2015年 02月 21日
脱原発大分ネットワークの「つゆくさ通信」NO.129を発行しました
脱原発大分ネットワークの「つゆくさ通信」NO.129を発行しました
小坂正則
つゆくさ通信目次
①安倍政権の暴走を止めるのは地方自治の力‥‥‥ 小坂正則
②市議5期に挑戦します‥‥‥須賀瑠美子
③吉四六劇団の三男・池天平が福岡市議選に挑戦します‥‥‥‥池天平
④原義をめざす理由‥‥‥‥後藤慎太郎
⑤杵築市議選に出る連れ合いの伴走者として‥‥‥‥中山田さつき
⑥3度目の福島‥‥‥‥中山田さつき
⑦人質事件に対する安倍政権の対応‥‥‥‥諫山二朗
⑧情報交差点
⑨武装より女装‥‥‥‥いのうえしんじ
⑩有権者は原発再稼働を選択した‥‥‥池松清
⑪2月11日に思ったこと‥‥‥‥藤崎薫子
⑫虚言癖の安倍首相を操って利権を守ろうとする「原発ムラ」との全面対決の時だ‥‥ 小坂正則
⑬原発:米で廃炉相次ぐ‥‥‥毎日新聞2月15日
⑭日本 電力自由化後に試練 収入不安定化のリスク‥‥‥毎日新聞2月15日
⑮東電は福島原発事故の巨大津波を予測していた
それなのに何の対策も取らなかった‥‥‥ 小坂正則
⑯福島原発事故の刑事責任を求める告発人にあなたも参加しませんか‥‥蛇石郁子
⑰編集後記
編集後記
▼3年前の野田政権が国民の支持をどんどん失った結果の総選挙で安倍晋三に政権を手渡したおかげで、私はこんな悲惨な日々を送っています。民主党政権を壊すきっかけを作った菅首相は財務省の口車に乗って政権公約にもない「消費税の引き上げ」を突如言い出したのが大きな間違いの始まりでした。あの時点で民主党政権の終わりは決定していたのです。だいたい有権者の多くは痛みは受け入れたくないものです。せっかく民主党になって私たちの社会は少しずつでも自民党の時よりましになって来つつあったのに、あの消費税値上げを公約に掲げた参院選で参院の過半数を失ったのが終わりの始まりでした。せめて、次の総選挙まで増税を引き延ばして、自民党の金庫を空っぽにしてしまえば、自民党は瓦解したかもしれなかったのです。そしたら、こんな悲惨で息苦しい悪夢のような安倍復活政権などなかったかもしれなかったのです。私の大嫌いな安倍晋三ですが、彼のポピュリズム政治はある意味見事です。昨年行った突然の総選挙など「そこまでやるか?」と、良識を疑いました。▼菅・野田政権が簡単に財務省のいいなりになって自滅した結果、どれだけ私は不幸のどん底に陥れられたことでしょうか。この国はまともな人が首相になったのでは政権運営はできないようです。自分のやりたいことの逆を言って、選挙に勝ったら公約とは違うことをやるのが、そういえば今までの自民党政治の常套手段でした。「TPPには絶対反対です」と言って、選挙が終われば舌の根も乾かぬ内にTPP導入を進める。また「積極的平和主義」といいつつ集団的自衛権行使容認を閣議決定したり、「絶対に戦争することはありません」と思ってもいないことを平気で言う。安倍首相のいう「絶対にしない」という言葉は「絶対にする」と置き換えたらちょうどいい。「原発は出来るだけ少なくする」といいつつ、「安全なものは全て動かす」といい、「新規の原発も建設する」という。また、止めどもなく毎日300トンもの放射能汚染水が太平洋に垂れ流しされていても「周囲0.3キロ平米に汚染水は完全にブロックされている」というのだから、この人は虚言癖なのか私にはさっぱり分かりません。これだけウソをつき続けるのだから、きっと支持率は下がるだろうと思ったら、意外や意外にも支持率は一向に下がりません。「いったい有権者は何を考えているんだ。みんな狂っているんじゃないか」と、私は叫びたくなります。それとも、私の方がおかしいのか。▼ところが安倍首相の発言はますます勢いがついて来て、とどまるところがありません。余りにも発言が無茶苦茶なので、NHKなどマスコミも、みんな慣れてしまって、ちょっとやそっとではおかしいと言わなくなってしまったようです。慣れというのは実に恐ろしいものです。でもまだ一点の光明があります。それは沖縄の県民です。私は沖縄の人々を信じて「私がおかしいのではなくやっぱり安倍政権と、その周りの人間がおかしいのだ」と、自分に言い聞かせながら、何とか日々生き続けているのが現状です。そういえば『裸の王様』という童話がありましたよね。ちょうどこの国は裸の王様状態なのでしょうか。 ( 小坂)
安倍政権の暴走を止めるのは地方自治の力
小坂正則
