2015年 02月 13日
「中国が原発超大国へ」風下の韓国・台湾・日本の私たちは黙っていられない!
「中国が原発超大国へ」風下の韓国・台湾・日本の私たちは黙っていられない!
小坂正則
2月12日の朝日新聞1面と3面に「中国、原発大国へ始動」「発電能力5年で3倍計画」という記事が出ていました。中国は現在24基2005万kwですが、建設中の25基2475万kwで2020年には現在の倍以上になります。しかし、2020年には5800万kwの需要が生じるために後、1300万kw分の原発十数基分を追加しなければならないというのです。
中国は共産党独裁政権ですから、地元の反対運動もなければ、科学者による公然とした反対も聞きません。おまけに計画から設置まで最短で5年で建設されるそうです。日本だったら一般的に20年はかかりますから、いかに中国の原発建設が超スピードで進められているかが分かるでしょう。
それだけではありません。中国ではロシアとフランスと米国の技術導入で原発建設が行われているために、炉型がバラエティーに富んでいるのです。車ならいろんな車種があってもいいのですが、こと原発は大事故が起こってメルトダウンになったら、中国から発生する放射能は全部日本を直撃するのです。特に九州の住民はもうすぐ来る春一番の偏西風で西側の空が黄色く染まる経験を毎年していますよね。あれはゴビ砂漠の黄砂ですから、まだ害はないのですが、いまはPM2.5の微粒子が飛んできて喘息などの気管支障害が出ているのです。その上に放射能が直撃したら、日本はひとたまりもありません。だから、そんなお粗末な中国の原発建設を私たち日本人が他人ごととして見過ごすわけにはいかないのです。記憶に焼き付いた中国新幹線列車脱線事故を隠すために、穴を掘って埋め隠す国だからです。中国の新幹線も日本の技術導入から3年でそっくりさんを作って動かしたから、あのような事故を起こしたのです。いま、同じようなことが中国の原発で起こる可能性が大きいのです。
中国原発建設に待ったをかけられるのは日本、韓国、台湾の市民だけ
中国で作られている原発はロシアから技術導入されたと思われるガス炉やフランスと米国の加圧式と沸騰水型軽水炉の3種類だと思われます。どれもそれぞれに長所と短所があり、長年の経験と技術の蓄積で事故を未然に防いできたのです。それでもスリーマイルからチェルノブイリ、フクシマと大事故を防ぐことは出来なかったのです。そんな中で、次の原発大事故は明らかに中国の可能性が一番大きいと私は思います。なぜなら、つぎはぎだらけの技術で作られた原発だからです。
しかし、私たちは、「自分の国の原発は安全だから動かしてもいいが、中国の原発は技術が未熟だから動かすな」と言えるでしょうか。おまけにフクシマという史上最悪の事故を起こした当事国の国民が中国の原発に反対するなら、まず自分の国の原発を完全に止めると表明した後でなければ反対とは言えないでしょう。安倍首相は一刻も早く中国の危険な原発を止めさせるためにも、まずは日本の原発をやめると表明すべきです。
そして私たちは何が何でも川内原発と高浜原発の再稼働を阻止して、中国の原発建設を直ちにやめるように要求しなければ取り返しのつかない大事故が繰り返されることになるでしょう。おまけにあの国は反対運動を行うことは死を意味します。日本、韓国、台湾の自由な声を出せる市民が「中国の原発建設をやめろ」という声と一緒に「極東アジアの全ての原発をやめよう」という共同歩調をいまこそとらなければならないと私は思います。
まずは目の前の川内原発の再稼働をやめさせよう。
3月2日(火)13時九電本店へ全国から集まろう
3月2日13時に九電本店に署名を持って行って、徹底的に再稼働をやめさせましょう!
鹿児島県民の提案で「九州電力は川内原発の再稼働の前に住民に説明し同意を得よ」という全国署名を集めいています。その署名を持って3月2日に九電本店へ押し掛けていきます。全国から九電本店を包囲して、鹿児島県民の声をぶつけようではありませんか。大分からはバスや電車で向かいます。私は車を出します。4名同乗可能です。
★九電は30km圏全地域で住民説明会を開催せよ!
九電は30km圏全自治体議会の同意を得よ!
★九電は法律違反の工事、違法工事の釈明をせよ!
★九電は工事計画認可補正申請書の白塗りでの公表について釈明せよ!
