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小坂正則の個人ブログ

来年の統一地方選挙で市民派議員を誕生させませんか

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来年の統一地方選挙で市民派議員を誕生させませんか
緑の党おおいた 神力美智子

来年4月には統一地方選挙が大分県内で行われますが、「緑の党おおいた」の私たちは昨年の大分市議会議員選挙に女性候補を出して「女性や子どもたちが暮らしやすい大分市」をめざして選挙に臨みました。健闘しましたが当選には至りませんでした。そこで県内の市町村議会に市民派の、出来れば女性議員を誕生させたいと思い、いま候補者を探しています。私たちは、国会に女性議員が極端に少ないことが、私たちの望む「脱原発」や「平和」などがないがしろにされている大きな理由ではないかと思っています。地方議会は国政と違って、身近な問題が議論されるのですが、地方議会でも女性の視点がもっと政治に生かせたら、私たちの街や暮らしが豊かになるのではないかと思います。「育児」や「教育」や「食べ物」などについての私たちの「不安」や「悩み」などに親切に答えてくれて、弱者に寄り添う地方自治を実現できたら暮らしやすい社会になることでしょう。
地域社会が豊かで人々が安心して暮らせる社会を作るためには、私たち女性がもっと積極的に政治に参加すべきだと考えているのです。そのためにも私たち「緑の党おおいた」は1人でも多くの市民派の特に女性を来年4月に行われる統一地方選挙に立候補させたいと思っているのです。
私も選挙に出てみたいという方や、政治に興味のある方は、ぜひ私たちにお声をかけてください。「緑の党」は右でも左でもありません。非暴力と平和な社会で差別のない社会をめざし、参加民主主義の政治で、自然環境と共存する持続可能な社会をつくる市民政党です。そして、「緑の党」は世界90の国や地域に「緑の党」の仲間がいます。私たちは世界中の緑の仲間と一緒に、全ての生き物が将来に渡って平和に生きていける地球を作っていくことをめざします。「緑の党おおいた」の会員も募集しています。詳しくは上記までお問い合わせ願います。

緑の党とは

「経済成長しなくても豊かに暮らせる、スロー・スモール・シンプルな社会」をめざす政党です。
自然環境や資源は有限で人間社会の経済成長にも限りがあります。それを無視してお金儲けに走った結果が、環境破壊や福島原発事故、貧困や戦争を引き起こすのです。より早く、大きく、複雑な、モノに執着するストレス社会から、よりゆっくり、小さく、簡素な、自然環境と共生するネットワーク型社会へ。私たちは競争ではなく、協力によって経済的にも環境的にも持続可能な社会をめざします。そのためには、「おまかせ民主主義」から抜け出すことが必要です。一人ひとりが政治に積極的に関わることが新し社会を切り開くスタート地点なのです。

みどりの理念とは「グローバル・グリーンズ憲章」
エコでフェアでピースな世界をめざして



①エコロジカルな知恵
      (自然と先人の知恵に学ぶ社会)
②社会的公正・正義
      (資源や食糧、権利や自由の分かち合い)
③参加型民主主義
       ( 一人ひとりの意見が生かされる社会)
④非暴力/平和
     (力による支配から話し合いによる共生社会)
⑤持続可能性
      (地球環境と調和した足るを知る暮らし)
⑥多様性の尊重
   (男女や国籍や性的少数者の違いを認める)



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『緑』は政党ではなく生き方です
第1回「緑の党」地域代表協議会 報告

大分県地域代表協議会委員 伊形順子

 私は、2014年5月24日~25日に東京都で開催された第1回「緑の党」地域代表協議会に行き、とても感銘したことがありますので、そこを主に報告します。「まるじゅんさん」(中園順子)のワークショップと広報レクチャーがたいへん面白かったのです。
「まるじゅんさん」とはね、NPO法人トランジションジャパン副代表理事、パーマカルチャーデザイナー、ヨガインストラクターで、『大量生産大量消費の世界に疑問を感じ電通を15年で退社。コピーライターの経験を生かし、個人も地球も持続可能な幸せを実現するための情報発信中』。