安倍政権は国会議論をないがしろにして、国会は飾り物のような状態で、全ては官邸の中で官僚と一部の安倍のお友だちだけでこの国の行く末を決めようとしています。衆院の圧倒的多数を制した自民党の数の力を私たち国民はまざまざと見せつけられました。しかも参院でも過半数を取った安倍政権はもはや怖い者なしのような勢いで、野党議員の質問をはぐらかしたり、質問とは関係ない自分の主張を延々と述べるなど、まともな議論になっていません。このような横暴の原因は、衆参の議席の絶対多数を制しているというおごりから来ているのでしょう。その結果がろくな議論をすることもなく、閣議決定した集団的自衛権の行使容認や基地建設工事を強行する沖縄の辺野古基地の建設などだと思います。
このような安倍政権の暴走を止める力は残念ながら今の国会にはありません。あるのは地方議会の力だけです。そのよい例が沖縄県民のねばり強い辺野古基地建設に反対し続ける県知事や市長と連係してたたかう沖縄県民です。私はいまほど地方自治が重要な時はないと思います。ですから、こんどの統一地方選で自民党をボロボロに負けさせて、「国がどう暴走しようとも地方は許さないんだ」という私たちの意思を示す必要があると思うのです。だから今度の統一地方選はこれまでにない重要なたたかいなのです。
統一地方選に仲間の脱原発議員を誕生させよう
多くの自治体で統一地方選が行われる年です。そこに脱原発大分ネットワークの会員の皆さんや、その家族の方が選挙に立候補する予定です。脱原発を1日も早く実現するためには、1人でも多くの脱原発派の議員を増やすことが必要です。もちろんここに紹介する方々は脱原発大分ネットワークの会員やご家族のみなさんだけです。そのほかにも多くの脱原発議員や新人候補が頑張っていることでしょう。そのほかの方々にも頑張ってもらいたいと思っています。でも、会員で長い間私たちと一緒に頑張って来てくれた方々や、新たに仲間に加わってくれた方などには特別に頑張ってもらいたいと、私は思います。そこで、みなさんのご協力をできる限りのご協力をお願いいたします。ただ、私たちは特定の政党を支持するものでは決してありません。脱原発大分ネットワークの会員またはその家族で原発に反対する方なら自民党から共産党までどなたでも支持をします。立候補するみなさんは全員当選するように頑張ってください。
小坂正則
つゆくさ通信目次
①安倍政権の暴走を止めるのは地方自治の力‥‥‥ 小坂正則
②市議5期に挑戦します‥‥‥須賀瑠美子
③吉四六劇団の三男・池天平が福岡市議選に挑戦します‥‥‥‥池天平
④原義をめざす理由‥‥‥‥後藤慎太郎
⑤杵築市議選に出る連れ合いの伴走者として‥‥‥‥中山田さつき
⑥3度目の福島‥‥‥‥中山田さつき
⑦人質事件に対する安倍政権の対応‥‥‥‥諫山二朗
⑧情報交差点
⑨武装より女装‥‥‥‥いのうえしんじ
⑩有権者は原発再稼働を選択した‥‥‥池松清
⑪2月11日に思ったこと‥‥‥‥藤崎薫子
⑫虚言癖の安倍首相を操って利権を守ろうとする「原発ムラ」との全面対決の時だ‥‥ 小坂正則
⑬原発:米で廃炉相次ぐ‥‥‥毎日新聞2月15日
⑭日本 電力自由化後に試練 収入不安定化のリスク‥‥‥毎日新聞2月15日
⑮東電は福島原発事故の巨大津波を予測していた
それなのに何の対策も取らなかった‥‥‥ 小坂正則
⑯福島原発事故の刑事責任を求める告発人にあなたも参加しませんか‥‥蛇石郁子
⑰編集後記
編集後記
▼3年前の野田政権が国民の支持をどんどん失った結果の総選挙で安倍晋三に政権を手渡したおかげで、私はこんな悲惨な日々を送っています。民主党政権を壊すきっかけを作った菅首相は財務省の口車に乗って政権公約にもない「消費税の引き上げ」を突如言い出したのが大きな間違いの始まりでした。あの時点で民主党政権の終わりは決定していたのです。だいたい有権者の多くは痛みは受け入れたくないものです。せっかく民主党になって私たちの社会は少しずつでも自民党の時よりましになって来つつあったのに、あの消費税値上げを公約に掲げた参院選で参院の過半数を失ったのが終わりの始まりでした。せめて、次の総選挙まで増税を引き延ばして、自民党の金庫を空っぽにしてしまえば、自民党は瓦解したかもしれなかったのです。そしたら、こんな悲惨で息苦しい悪夢のような安倍復活政権などなかったかもしれなかったのです。私の大嫌いな安倍晋三ですが、彼のポピュリズム政治はある意味見事です。昨年行った突然の総選挙など「そこまでやるか?」と、良識を疑いました。▼菅・野田政権が簡単に財務省のいいなりになって自滅した結果、どれだけ私は不幸のどん底に陥れられたことでしょうか。