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小坂正則の個人ブログ

鳥越東京知事選候補への週刊文春「淫行疑惑」は安倍政権による謀略そのもの

鳥越東京知事選候補への週刊文春「淫行疑惑」は安倍政権による謀略そのもの
小坂正則
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7月21日発売の週刊文春に「鳥越知事候補の淫行疑惑」という記事が大々的に発表されたことは大手のテレビなどで流されました。私はテレ朝のモーニングショーで見ましたし、書店で「週刊文春」を立ち読みしました。その内容たるやひどいもので、「20年かそこそこ前に女子学生20歳を鳥越さんが別荘に誘って、キスを強要したという疑惑がある」という内容です。それが事実ならまだしも、その疑惑とやらを、当時か今かは書いていませんが、文春が元女子学生の亭主に又聞きして書いたものだというのです。私はそんな伝聞などを記事にして、鳥越さんを「淫行疑惑」とまで書いて「選挙妨害」を繰り返す文春の驚くべき行為が誰の指示でおこわなれているのかを解明する必要があるのです。

淫行疑惑とは何を意味するのか

「淫行」(いんこう)とは、日本の地方自治体の定める青少年保護育成条例の中にある、青少年(既婚者を除く18歳未満の男女)との「淫行」「みだらな性行為」「わいせつな行為」「みだらな性交」また「前項の行為(=「淫行」など)を教え・見せる行為」などを規制する条文(淫行処罰規定)の通称である(ウィキペディアより)なのです。
電車の中つりなどで「鳥越俊太郎淫行疑惑」と大きくキャンペーンを討った週刊文春は、最初から大きなウソを犯しているのです。20歳は18歳未満ではないので、もし、100歩譲ってキスを強要したとしても「淫行疑惑」ではなく「キス疑惑」でしかないのです。中身を読んでも裁判になった場合に、できるだけ名誉毀損からのがれるために、「と言われている」や「とA子さんのご主人は話している」と、まるで自分たちは第三者ですと言ってにげられるという態度でこのゴミ記事を書いているのです。この「疑惑」は最初は新潮が書こうとしたが、余りにも証拠が曖昧で裏が全く取れないのでボツにした記事だったそうです。ところがなぜか文春がゴミを拾い上げて記事にしたのです。

「週刊文春」には大きな力が裏で動いている

日刊ゲンダイが書くように、この記事の影には大きな力が動いたであろうことは間違いありません。日刊ゲンダイが言うように「小沢降ろし」で小沢氏が民主党の代表を降りる羽目になった「政治献金疑惑」は証拠もない中で、東京地検が書いた「筋書き」道りにマスコミを使って「小沢クロ」キャンペーンで小沢総理大臣を阻止した影の力があったのです。それは米国という噂もありますが、確たる証拠はありません。このようにマスコミはいとも簡単に大きな力の謀略に乗って「国民を誘導」するのです。これは日本の戦前に軍部がマスコミを使って戦争へ突き進ませた、過ちの繰り返しのようで、実に恐ろしい現象です。
そして、その効果はてきめんい出てきています。今朝の新聞各紙は「鳥越伸び悩み」で、3位転落とありました。この文春の証拠のない偽記事は選挙後に検察庁が「公職選挙違反」で取り調べがあるかもしれませんし、名誉毀損罪で負けることでしょう。でも、その結果はたかだか数百万円の損害賠償です。選挙で失った数万から数十万票が帰ってくることはないのです。これこそファシズムそのものです。増田は選挙に立候補する前までは東電の役員だったのです。そんなことどこも書いていません。小池には金の疑惑があるにかかわらず本人は口をつぐんだままです。また、その疑惑を書いているのは日刊ゲンダイなどだけです。大手は知らんぷりです。これこそがマスコミを手玉にとって自由自在にコントロールしている安倍政権の全てです。
私たちはすでにファシズムの中にいるということを肝に銘じてこれからはたたかわなければなりません。しかし、一部の野党の中に、こんなニセ疑惑で「やはりやめとけばよかった」などという動揺が起きているという話も聞きます。(これも週刊誌情報ですから確かではありませんが)私の仲間の「緑の党」の中にも恥ずかしい話ですが、そういう安倍政権にまんまと踊らされているバカな仲間もいます。これが悲しい現実です。「大衆はまんまと支配者の手のひらで踊らされる」のでしょうか。
鳥越候補の最後の追い込みで2位1位をぶっちぎってトップに立って鳥越知事誕生で安倍政権の陰謀をぶち壊しましょう!そのためにも東京周辺の支援者の皆さん、ニセの情報に踊らされることなく、正勢堂々と鳥越俊太郎知事誕生を確信して、投票箱のふたが閉まるまで頑張ってたたかいましょう。



