ではないかと思います。
あなたも太陽光発電「てるてるちゃん」のオーナーになりませんか
マンション住まいの方やアパート住まいの方は太陽光発電を設置したくても設置できませんよね。それなら私たちと一緒に太陽光発電「てるてるちゃん」のオーナーになって、環境に優しい事業に参加しませんか。
銀行にお金を預けても、あなたのお金がサラ金への出資に使われたり、郵便局に預けたら公共投資という名でダムや高速道路の財源に使われたりします。田中優さんの講演でこう言っていました。「農協に預金をした農家の皆さんのお金は、農林中金が米国国債を買うために、農産物輸入自由化を促進することに使われる」と。また、「都市銀行に預けた方のお金は、やはり米国国債に投資され、そのお金はイラクやアフガンの子どもたちに爆弾をプレゼントするために使われる」と。私たちは、それよりかは遥かにましなお金の使われ方を目指しています。
こんなお金の使われ方もあります
私たちの会員さんから「私もてるてるちゃんのオーナーになりたいのだが、私が死んだらそのお金をお葬式の費用に使うことはできるか」という問い合わせがありました。
私のまわりの方は、お金持ちは少数です。大半の方は僅かな蓄えしかありません。高齢の方は老後の資金や「お葬式の資金」などの貯金をしている方もたくさんいます。そんな方の貴重なお金を「てるてるちゃん」の建設資金に出したいという方の思いを大切に活かしたいですよね。そこで私は提案しました。「あなたの友人にそのことを伝えておいてください。もしもの時はその方へお金をお返しします。また、私があなたのお別れの会を持つことも可能ですよ」と。
今後、私は「てるてるちゃんお別れ資金」のような企画も考えていきたいと思っています。この世の中を動かしているのはお金です。だから私はお金に意志を持たせたいと思っています。「てるてるちゃん」は、あなたのお金に意志を持たせることができると確信しています。多くの方のご協力をお待ちしています。
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by nonukes
| 2010-09-23 00:49
| 自然エネルギー
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