「広報レクチャー」の必要性

 ・緑の党への愛を共有しよう!
 ・日本の緑の党を立ち上げてくれた皆さんにあり   がとうを言う。
 ・広報とは、とりまくすべての利害関係の人との双方向のコミュニケーションをとること。好意度、理解度、協力、統一意識をもってもらうためのコミュニケーション。緑の党をとりまくすべての利害関係の人々は多種多様・・・働く人々、有権者、色々な支持政党を持つ人々、議員、価値観や志が近い活動団体、カフェ、ショップ、いろいろなNPO法人、学校、町内会、子ども、学生、親世代、ローカル番組、地方紙の記者、各種メディア、記者会見、プレスリリース。
 ・ひきこもりの広報はダメ。八方美人が大事。一種にごはんを食べてみる。緑の党の名を出さなくても、個人で話す。イメージやビジョンを発信したり、集約する力を利用してみんなの脳内に緑の党の存在感を作る。利害関係者の共感と情熱を呼びおこし、求心力を持つ。
 ・緑の党というブランドが頭の中に存在するように作っていく。
発信力の弱い企業(今の緑の党)は統一戦略が必要
 ・みんなが、使いたくなるような、ロゴ・スローガン・メッセージ・ポスター、フライヤーを作る。(ターゲットを設定し、緑の党はどんな団体として知らせるか、何を言うか、どう言うか。)
・今の社会の在り方に疑問をもっている若者(20代、30代)は何を考えているか?「食の安全、原発、ブラック企業など、生きることのすべてが問題ばかりで、政府も企業も信用できない」


⇒生き方そのもののシフト⇒「オーガニック、自給自足、会社を辞める、脱東京、循環型、半農半X(はんのうはんエックス)ダウンシフト、Iターン(アイたーん)」
緑は政党ではなく、生き方です Be the Change
地球1コ分の暮らしへ
自ら変化となり、答えを生きる時がきた
歩み出したい一歩をここに

 ・今は、脱原発と夢・未来を半々に出していく。現在の緑の党は、かたい、真面目すぎ、優等生的、一緒に遊んでも面白くなさそう。  ⇒
もっとカジュアルに、癒し系に、不良系に、太陽的に。
 ・海外との連携をもっとアピールしたら良い。世界の本物の民主主義、最先端の持続可能性とのネットワーク。
 ・緑な暮らしののシェアハウスを各地にいっぱい作る。ログハウス、つぶれたペンショウン。泊まれる。ごはんがおいしい。

緑の党の結成宣言が大変すてき

大橋一郎さんの作曲で7分半の歌にしてある。長すぎるので、みんなでショートバージョンを作って
歌うと良い。

3.11 後の 今 ここに
新たな道を歩み出す
森を奪う都市文明から
森に寄り添う分明 数多(あまた)へ
答えを生きる 時がきた
はやさ 大きさ 効率主義 から
スロー スモール シンプル で
適正規模と多様性へ
答えを生きる 時がきた
今日から土に 種をまき
こころに緑を 育てよう
いのちにぎわう 豊かな地球を
いのちみんなで 分かち楽しみ
100年先を 見渡して
答えを生きる 一歩をここに
歩み出したい 一歩をここに
「緑の党」を 立ち上げる

・小学校高学年に分かるような、楽しめる、呼びかける、ポスターやチラシを作る。漫画を使ったり、動物や子どもの絵を入れたり。ユーモア、感覚的、情緒的、簡単に分かり易く。
(伊形が、ウェブ上のフリーのイラストから、ポスターを選んでみました)
このままでは、ヤバイことに気付いちゃったんですけど~という人々に対して
  ⇒こっちにいけば大丈夫だよ~。これから進むべきは、緑でいけば大丈夫だよ~。ワクワクいこう。
 ・バックキャスティング
 『4人に1人は緑の党が好き』となっている2020年を前提としてイメージしたうえで、今やるべきことを考え共有しよう。現時点からの発想も必要。でもそれだけでは、ブレイクスルーは起きにくい。アウトプットを作ることで、インプットを開発する。実態は違っても、「緑の党でうつがなくなりました~」「緑の党元気いっぱつ~」みんなその気になる。ワクワクいこう、地球1コ分の暮らしへ・・・。
まるじゅんさんの話を聞き、そういえば、私も、3・11の後「このままではヤバイ!」と思い、ちょうど定年退職して、時間もできたことだし・・と、脱原発を始めたのでした。楽しいデモや、楽しい合宿や、外国の人と楽しく話したり分かり合えたり友達になったりをしたい。そうして、日本の政権を脱原発派で固め、ドイツのようにすべての原発を廃炉にもっていくように舵を切りたい。日本中の90パーセントの人は原発が嫌い~。

