2015年 10月 07日
米軍によるアフガン国民への誤爆攻撃は氷山の一角に過ぎない
米軍によるアフガン国民への誤爆攻撃は氷山の一角に過ぎない
小坂正則
米国という国は戦争を続けなければ国の経済が成り立ち得ない、戦争中毒国家です。その証拠に戦後から今日まで、たった一年も戦争しないときはなかった世界で唯一の国なのです。
私はイスラム国やアルカイダなどのテロリストによる無差別テロは絶対に認めることはできませんが、そんなテロリストの何万倍も、罪のない市民や子女を米軍は自国の利益のために今日も明日も無人攻撃機で、米軍の戦闘機で無差別に殺しているのです。
そんな殺人鬼のような米軍による犯罪がまたもや10月3日未明に行われたことが明らかになりました。アフガニスタンの北部の都市クンドゥズで、「国境なき医師団」が詰めていた地域の拠点病院が米軍の戦闘機によって攻撃されて22人のスタッフや患者が死亡したというのです。毎日新聞によると、オバマ大統領は7日に事実を認め、国境なき医師団の会長に電話で謝罪したそうですが、リュー会長が言うように第三者機関による調査を行う必要があること共に、「今回の空爆が国際人道法違反であり国連の国際事実調査委員会に諮する」と会見で話したそうです。
現地では反政府勢力のタリバンと政府軍による激しい戦闘が行われていますが、その中で「国境なき医師団」は国際的なNGOの医療ボランティアとして、負傷した市民を分け隔てなく治療を行っています。彼らは国連機関よりも戦闘地域では信頼されている、命を守る最後の切り札のような人びとなのです。
罪のない市民への無差別殺戮などが、国境なき医師団などの民間団体が紛争地に留まることで明るみになることをいやがる米軍やイスラエル軍によって様々な嫌がらせなどの妨害がこれまでにも行われて来ました。NGOのボランティアや国境なき医師団の拠点をあえて攻撃するような行為を米軍やイスラエル軍は何度も行って来ています。
米軍やイスラエル軍は自らが行っている殺戮行為が正規のテロリストだけではなく、一般市民をも巻き込んで大量殺戮を繰り返していることが明るみになることを恐れて、ボランティアへの妨害行為や誤爆をわざと繰り返しているのです。
新聞報道によると、「国境なき医師団」は米軍にもアフガニスタン政府にもこの施設は彼らの活動拠点であり攻撃を行わないように要請していたといいます。また攻撃が始まった後にも緊急連絡を取ったそうですが、それにも係わらず1時間以上に渡って米軍機による爆撃が繰り広げられたというのです。
米国の無差別攻撃を許しているのは日本政府など西側国家の責任
今回の「国境なき医師団」への攻撃については、本日米軍は誤爆を認めて、原因を調査すると発表していますが、問題はそれ以外で日常的に繰り広げられているという事実の私たちは認識しなければならないのです。これまでIS(イスラム国)には米軍率いる有志連合軍側はこれまでに1万回にも及ぶ攻撃を行っているのです。そこでどれだけの誤爆が行われて、何万人の市民が殺されているかは誰にも分からないのです。戦闘機に乗ってる搭乗員は爆発したビルの中に誰がいるかなど分かるわけがないのです。それが分かるにはマスコミや第三者のNGOなどが現地で調査できる自由がなければ米軍などの犯罪は誰にも分からないのです。しかし、イスラム国内には自由にNGOが支援を行うことは認めていないのです。
一刻も早く、米軍などによるイスラム国への無差別攻撃をやめて、和平交渉に臨むできです。そして米軍によるアフガニスタンにも、そしてシリア領内で始めたロシア軍による攻撃も全て停止して和平交渉を一刻も早く行うべきなのです。
米軍と米国はいったい何人の罪のない子どもを殺せば平和が来ると思っているのでしょうか。地球上の米国以外の国や地域の全ての子どもたちを殺せばいいとでも思っているのでしょうか。この狂気の国はそれほどにも血迷って狂っているとしか私には思えないのです。
そして、集団的自衛権の行使ができるようになった自衛隊は、米国の国際法に違反した、このような殺戮に参加させられることでしょう。どれだけ米軍が世界中で悪辣な犯罪を行っているかを私たちはしっかり認識して、日本の安全保障法案をやめさせる運動や、自衛隊を海外に出さないことや、誰にも知られずに繰り広げられている米軍の無差別犯罪を世界中の市民やマスコミに知らせる必要があるのです。
