珠洲原発を止めてくれた能登の被災者へ復興支援のお願い!
小坂正則
映像になった珠洲原発
活字になった珠洲原発
2度も地元のために原発反対派の珠洲市長選に出てくれた樫田準一郎さん(元小学校校長)
22年6月12日に91歳で死去(北陸中日新聞より)
1月1日の能登半島地震で、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。そし大変不自由な避難生活を送られている被災者の皆さんにお見舞い申し上げます。
ところで1976年、関西電力と北陸電力と中部電力3社が共同で、東京電力の柏崎・刈羽原発に対抗するような、最大で100万kw級の原発10機分の原発建設計画が珠洲市に持ち上がっていました。その建設計画は、地元住民による粘り強いたたかいによって、幸いにも2003年に白紙撤回されました。
そして今年1月1日の本震M7.6の震源地が、計画されていた珠洲原発の建設予定地の真下で起きたのです。
もし、そこに珠洲原発が建っていたら、2011年の福島原発事故を上回る規模の直下型地震で、原子炉が破壊される原発大惨事が起きていたかも知れないのです。それに能登半島の中ほどに建っている志賀原発は13年間止まったままでしたので辛うじて大事故を免れました。
日本列島に住む私たちは、能登の住民のたたかいや、志賀原発が止まっていたという、偶然に寄って、原発大惨事を免れることができたのかも知れません。
しかし、原発反対運動を行ってくれた皆さんの中にも、多くの災害者がいることをお聞きしました。そこで何か被災者の皆さんに支援ができないかと考えて、復興支援カンパの呼びかけを行うことにしました。
全国の原発を直下型地震が襲う前に廃炉へ
地震の影響でボロボロになった志賀原発はもとより、日本列島のどの原発も、いつ直下型地震が襲うかも知れません。ですから、私たちは全ての原発を地震が襲う前に止めてしまうことをめざして、これからも全国の仲間と粘り強くたたかっていきましょう。
なお、送金先は志賀原発の廃炉訴訟をたたかっている「志賀原発を廃炉に訴訟原告団」です。このカンパの運用は彼らが責任をもって行い、会計報告はホームページにて行ってもらいます。
ただいま賛同呼びかけ人を募集しています。賛同していただける方は下記まで連絡願います。
記
連絡先: 脱原発大分ネットワーク
NPO法人九州・自然エネルギー推進ネットワーク 小坂正則
nonukes@able.ocn.ne.jp 連絡先 090-1348-0373
◇郵便 振替口座番号 00740-3-61047
◇口座名 志賀原発を廃炉に訴訟原告団
◇北陸労金本支店 口座番号 3610225
◇口座名 志賀原発を廃炉に訴訟原告団
呼びかけ人(順不同)
河合 弘之 (東京)弁護士
柳田 真 (東京)たんぽぽ舎共同代表
深 江守 (福岡)脱原発ネットワーク
向原 祥隆 (鹿児島)反原発・鹿児島ネット代表
池島 芙紀子(大阪)脱原発政策実現全国ネットワーク事務局長
佐藤 大介 (大阪)ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局
青木 幸雄 (宮崎)宮崎の自然と未来を守る会