 緑の党共同代表の長谷川羽衣子のプレゼン
 「緑の党は世界を変える」
①エネルギーの問題  ②ジェンダーの問題 ③民主主義の問題
 世界を変えるのは私たち。前に進む。変化を恐れない。理念はそのままかえず、訴える方法を今までと違う方法で行う。・・・まるじゅんさんの提案のような広報にしていくのだと思います。(伊形順子)
 世界の緑の党の説明を、パワーポイントで作って説明してくれました。・・・(このプレゼンツールを誰でもどこでも、切り貼りしても良いので、使って欲しいそうです。緑の党のインターネット上に置かれるそうです。)
長谷川羽衣子さんは、各自がどうして緑の党にかかわったのか、マイストーリーを語って欲しいと提案しました。

 ワークショップと2回の分科会

さまざまな人と意見の交換をし、九州・四国ブロックの人たちとじっくり話し、いったい何人の人と出会ったのか分からない会でした・・・。
沖縄の富田英司さん「足立力也さんとブラジルの緑の党世界大会に行った。台湾にも行った。」「緑の党は沖縄問題にも取り組んで欲しい」
 鹿児島の井ノ上裕里さんは20代。鹿児島の選挙に深くかかわる。「この会でアイデアを一杯持って帰りたい」
四国の渡辺さとこさんは、「緑の党への希望は、国政に議員を出す」「連立でも良い、緑の党が政権をとる」
伊形順子は「多くのグループと共闘する」「脱原発なら、どことも共闘する」
足立力也さん「佐賀の玄海原発、訴訟が5つある」「川内原発、週刊スパに記事出す」「ベナン人の人が日本の原発止めてくれと言った」

議案の採決と協議事項
会員を今の800人から1100人に増やしたい。サポーターを640人から800人に増やしたい。その数で予算を組みたい。夏のカンパ割り当て、地方本部は7万円。冬のカンパ割り当て、地方本部は5万円。(大分県は、地方本部になったので、このカンパが必要!)
 次回の地域代表協議会の開催は、11月15日(土)~16日(日)、福岡で。(交通費がかかるので、東京で開催してくれないかという意見もあった。今回はもう動き始めているので、福岡に決まった。)

以上、いろいろな方と知り合えた良い会でした。こんな良い会なのだから、地域代表協議会委員は、沢山の人に経験してもらいたいと思いました。みんなで総会に行くという手もあります。いままで、本部は遠い人たちがやっているのだと思っていましたが、なんと、みなさん面白くて、個性派ぞろいでした。