もちろんロシアも米国程ではないにしてもウクライナやシリアで罪のない市民を殺戮しています。また、米軍の攻撃対象のISの犯罪行為が正当化されるわけでもありません。戦争をやめさせるには世界中の平和を求める市民が声を上げ続けることでしか実現できないのです。今回の事件をうやむやにさせることなく、きっちりと第三者機関によって検証させて、米軍と関係機関には被害の復旧と死傷者への莫大な補償を実現させよう。もし、米国内でこのような国家による意図的な殺人が行われたのなら一人何十億円もの損害賠償判決が出るはずです。米国本土と同じ生命補償を求めよう。そして私たちがこの事実を決して忘れないように肝に銘じておきましょう。たった一人の子どもも戦争によって殺させない社会を一日も早く実現させましょう。
オバマ大統領:誤爆を謝罪…国境なき医師団会長に
毎日新聞 2015年10月08日
【ワシントン和田浩明】アフガニスタン北部で国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院が空爆され22人が死亡した問題で、オバマ米大統領は7日、MSFインターナショナルのジョアンヌ・リュー会長に電話し、「誤って攻撃した」として謝罪、犠牲者に弔意を表明した。ホワイトハウスが発表した。医師団側が要求している第三者機関による独立調査については、見解を示さなかった模様だ。
一方、リュー氏は7日にスイス・ジュネーブで声明を発表し、米軍や空爆を要請したアフガン軍の状況説明に矛盾があると強い不信感を表明。「米軍などの内部調査だけには頼れない」と述べ、戦時の民間人保護などを定めたジュネーブ条約に基づく「国際事実調査委員会」による調査を求めた。「戦争にもルールがある」と述べ、今回の空爆が国際人道法違反であるとの見方を改めて強調した。
小坂正則
米国という国は戦争を続けなければ国の経済が成り立ち得ない、戦争中毒国家です。その証拠に戦後から今日まで、たった一年も戦争しないときはなかった世界で唯一の国なのです。
私はイスラム国やアルカイダなどのテロリストによる無差別テロは絶対に認めることはできませんが、そんなテロリストの何万倍も、罪のない市民や子女を米軍は自国の利益のために今日も明日も無人攻撃機で、米軍の戦闘機で無差別に殺しているのです。
そんな殺人鬼のような米軍による犯罪がまたもや10月3日未明に行われたことが明らかになりました。アフガニスタンの北部の都市クンドゥズで、「国境なき医師団」が詰めていた地域の拠点病院が米軍の戦闘機によって攻撃されて22人のスタッフや患者が死亡したというのです。毎日新聞によると、オバマ大統領は7日に事実を認め、国境なき医師団の会長に電話で謝罪したそうですが、リュー会長が言うように第三者機関による調査を行う必要があること共に、「今回の空爆が国際人道法違反であり国連の国際事実調査委員会に諮する」と会見で話したそうです。
現地では反政府勢力のタリバンと政府軍による激しい戦闘が行われていますが、その中で「国境なき医師団」は国際的なNGOの医療ボランティアとして、負傷した市民を分け隔てなく治療を行っています。彼らは国連機関よりも戦闘地域では信頼されている、命を守る最後の切り札のような人びとなのです。
罪のない市民への無差別殺戮などが、国境なき医師団などの民間団体が紛争地に留まることで明るみになることをいやがる米軍やイスラエル軍によって様々な嫌がらせなどの妨害がこれまでにも行われて来ました。NGOのボランティアや国境なき医師団の拠点をあえて攻撃するような行為を米軍やイスラエル軍は何度も行って来ています。
米軍やイスラエル軍は自らが行っている殺戮行為が正規のテロリストだけではなく、一般市民をも巻き込んで大量殺戮を繰り返していることが明るみになることを恐れて、ボランティアへの妨害行為や誤爆をわざと繰り返しているのです。
新聞報道によると、「国境なき医師団」は米軍にもアフガニスタン政府にもこの施設は彼らの活動拠点であり攻撃を行わないように要請していたといいます。また攻撃が始まった後にも緊急連絡を取ったそうですが、それにも係わらず1時間以上に渡って米軍機による爆撃が繰り広げられたというのです。
米国の無差別攻撃を許しているのは日本政府など西側国家の責任