小沢事件と同じ構図…大メディア横並び“鳥越叩き”の異常
日刊ゲンダイ2016年7月25日
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これでいいのか(左から、街頭演説をする小沢、志位、鳥越各3氏)/(C)日刊ゲンダイ


ちょっとどころじゃない。かなり異常な事態だろう。都知事選に出馬している野党統一候補のジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)に対する週刊誌スキャンダルで、一部を除く新聞・テレビが「疑惑」と称し、横並びで鳥越氏をガンガン叩きまくっていることである。
候補者とはいえ、選挙に出馬表明し、“公人”となった以上、法令違反などが確認されれば批判にさらされるのはやむを得ない。辞職した舛添要一前都知事が連日、新聞・テレビにぶっ叩かれたのも、公用車の私的利用や、多額の政治資金の身内企業への還流――といった具体的な事実が確認されたためだ。
しかし、今回の鳥越氏のケースは果たして舛添氏と同じなのか。腑に落ちないのは、そろって「根拠」は週刊誌報道だけという点だ。百歩譲ってメディアが都知事としての「資質を問う」意味で、鳥越氏を叩いているのであれば、日刊ゲンダイが繰り返し取り上げている小池百合子氏の不可解な政治資金の流れもキッチリ調べて報じるべきだろう。2代続けて都知事が「政治とカネ」問題で辞職したのだ。これ以上、同じ轍を踏まないためにも徹底的に追及するべきだし、フワフワした「疑惑」よりもよっぽど取り上げる意味がある。
そもそも新聞・テレビは過去の都知事選で、候補者のネガティブ情報を「選挙妨害」になるとしてロクに触れてこなかった。舛添前知事の政治資金の還流だって、日刊ゲンダイは前回の都知事選の最中に繰り返し取り上げたが、メディアはダンマリを決め込んでいたではないか。それなのに今回はロクな根拠も示さずに「鳥越叩き」に血道を上げているから、どうかしている。
「生活の小沢一郎代表を叩きまくった『小沢事件』と同じ構図です。当時もメディアは検察リークに乗って小沢代表を犯人扱いして大々的に『疑惑』報道したが、結果、小沢代表は無罪でした。今回だって鳥越候補は事実無根と強調しているのに、構わず袋叩き。選挙期間中だけにイメージ低下は避けられないでしょう。鳥越氏側は東京地検に公選法違反の疑いなどで刑事告訴しましたが、結論が出るときには選挙は終わっている。これで本当に事実無根となったら、メディアはどう責任を取るつもりなのか」(司法ジャーナリスト)政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。
「大手メディアが公平中立を掲げるのであれば、他の候補の“疑惑”も同様に報じるべきです。ところが鳥越氏以外は聞いたことがない。他の候補も『政治とカネ』問題や、豪華出張旅費などの問題があるにもかかわらずです。これは公平中立ではない。警察・検察の言いなりになってロクに検証もしないまま報道し、結局、冤罪事件となった構図とまったく同じです」
 鳥越氏の弁護団が各メディアと大訴訟合戦を繰り広げる日も近い。
by nonukes | 2016-07-25 19:07 | 脱原発選挙 | Comments(0)

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