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小坂正則の個人ブログ

釜山緑の党との日韓交流ツアーに参加してきました

釜山緑の党との日韓交流ツアーに参加してきました
小坂正則
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みんなで記念写真(最終日です)
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歓迎の交流会で美味しい韓国料理を食べました。マッコリも手作りです
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私も初日の脱原発平和セミナーで講演させてもらいました
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原爆犠牲者の碑と被爆者のみなさんの「ハプチョン平和の家」にて
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ガンジーフリースクールにて
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オンドルの家です。緑の党の有機農業者の方の家です
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慶南緑の党の皆さんとの交流会です。真ん中の女性は17歳の高校2年生
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釜山日本総領事館前にて、従軍慰安婦の10億円基金に対して「お金ではなく謝罪を」と訴える皆さん
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最後の日に市場でキムチを買いました


釜山緑の党と福岡緑の党の日韓交流、第三年目の8月4日から6日のツアーに大分から私が参加して来ました。1日めは釜山市内で、釜山緑の党や韓国の脱原発運動などの方々と韓国と日本の脱原発運動の現状などの報告や課題などについて意見交換を行いました。時間が限られていたので、突っ込んだ話はあまりできませんでしたが、最終日の6日にも再度の意見交換を行う中で、緑の党の課題や脱原発運動の具体的な提案などの意見交換を行うことができました。1日目の議論では、大分が行っている伊方原発裁判の報告を行いました。韓国の参加者はみなさん、大いに関心があるようで、次々に質問が出されました。私は「一日も早く日本の原発を全てとめて、韓国の原発をとめる戦いに参加したいと思っています。韓国・台湾・日本で東アジアの核兵器の撤廃と原発の廃炉を1日も早く実現させましょう」と締めくくりました。最終日に私は1つの提案をしました。「日韓の間に電力海底ケーブルを敷設させる民間運動を繰り広げよう」というものです。

日韓電力海底ケーブルの建設の提案を行う

韓国の電力は国営企業で、現在24機の原発が稼働していて、建設中や計画中が10機もあるそうです。日本よりも厳しい状況のようです。そこで、日韓の間に電力ケーブルを敷いて、互いの国同士で電力を融通しなう関係を築くことが、より自由化を加速させたり、韓国の電力を日本で買ったり、反対に日本の電力を韓国国民が自由に買えるような自由かを進めようというものです。
それに、安倍首相が日本に原発が必要な理由として「日本は島国だからドイツのように電力を隣の国から分けてもらうことができない。だから原発が必要なのだ」と言うのなら、韓国と日本や中国との間に海底ケーブルで電力ネットワークを作って、互いに融通し合う、日韓中の電力自由化を進めるのです。
そうなれば、自国だけで割高な原発を進めることなどできなくなる可能性もあります。まあ、それはそう簡単なことではできないかもしれませんが、緑の党のような国際的な政党だからこそ議論ができる政策だと、私は思うのです。

慶南地域の自由学校など見学しました

釜山から2時間半くらい高速道路などを走って、「ハプチョン平和の家」という広島の原爆被爆者の家を見学しました。広島・長崎の原爆犠牲者は日本人で40万人だそうですが、韓国人の被爆者は約10万人もいるそうですね。しかし、韓国の被爆者はほとんど日本政府による援助などはないそうです。韓国政府の援助もないので、日本人支援によって建てられた「ハプチョン平和の家」を訪問したのです。
韓国にまだ残っている被爆者の存在を私たちはほとんど知らないまま、歴史の影に隠されて多くの被爆者の皆さんは消えていこうとしているのです。従軍慰安婦の問題や韓国被爆者の問題など戦後はまだまだ終わっていないことを強く感じました。
そのあと、山清(サンチョン)にある「山清ガンジー学校」という中高のフリースクールを見学しました。ここではフリースクルを建てた生い立ちや、韓国には千ものフリースクールがあって、政府の公認や未公認施設など様々なスクールが元気に活動しているそうです。日本との落差に打ちのめされました。その次には帰農した緑の党のイーチンホンさんの有機農業で無農薬の野菜などを作っている農園に寄ってお話しを聞きました。
夜はサンチョンの別の中学校のフリースクールの寄宿舎に泊めて頂いて、夜は慶南緑の党のみなさんと交流を深めました。
最終日の6日は午後から釜山の日本総領事館前で従軍慰安婦問題で日本政府が10億円の基金を支払うという日韓合意に反対している従軍慰安婦の皆さんなどが毎日抗議行動をしているというので、私たちも参加して「日本政府は誠実に謝罪をするべきだ」と韓国の仲間と一緒に訴えました。
最終日の7日は自由行動でしたので、釜山の市場に行って、キムチなどを買って帰りました。これからも緑の党の日韓交流に台湾緑の党とも交流を深めていきたいと思いました。
by nonukes | 2016-08-09 20:20 | 「緑の党」をつくろう! | Comments(0)