再稼働阻止全国ネットワーク
全国の皆さん!3・2福岡九電本店総行動が間近に迫ってきました。そこで改めて再稼働阻止全国ネットワークとしてこの行動への全国からの結集を呼びかけます。
昨年12月、鹿児島での討論集会でいよいよ九電に的をすえて、九電に再稼働のスイッチを押させない行動に取り組んでいくことが確認されました。その当面の最大の焦点が3・2福岡九電本店総行動として鹿児島から呼びかけられています。再稼働阻止全国ネットワークもこれに全力で応じていこうではありませんか。
<鹿児島からの呼びかけ>
川内原発の再稼働は、5月以降ないしは夏以降に伸びたと報道されています。 しかし、今の段階で、九電にくさびを打ち込むことができないなら、行動が遅くなればなるほど止めることは難しくなります。 いまや、主要な敵は九電です。 3.2は極めて重要な、行動だと考えます。3.2に向けて、鹿児島から、各県の平和フォーラム、各県の県労連への呼びかけも進んでいます。これまでも、緊急全国署名のお願いなどを通じてメールでご連絡していましたが、各県の市民運動の皆様も、3..2に最大限の結集をお願いします。何千人という人の波で九電を包囲しようではありませんか。昨日、山口集会で、お話をさせていただき、3.2にバスを出そう、とうれしいお話をいただきました。
1、川内原発の再稼働の前に、最低限30km圏内9自治体で住民説明会を開催すること。
2、川内原発の再稼働について最低限30km圏内9自治体全ての正式な議会の議決を得ること。
3,説明を求める住民に対しては、30km圏内外にかかわらず説明会を開催すること。
この、当然の要求を、九電に飲ますことから、具体的に止める動きを作ろうと、鹿児島では考えています。
再稼働阻止全国ネットワークではこの鹿児島からの要求に連帯して緊急署名に取り組んでいます。
それに加えて、この間問題化しつつある九電の再稼働に向けた工事が「原子炉等設置規制法」違反であり違法工事であること、および工事計画認可補正申請書の 白塗り公表の隠蔽主義等について、是非ともきっぱりした説明を求めるべく追及したいと思います。九電東京支店への申し入れに対して、本店でしか分からないというのが彼らの回答であったが、ならば福岡の九電本店で問いただそうではありませんか。九電に再稼働のスイッチを押させないために九電本店総行動に結集しよう!
3月2日(月)13時 九電本店前集合・全体集会~九電包囲デモ~本店前総括集会
「要請団」は九電本店内に入って社長(またはそれに準じる役員)に要請ー確約を求める
小坂正則
2月12日の朝日新聞1面と3面に「中国、原発大国へ始動」「発電能力5年で3倍計画」という記事が出ていました。中国は現在24基2005万kwですが、建設中の25基2475万kwで2020年には現在の倍以上になります。しかし、2020年には5800万kwの需要が生じるために後、1300万kw分の原発十数基分を追加しなければならないというのです。
中国は共産党独裁政権ですから、地元の反対運動もなければ、科学者による公然とした反対も聞きません。おまけに計画から設置まで最短で5年で建設されるそうです。日本だったら一般的に20年はかかりますから、いかに中国の原発建設が超スピードで進められているかが分かるでしょう。
それだけではありません。中国ではロシアとフランスと米国の技術導入で原発建設が行われているために、炉型がバラエティーに富んでいるのです。車ならいろんな車種があってもいいのですが、こと原発は大事故が起こってメルトダウンになったら、中国から発生する放射能は全部日本を直撃するのです。特に九州の住民はもうすぐ来る春一番の偏西風で西側の空が黄色く染まる経験を毎年していますよね。あれはゴビ砂漠の黄砂ですから、まだ害はないのですが、いまはPM2.5の微粒子が飛んできて喘息などの気管支障害が出ているのです。その上に放射能が直撃したら、日本はひとたまりもありません。だから、そんなお粗末な中国の原発建設を私たち日本人が他人ごととして見過ごすわけにはいかないのです。記憶に焼き付いた中国新幹線列車脱線事故を隠すために、穴を掘って埋め隠す国だからです。中国の新幹線も日本の技術導入から3年でそっくりさんを作って動かしたから、あのような事故を起こしたのです。いま、同じようなことが中国の原発で起こる可能性が大きいのです。
中国原発建設に待ったをかけられるのは日本、韓国、台湾の市民だけ
中国で作られている原発はロシアから技術導入されたと思われるガス炉やフランスと米国の加圧式と沸騰水型軽水炉の3種類だと思われます。どれもそれぞれに長所と短所があり、長年の経験と技術の蓄積で事故を未然に防いできたのです。それでもスリーマイルからチェルノブイリ、フクシマと大事故を防ぐことは出来なかったのです。そんな中で、次の原発大事故は明らかに中国の可能性が一番大きいと私は思います。なぜなら、つぎはぎだらけの技術で作られた原発だからです。
しかし、私たちは、「自分の国の原発は安全だから動かしてもいいが、中国の原発は技術が未熟だから動かすな」と言えるでしょうか。おまけにフクシマという史上最悪の事故を起こした当事国の国民が中国の原発に反対するなら、まず自分の国の原発を完全に止めると表明した後でなければ反対とは言えないでしょう。安倍首相は一刻も早く中国の危険な原発を止めさせるためにも、まずは日本の原発をやめると表明すべきです。
そして私たちは何が何でも川内原発と高浜原発の再稼働を阻止して、中国の原発建設を直ちにやめるように要求しなければ取り返しのつかない大事故が繰り返されることになるでしょう。おまけにあの国は反対運動を行うことは死を意味します。日本、韓国、台湾の自由な声を出せる市民が「中国の原発建設をやめろ」という声と一緒に「極東アジアの全ての原発をやめよう」という共同歩調をいまこそとらなければならないと私は思います。
まずは目の前の川内原発の再稼働をやめさせよう。
3月2日(火)13時九電本店へ全国から集まろう
3月2日13時に九電本店に署名を持って行って、徹底的に再稼働をやめさせましょう!
