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小坂正則の個人ブログ

チェルノブイリ原発事故から33年目の昨日ビラ撒きを行いました


私に取ってはアッという間の33年でしたが……
小坂正則



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私たち「伊方原発をとめる大分裁判の会」の仲間11名でJR大分駅前でビラ撒きを行いました。以下はそのビラの内容です。
私にとって33年前と言えば、32歳の子どもは3人いましたが、血の気の多い若造でした。ちょうど川崎の郵便局から大分中央郵便局へ転勤になったのが、前年の9月1日で、その翌年の4月26日に旧ソ連ウクライナでチェルノブイリ原発事故が起こったのでした。当時は「ソ連で大変な事故が起こったんだなあ」と、暢気にしていたのですが、まさか日本まで放射能が襲ってこようとは夢にも思っていませんでした。それが確か数日から1週間経たない内に日本でも放射能が確認できて、「大変なことになりそうだなあ」と少しだけ不安になりかかっていたのです。
ちょうど5月の連休に私の実家の甘夏ミカンの収穫を手伝っていたのですが、元私が住んでいた川崎の友人に電話して「無農薬の甘夏ミカンを送ってやろうか」と、電話したら、友人の川崎市会議員の女性は「小坂さん何言ってるのよ。みかんなんかいらないわよ。それよりも子どもたちに牛乳や野菜をそのまま食べさせてはだめよ。日本にも放射能がたくさん降って来てるいるんだからね。昨日慶応大学の藤田祐幸さんの学習会があったのよ。大変なことなのよ」と、川崎の友人たちはパニックになっていたのです。
それから、私の大分での反原発運動が始まったのです。その時川崎の「たつのこ共同保育所」のお母さんたちが呼んで学習会を行った講師の藤田祐幸さんとは、その年か翌年かに大分に来て頂いて30年来のお付き合いをさせていただいたものです。私の33年間もあっという間でした。


本日は旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から33年目

 今から33年前の1986年4月26日に、旧ソ連のウクライナにあるチェルノブイリ原発で、レベル7の史上最大の原発事故が起こりました。その放射能雲は8000キロ離れた日本にもやって来て、当時は日本でも野菜や牛乳が飲めないなどの騒ぎとなったものです。当時の日本政府は外国からの輸入食品1キログラム当たり、放射性セシウムが370ベクレル以上の放射能汚染食品は輸入禁止措置を取ったものです。
 そして今でもチェルノブイリ周辺では年間5ミリシーベルト以上の汚染地は立ち入り禁止措置を取っています。原発周辺のウクライナやベラルーシでは今でもガンや白血病などの健康被害の子どもたちが多いと言われています。30年経ったチェルノブイリ原発は新たな鉄鋼製の石棺が世界中の資金によって造られました。33年経った今でも、チェルノブイリ原発事故は終わってはいないのです。それが原発事故による放射能汚染の恐ろしさです。

復興オリンピックやっても福島原発事故は終わらない

 2011年3月11日には日本でもレベル7の史上最大級の東京電力福島原発事故が起きました。それからまだ8年しか経っていません。政府や福島県はウクライナやベラルーシの年間5ミリシーベルトの4倍の汚染値である、年間20ミリシーベルトでも安全だと言って、避難解除地域の被災者の帰還を積極的に奨めています。しかし、帰還した人は僅かしかいません。小さなお子さんを持つ親たちは、子どもたちの健康被害が心配で帰還することに二の足を踏んでいるのです。また、原発事故による健康被害の1つと言われている甲状腺ガンやガンの疑いのある子どもたちが福島を中心に周辺地域には200名以上もいます。それに、自主避難者2千家族が無償で住んでいた民間住宅や公務員住宅から今年3月いっぱいで福島県は支援を打ち切り、行き場がなくて4月現在でも公務員住宅に残っている71家族からは2倍の家賃を取ると福島県は脅しています。
 廃炉作業の最も重要な核燃料デブリの取り出しも全く進んでいません。これから何十兆円もの税金を使って、何十年もかけて、外国人労働者まで総動員して廃炉作業は続けなければならないのです。政府は「復興オリンピック」などと浮かれていますが、このような被災者を苦しめる福島原発事故は何1つ終わってはいないのです。
「伊方原発運転差し止め裁判」第4次原告募集!

あなたも514名の原告と一緒に原発裁判に参加しませんか


 「伊方原発を第二のフクシマにしない」ことを誓って、私たち「伊方原発をとめる大分裁判の会」は熊本・大分地震が起きた2016年の9月に、大分県内の住民だけで「伊方原発運転差し止め請求」を大分地裁へ提訴しました。これまで3年間に第2、3次提訴を行って、今日までに514名の原告団となりました。この514名の原告数は、これまでに大分地裁で行われた住民による裁判では最大規模の裁判だそうです。
 これまで3年間で12回の口頭弁論が開かれましたが、地裁判決が出るまでには、まだ数年はかかる予定です。
 そこで、多くの大分県民が「原発事故の不安」を抱いていることや、「1日でも早く伊方原発を止めてほしいと願っている県民がたくさんいる」ことを裁判長に示すために、第4次提訴を行うことにしました。一人でも多くの大分県内のみなさんのご参加をお待ちしています。大分県民であればどなたでも参加可能です。未成年者でも外国人でも参加できます。詳しくは下記までお問い合わせください。

伊方原発をとめる大分裁判の会
事務局長 小坂正則
携帯090-1348-0373
fax097-532-3772
HP:http://ikata-sashitome.e-bungo.jp/



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4月27日大分合同新聞朝刊より



by nonukes | 2019-04-27 18:31 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(0)