「緑の党」のHP
http://greens.gr.jp/

# by nonukes | 2014-06-19 18:12 | 「緑の党」をつくろう! | Comments(0)

脱原発大分ネットワーク総会記念講演「 川内原発は再稼働など出来るわけがない」

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脱原発大分ネットワーク総会記念講演

地震・火山対策から避難計画まで、川内原発の再稼働を切る

小坂正則


身近に迫った九州電力川内原発は大分県竹田市まで150キロです。現在全ての原発は止まっていますが、の川内原発は規制庁が名指しで真っ先に再稼働させる原発だとして審査を進めているのです。規制庁はこまで、「津波の心配もほとんどないし、周辺には大きな活断層も発見されていないので、この川内原発を初に動かして、国民の原発アレルギーを何とか払拭したい」と思っているかのように審査を急ピッチで進てきました。その理由は自民党の族議員と産業界の「原発を再稼働させなければ日本の企業が電気料金の上げでつぶれてしまう」という圧力に抗しきれなくなったからでしょうか。
しかし、ここに来て新たな再稼働への障害が現れてきました。その1つが5月21日の大飯原発差し止め訟判決です。「原発の運転停止で多額の貿易赤字が出ても、豊かな国土に国民が根を下ろして生活していことこそが国富であり、これが取り戻せないことが国富の喪失である」という福井地裁樋口裁判長の判決は、上級審でも簡単に覆すことは出来ないでしょう。それに火山噴火による原子炉への影響が火山学者にって批判されるようになってきたのです。詳しくは九州の原発についてはどの学者よりも詳しい、深江守んの話をたっぷりお聞きください。
その前に「脱原発大分ネットワーク」の総会もあります。会員の方はもとより、会員以外の方も参加できます。ふるってご参加ください。

演 題:「川内原発は再稼働など出来るわけがない」
講 師:深江 守さん
日 時:7月5日(土)14時~16時
場 所:別府中央公民館1F第5研修室
問い合わせ:090-1348-0373(小坂)
参加費:無料

深江守 プロフィール
1957年宮崎県串間市生まれの57歳。
1982年に平和を考える北九州市民の会を結成し、市民運動を始める。
1985年、北九州市周辺地域の市民運動情報誌、月刊「北九州かわら版」を創刊し10年間編集長を務める。2000年、チェルノブイリ支援運動・九州を結成。10年間代表を務める。
現在、脱原発ネットワーク・九州代表、九電消費者株主の会事務局長、さよなら原発北九州連絡会事務局長。

脱原発大分ネットワークの総会のお知らせ

日 時:7月5日(土)13時~14時
 場 所:別府中央公民館1F第5研修室
 議 題:1年間の総括と今後の脱原発運動について
 連絡先:090-1348-0373(小坂)
 その他:どなたでも参加可能です


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# by nonukes | 2014-06-19 13:21 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

私の恩師「藤田祐幸」を追いかけた毎日新聞記者の渾身の1冊

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私の恩師「藤田祐幸」を追いかけた毎日新聞記者の渾身の1冊
小坂正則

松下竜一氏を恩師と仰ぐ私にはもう1人の恩師がいます。その名は藤田祐幸氏です。もう28年も前のことです。チェルノブイリ原発事故が起きてすぐ、私は大分で反原発運動を始めました。そこで、私が以前住んでいた川崎の仲間たちが慕っていた慶応大学の先生だった藤田祐幸さんを知ったのです。
そして、川崎の市議の友人の紹介で藤田さんを大分に講師として来てもらって、それから何回も大分へ来てもらいました。当時講演会は土日は昼と夜の1日に2度の講演会は当たり前でした。出来るだけ多くの会場で「チェルノブイリ原発事故」の真実や「原発の危険性」を話してほしかったからです。そして、交流会を毎夜のように開いていました。そんな藤田さんがいつもこう言ってました。「こんな人使いの荒い大分にはもう二度と来たくはない」と。しかし、そういいながらこれまでに何度となく大分へ来てくれています。
そんな藤田さんは故・松下竜一氏とも仲のいい同志でした。私たち大分の脱原発派は、故・高木仁三郎さんに京大の助手の小出裕章さんや広瀬隆さんや藤田祐幸さんなど日本を代表する良心的な科学者に支えられて、こんなにも私たちは恵まれた脱原発運動を行ってくることができたのです。広瀬隆さんと藤田祐幸さんの2ショットで九州を講演旅行してもらったこともありました。藤田さんは「俺は先生ではなく旅役者だ」と自らを、こう呼んでいました。
その藤田祐幸さんのファンが毎日新聞記者にもいたのです。彼は確か北九州にいた頃からずっと藤田さんを追っかけていたと思います。私は筆者の福岡賢正記者とは面識はないのですが、彼の記事をコピーした冊子を藤田さんから頂いて読んだことがあります。真面目で鋭い内容でした。私はこの著書をまだ手に取ってはいませんが、さっそく注文しました。さっきメールをもらったのですが、ぜひ皆さんにも読んでほしくて、このメールの内容を転記しています。本屋に注文するか、直接「南方新社」へ注文してください。期待を裏切ることのない書籍だということを私は保証します。