鹿児島県民の提案で「九州電力は川内原発の再稼働の前に住民に説明し同意を得よ」という全国署名を集めいています。その署名を持って3月2日に九電本店へ押し掛けていきます。全国から九電本店を包囲して、鹿児島県民の声をぶつけようではありませんか。大分からはバスや電車で向かいます。私は車を出します。4名同乗可能です。
★九電は30km圏全地域で住民説明会を開催せよ!
九電は30km圏全自治体議会の同意を得よ!
★九電は法律違反の工事、違法工事の釈明をせよ!
★九電は工事計画認可補正申請書の白塗りでの公表について釈明せよ!
再稼働阻止全国ネットワーク
全国の皆さん!3・2福岡九電本店総行動が間近に迫ってきました。そこで改めて再稼働阻止全国ネットワークとしてこの行動への全国からの結集を呼びかけます。
昨年12月、鹿児島での討論集会でいよいよ九電に的をすえて、九電に再稼働のスイッチを押させない行動に取り組んでいくことが確認されました。その当面の最大の焦点が3・2福岡九電本店総行動として鹿児島から呼びかけられています。再稼働阻止全国ネットワークもこれに全力で応じていこうではありませんか。
<鹿児島からの呼びかけ>
川内原発の再稼働は、5月以降ないしは夏以降に伸びたと報道されています。 しかし、今の段階で、九電にくさびを打ち込むことができないなら、行動が遅くなればなるほど止めることは難しくなります。 いまや、主要な敵は九電です。 3.2は極めて重要な、行動だと考えます。3.2に向けて、鹿児島から、各県の平和フォーラム、各県の県労連への呼びかけも進んでいます。これまでも、緊急全国署名のお願いなどを通じてメールでご連絡していましたが、各県の市民運動の皆様も、3..2に最大限の結集をお願いします。何千人という人の波で九電を包囲しようではありませんか。昨日、山口集会で、お話をさせていただき、3.2にバスを出そう、とうれしいお話をいただきました。
1、川内原発の再稼働の前に、最低限30km圏内9自治体で住民説明会を開催すること。
2、川内原発の再稼働について最低限30km圏内9自治体全ての正式な議会の議決を得ること。
3,説明を求める住民に対しては、30km圏内外にかかわらず説明会を開催すること。
この、当然の要求を、九電に飲ますことから、具体的に止める動きを作ろうと、鹿児島では考えています。
再稼働阻止全国ネットワークではこの鹿児島からの要求に連帯して緊急署名に取り組んでいます。
それに加えて、この間問題化しつつある九電の再稼働に向けた工事が「原子炉等設置規制法」違反であり違法工事であること、および工事計画認可補正申請書の 白塗り公表の隠蔽主義等について、是非ともきっぱりした説明を求めるべく追及したいと思います。九電東京支店への申し入れに対して、本店でしか分からないというのが彼らの回答であったが、ならば福岡の九電本店で問いただそうではありませんか。九電に再稼働のスイッチを押させないために九電本店総行動に結集しよう!
3月2日(月)13時 九電本店前集合・全体集会~九電包囲デモ~本店前総括集会
「要請団」は九電本店内に入って社長(またはそれに準じる役員)に要請ー確約を求める
by nonukes
| 2015-02-13 13:07
| 原発再稼働は許さない
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