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小坂正則の個人ブログ

「いい加減にしろ」穴見陽一衆院議員ヤジの顛末

この方、自分の立場も責任の重さも全く理解できていない?
小坂正則

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穴見議員が長谷川さん宛てに改めて送った謝罪文


受動喫煙対策を議論した15日の衆院厚生労働委員会で日本肺がん患者連絡会代表の長谷川一男氏が参考人として発言していた時に、複数回に渡って「いい加減にしろ!」などとヤジを飛ばしていた問題が全国ニュースに取り上げられて随分話題になりましたが、残念ながら大手マスコミはワールドカップに取られてしまって、その後は何も伝えていませんが、 BuzzFeed News が続報を6月29日に伝えています。
それによると、穴見陽一衆院議員は25日付の謝罪文を長谷川さんに送っているそうです。
内容は「長谷川さんの話をよく理解していないで、ヤジを飛ばした」ことと、「ジョイフルでは、店舗の完全分煙に取り組んでいるところですが、さらに受動喫煙を防ぐべく、新たに開店する店舗や改装する店舗については、長谷川様の言われる『屋外の喫煙所』を設置し、店舗内の完全禁煙を実施する試みも現在始めているところです」と結んでいるのです。

ハア?穴見さん何か勘違いしていない

この問題は「長谷川さんに対して非常に礼を失する発言だったこと」が大きな問題です。それには確かに、ブログに書いて知らん顔の態度に比べたら、落第点ではありますが、20点くらいはあげましょう。しかし、氏による長谷川さんへの手紙は全てのガン患者や有権者に対しての釈明でも謝罪でもありません。あなたは国会議員です。あなたには全国民の生活や暮らしを決める大きな責任があるのです。ですから、記者会見に出てきて、堂々とご自分の考えや、その後考えに何か変化があったのであれば、その内容を話す説明責任があることを全く理解していないことが一番大きな問題です。
そして、問題の3つ目に、あなたは「ジョイフルを完全分煙化します」と結んでいるようですが、あなたはジョイフルの経営者として、国会の場に出てきているのですか。それなら、国会議員を辞めるか、国会議員歳費を返しなさい。あなたは、ジョイフルの経営者としてではなく、国政を担う国会議員として、喫煙問題をどう取り扱うか議論の場に出ているのですよね。それなら、ジョイフルが儲かるか、損をするかの前に、喫煙問題にどう取り組めば喫煙者と非喫煙者との折り合いがつくかを、私欲を脇に置いて議論しなければならないのではないですか。

あなたの謝罪文には、私が読む限りジョイフルの経営者の視点しかありません。だから、このような不当な発言が出たのでしょう。この謝罪文を読む限り、あなたはご自身が国会議員としてやらなければならない、「国民生活や国の進路を決める」という個別の利害を超えた議論ができるような資質を備えているとはとても思えません。
第2次安倍政権で国会議員となった安倍チルドレン三回生の失言や暴言などは、みな安倍政権が国会議論をないがしろにして、数の力で政治ができると勘違いしている「おごれる自民党」の議員としては、あなたのような国民を見下した態度を取るのはやむを得ないかとは思います。ネット上では「ジョイフルもう絶対行かない」とか、「ジョイフル」の不買運動が起きているそうではありませんか。私はそこまでしよとは思いませんが、でも有権者はバカではありません。あなたが逃げ回れば逃げ回るほど、この問題は大きな火種となって、あなたの身に跳ね返って来ることだけは覚悟した方がいいでしょう。