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『「修羅」から「地人」へ─物理学者・藤田祐幸の選択─』刊行のご案内


「冷却装置が止まって6時間も経過しており、すでに炉心のメルトダウンが始まっているんじゃないでしょうか」
 東日本大震災で東京電力福島第1原子力発電所が被災した2011年3月11日の当夜、テレビの全国放送でそうコメントした物理学者が九州にいるらしい。そんな話を耳にした。(略)水素爆発も起きていない震災当日の段階で、メルトダウン開始をテレビで言い当てた学者がいたとは初耳だった。
 本書は、こんな書き出しで始まります。反原発の間では高名な物理学者・藤田祐幸。本書は彼の足跡、思想を余すところなく表現しています。取材および執筆は、数々の名著を生んだ毎日新聞西部本社・福岡賢正記者です。
 藤田祐幸は、なぜ原発反対に人生をささげ、その末に「地人」として生きることを選んだのか。
 科学、「核と原発」、チェルノブイリの悲惨、原発労働の闇、破局の足音、劣化ウラン弾、宮沢賢治、常に真正面から向き合ってきたこれらのキーワードから、原子力の本質と、あるべき未来が描かれていきます。まさに、この破局の時代を読む絶好のテキストといえる労作です。


 定価1,620円(税込み)のところ、1,500円(税込み)でご案内します。

 この注文票にてご注文の場合は、1)特別価格、2)送料無料、3)郵便振込用紙同封にてお送りいたします。

よろしくご検討ください。

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 書名:『「修羅」から「地人」へ─物理学者・藤田祐幸の選択─』
 冊数:定価1,620円(税込み)のところ
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このメールは転送していただいてもかまいません。
なお、今後新刊の案内が不要の方は、お手数ですが、返信にてご一報下さい。

■概要
タイトル:「修羅」から「地人」へ─物理学者・藤田祐幸の選択─
著  者:福岡賢正
仕  様:四六判、208頁
定  価:1,620円(1,500円+税)
発  行:南方新社

■内容
目次より
第1章 市民側に立つ科学者へ
第2章 問い続けた「核と原発」
第3章 チェルノブイリの悲惨の後で
第4章 原発労働の闇を照らす
第5章 破局の足音を聞きながら
第6章 劣化ウラン弾を追って
第7章 宮沢賢治を生きる


■著者紹介
福岡賢正(ふくおか・けんせい) 
1961年熊本県生まれ。京都大学農学部卒。83年毎日新聞社入社。久留米支局、福岡総局社会部、人吉通信部、福岡本部学芸課などを経て、現在は編集委員。
著書に『国が川を壊す理由』(葦書房)、『男の子育て風雲録』(毎日新聞社)、『たのしい不便』、『隠された風景』、『小さき者たちの戦争』、『小さき者として語る平和』、『幸せのかたち』(以上、いずれも南方新社)


*本書のほか、歴史、自然関連の書籍を続々刊行しています。
ホームページをご覧下さい。
http://www.nanpou.com/

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図書出版南方新社
向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
info@nanpou.com
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# by nonukes | 2014-06-18 21:11 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

川内原発再稼働反対集会と「再稼働反対」署名行動に行ってきました

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川内原発再稼働反対集会と「再稼働反対」署名行動に行ってきました
小坂正則

大分から車1台に4人が乗って、後からバスで2人が合流する方法で、脱原発大分ネットワークのメンバー6人が鹿児島県庁前の集会と翌日の川内原発ゲート前の抗議集会と、その後にはいちき串木野市で取り組まれている「川内原発再稼働反対緊急署名」への参加と、随分盛りだくさんの行動に参加してきました。
12日の朝早くから私の運転で先発隊の4人が大分を出発して、その日は指宿温泉に泊まってゆっくりしました。私はまだ行ったことがないので、知覧特攻平和館という戦時中に繰り広げられた特攻隊の資料館へ足を運びました。随分田舎の知覧という場所なのに、多くの観覧者がいました。百田とかいう作家の作ったウソだらけの映画の「永遠のゼロ」効果ではないかとみんなで話しました。展示内容も「若き特攻隊兵士の犠牲の上に今の日本の繁栄がある」といった英霊をたたえるといった展示内容でした。私は飛行機、特に昔の戦闘機が大好きなので、特攻はどうでもよくて、そこに展示されている本物の戦闘機に見とれていました。飛燕(ひえん)と疾風(はやて)などです。零戦(ぜろせん)は残骸でした。隼(はやぶさ)はレプリカだったのが残念でした。ただ本物は1つ1つビスを手で打ったり、翼の湾曲を木槌で打ち出したような手作りの雰囲気に感動しました。