今回の「国境なき医師団」への攻撃については、本日米軍は誤爆を認めて、原因を調査すると発表していますが、問題はそれ以外で日常的に繰り広げられているという事実の私たちは認識しなければならないのです。これまでIS(イスラム国)には米軍率いる有志連合軍側はこれまでに1万回にも及ぶ攻撃を行っているのです。そこでどれだけの誤爆が行われて、何万人の市民が殺されているかは誰にも分からないのです。戦闘機に乗ってる搭乗員は爆発したビルの中に誰がいるかなど分かるわけがないのです。それが分かるにはマスコミや第三者のNGOなどが現地で調査できる自由がなければ米軍などの犯罪は誰にも分からないのです。しかし、イスラム国内には自由にNGOが支援を行うことは認めていないのです。
一刻も早く、米軍などによるイスラム国への無差別攻撃をやめて、和平交渉に臨むできです。そして米軍によるアフガニスタンにも、そしてシリア領内で始めたロシア軍による攻撃も全て停止して和平交渉を一刻も早く行うべきなのです。
米軍と米国はいったい何人の罪のない子どもを殺せば平和が来ると思っているのでしょうか。地球上の米国以外の国や地域の全ての子どもたちを殺せばいいとでも思っているのでしょうか。この狂気の国はそれほどにも血迷って狂っているとしか私には思えないのです。
そして、集団的自衛権の行使ができるようになった自衛隊は、米国の国際法に違反した、このような殺戮に参加させられることでしょう。どれだけ米軍が世界中で悪辣な犯罪を行っているかを私たちはしっかり認識して、日本の安全保障法案をやめさせる運動や、自衛隊を海外に出さないことや、誰にも知られずに繰り広げられている米軍の無差別犯罪を世界中の市民やマスコミに知らせる必要があるのです。
もちろんロシアも米国程ではないにしてもウクライナやシリアで罪のない市民を殺戮しています。また、米軍の攻撃対象のISの犯罪行為が正当化されるわけでもありません。戦争をやめさせるには世界中の平和を求める市民が声を上げ続けることでしか実現できないのです。今回の事件をうやむやにさせることなく、きっちりと第三者機関によって検証させて、米軍と関係機関には被害の復旧と死傷者への莫大な補償を実現させよう。もし、米国内でこのような国家による意図的な殺人が行われたのなら一人何十億円もの損害賠償判決が出るはずです。米国本土と同じ生命補償を求めよう。そして私たちがこの事実を決して忘れないように肝に銘じておきましょう。たった一人の子どもも戦争によって殺させない社会を一日も早く実現させましょう。
オバマ大統領:誤爆を謝罪…国境なき医師団会長に
毎日新聞 2015年10月08日
【ワシントン和田浩明】アフガニスタン北部で国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院が空爆され22人が死亡した問題で、オバマ米大統領は7日、MSFインターナショナルのジョアンヌ・リュー会長に電話し、「誤って攻撃した」として謝罪、犠牲者に弔意を表明した。ホワイトハウスが発表した。医師団側が要求している第三者機関による独立調査については、見解を示さなかった模様だ。
一方、リュー氏は7日にスイス・ジュネーブで声明を発表し、米軍や空爆を要請したアフガン軍の状況説明に矛盾があると強い不信感を表明。「米軍などの内部調査だけには頼れない」と述べ、戦時の民間人保護などを定めたジュネーブ条約に基づく「国際事実調査委員会」による調査を求めた。「戦争にもルールがある」と述べ、今回の空爆が国際人道法違反であるとの見方を改めて強調した。
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by
辻重義
at 2015-11-16 19:58
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川内原発再稼働されたんだけど、でも戦意喪失する訳には行かない。
来春の4月から電力自由化になるので日置市内のプロパンガス会社のを利用したいと思います。
何人かの知人に話することにしたいと思います。
互いに頑張って行きましょう!
来春の4月から電力自由化になるので日置市内のプロパンガス会社のを利用したいと思います。
何人かの知人に話することにしたいと思います。
互いに頑張って行きましょう!
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by nonukes
| 2015-10-07 22:52
| 小坂農園 薪ストーブ物語
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Comments(1)