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小坂正則の個人ブログ

死ぬな!学校など行かなくていいんだから。職場など行かなくてもいい。

死ぬな!学校など行かなくていいんだから。職場など行かなくてもいい。
小坂正則
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今日のテレ朝のモーニングバードという番組で「5日の日曜日に岩手県内の中学校で、中学2年生の男子学生がいじめを苦に自殺した」というニュースが流れました。また、私たちの大切な子どもが夢と希望のある人生を残して、自ら人生を閉じてしまったのです。
私たち無関係の第三者が騒ぐことは、関係者への私刑になってしまうので、無用に騒ぐべきではないと思います。しかし、中学校は法律で決められたことをあまりにも何もやっていなかったようだし、女性担任の対応も校長のテレビへのインタビューに対しても無責任な対応しかしていません。「事実経過が分からない」とか「軽率には言えない」と、終始責任逃れの発言しかしていませんでした。このような対応から考えて、この学校が子どもたちの生命を守るための対策や「いじめを防止する」という文科省と教育委員会から法的に義務化されている「いじめ防止対策」をほとんどやっていなかったことがハッキリしているようです。しかし、この校長も担任も今年4月に赴任したばかりの先生だと言うことです。ですから、2人に全ての責任を負わせるのは過酷かもしれません。しかし、昨年の1年生の頃からいじめがあって、そのいじめに対してお父さんは学校と話し合って解決していると話していたのに、教育委員会には何の報告も上がっていなかったそうなのです。つまりこの学校の問題は校長と担任だけの問題ではなく、学校の教師全体でいじめを防ごうという考えなど全くなかったと言ってもいいのでしょう。


いじめを受けたらただちにこのような対策を取りなさい


2011年大津市で発生した中学生のいじめによる自殺から文科省を巻き込んで超党派による「いじめ防止対策推進法」という法律が2013年4月に成立しているのです。それにもかかわらず、このようないじめが発生したのです。結局、仏を作って魂入れずの形骸化した教育現場の実態が浮かび上がったのでしょう。
私は子どもたちと、その親に言いたい。私がこんなことろでブログにかいたところで何の自殺防止にはつながらないでしょうが、それでもこれだけは日本の常識にしてほしいからです。
まず、学校など行きたい時に行くくらいで十分なんだから、いじめを受けたら次の日から学校など行かなくてもいんだよ。いや、行ってはならない。
そして親は学校などに相談せずに直接警察に被害届を出すべきです。学校というところは常識の通じる人間は居ません。非人間しか居ないのです。だから警察に被害届を出して、直接加害者へ刑事罰を求めるのです。そうしないと、いじめがあったことさえ隠してもみ消そうと学校全体で動くからです。今回自殺した中学生が1年生のころいじめがあって前校長や担任が仲介して解決したと、父親は話していますが、教育委員会には報告していなかったのです。前校長が自分の出世に傷がつくと思ってもみ消したのでしょう。この学校では全教師がいじめはあってもなかったことにして、責任逃れをやってきたのでしょう。全員教師失格です。教師の免許を返納して、転職でもすべきです。少なくとも子どもの生命を脅かす教師にだけはなってはならない人たちです。だから、いじめがあったら、すぐに警察に届けて、外部の組織に動いてもらうのです。そして、警察が動けば学校や教育委員会も動かざるを得ないからです。
そして加害者の親が謝りに来て被害事実への和解が成立して始めてあなたは学校に登校すればいいのです。それまでは絶対に学校など行ってはなりません。学校に行かなかったら成績が落ちるのではないかと心配かもしれませんね。それなら心配いりません。あなたが自殺したり、心に大きな傷を引きずって一生生きていくよりも、1週間や1ヵ月くらい学校に行かなくても、あなたの長い一生に比べたら屁でもありません。