13日、14日の「再稼働反対」強行軍

翌日の13日は朝9時から県庁前で集会が開らかれていました。炎天下の中、昼過ぎまで集会が開かれていました。
集会では広瀬隆氏の発言が印象に残っています「私たちは再稼働反対の闘いから廃炉に向けてのたたかいを提案しなければならない。それは電力会社との間での取引だ。電力会社はお金の問題だけが問題なのだ。このまま廃炉になったら債務超過に落いることが明らかだから彼らは何とか再稼働させたいのだ。だったら、原発の廃炉の費用や負債分は電気料金で賄ってやろうじゃないか。高々1家庭で毎月たばこ1箱分くらいの負担だったら私たちは受け入れようではないか」という話でした。私は広瀬さんに挨拶したら、「もうそういう時代に突入したのだよ。このまま電力会社が原発にこだわっていたらガス会社に本当にうまいところをかっさらっていかれるよ」と話していました。
その後はデモ行進に移ったのですが、デモ出発時の集会参加者は1100人と主催者が発表していました。その後九電鹿児島支店までデモ行進の行いましたが確かに長いデモの隊列が続いていました。3時からは「再稼働阻止全国連絡会」主催の全国交流会に参加しました。ちょっと早めに私たちは抜け出して、私の友人のお宅にお邪魔しました。そこで楽しい交流会です。
翌日の14日は早朝の7時過ぎには友人宅を出発して、川内原発現地へ向かいました。12時半からはいちき串木野市へ向かい、署名行動に参加。炎天下、しかも集会では立ちっぱなしだったので、汗びっしょりで与えれれた地図を片手に1軒1軒、署名のお願いです。すでに2度まわって署名のお願いをしている町で、その地図に書かれている留守宅を集中して訪問したのですが、留守宅や空家が多くて、串木野市も過疎の町なんだと実感しました。アパートでも軒並みにチャイムを押して、訪問しましたが、私1人で1時間半回って書いてもらった署名が4名分でした。「全然取れなかったらどうしよう」という不安と暑さで、心が折れそうになっていたところで、すでに署名をしてもらっている方の家に行ったときに「ご苦労様ですね。頑張ってください」と言われたら、またまた元気が出て、時間までやり遂げることが出来ました。私たち4名の成果は約20名分の署名を取ることが出来ました。いちき串木野市3万人の住民の過半数の15000名まで後一息だそうです。22日まで行うそうですから、ぜひみなさんも一度参加してみてはどうですか。現地の住民と話をするのも厳しい視線を浴びるかもしれませんが、逆に励まされることもありますよ。こちらが心を開いて話しかけたら署名してくれない方も本心を話してくれたりもしましたよ。
3時には全ての行動は終わって、一路大分へ向かったのですが、運転手は私だけです。これからが私の本当の仕事が始まるのです。後ろの女性陣のおしゃべりの騒音に耐えながらの5時間でした。
# by nonukes | 2014-06-15 14:00 | 原発再稼働は許さない | Comments(0)