この国はまともな人が首相になったのでは政権運営はできないようです。自分のやりたいことの逆を言って、選挙に勝ったら公約とは違うことをやるのが、そういえば今までの自民党政治の常套手段でした。「TPPには絶対反対です」と言って、選挙が終われば舌の根も乾かぬ内にTPP導入を進める。また「積極的平和主義」といいつつ集団的自衛権行使容認を閣議決定したり、「絶対に戦争することはありません」と思ってもいないことを平気で言う。安倍首相のいう「絶対にしない」という言葉は「絶対にする」と置き換えたらちょうどいい。「原発は出来るだけ少なくする」といいつつ、「安全なものは全て動かす」といい、「新規の原発も建設する」という。また、止めどもなく毎日300トンもの放射能汚染水が太平洋に垂れ流しされていても「周囲0.3キロ平米に汚染水は完全にブロックされている」というのだから、この人は虚言癖なのか私にはさっぱり分かりません。これだけウソをつき続けるのだから、きっと支持率は下がるだろうと思ったら、意外や意外にも支持率は一向に下がりません。「いったい有権者は何を考えているんだ。みんな狂っているんじゃないか」と、私は叫びたくなります。それとも、私の方がおかしいのか。▼ところが安倍首相の発言はますます勢いがついて来て、とどまるところがありません。余りにも発言が無茶苦茶なので、NHKなどマスコミも、みんな慣れてしまって、ちょっとやそっとではおかしいと言わなくなってしまったようです。慣れというのは実に恐ろしいものです。でもまだ一点の光明があります。それは沖縄の県民です。私は沖縄の人々を信じて「私がおかしいのではなくやっぱり安倍政権と、その周りの人間がおかしいのだ」と、自分に言い聞かせながら、何とか日々生き続けているのが現状です。そういえば『裸の王様』という童話がありましたよね。ちょうどこの国は裸の王様状態なのでしょうか。 ( 小坂)
安倍政権の暴走を止めるのは地方自治の力
小坂正則
安倍政権は国会議論をないがしろにして、国会は飾り物のような状態で、全ては官邸の中で官僚と一部の安倍のお友だちだけでこの国の行く末を決めようとしています。衆院の圧倒的多数を制した自民党の数の力を私たち国民はまざまざと見せつけられました。しかも参院でも過半数を取った安倍政権はもはや怖い者なしのような勢いで、野党議員の質問をはぐらかしたり、質問とは関係ない自分の主張を延々と述べるなど、まともな議論になっていません。このような横暴の原因は、衆参の議席の絶対多数を制しているというおごりから来ているのでしょう。その結果がろくな議論をすることもなく、閣議決定した集団的自衛権の行使容認や基地建設工事を強行する沖縄の辺野古基地の建設などだと思います。
このような安倍政権の暴走を止める力は残念ながら今の国会にはありません。あるのは地方議会の力だけです。そのよい例が沖縄県民のねばり強い辺野古基地建設に反対し続ける県知事や市長と連係してたたかう沖縄県民です。私はいまほど地方自治が重要な時はないと思います。ですから、こんどの統一地方選で自民党をボロボロに負けさせて、「国がどう暴走しようとも地方は許さないんだ」という私たちの意思を示す必要があると思うのです。だから今度の統一地方選はこれまでにない重要なたたかいなのです。
統一地方選に仲間の脱原発議員を誕生させよう
多くの自治体で統一地方選が行われる年です。そこに脱原発大分ネットワークの会員の皆さんや、その家族の方が選挙に立候補する予定です。脱原発を1日も早く実現するためには、1人でも多くの脱原発派の議員を増やすことが必要です。もちろんここに紹介する方々は脱原発大分ネットワークの会員やご家族のみなさんだけです。そのほかにも多くの脱原発議員や新人候補が頑張っていることでしょう。そのほかの方々にも頑張ってもらいたいと思っています。でも、会員で長い間私たちと一緒に頑張って来てくれた方々や、新たに仲間に加わってくれた方などには特別に頑張ってもらいたいと、私は思います。そこで、みなさんのご協力をできる限りのご協力をお願いいたします。ただ、私たちは特定の政党を支持するものでは決してありません。脱原発大分ネットワークの会員またはその家族で原発に反対する方なら自民党から共産党までどなたでも支持をします。立候補するみなさんは全員当選するように頑張ってください。
by nonukes
| 2015-02-21 22:35
| 脱原発大分ネットワーク
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