2018年 05月 30日
新潟県知事選は池田千賀子候補の当選で安倍自民党にNOを突き付けよう!
新潟県知事選で池田ちかこ氏が勝てば安倍降ろしが自民党内で始まる
小坂正則
5月24日告示、6月10日投票の新潟県知事選が始まりました。突然の米山知事の辞任で、新潟県知事選が否応なく始まったのです。当初は前海上保安庁次長で自民党の二階俊博幹事長の秘蔵っ子だそうです。ごりごりの自民党候補に対して、池田ちかこ県議は、告示前は3ポイント差で負けていたそうです。しかし、告示前日に小泉元首相が魚沼市で行われた講演会で、池田ちかこ候補と会って、エールを送ってくれたそうです。
以下は「ハーバー・ビジネス・オンライン」横田一氏の記事です。
小泉氏が批判の矛先を向けたのは、原発再稼動に邁進する安倍政権に対してだ
「原子力規制委員会の委員長が『新しい基準にパスしたけれども、安全とは申し上げない』と。ここに日本の原発政策のいい加減さがある。誰が責任を取っているのか。政府は委員長が『安全と申し上げない』と言っているのに『世界一厳しい安全基準』と言って再稼動をさせている」と指摘した。
そして日本の目指すべき道が「原発即時ゼロ(自然エネルギーへの転換)」であると強調した後、その実現のためには、原発推進論者の集まりである安倍自民党を大敗させ、政権から引きずり降ろすことが重要だと訴えたのだ。
「『自然エネルギーで日本は発展できる。もう原発になんか頼らなくてもいい』という考えを国民に持ってもらって、選挙の時に原発推進論者は絶対に当選させない(ことが必要だ)」
実質的な安倍政権打倒宣言が小泉氏から飛び出した瞬間、参加者(約1100人)からは大きな拍手が沸き起こり、会場のボルテージは最高潮に達した。翌日告示の新潟県知事選を皮切りに「原発ゼロイエスかノーか」が争点の選挙で国民の民意を示し、原発ゼロ政権誕生を実現しようと呼びかけたともいえる。
◆「原発は直ちに廃炉。そういう候補に当選してもらいたい」
講演後に小泉氏は池田氏と菊田氏と控え室で面会し、激励した。その様子は報道陣にも公開され、すぐに囲み取材が始まった。
――政府のエネルギー基本計画では原発依存が20%、そんな安倍政権が推す(元国交官僚の花角英世)候補は、原発再稼動を止められると思いますか?
小泉氏:20%というのはデタラメ。できるわけがない。
――今回の新潟県知事選挙はどのようにご覧になっていますか。
小泉氏:新潟は原発があるのだから、直ちに廃炉。そういう候補に当選してもらいたい。
――今日、池田さんお会いになって、どのような印象をお持ちになりましたか。
小泉氏:女性なのによく頑張っていると思った。女性活躍時代だからね。
池田氏:頑張ります。ありがとうございました。私を含めて新潟県民に大きなエールをいただきました。(講演を聞いて)これからの新潟の進む方向、私が公約に掲げた「原発ゼロの新潟」について確信が持てました。
◆事実上、安倍自民党への「不支持表明」か
「選挙には関わらない」と繰り返す小泉氏だが、去年秋の総選挙でも原発ゼロを掲げた小池百合子都知事(当時は希望の党代表)と面談、エールを送った。その後、小池氏の「排除」発言がきっかけとなり安倍政権打倒(原発ゼロ政権誕生)のチャンスを逃したが「そのリベンジを、今回の新潟県知事選から始める」との期待を小泉氏も持っているようだ。
告示日前日に野党系候補と会って激励をすれば、「原発ゼロを掲げる池田氏への支持表明」という印象を与えることは容易に想像がつく。裏返せば、いまだに「原発依存20%」にこだわる安倍自民党の支援候補への「不支持表明」と受け取られるということだ。(ここまで引用)
新潟県知事選に勝って、安倍晋三を引きずり降ろさせよう
自民党の花角候補は再稼働に慎重姿勢を出して、原発再稼働を焦点化させない方針ですが、小泉純一郎氏の登場で、この選挙が「刈羽・柏崎原発の再稼働」が焦点化されたのです。おまけに公明党は前回の選挙では推薦だったのが、今回は支持に格下げしています。選挙で負けて痛手を負うのがいやなのでしょう。新潟県知事選で自民党候補が再度負ければ、安倍降ろしが党内で起こるでしょうし、9月の総裁再選がなくなるかもしれないのです。小泉元首相の影響は接戦の選挙を大きく動かすでしょう。
そこで、私たち県外者ができることは、ネットでとにかく「池田ちかこ」候補の動画やメッセージを流すことと、新潟在住の友人や知人に電話をすることなどでしょう。
http://ikedachikako.jp/
by nonukes
| 2018-05-30 17:35
| 原発再稼働は許さない
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