こんなかわいい子どもを私たちは失ってしまったのです

この子の両親たちは昨年に離婚したそうです。そして彼はいったんは母親や妹と弟と一緒に母方の元に引っ越したそうです。でも、お父さんと祖母たちを残して行くのは忍びないからと、「僕はお父さんの所に帰って、お父さんたちの面倒を見るよ」と母親に話して一人岩手に帰ってきたというのです。こんな心やさしい人間を私たちは失ってしまったのです。子どもは国の宝だと言いますよね。この子は普通の子ども以上にやさしくて立派なすばらしい人間だったのです。残念でなりません。それに比べて、教師や学校と言うところは疲弊して人間失格の教師がごろごろしている中で子どもたちは耐えて彼ら無能な教師たちをけなげな子どもたちが生命をかけて支えているのです。どっちが教師か、私には分かりません。

私の20年以上前の学校とたたかった記録です

私は20年以上前に学校長と教育委員会と喧嘩をして勝った話です。子どもを守るのは親しか居ません。あなたの力であなたの子どもを守りましょう。あなたの周りで子どもや親子が学校との間で困っている方がいたら、ぜひ余計なお世話をしてやりましょう。あなただけが子どもを守れるのです。そしてあなたの周りに仲間を作ってたたかえば必ずあなたたちは学校という不条理の非人間集団など、いちころで勝利するでしょう。子どもを持つ親の皆さん、勇気を持って子どもを守ってください。

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うちの子はレントゲン受けません
http://nonukes.exblog.jp/16419555/


映画「みんなの学校」がシネマ5でまもなく上映
8月1日~31日まで

何んで同じ公立の学校で、こんなに違うんだろう。教師という仕事に生き甲斐を感じて教師をやってる人と、いやいややってる人の違いなんだろうか。私は教師に多くは望みません。子どもの教育の責任は1番に親です。次は社会全体です。教師は塾の先生よりも子どもの教育に対する責任も義務は少ないと思っています。だからせめて子どもが殺されないように一生懸命見張るぐらいはできるだろう。この映画の中にある教師も子どもも親もみんな笑顔が素敵だ。岩手の中学校と、映画の大空小学校との落差があまりにも大きい。私は自殺という手段でしかいじめから逃れられなかった彼が哀れでならない。




岩手・中2自殺:校長「いじめ知らなかった」
毎日新聞 2015年07月07日 


 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したと見られる問題は、学校側の対応が不十分だった可能性が出てきた。生徒と女性担任が交換していたノートで、生徒は「もう市(死)ぬ場所はきまってるんですけどね」と書いたが、担任は「明日からの研修 たのしみましょうね」と翌日からの学校行事(合宿)に触れただけだった。6月30日ごろの記述とみられ、このSOSが生徒の最後のメッセージとなった。

 ◇父「なぜ連絡ない」

同校には生徒と担任がほぼ毎日交換する「生活記録ノート」があり、毎日新聞は生徒の父親を通じて全文を入手した。この中で生徒はいじめについて何度も担任に訴えていた。
日付が明確でない記述が多いが、今年5月以降、生徒が「なぐられたり、けられたり、首しめられたり」と書き、担任は赤ペンで「それは大変、いつ?? 解決したの?」と返事を書いていた。直後に生徒は「解決していません」などと書いたが、担任の欄は空白で、生徒の記述に二重丸がつけられていた。
その後、生徒が「もうつかれた。……。どうなるかわからない」と書いた時も担任からの記載はなかった。別の日に生徒が「ここだけの話。(中略)氏(死)んでいいですか(たぶんさいきんおきるかな)」と自殺をほのめかした時には、担任は「どうしたの? テストのことが心配? クラス? ××(この生徒の名前)の笑顔は私の元気の源です」などと応じていた。
校長は7日夜に開いた緊急の保護者会の後、取材に応じ、ノートのやり取りについて「担任から聞いていない。いじめは否定できないが、あれば私に報告があるはずだ」と話した。担任は生徒の自殺後、病欠しているという。
生徒の父親も生徒が自殺するまでノートの内容は知らされておらず、「ここまで書いていたのなら、なぜ連絡してくれなかったのか」と学校側の対応への不満を述べた。
7日夜の保護者会の出席者によると、学校側からいじめの有無について明確な説明はなく、生徒が死亡したことへの陳謝もなかったという。
町教委などによると、同校は7日、全校生徒(約450人)を対象にいじめを見聞きしていないかについて記名式のアンケートを実施したという。


