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小坂正則の個人ブログ

日本の大学はなぜここまで腐ったのか?でも謝罪選手に一縷の希望を感じた

小坂正則


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情けないほどの加計学園と日大の危機管理のなさ

安倍政権のウソと欺瞞に満ちた政治に反吐が出るほど嫌気のさしているマスコミや国民には、感覚が麻痺してしまうのではないかと、自分が毎日新聞を開く度に恐ろしくなってしまうのです。どんな不祥事が出ても麻生太郎財務大臣は、一切の責任を取る素振りもありません。それに加計学園の獣医学部新設を巡る疑惑に対して、安倍首相が加計学園が獣医学部を特区申請を知ったのは昨年の1月20日だと、言う国会答弁を覆す証拠が愛媛県の文書から出てきても、安倍首相は「私は2015年2月に加計さんとは会っていません」と、ウソをつき続けるのに、国民の大半が「安倍はウソをついている」と分かっているのに、どうしようもないのですから、靴の上から足をかくような苛立ちが募るばかりです。
官僚や総理大臣が平気でウソをついて知らん顔をしている映像を毎日見せられたら、普通の国民なら感覚が麻痺して仕舞いかねません。異常な状態が日常的に繰り返されたら、異常が平気になって正常に感じるようになるのです。誰かが言ってましたが、パレスチナで少女に聞いたそうです。「あなたは大きくなったらどんな仕事をしたいですか」と。すると少女は「そんなこと何も考えていません。もし、大人になるまで生き残れたら、その時考えます」と。この話しが、今回の日本の状況とは少し違うとは思うのですが、この国の国民も、「総理大臣がウソをつく」ことが当たり前のことで、それが平気になってきているのだと私には感じるのです。

日大アメフト部の監督と加計光太郎は似ている

「一国の総理大臣が息を吐くようにウソをつく」ことが日常化して、国民に何らかの影響を与えないわけはありません。自民党や公明党や維新の国会議員が、いまだに総理大臣をかばって、安倍晋三をやめさせないのには、彼らの感覚が狂っているからでしょう。そして、それは日大アメフト監督が関学の選手に試合中に暴行を加えるように選手を煽動した事件からも伺えます。連日のように報道されている日大のアメフト内田元監督が昨夜緊急会見して「私は壊してこいと言ったが選手を怪我させてこいと入っていません」と、自己保身に走って、日大の選手一人を悪者にして自分は責任をもがれようとしている様子が手に取るように分かる会見でした。マスコミは一斉に日大バッシングを行っていますので、私はあえて日大をバッシングする必要もないので、これ以上の内田監督批判はしませんが、これと似たような大学があります。加計学園です。
加計学園の加計光太郎理事長はいまだに1回の記者会見すらやっていません。今治市から36億円とかの土地の無償提供を受けて、今治市と愛媛県から96億円の補助金をもらって獣医学部を建設したというのに、多額の税金をもらっておきながら、その税金が正しく使われたかどうかの会見の義務を一切放棄して、それが許されるとでも思っているのでしょうか。ふざけた人間です。大学教育事業を行う資格などない、体のいい詐欺師です。
しかも私学助成金という多額の国民の税金をもらっているのに、国民への説明責任を一切果たしていないのです。これは日大の田中理事長にも言えることです。
責任者が説明責任を果たさず、全てを部下に押しつけて、知らぬ顔で逃げ切ろうとする様は安倍首相と瓜二つです。安倍政権の弊害が日大などにも現れているのか、そもそも、安倍や加計光太郎や内田監督や田中日大理事長などには、「全体主義的な思想で、下の者は個を犠牲にして上に使えるべきだ」という、日本のこれまで築いてきた弊害がたまたま集中的に出てきたのかもしれません。

正義を求めて、謝罪する日大選手に希望を感じる

そんな腐ったこの国の権力者に毒されてしまっている多くの国民は、諦めと、その日だけの刹那な喜びだけを求めて、政治に無関心になって、難しいことや自分に関わりのないことには関心を寄せないようにしているのかもしれません。だから安倍政権にどんな不祥事や事件が起こっても支持率が30%を切らないのかもしれません。この30%の人びとは、安倍晋三に飼い慣らされて、怒りの感情や感性を奪い取られているのです。私が若い頃、政治家や政治の不正に対して怒っていたら、私に父親はこう言っていました。「お前も大人になれば分かることだよ。世の中どうにもならないことはあるんだから」と。そんな諦めや諦念を抱いて「どうせ世の中こんなものさ」と、自分にウソついて、納得させた振りをしているのではないでしょうか。
そんな大人に対して、22日の日大選手の会見を見ていて、彼のやったことは違法行為なのですが、それでも彼の中に誠実さを感じました。こんな素直な子どもがいたんだと、私はうれしくなりました。ですから私は、22日に行った日大選手の会見を、涙なしには見ることができないほどでした。この青年がアメフトに夢や希望を抱いて日大に進んだのに彼を待っていたのは、選手を利用して、名声や地位を得ようとする腐った人間の欲に、選手は利用されて、使い捨てにされたのです。彼は加害者ですが、ある意味、最も大きな被害者です。そんな被害者の彼は礼節をわきまえて、決して監督やコーチへ批判や非難の発言はしませんでした。どっちが大人なのか見まがうようでした。安倍晋三が道徳教育を教科に格上げして「愛国心」を子どもたちに教えるそうです。「お前たちにこそ、日大選手の爪の垢でも呑んで、彼に道徳を教えてもらえ」と、私は言いたいです。
日大選手のような青年がこの国にも居るんだということを希望にして、もう一度、私も澄んだ瞳の子どもたちに恥ずかしくない社会を作るために汗を流すべきではないかと、自分を戒めたいと思いました。日大アメフトM選手ありがとう。あなたがこの逆境から一日も早く立ち直って、あなたに笑顔が戻ることを切に願っています。


by nonukes | 2018-05-24 11:35 | Comments(0)