2019年 06月 14日
フェークニュースを流し続けるNHK岩田明子記者は恥を知れ
イランと日本の信頼関係をぶちこわしに行った能天気な安倍総理大臣
小坂正則
FTA交渉の内容を公表しないのは米国の言いなりだから
トランプ大統領の5月25日から28日の訪日で、官邸は大相撲をネトウヨを客席の大半にサクラで入れて、日本の伝統文化の大相撲の枡席に、天皇さえしない、椅子持ち込んで伝統も文化もぶち壊した安倍首相。その後は2人でゴルフ三昧を堪能したそうです。トランプ大統領は何しに日本に来たのかは知らないが、どう考えても安倍首相が参院選前に自分の名前を国民に売り込むためにトランプとの親密さを演出したかったとしか思えません。だって、トランプ大統領の日本滞在期間に行われた会談は僅か数時間で、その中身は伏せられたままです。しかしトランプ大統領は26日、以下のように米国記者の電話取材で述べているのです。「米国が日本との貿易交渉で『大幅な前進』を遂げているとしながらも、合意に至るのは今夏の日本の選挙後となる可能性がある」と述べたのです。
また、訪日中のトランプ大統領は、安倍晋三首相と約2時間半にわたりゴルフを楽しんだ後、FTA2国間協定の日米協議では「農業と牛肉が重点的な対象となっている」とツイート。「日本の7月の選挙後まで多くを待つことになるだろうが、そこでは大きな数字が予想される!」と指摘しているのです。要はTPP以上の2国間協定の中身を安倍首相は発言したのでしょう。しかし、その中身は参院選の後に公表するというのですから。もし、日本に有利な中身なら参院選前に公表するはずです。わざわざ参院選の後に公表するというのは中身が米国の言いなりの酷いものだからでしょう。
日本を米国に売り渡す「売国奴」安倍晋三
トランプが「地上配備型のイージス・アシュアを山口と秋田に配備してくれ」と要求されたら、尻尾を振っていいなりに2台で1兆円を超える迎撃ミサイルを配備して、「日本の防衛」と別府のボンボンこと防衛大臣は説明しているが、何のことはない。秋田のはハワイへのミサイル防衛で、山口のはグアムへの配備だそうで、日本の防衛には何の関係もないものをわざわざ日本の税金で作ってあげるのです。それに欠陥機と言われるF35戦闘機を100機以上で、これも1兆円以上出して買うとトランプに約束しています。何でも米空軍はF35は維持費が高いし欠陥機だから買わずにF15をお買い求めだそうです。それなら日本は詐欺師に欠陥機を押しつけられたも同然です。
米国とのFTAでは大幅に米国の農産物や牛肉を輸入する約束をしたのでしょうし、トヨタへ米国内に工場を造らせることも安倍首相は約束していると言われています。もう、トランプのためなら日本の農業や自動車産業や国富まで全て売り渡す気なのでしょうか。これこそ「売国奴」と言っても言い過ぎではないでしょう。なぜ右翼の皆さんは、「売国奴」の安倍を批判しないのでしょうか?私には右翼の皆さんの気が知れません。
安倍のイラン訪問はハメネイ師を激怒させた
今月12日と13日の安倍首相によるイラン訪問でイランの最高指導者ハメネイ師に会って、トランプ大統領との中を取り持とうとしたのでしょうが、結果として安倍のイラン訪問と同じ日に何者かによってホルムズ海峡の日本国籍のタンカー2隻が銃撃されるという事件まで起きてしまい、イランと米国の中を取り持つどころか、イランのハメネイ師は激怒しているのです。
この事件をイランが起こすわけはありません。なぜならイラン政府が日本を敵に回す何の得もないからです。仕掛けるなら日本とイランの交渉が物別れに終わることで得をする者による犯行の可能性が一番大きいでしょう。この事件についてアメリカのポンペオ国務長官は、「米政府はイランが攻撃の背後にいたと判断している」として、「日本に対する侮辱だ」と語ったそうです。しかし、同時にイラン当局者は「タンカー攻撃への関与を否定。ザリフ外相は、イランの敵がタンカー攻撃の背後にいた可能性があると示唆し、イランの国連代表部も同日声明を出し、「6月13日の石油タンカーの事件に関する」米国の「根拠のない主張を断固否定する」と表明しています。
またハメネイ師がTwitterに以下のように投稿しています。
〈我々は、安倍晋三の善意と真剣さは疑いません。しかし、あなたが米大統領から伝えられたことについていえば、私はトランプをメッセージのやり取りをするにふさわしい相手とは思っていない。トランプへの返答はありませんし、彼に答えるつもりもありません〉
〈安倍晋三氏よ、アメリカ大統領は数日前にあなたと会って、イランについても話した。しかし、日本から帰国した後、彼はすぐにイランの石油化学産業に制裁を科しました。これが誠実なメッセージですか? これで彼が嘘偽りのない交渉をする気があるということが示されると?〉
〈安倍晋三氏よ、あなたは、トランプは米国との交渉がイランの進歩につながるだろうと話していたと、そう言いましたね。我々の進歩は、交渉や制裁解除がなくとも、神の恵みによってなされゆくのです〉
安倍首相はトランプ大統領の伝書鳩としてイランへ行っただけで、日本とイランの信頼をぶち壊すことしかできなかったのです。このタンカー攻撃に米国が何らかの関係で絡んでいたとしたら、もうお笑いにもならない安倍首相はトランプ大統領にはしごを外されたことになるのです。安倍首相は大恥をかきにのこのことイランへ行ったことになるのです。
フェークニュースを流し続けるNHKと岩田明子
ところで、もう何が何でも安倍様のNHKは昨日のニュース7で、いつものように岩田様がお出ましになって、以下のように解説しています。
「ハメネイ氏が外国の首脳と会うことは多くなく、日本政府は伝統的な友好国のトップであり、なおかつトランプ大統領とも緊密な関係を維持する安倍総理大臣の助言を重視していることの表れだとみています」
「安倍総理大臣は一連の会談でイラン側の真意を引き出すことができたと受け止めている」
その他岩田様は「アメリカとイランの橋渡しができるのは世界で安倍首相だけ」と言い、国民にフェークニュースを流し続けているのです。
民放各社の報道内容もNHKとそんなに大きくは変わりませんが、しかし、岩田明子記者だけの話を聞いていると、聞いてる方が恥ずかしくなるくらいの最大限の褒め言葉で安倍首相を称えているのです。
そう言えば、2016年12月15日に山口県の安倍首相のお膝間元にプーチン大統領が来たときのことです。プーチンさんはわざと、いつものように2時間40分遅れで山口県入りして、日本の首相をバカにした態度の交渉がありました。岩田明子記者は解説で「この会談で北方領土の返還を発表されるのではないか」と大嘘を吐いたのです。この記者はNHKきってのフェイクニュース発信者です。
ここまでNHKが自民党に偏ったニュースを流すことは
放送法4条 放送事業者が国内外で放送する番組の編集について定めた条文
(1)公安及び善良な風俗を害しないこと
(2)政治的に公平であること
(3)報道は事実をまげないですること
(4)意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること―を求めている。
この条文の(2)と(3)には明らかに違反しているのです。もうこんな御用放送に受信料を支払うのはお金をドブに捨てるより意味がないような気がします。この落とし前は参院選挙でけりを付けましょう。
by nonukes
| 2019-06-14 19:06
| 小坂農園 薪ストーブ物語
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