尾木ママ、岩手中学生いじめ自殺の学校に激怒 「これじゃ生徒殺人学校!」
RBB TODAY 7月8日(水)


岩手県の中学2年男生徒がいじめを苦に自殺したと見られる事件について、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が、学校側の対応を批判し、「これじゃ生徒殺人学校!こんな学校が存在するのでしょうか!?」と怒りをあらわに糾弾した。
5日に岩手県のJR線路内で列車にひかれて死亡したこの事件。男子生徒は担任の教師とやりとりしていたノートでいじめ被害を訴え、死の直前には「もう死ぬ場所は決まっている」などと自殺を示唆していたが、担任からのコメントは「明日からの研修、楽しみましょうね」といったものだった。

8日生放送のテレビ朝日系「モーニングバード!」に出演した尾木氏は、今回の事件について、担任の対応を「子供の声をまともに受けとめられない。生徒に上から目線で接している」と批判。さらに学校についても、生徒の安全配慮義務を怠ったとして、「完全に法律違反です、この学校は。学校の体を成していないですよ」と厳しく批判した。

さらに放送前後に更新したブログでも、「驚くべき学校!これが現代日本の学校なのか!?これじや生徒殺人学校!こんな学校が存在するのでしょうか!?校長は昨夜の保護者説明会で謝罪もしなかったという!?何度担任に訴えても完璧スルー 無視」と嘆き、「これは『教育殺人』?尾木ママこんな危険な学校見たことも聞いたこともありません!!憤り超えています!!」と怒りをあらわにした。

 怒りは収まらず、さらにその後に更新したブログでも「珍しく本気で怒りふつふつと湧いてきました!!あのような冷たい心通わない学校があるでしょうか!?あんな学校がこの日本に存在することにたえられません…なんと恐るべし危険な学校でしょうか」と糾弾した。
Commented by nonukes at 2015-07-10 06:43
注釈を少しだけ

この私のブログで、教師の皆さんに差別的な表現を使ったことについて、少しだけ説明させてください。私は教師の皆さんが、教育委員会や文科省の厳しい締め付けで疲弊していることをよく知っています。だから、私がこのようなことを書けば、文科省と一緒に、彼らへの攻撃に荷担することになるという、ご批判を受けることを覚悟の上で、あえて書いたのです。また、自治体労働者や教育労働者の皆さんが、労働者の基本的人権や平和憲法を守ってくれていることもよく理解しています。私の友人に教師や元教師などもたくさんいます。
それでもあえて書いたのです。その理由は、一番大切なものは子どもたちの生命だからです。第一に優先されるべきものは子どもたちの生命以外にないからです。
労働者の権利を守ることが、子どもたちの犠牲の上になり立つなら、憲法擁護の労組であろうと、私は許しません。子どもの人権を守って始めて労働者の人権も守られるべきです。「労働者の権利が守られていないから子どもたちの人権が守られていない」という現場からの批判があるかもしれませんが、精神疾患の患者や人格崩壊してしまった、労働者は職場を変えて、子どもたちとは接触しないでいい職場へ配置転換すれば済む問題です。
私が20年以上前に経験したことは、労組は校長と一緒になって、自分たちの権益だけを守ろうとしていたから、私は学校と闘ったのです。
教育労働者や労組は子どもたちのためにこそ闘うべきなのです。闘う相手を見失わないでほしいのです。
あなたたちが子どもたちのために校長や教育委員会と闘うのなら多くの父母や周辺の良識ある国民はあなた方を支持し支えるでしょう。
by nonukes | 2015-07-09 00:06 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(1)

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