2017年 10月 18日
脱原発を掲げる、立憲民主党を中心にした野党候補に投票しよう!
衆院選大分小選挙3区は横光克彦氏へ投票しよう
小坂正則
大分県の小選挙区の1区は希望の党と共産党が立候補して自民党有利の情勢です。しかし、2区と3区は保守と野党の一騎打ちとなりました。特に3区の希望の党の候補が公示直前に立候補を取り下げてくれたために、自民と立憲民主党の横光克彦氏との一騎打ちとなりました。またとない絶好のチャンスです。何としても安倍一強の政権を倒さなければなりません。そうでなければ、このまま政治の私物化と憲法を無視した法律をどんどん作って、この国を無法状態に陥れてしまいます。集団的自衛権を行使したいのなら、憲法9条を改正して、第2項を削除して、「軍事力を持って、集団的自衛権も行使することができる」と、改正すべきです。これは中曽根氏や石破氏などが唱えている改正案でしょう。しかし、なし崩しで安保関連法を成立させて、米国の使い走りとして、米国が行う戦争に着いてくことを可能にしたのですから、これから自衛隊の隊員は中東や朝鮮半島に出かけて戦争をしに行くことになるでしょう。
戦後、米国が行ってきた戦争は全て間違った戦争
ベトナムやイラクで行った米軍の戦争は全く道理のない一方的な侵略戦争でした。米国による暴力支配のための戦争だったのです。実際に韓国軍はベトナム戦争では韓国軍は5万人が参戦して死者4,968名、負傷者8,004名だったそうです。全くの無駄死にでした。イラクのフセイン大統領が「大量破壊兵器を隠し持っている」というニセ情報でブッシュ政権はイラクへ侵攻してフセイン大統領を殺害しましたが、どこにも大量破壊兵器はありませんでしたが、言い訳がふるっています。「大量破壊兵器はなかったが、独裁政権を倒して民主主義を実現したからいいんだ」と、開き直ったのです。それはおかしいでしょう。
確かに大量破壊兵器=核爆弾をフセインが持っていたら、米国を攻撃するかもしれない」から、その前にフセインを倒したと100歩譲って言えるかもしれませんが、大量破壊兵器がなかったんですから、「攻撃してイラクの街や人々を殺したり破壊したのでその損害を賠償して撤退いたします」と言うべきではないですか。独裁政権は確かに悪いですが、その国の内政干渉をする権利は米国といえどもありませせん。
そんな戦争好きな米国の子分として安倍政権は自衛隊員を世界中で米国の戦争に参加させようとしているのです。
確かに安倍晋三首相は「中東の紛争地に自衛隊を派遣することはありません」と説明していますが、トランプ大統領が「シンちゃん一緒に中東に自衛隊を出してよ」と、頼まれたら安倍首相は「自衛隊は絶対に中東には出せません」と、断る勇気があるでしょうか。絶対にないでしょう。韓国軍は自国を守ってくれているから、仕方なしにベトナムでもどこでも米軍の行くところにはついて行ったのです。これから日本も必ずそうなることでしょう。「自衛隊員を地球の裏側まで行かせて死なせてもいい」という、その覚悟が私たちにあるのでしょうか。
横光克彦氏を3区で当選させよう
大分3区は与野党対決選挙です。ここで野党が勝てば、野党が1議席増えて与党が1議席減りますから総数で2議席の変化があるかもしれません。ですから小選挙区で勝ち抜くことは非常に大切なのです。安倍政権による好き勝手な改憲などさせないためにも横光候補には何が何でも勝ってもらわなければならないのです。そして立憲民主党を中心にして野党が議席を増やしてもらわなければならないのです。
みなさん、投票に行きましょう。大分1区のように入れる候補がいない選挙区もあるでしょうが、少なくとも比例区だけは好きな政党に投票できます。絶対に棄権はいけません。選挙を棄権することは民主主義の崩壊を招く行為です。選挙に行かなくて安倍政権に白紙委任してしまえば、この国が戦争へと突き進んで行っても文句は言えませんよ。誰に入れるかは別として投票だけは行きましょう。まだこの国は国民が自由に選挙ができるのですから。独裁国家になれば自由に選挙もできなくなりますよ。
横光・吉川候補が勝って伊方原発反対の県民の意思をしめそう!
脱原発を訴える横光候補が勝って、2区も吉川候補が勝てば、少なくとも大分県民の大半が原発再稼働に反対という意思表示ができます。大分県民の大半が伊方原発の再稼働に反対もしくは不安を抱いています。その県民の意思を行動に表しましょう。それは投票に行って、原発反対の候補に投票することです。伊方原発仮処分のたたかいもいよいよ大詰めを迎えようとしています。これまで広島でも松山でも仮処分では負けました。何としても大分で勝たなければなりません。その大分県民の心意気をこの選挙で示してやろうではありませんか。投票所に足を運んで原発反対の候補に一票を投じよう。
by nonukes
| 2017-10-18 12:20
| 脱原発選挙
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