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小坂正則の個人ブログ

安倍独裁政治によってこの国は潰れてしまう

安倍晋三が他の総理と違うのは官僚を国民のためではなく自分のために使うこと
小坂正則

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朝日新聞2018年7月27日

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先月の27日の朝日新聞朝刊を開いて、3面に大きく「自民党総裁特集」第2の「政府も党も進む『私的機関化』」という記事に、私は「朝日はここまで腹をくくったんだな」と感動しました。それは官邸の中で安倍が官僚を私物化している事実を克明に書いていたからです。これまで、週刊誌やネットではそんなことは語られていましたが、何せ大手メディアには「踏み込んではならない一線というものがある」とよく言われていたからです。以下は朝日新聞の一部を抜粋して書きます。

〈20日午前。官邸で閣議などを終えた首相安倍晋三の執務室に、内閣情報官の北村滋が入った。(中略)スタッフ約400人から集約した内容を首相に報告するのが役目。北村は警察庁出身で、第1次安倍政権で首相秘書官を務めた。(中略)昨年の首相動静の登場回数が1位だったことは、安倍の信頼の厚さを物語る。北村に報告を上げる内調を米国の中央情報局になぞらえ、「日本版CIA」と呼ぶ人もいる。〉
〈衆院解散の情報が駆け巡った昨年9月中旬。内調スタッフ20人弱が全国に散った。289小選挙区のうち1人あたり10〜15区が担当区に割り振られた。訪問先では、与野党関係者や地元警察官らと食事を重ね、票の動向を探った。安倍は自民党総裁として行う街頭演説で、「ご当地ネタ」で聴衆を盛り上げる。「太麺やきそばっていうのがある」(埼玉)「お米のつや姫、ハワイに輸出できました」(山形)……。こうしたネタの中には、内調が集めたものがある。電話による内調独自の情勢調査の数字に分析を加え、ご当地ネタを盛り込んだ報告書は官邸に届く。〉
〈あるスタッフは当初、「我々は政府職員。自民党スタッフではない」と疑問を持った。だが、歴代政権で内調が選挙の情報収集をしていたことを知り、「首相と総裁を明確には区別できない」と割り切って上司の指示に従っている。〉
〈内調の現在の関心事は9月の自民党総裁選。安倍の対立候補と目される元幹事長の石破茂の発言は、講演会など公式の発言に加え、非公式の場での発言も収集対象だ。政権幹部はその目的を「政権運営に本音を幅広く採り入れるため」と語るが、石破の出方が安倍には様々な形で報告されることになる。〉(ここまで引用)

安倍の私兵と化した警察権力と官僚たち

「内調職員や警察官が自民党の選挙のために情報収集に走り回る、そう言えば、別府であった連合の選挙事務所に監視カメラを設置したというのも、自民党のために動いたのではないか」と疑いたくなるが、そんなことが許されていいのか。ましてや石破議員の動向を探らせるなどロシアのKGBまがいの行動ではないか。
元文部事務次官の前川喜平氏の「出会い系バー通い」を内偵していたのも明らかに官邸だったのだろう。
そのほかにも思い出されることがある。それは2015年4月に起きた「伊藤詩織さん強姦事件」でも思い出されることです。当時TBSのワシントン支局長だった山口敬之が就職を斡旋すると言って、酒を飲ませて酩酊した伊藤さんを強姦した事件です。山口敬之は逮捕状まで出ていたのが、この事件について「週刊新潮」(新潮社)が最初に報じたものだが、記事が掲載されると知った山口氏がもみ消し相談のために、北村内閣情報官に送ったメールが「週刊新潮」編集部に誤送信されていたことから、官邸がこの事件のもみ消しを図ったことが疑われたのです。
そのほか、安倍政権の官僚を私兵のように使いブぶりは上げればキリがありません。昨年の春に疑惑が上がったモリカケ事件でも佐川財務省官僚は安倍晋三をかばうためにウソの証言を国会で行い、それだけではなく文書の改ざんまで行わされたのです。
また、安倍政権になってから、次々と上がった政治家の汚職事件や政治資金規正法違反事件でも東京地検による強制捜査にストップがかかっているのです。ネットニュースliteraによると

