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小坂正則の個人ブログ

首相の施政方針演説を伝えるNHKの堕落ぶりと、テレ朝の報道ステーションの違い

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NHK大越キャスターの施政方針演説のニュース
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このような無批判の政府公報が永延と続きます
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こっちはテレ朝報道ステーション古舘氏の施設方針演説
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辺野古米軍基地建設で珊瑚を破壊して設置されるセメントブロック
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翁長県知事の抗議などもテレ朝はちゃんと伝えています

首相の施政方針演説を伝えるNHK「ニュース9」の堕落ぶりと、ますますひどくなる安倍首相の「自己愛性パーソナリティ障害」
小坂正則

本日、衆議院で安倍首相による国会施政方針演説が行われました。このニュースを「国営放送」のNHKニュース9がニュースの初っぱなに取り上げていました。その時間何と10分以上です。そして、中身は安倍首相の演説を忠実に再現するのは当然として、でもNHKの大越キャスターは、その安倍首相の演説を一切の批判もなく、大げさに崇め立てるように仰々しく褒め称えていたのです。
NHKは国営放送ですから、一定の政府への配慮は仕方ありませんが、これでは大本営発表の政府広報番組です。これほどNHKが腐敗堕落してしまったとは。野党の批判のコメントは流していますが、集団的自衛権の行使容認の説明も一切しないし、それへの批判もなければ、アベノミクスの失敗=格差拡大の現実への批判も全くないまま、長々と政府公報を流し続けていたのです。こんな政府公報を流すNHKがなぜ受信料を取るのか。政府広報なら、政府の予算でやればいいことです。NHKが受信料を国民から取って、その上、政府公報を恥ずかげもなく行うということは二重の犯罪行為です。政府公報なら税金で行えばいいし、国家から独立したジャーナリズムなら、NHKとしての問題意識を持って国家権力への批判精神は必要です。政府公報の役割を担うことは受信料を払う国民への背信行為です。
それに比べて本日12日22時からのテレ朝報道ステーションでは古舘氏はキチンと「辺野古の問題と憲法改正問題は注視していかなければならない」と言っていました。そのほか、古舘氏のテレ朝は福島県の甲状腺ガンの問題を取り上げていました。テレ朝と比べてNHKのニュース9は、余りにもお粗末な内容だったです。

ファシズム前夜の安倍政権と「自己愛性パーソナリティ障害」の相関関係

NHKは恥も外聞もなく、安倍首相を褒め称える報道ぶりは、どこかで見た気がしました。そです。北朝鮮の国営放送と瓜二つだったのです。この国が過ちを再び繰り返しているようで私は恐ろしくなってきました。2015年の安倍政権は、「戦後レジームからの脱却」だとか、戦後70年を迎えての声明を発表することなどに、解釈改憲を完成させるための集団的自衛権の行使を条文化させるための作業が待っています。それに原発再稼働という国民的課題や沖縄の普天間基地の移転先として政府が強行策を取っている「辺野古基地」建設問題など課題は山積みです。
そんな年の施設方針演説は、これまでのような演説ではなく歴史が変わる前夜のような時代の演説なのです。そのような重要な国会会期初日の演説内容を無批判に報じるNHKは報道番組番組としては、完全に脳死状態と言わざるを得ないでしょう。
また、この間、様々なニュースソースで間接的に言われてきた安倍晋三首相の病気問題についてです。政府高官からのオフレコというよな書き方で安倍首相の病気問題が流れていました。でもここでハッキリするべきでしょう。安倍首相は胃腸の持病があると公式には言われていますが、精神疾患病としての「自己愛性パーソナリティ障害」です。
私は病気を抱えて苦しんでいる方々の人権を守るためにも「心の病」によって差別すべきではないことは十分に認識しているつもりですが、一国の首相が、「自己愛性パーソナリティ障害」という精神疾患の状態で国の舵取りをしていていいのかという問題は別だと思うのです。 「自己愛性パーソナリティ障害」がどんな病気かということは下に説明をしますが、この病状は自意識が強くて、傲慢で優越性を誇示し、権力を求め続ける傾向がある。彼らは称賛を強く求めるが、他方で他者に対する共感能力は欠けている。一般にこれらの性質は、強力な劣等感および決して愛されないという感覚に対する防衛によるものと考えられている。また、自己愛性パーソナリティ障害の人物は人より優れているという固有の高い自己価値感を有しているが、実際には脆く崩れやすい自尊心を抱えている。だから、自信をなくすと一気に鬱状態になり、政権をも投げ出すことなどが普通に行われるのだろう。

