2018年 06月 18日
本日7時58分の大阪北部地震は422年前の伏見地震の再来ではないか
422年前の中央構造線上の慶長伊予灘地震が来る前に伊方原発を含め全ての原発を止めよう
小坂正則
本日早朝に大阪北部地震が起こりました。M6.1で最大震度6弱ということです。この地震でお亡くなりになった方々にはお悔やみ申し上げます。被災した方々や怪我をされた方々にはお見舞い申し上げます。まだまだ被害の全貌は分かっていませんので、これから被害が増えるかもしれませんし、余震が起こるかもしれませんので気をつけてください。
この地震は422年前の中央構造線地震の再来ではないか
422年前の1596年9月1日に中央構造線上の伊予灘沖で(M7.0)の地震が起き、4日には慶長豊後地震(M7.0~7.8)が大分県で起き、翌日の5日には慶長伏見地震(M7.0~7.1)が起きたのです。これから考えたら、2016年の4月14日、16日に熊本地震が起きて、それから2年後に、今回の伏見地震と同じ地震が起きたとしたら、次は伊予灘地震が起きるのではないかと思っても不思議ではないのだろうか。
今回の大阪北部地震は30年間に発生する確率は0.1%だったそうです。それでも地震は襲ってくるのです。つまり、地震については発生確率など当てにはならないと言うことなのです。日本には活断層が約2000と言われていますが、見えない活断層はその3倍以上あると言われています。熊本地震のM7.0の地震の発生確率が0.9%だったそうですから、それでも、あのような巨大な地震が2年前に起こったのです。つまり、地震の発生確率を観る場合、0.1でも決して安心してはならないということなのです。南海トラフ地震が今後30年以内に起こる確立は70~80%ということなのですから、必ず起こると覚悟した方がいいのでしょう。
慶長豊後地震では別府湾に浮かんでいた瓜生島が一日で沈んでしまったという巨大地震です。そのような大きな地震の前触れではないかと不安なのです。
世界で起こる火山噴火は太平洋プレートが動き出した証拠では?
環太平洋火山帯と地震帯は同じ位置にある
グアテマラのフエゴ火山も環太平洋火山帯
今年5月にハワイのキラウエア火山が噴火しているというニュースが伝えられていました。その後、6月3日に南米「グアテマラのフエゴ火山噴火して死者が69人」というニュースが伝えられました。これらの火山噴火を「遠い国の人びとの災難」と思っている人も多いと思いますが、実はこの火山噴火と最近活発な噴火を繰り返している鹿児島の桜島噴火や霧島連山の新燃岳噴火などは環太平洋火山帯でつながっているのです。つまりこれらは太平洋プレートの端とハワイ島は真ん中に穴が空いたような割れ目なのです。ですから、火山活動が活発になるということは地震活動も活発になるということなのです。上の図を見れば一目瞭然なのですが、火山も地震も世界一大きな太平洋プレートの先端で地震も火山も活発に活動しているのです。日本中の原発は直ちに全てを止めるべきだ
日本列島は4枚のプレートがそれぞれぶつかり合っている上に乗っかっている列島なのです。ですから、日本は世界一の地震国であり火山国なのです。1994年から2003年の10年間に世界で起こったM6.0以上の地震960回起こった内の220回が日本または近辺で起こったそうです。実に22.9%です。だから、私たちが日本は世界一の地震国だから、原発など動かしてはならないというにはちゃんと根拠があるのです。日本に原発など建ててはならないし、ましては古い原発など絶対に動かしてはならないのです。
by nonukes
| 2018-06-18 13:44
| 原発再稼働は許さない
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