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小坂正則の個人ブログ

糖質制限などバカなことはやめて、砂糖を制限して健康になろう

東南アジアで砂糖に税金をかける国が増えたという
小坂正則

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私は子どもの頃虫歯が1本もなかった。小学校6年生のころ、全校生徒で虫歯ゼロは私だけだったので、大分市歯科医師会が開催した健康の歯コンクールかなに出て入賞したことがある。私の学校は全校生徒が140人くらいの小さな小学校だったから、そんなに自慢はできないが、大分市内の小学校でも珍しかったのだろう。頭はよくなかったが歯だけはよかった。
なぜ虫歯がなかったかというと、毎日セッセと歯を磨いていたからでは決してない。だって小学校に上がるまで歯など磨いたことはなかった。ただ、甘いものが好きではなかったからだ。私の母親も50歳過ぎるまで虫歯がなかった。その遺伝体質だろう。お菓子など甘いものをお客さんにもらうと、そのお菓子は兄貴に全部やっていた。
今は虫歯もあるし、甘いものは少しは食べるが、私の行きつけの数野歯科の数野先生が「甘いのもは食べるな」と、よく言われる。「小坂さんは柔らかいパンが好きか硬いパンが好きか」と、聞かれたので「フランスパンなど硬いパンが好きです」と、言ったら、それはいいことだ。「柔らかいパンは砂糖が入っているから食べるな」と言われた。私は「そうなんだ。でも柔らかいパンも食べるしなあ…」と、思ったのが口には出せなかった。
話しは変わるが、私は毎月1回、我が村の老人会が開催する「男の料理教室」に通っている。ひょんなことから入る羽目になった。そこで料理を作って、みんなで食べたり呑んだりするのだが、何せみなさん味が濃くて砂糖をよく入れる。私の家には砂糖は黒砂糖が少しあるだけで、甘さを付けるのはみりんを使う。そして昔から薄味だし、野菜と酢をよく食べる。家での料理には砂糖は使わない。だから健康なはずだ。

コカコーラは米国人を殺そうとしている

米国の高校にはコカコーラの自動販売機があるそうだ。それも500ミリではなく、1リットル近くあるような大カップでコカコーラが出てくるそうだ。そんなもの呑んでいたら病気にならない方がおかしいだろう。だから米国人は太っちょが多いんだ。トランプ大統領は高級レストランはお嫌いなんだそうだ。ハンバーグとコークがお好きだそうだ。まあ長生きはしないだろう。あんな大統領は長生きしてもらったら世界の迷惑だ。コカコーラ500ミリのボトル1本に砂糖は確か30グラムとか入っていると聞いた。近ごろお若者は体型を気にして太りたくないという理由で、ペットボトルの天然水を買うが、確かロハスとかいう商品名だと思うが。天然水の水とかいってコカコーラが売ってるやつにも砂糖が入っているそうだ。みんなだまされている。日本人は水道水で十分だ。世界有数の水道水が飲める国が日本だ。私の家の水道水は高崎山から湧き出ている天然水だから、なお美味しい。
砂糖は昔は薬だった。病人が糖分を摂取して元気になるためだ。元気な人は砂糖は毒なんだ。薬はたくさん飲めば何だって毒なんだから。
だから私は、この砂糖税を日本でも入れるべきだと思う。それもフィリピンのような1リットル12円というような僅かな額ではなく100円くらい入れて、その税金で社会保障費毎年1兆円の足しにするべきだ。私はたばこも吸わず、甘いものも食べないから健康で病院にはほとんど行かないのに、甘いものばかり食べて、病気になった人の医療費をセッセと貢いでいるのは割に合わない。
米国でコークを食べて肥満になって病気になれば病院が儲かるから、この両者は結託しているのだろうと私は疑っている。もし、そうではないと言うなら、コークのビンや缶に「これを飲めばいのちを縮めます」という警告文でも書くべきだ。米国では確か「たばこはあなたのいのちを縮めます」というような文章が書いていると聞いた。日本たばこの箱のケースに「吸い過ぎに注意しましょう」とか、確か書いていたと思うが、そんな生やさしことを書いただけではたばこは止められない。「あなたはこの1本を吸うと1週間は寿命が縮まります」くらいのことを書くべきだ。