「沖縄から日本が変わる」安倍政権を崩壊させる沖縄県知事選

「沖縄から日本が変わる」安倍政権を崩壊させる沖縄県知事選
小坂正則

「沖縄から日本が変わる」安倍政権を崩壊させる沖縄県知事選_d0174710_19164374.jpg

翁長雄志那覇市長(右)に出馬要請書を手渡す那覇市議会自由民主党新風会の金城徹会長
=5日、那覇市役所

いま、沖縄県民が暑く燃えています。沖縄の長い歴史の中で、鹿児島の植民地となったり、明治政府の支配となったり、敗戦前に唯一の地上戦が繰り広げられて、多くの母や幼い子やお爺やお婆など民間人が天皇の名によって自決させられたりして太平洋戦争の犠牲になりました。そのような戦前の日本軍国主義に痛めつけられた人々が戦後は米軍基地を押しつけられて、日本の5%の面積に75%の米軍基地があるという基地の中に沖縄県民が住んでいるというような生活を強いられて、無法な海兵隊による婦女暴行や交通事故などで、「日米地位協定」という名の差別事件が相次ぎ、米兵による犠牲の歴史へと引き継がれたのです。
しかし、沖縄県民の怒りと良識が1月19日に行われた名護市長選で辺野古への米軍移転反対の現職市長稲嶺進氏(68)を勝たせて、安倍自民党による「辺野古埋め立て」にNOを突きつけたのでした。しかし、現職の県知事が「米軍基地の辺野古への移転を一転して認める」という発言によって、辺野古基地移転は解決は遠のいたのです。そこで重要になってきたのが沖縄県知事選挙です。この選挙で「基地撤去を求める新知事」を誕生させることが辺野古の解決にもつながり、しいては米軍基地を沖縄から出て行かせるという沖縄県民の悲願を実現させる重要な選挙となったのです。

沖縄の良識ある保守や経済界

革新県沖縄とは言っても、沖縄県も経済政策では政府のあの手この手の補助金政策に翻弄させられて来ました。ですから沖縄県民も保守層が増えて、社共だけの力では選挙に勝てなくなってきたのです。名護市長選も現職の市長は保守系です。沖縄の基地反対陣営は現職の仲井真知事に勝てる候補を模索して、保守自民党出身の翁長雄志那覇市長(63)の擁立を決定したのです。
県知事選に立候補が予定されている翁長氏とはどんな人か。沖縄タイムズによると、「翁長氏は2009年に開かれた県内移設反対の大規模な県民大会で共同代表に名を連ねて以降、県外移設を訴える立場に転じた。昨年1月に県内の首長らが県外移設を求めて安倍晋三首相に「建白書」を出した時の中心メンバーで、昨年末に自民党県連が辺野古移設を容認し、仲井真弘多知事(74)が辺野古埋め立てを承認した後も、県外移設の主張を崩していない」と。
そして自民党沖縄市議会17名の内、11名が新会派を作って、社共と手を組んで沖縄市長の知事選擁立に走り出したのです。そして6月6日には知事選出馬要請書を市長に手渡して保守分裂選挙を行うことを決めたのです。
そこには知事選を勝利させるための戦略が隠されています。このまま社共の推薦で保守系市長が県知事選に立候補すると、革新色が強すぎて保守系の票が集まらないかもしれないので、保守分裂による保守の県知事候補という形に持っていくという考えです。坂本龍馬が考えたかと思うような高等戦術です。
このような沖縄の保守革新陣営の選択はすばらしいものがあります。「保守VS革新」というイデオロギー対立は安倍の前では不毛です。「戦争に反対かそうでないか」という具体的な政策で一致できるものは保守も革新もないのです。まさに沖縄自民党と沖縄社共は大人の対応をとることが出来たのです。このような信頼関係は一朝一夕に出来るものではないでしょう。沖縄米軍基地撤去やオスプレー配備反対などの共闘関係を通して出来た信頼の絆があったからでしょう。
それにもまして、沖縄経済を引っ張っている経済界の代表たちが反乱を起こしたと沖縄タイム時は伝えています。「11月予定の知事選をめぐり、県内ホテル大手かりゆしグループCEOの平良朝敬氏と建設・小売りの金秀グループ会長の呉屋守将氏が経済界有志を募り、那覇市長の翁長雄志氏(63)を擁立する準備を進めていることが6日、分かった」と。この沖縄県内ホテル大手のかりゆしグループの平良氏は名護市長選も基地反対派の現職市長を応援していました。「沖縄観光に米軍基地はいらない」という明確な理念を持っているようです。安倍首相の言いなりになって「原発再稼働」がなければ会社がつぶれるなどとふざけたウソを振りまく本土の腐れ経営者に爪の垢でももませてやりたいものです。


