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小坂正則の個人ブログ

真夜中のストーブの明かりと日本酒

真夜中の薪ストーブの明かりと日本酒
小坂正則
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今は午前2時56分。何んだか眠れずに、ズルズルと夜更かしをしていた。まあ、「教育自由化論」のブログを1本書いたのだが、夜中に書いたからか、反応は余りない。私は自分のことをブロガーとは思っていないのだが、いつか、「小坂さんはブロガーだ」と言われたことがあった。自分では、たまたまブログを書き出したら、みんながそこそこ読んでくれるので、書いてる内に随分の量になっただけで、とりとめもないことをセッセと書いてる。
ブログのほとんどが時勢のことに対する論評なんだけど、たまに暇なときに、駄文のまた、その駄文の文章を書くことがある。
そういえば、いつか小説を書きたいと思ったことがあった。そこで練習用に短編を書いたことがあった。それから長い間書いてない。なぜ書かないのかと聞かれたらどう答えるんだろう。書かないのか。書けないのかよく分からない。でも、何か書かずにはおれないほどの大きな衝動にかられるようなことはないから、やはり書けないのだろう。
いやいやプロの小説家は書きたいから書くのではなく、食うためには書かなければならないから書くのだ。だから、それをプロと言うんだろう。食うためにやる仕事だからプロなんだ。アマチアとプロの違いは「食うための仕事かどうか」のたったこれだけの違いしかないのだが、この違いが実に大きいと言われている。
だったら、私が書いた売れない一冊の本は一体何なのだろうか。言うまでもなく、書きたかったから書いたアマチアの本だ。だから売れない。プロは売るために書く。それでも売れないのに、アマチアは書きたいから書く。だから絶対に売れない。

そういえば、私の大学生活のことを書いていた小説風の未完ものが1本あったなあ。どこに行ったのかよくは覚えていないけど、パソコンのどこかに眠っているだろう。あの続きを書くか、それとも全然別の何かを書くか。私が1冊の本を出したのは、書きたいという強い衝動に駆られた時期が確かにあった。それが高じて、また311という衝撃的な事件があったから、一気に書けたのだろうけど、もうあんなエネルギーはない。だから、ブログに書いてるようなだらだらの文章なら書けるけど、一気呵成に書くような燃えるものは今の私にはない。小説家ではないのだから、私の思いを小説に託すという作業ができない。だから書きたいことや言いたいことを比喩として何らかの行為に投影する作業がうまくできないのだ。でも、旅の紀行文なら書けそうな気はする。2年前のバリ紀行はなかなか良かったとトモ君に言われた。そういえば、ちょとうれしかったなあ。
紀行ものか‥。それもいいけど、どこかに行くのがかったるいなあ。東京には来月行くけど東京行きが紀行文になるかなあ。なるかもしれないぞ。そうだ。東京紀行文を書こう。東京物語だ。東京で起こった事件だ。2月5日に私が行く東京で何か事件が起きる。
いやいや私が東京に行くこと、それ自体が事件なのだ。その事件を書けばいい。これは小説よりもおもしろいかもしれない。
というわけで、2月5日東京物語が始まります。だいぶ酔ってきた気がするのでこの辺でおやすみしよう。乞うご期待!2月5日「東京物語」もうすぐ始まります。
by nonukes | 2015-01-20 03:35 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(0)

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