安倍政権の改憲の動きはファシズムの前夜

7日に古賀茂明さんなどジャーナリストや著名人などが「今の日本は翼賛体制の第2段階だ」という声明を発表しました。その中で、 古賀茂明氏は「今日の安倍政権はファシズムへのホップ・ステップ・ジャンプのステップの段階だ。ホップとは政権がマスコミを徹底して批判する。そしてステップはマスコミが自粛する。そしてジャンプで独裁政権の法律が民主的な選挙で決まられる。そのステップの状態が現在だ」と話していました。
このような「自己愛性パーソナリティ障害」の首相がめざしている憲法改正のもくろみはNHKなど国営放送は全く歯止めにはなりません。いま国内で安倍政権への歯止めとなっているのは辺野古基地を作らせまいと日夜反対行動を取っている沖縄県民だけでしょう。このような自意識過剰な首相を1日も早く入院させて、まともな首相とまともな政権に変えることが、この国と世界の平和への大きな貢献となることを私は訴えたいと思います。
このまま安倍首相の好き勝手にしていたら来年の参院選か、その次の衆院選でファシズム政権が合法的に作られる可能性が大なのです。
いまこそ、翁長県知事を筆頭にしてたたかう沖縄県民の思いを共有して、安倍政権のもくろみを粉砕しよう。沖縄の辺野古基地建設を阻止しよう。川内原発の再稼働をとめよう。そして1日も早く安倍政権を崩壊させよう。



自己愛性パーソナリティ障害(ウィキペディアより)

自己愛性パーソナリティ障害の人物は傲慢さを示し、優越性を誇示し、権力を求め続ける傾向がある。彼らは称賛を強く求めるが、他方で他者に対する共感能力は欠けている[18]。一般にこれらの性質は、強力な劣等感および決して愛されないという感覚に対する防衛によるものと考えられている[19]。
自己愛性パーソナリティ障害の症状は、高い自尊心と自信を備えた個人の特徴とも似通っていると捉えることができる。そこに違いが生じるのは、これらの特徴を生み出す、基底にある心理機構が病理的であるかどうかである。自己愛性パーソナリティ障害の人物は人より優れているという固有の高い自己価値感を有しているが、実際には脆く崩れやすい自尊心を抱えている。批判を処理することができず、自己価値観を正当化する試みとして、しばしば他者を蔑み軽んじることで内在された自己の脆弱性を補おうとする。痛ましい水準の自己価値観を有する他の心理学的状態とは対照的に、自己愛的な性格を特徴づけるのはまさにこの所以である。幼少期における高い自己意識と誇大的な感覚はナルシシズムには特徴的なものであり、正常な発達の一部である。概して児童は、現実の自分と、自己に関して非現実的な視点の元となる理想自己との間にある違いを理解できない。8歳を過ぎると、自己意識にはポジティブなものとネガティブなものの両方が存在し、同年代の友人との比較を基盤にして発達し始め、より現実的なものになる。自己意識が非現実的なままで留まる原因として二つの要素が挙げられており、機能不全の交流様式として、親が子に対して過度の注意を向けること、あるいは注意が過度に不足していることのいずれかが挙げられる。その子供は注意もしくはケアの不足により生じた自己の欠損を、誇大的な自我意識という手段で埋め合わせようとするだろう。力動的な児童精神科医の多くは、自己愛性パーソナリティ障害は学童期までには同定できるという。

自己愛性パーソナリティ障害の症状

人より優れていると信じている
権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
業績や才能を誇張する
絶え間ない賛美と称賛を期待する
自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
人の感情や感覚を認識しそこなう
人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
人を利用する
劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
嫉妬されていると思い込む
他人を嫉妬する
多くの人間関係においてトラブルが見られる
非現実的な目標を定める
容易に傷つき、拒否されたと感じる
脆く崩れやすい自尊心を抱えている
感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える
Commented at 2015-02-14 18:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nonukes at 2015-02-15 18:00
源太 さん ご指摘ありがとうございます。一部では施政方針演説と書いていたのですが、お恥ずかしい限りです。以後誤字脱字には細心の注意を払いますので、またご指摘願います。
by nonukes | 2015-02-12 22:51 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(2)

  小坂正則

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