沖縄県民の「米軍基地にも戦争にも反対」の意思を本土へ伝播させよう


沖縄県知事選は間違いなく米軍基地反対派の「オール沖縄」が圧倒的な勝利をおさめるでしょう。今頃安倍首相はオロオロしながら「石破ちゃんどうしよう。あなた何とかしてよ」と泣き顔のことでしょう。「解釈改憲」や「集団的自衛権」など、押せ押せムードの戦争へ突き進む国会情勢を沖縄県民の意思が待ったをかけてくれるかもしれません。すでに保守も革新もありません。あるのは「戦争に賛成か反対か」だけです。もっと言えば「自衛隊員を遠く離れた中東で殺してもいいのか。殺させてはならないのか」の対立です。
安倍政権の息の根を止めるのは残念ながら少数派の革新陣営ではありません。良心的な保守系の人々のまさに「良心」にかかっているのです。私たちは小さな違いをことさら大きなことのようにののしりあうのではなく、互いの共通点を探しながら、一緒に出来ることは一緒にやるという関係を作っていこうではありませんか。こんにちは国難の時代です。この国難を乗り越えるために一致団結しようではありませんか。



翁長氏「公明協力」条件に 沖縄県知事選
沖縄タイムス2014年6月6日


 翁長雄志那覇市長(63)が11月予定の沖縄県知事選について、複数の関係者に「もし出るなら公明党の協力が必要だ」などと伝え、出馬に前向きな姿勢を示していることが5日、明らかになった。翁長氏は同日、那覇市議会与党会派の自由民主党新風会(金城徹会長)から出馬要請を受け、その後の取材に「最大与党会派の要請はいろんな意味で考えることはあるかと思う」と述べ、現時点では受諾に含みを持たせた。関係者によると9月をめどに出馬に向けた環境整備が整い次第、受諾する方針だ。

 翁長氏周辺は、知事選出馬に向け、保革にとらわれない「オール沖縄」の枠組みづくりを模索。出馬に際しては、県政与党の一角を占める公明党の協力が不可欠とみて、水面下で支援取り付けを進めている。
 5日、市役所であった市議団の要請で金城会長は、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する姿勢や、那覇市長としての行政手腕を評価した上で「総合的観点から、県民の心を結集し、県民の負託に十分応え得る最適任の候補者として出馬を要請する」と訴えた。
 翁長氏は「沖縄の基地問題は解決していない。那覇市長としてあらためて枠組みづくりに全力を尽くさないといけない。風格ある那覇市をつくるために、沖縄県に寄与できるように一緒になって力を尽くしたい」と述べたものの、要請に対する明確な回答は避けた。

経済界有志、沖縄県知事選に翁長氏擁立へ
沖縄タイムス2014年6月7日


 11月予定の知事選をめぐり、県内ホテル大手かりゆしグループCEOの平良朝敬氏と建設・小売りの金秀グループ会長の呉屋守将氏が経済界有志を募り、那覇市長の翁長雄志氏(63)を擁立する準備を進めていることが6日、分かった。
 両氏は県内経済界に「オナガ雄志知事を実現する同志会」の結成を呼び掛けており、9日に初会合を開く。
 平良氏は「現時点で100社以上が賛同している。翁長知事誕生に向けて経済界で受け皿をつくりたい。基地経済への依存を無くし、自立した経済を構築すべきだ」と述べた。9日に発足し、来週中にも記者会見を行う予定。
 各社に送付している文書では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設とオスプレイ配備について「県経済の発展性からしても阻害要因にしかならない」と反対の意思を明記。
 これらの考えが政府宛ての建白書につながっているとし「建白書東京行動でも先頭を切って活動し、保革を問わずアイデンティティーを確立できるリーダーとして、翁長那覇市長に立候補を決断していただくべきだ」とし、擁立への賛同を呼び掛けている。
# by nonukes | 2014-06-11 19:17 | 「緑の党」をつくろう! | Comments(2)

  小坂正則

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