…しかし、実は、こうした事実は驚くには値しない。内調はこれまでも、「安倍首相の私兵」として、安倍首相の権力維持のためにさまざまな動きをしてきた。しかも、それは朝日が今回報じた情報収集というレベルにはとどまらない。政権と敵対する野党や官僚、メディア関係者に対して、スキャンダルやデマを流す、謀略機関としての役割も果たしてきた。
たとえば、2014年、小渕優子衆院議員や松島みどり衆院議員など、当時の安倍政権閣僚に次々と政治資金問題が噴出した直後、民主党(当時)の枝野幸男幹事長、福山哲郎政調会長、大畠章宏前幹事長、近藤洋介衆院議員、さらには維新の党の江田憲司共同代表など、野党幹部の政治資金収支報告書記載漏れが次々と発覚し、政権の“広報紙”読売新聞や産経新聞で大きく報道された。
ところが、この時期、内調が全国の警察組織を動かし、野党議員の金の問題を一斉に調査。官邸に報告をあげていたことがわかっている。
 また、その翌年の2015年、沖縄の米軍基地問題で安倍官邸に抵抗している翁長雄志・沖縄県知事をめぐって、保守メディアによる「娘が中国に留学している」「人民解放軍の工作機関が沖縄入りして翁長と会った」といったデマに満ちたバッシング報道が巻き起こったが、これも官邸が内調に命じてスキャンダル探しを行い、流したものと言われている。
 ほかにも、2016年に浮上した民進党(当時)の山尾志桜里政調会長のガソリン代巨額計上問題や、民主党代表候補だった蓮舫氏の二重国籍疑惑、SEALDsをはじめとする安保反対デモ、「イスラム国」人質殺害事件での人質のネガティブ情報などにも、内調の関与がささやかれた。
 野党や反対勢力だけではない。内調は官僚の監視も行っている。2017年には韓国・釜山総領事だった森本康敬氏が更迭されたが、これは森本氏がプライベートの席で慰安婦像をめぐる安倍政権の対応に不満を述べたことを内調がキャッチ。官邸に報告した結果だったと言われる。(ここまで引用)

私兵によって三権を掌握する安倍政権

最高裁長官15名の内12名は安倍首相が任命したそうです。2016年7月に任命された木澤克之氏を最高裁判所の判事に任命したのですが、最高裁の判事は裁判官や法学者や検察官や弁護士枠があって、これまで弁護士枠は2名だったもので、この木澤という人物は加計学園の監査役で加計孝太郎の親友だそうです。それを安倍が弁護士枠でねじ込んだそうです。そしてまたその後に弁護士枠の方が退任した後にも弁護士の推薦枠にはなかった法学者を弁護士枠で入れさせたそうです。つまり現在の最高裁判事には弁護士推薦者は一人もいないのです。だって弁護士は政府に楯突く者ばかりだから入れたくないのでしょう。
このように安倍という人間はトランプやプーチンや習近平や金正恩と同じように民主主義がお嫌いなのです。だから日本の裁判所で、政治がらみの裁判は最高裁に行けばことごとく負けてしまうのです。いえ、それだけではありません。最高裁の人事権で下級審でも政治がらみの裁判はことごとく負ける運命にあるようです。

マスコミも言いなり、諮問会議も言いなり

籾井というネトウヨをNHKのトップに配置したことは随分昔のような気がしますが、それからNHKの報道番組が随分政権に忖度した内容になってしまったことは皆さんご記憶のあるとおりです。2015年の2月まで百田尚樹というネトウヨ作家(元レイプ犯容疑者の山口敬之とお友達)がNHKの経営委員だったのですから、NHKがまともな放送ができるはずはありません。それにテレ朝の早河洋社長と安倍は大のお友達で頻繁に食事をする仲だそうですから、テレ朝の報道ステーションから安倍批判が消えてしまいました。私はNHKのニュース9も見ずにテレ朝の10時の報道ステーションからTBSのニュース23を見て寝ていたのが、今はニュース23しかまともなニュースがなくなってしまったので、テレビニュースは11時まで見ることができなくなったのです。
政府の諮問会議などにはこれまで省庁がメンバーの案を持ってきたら大抵はそのまま官邸はOKを出していたのが、安倍政権には通用しないそうです。普通小委員会や諮問会議の委員を選ぶときは政府寄りの委員を多く入れるが,野党側の委員や労働側委員や市民側委員などバランスよく入れるのがこれまでの恒例だったのが安倍政権はそれを許さないで、8対2とかにするそうです。加計学園の特区申請を満場一致で決めた委員会も安倍応援団で揃えられていました。このようなことで安倍政権はこれまでの保守政治が培ってきた「左右のバランスを考える」ルールを無視して一方的な偏った委員会にしてしまったのです。

多様性を認めない安倍を倒すには?

こんな暗い話しばかりしていたのでは、先が見えなくなってきますので、少し展望だけでも語ります。要は私たちが暢気に構えていたら、本当に取り返しのつかない社会になる程、この国はやばい情況だということだけは分かっていただけたかと思います。
そこで、それを跳ね返すには私たちが反撃に出なければなりません。それは、声を上げ続けることなのでしょうが、日本会議は憲法改正署名を約1500万人分も集めたそうです。私たちにはそんな動員力はありません。憲法改正をやらせないためにも、費用対効果の大きな取り組みで効果的に有権者へ「選挙に行くよう」に訴えて、投票率が70%になれば安倍を倒すことだって可能かもしれないのです。まずは来年の参院選で立憲民主党を中心にして野党統一候補を全ての1人区に出して、与党+維新も三分の二を阻止することです。安倍首相による参院選で自民党の議席を大きく減らすことができたら、自民党の中に安倍の責任論が沸き起こって、安倍政権が倒れると思うのです。そのためにも諦めずに平和憲法と主主義を守り次世代に残すために、精一杯みんなで頑張りましょう。



by nonukes | 2018-08-03 22:29 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(0)