ヤジ問題の穴見陽一衆院議員 ヤジ飛ばされたがん患者に個別に詫び状
発言内容を理解しないでヤジ? 「勘違いをしていた私の不徳に気が付き、汗顔の至り」

2018/06/29
岩永直子 BuzzFeed News Editor, Japan

受動喫煙対策を訴えた肺がん患者に国会議員からヤジが飛ばされた問題で、ヤジを飛ばした自民党の穴見陽一衆院議員が、ヤジを受けた日本肺がん患者連絡会理事長の長谷川一男さんに、改めて個別に謝罪文を送っていたことがわかった。
穴見議員は、「あらためて長谷川様のご発言を確認したところ、喫煙者に対する配慮も含めた貴重なご意見を頂いていたことを知り、勘違いをしていた私の不徳に気が付き、汗顔の至りであります」と、長谷川さんの発言内容を理解しないままヤジを飛ばしていたことを明らかにした。
手紙を受け取った長谷川さんは、「ご本人の口から直接、この問題に関心をもっている皆さんにご説明いただくのが望ましいのではないか」と、会見で国民に向けて説明をするように求めている。

喫煙する機会がどんどん狭められていくことへの思いが出た
穴見議員は、21日付けでも衆院厚労委員会に参考人として出席した5人全員に同じ文面の謝罪文を送っていた。
今回は、ヤジを飛ばした長谷川さんのみに25日付けで送られ、長谷川さんは28日に受け取った。
穴見議員はまず、「ラッシュの人混みでお身体への危険があるにもかかわらず、コルセットをつけてお越しいただいた長谷川様のご発言の際の私の不適切な発言により、ご不快な思いを与えてしまったことについて、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
その上で、ヤジを飛ばした理由について、こう釈明した。
「日ごろ、喫煙者の喫煙する機会がどんどん狭められていくことへの思いが、口に出てしまったのかと思いますが、あらためて長谷川様のご発言を確認したところ、喫煙者に対する配慮も含めた貴重なご意見を頂いていたことを知り、勘違いをしていた私の不徳に気が付き、汗顔の至りであります」
穴見議員は、この日の委員会に途中から参加し、参考人の質疑が行われている最中も頻繁に委員会室への出入りを繰り返していた。
「いい加減にしろ!」というヤジは、長谷川さんが「やはり喫煙者の方がどこも吸うところがないじゃないかとおっしゃるのもすごくよくわかります」と、喫煙者の気持ちに配慮した発言をした直後にも投げかけられていたが、発言内容を理解しないままのヤジだったことがわかる。
「ジョイフルでは、店舗の完全分煙に取り組んでいるところですが、さらに受動喫煙を防ぐべく、新たに開店する店舗や改装する店舗については、長谷川様の言われる『屋外の喫煙所』を設置し、店舗内の完全禁煙を実施する試みも現在始めているところです」
しかし、医学的に見れば、分煙は受動喫煙対策として不十分であることがわかっている。そして、長谷川さんは参考人質疑で、肺がん患者の立場からできれば外でも吸ってほしくないとした上で、屋外喫煙所については喫煙者の気持ちに配慮する姿勢からこう述べていた。
「屋外の喫煙所を作る、増やしていくというのは一つの方法ではないかと考えてはいます。しかしながらそれも一時的なもので、なんとか数年経った後にそういったところもなくしていくことができればいいんじゃないかなと個人的には思っております」
穴見議員は、長谷川さんの”譲歩”を逆手に取る形で、患者側が”希望”しているかのように自ら経営するファミレスの受動喫煙対策を詫び状で説明した。

「直接、関心を持っている皆さんに説明を」
この謝罪文について、長谷川さんは「お詫びの書面をいただいたことに対し、そのお気持ちをまっすぐに受け止めています。穴見議員の受動的喫煙に関するお考えは多少理解できた」としつつも、穴見議員がヤジ問題発覚後、表に出てきておらず、直接、国民にこの問題について説明していないことに疑問を抱く。
「やはりご本人の口から直接、この問題に関心をもっている皆さんにご説明いただくのが望ましいのではないか」と話している。
BuzzFeed Japan Medicalでも再三、穴見議員に取材を申し込んでいるが、事務所は「どこにいるかもわからない」と回答し、未だに取材に応じていない。

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/wabijou-2?utm_term=.gwaNAv95J#.ixdBE1GQK


by nonukes | 2018-07-02 17:40 | Comments(0)

  小坂正則