環境税に砂糖税は大賛成

環境税と砂糖税を入れて、二酸化炭素に税金をかければ、二酸化炭素の排出削減につながるし、そこで上がった税金は社会保障に使えばいい。何なら生活保護費や奨学金の予算にして、一定の収入のない学生には全員返済なしの奨学金をだしてもいい。医療費など社会保障費が毎年1兆円ずつ上がっているのなら、環境税と砂糖税で地球の健康と人間の健康を取り戻す制度を作ろう。私はこんな税制を提案する政党を支持するけど、税金は国民が嫌うから誰も提案したがらない。
昔私が若かったこと、缶のデポジット制度を導入するべきだと運動していたことがある。すると、仲間から聞いた話だけど、飲料メイカーのコカコーラが猛反発していて、「デポジット制度」を入れさせないために、コカコーラが政府や自治体へ圧力をかけていると聞いたことがある。コークを飲ませて日本人を病気にさせよとしていたのではないかと、私は疑ったものだ。(これはあくまでも個人に感想です。コカコーラさん名誉毀損で訴えないでね)

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甘い清涼飲料に「砂糖税」 アジアで広がる
2018/4/3 日本経済新聞 電子版


 【バンコク=岸本まりみ】アジアで甘い飲料に課税する「砂糖税」が広がっている。肥満につながる清涼飲料の消費を抑えるのが目的で、タイが2017年秋に導入。フィリピンもこのほど課税を始めた。背景には生活習慣病による医療費の増加に歯止めをかけなければ、医療財政が立ちゆかなくなるとの危機感がある。相次ぐ課税の動きを受け、飲料各社も砂糖の削減に乗り出した。
 フィリピン政府は1月、甘味料を加えた飲料を対象とした「加糖飲料税」を導入した。税額は1リットルあたり6ペソ(12円)で、ジュースに広く使われる異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)を使った飲料は同12ペソ。課税対象前の商品在庫がなくなった1月中旬からスーパーやコンビニエンスストアなどが値上げに踏み切った。

 これに先立ち、タイ政府も17年9月、卸売価格の20%だった清涼飲料への物品税を、推奨小売価格の14%に砂糖の含有量に応じた「砂糖税」を上乗せする仕組みに変えた。23年まで段階的に税率を引き上げる。
 このほかインドネシア政府やベトナム政府も、糖分を含む飲料への課税を検討している。インドでは17年の物品・サービス税(GST)導入に伴い、4段階ある基本税率で最も高い28%を炭酸飲料に適用した。

 東南アジアの国々では伝統的に暑い気候や辛い食事と合う甘い飲料が好まれてきた。近年の経済成長による所得増で清涼飲料の消費量は拡大し続けており、インドネシア、フィリピン、マレーシアではこの10年で市場規模はそれぞれ倍増した。
 こうした砂糖摂取の増加により、肥満人口も増え続けている。世界保健機関(WHO)によると、東南アジア主要6カ国では肥満度を示す国際指標「BMI」が10年前に比べて7ポイント上昇。BMIが25以上の「太りすぎ」の人はマレーシアでは18歳以上の人の43%に達する。日本(同約27%)を大幅に上回る水準だ。
 肥満増加で社会的な負担も重みを増す。アジア開発銀行(ADB)研究所の推計によると、アジア太平洋地域における医療費や障害による機会損失などの社会コストは1660億ドル(約17兆5千億円)規模に達する。これは地域の医療支出総額の12%に相当する。
 各国政府の危機感は強い。糖尿病の罹患(りかん)率が世界でトップ10に入るシンガポールでは保健省が主導し、20年までに国内で販売する飲料の砂糖含有量を12%未満に制限することで飲料大手7社と合意した。(以下略)


by nonukes | 2018-04-03 15:13 | Comments(0)

  小坂正則

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