2014年 11月 25日
過去の歴史を変えることは出来ないが未来は変えられる「12月14日は投票に行こう」
過去の歴史を変えることは出来ないが未来は変えられる「12月14日は投票に行こう」
小坂正則
突如降って湧いたようなインチキ解散が行われてしまいました。まさか、いくら姑息な安倍政権でも「何の理由もない解散」などはしないだろうと私も高をくくっていました。しかし、この方にはそんな常識は通用しません。「今解散すれば野党は準備不足で何とか過半数以上は勝てるだろう」と決めた解散です。このまま時が経てば安倍政権の支持率と景気が同時に落ちていくことが分かっているから解散したのです。安倍首相は集団的自衛権を閣議決定しても、国会論戦は統一地方選の終わる来年の5月まで先延ばしを決め込んでいます。支持率が落ちるからです。何でも支持率の落ちるものは先延ばしです。だから消費税も先延ばしして、選挙に勝って、4年間の印籠をもらおうと決め込んだのです。その腹黒さに私も圧倒されてしまいました。政治家としての高潔さも倫理観も理想も、この方にはないのでしょう。
民主主義とは少数意見の尊重が前提です。そして徹底した冷静な議論を保障しなければ強引に多数決で押し切ることは民主主義ではありません。しかし、安倍首相に取って民主主義とは多数決であって、何でも多数決で民主主義を否定する法律も通していけばいいと思っているようです。いみじくも麻生副首相が言った「ナチスに見習え」を地で行っているようです。彼のめざす世界とは「大日本帝国憲法」の国家なのでしょう。だから、原子力規制委員会の委員に原発推進派の田中知(さとる)・東京大教授を入れたり、NHK会長に総合商社上がりの右翼モミイ会長を据えたり、NHK経営委員には百田尚樹「永遠のゼロ」という時代錯誤の戦争好きな作家や、長谷川三千子という埼玉大名誉教授の「右翼団体幹部の野村秋介が朝日新聞社で拳銃自殺したことを賛美する」ような人がNHKという公共放送の公平性を担保出来ると思っている安倍首相の精神構造を私は疑います。
また、第二次安倍内閣の女性閣僚を見てもウルトラ右翼ばかりが勢揃いしているのです。「在特会」というヘイトスピーチを繰り返すウルトラ右翼と一緒に写真を撮って仲の良さを売りにしている高市早苗や稲田朋美など、こんな方が女性の輝く社会をつくることなど出来るわけがありません。
山谷えり子国家公安委員長に及んでは写真に収まるだけではなく、記者会見で「在日特権」という言葉を公然と使って、そこに記者が「「在日特権」とはどんな特権を言うのですか。これまで日本政府は在日朝鮮人に特権を与えているという立場は取っていなかったはずですが山谷さんは「在日特権」があるとお考えなのですか」と追及される有様だったのです。残念ながら主催者が会見を打ちきってしまったので、そこで終わってしまいましたが。こんな時代錯誤で人権無視の人が国家公安委員長を務めているのが安倍政権なのです。安倍政権の中では普通の女性は小渕経産大臣ただ1人だったそうです。皆さん頭が80年前の方々ばかりなのです。
知性も理性も感じられない安倍内閣の閣僚たちにまともな政治が出来るわけがない
安倍政権が今やっていることは、「その日暮らしの無茶苦茶な乱費生活」を続けていることでしかありません。アベノミクスと言っても、万札を市場にばらまいて、国債を日銀がほとんど買い支えるなんて要は国の借金がドンドン増えるだけのことです。円安で海外の投資家が日本株の割安感から大量に買ってくれたから株価が上がっただけです。しかし、海外の投資家は円高がまたやって来ることを期待して買ったのです。しかし円安が続けば外国人投資家は為替レートで損が増えるので、やがて投げ売りして株価も暴落するでしょう。円安でガソリン価格や小麦や乳製品の食料品値上げに、私たち普通の国民は苦しんでいます。アベノミクスも日銀が禁じ手の株の買い取りまで行えば、これ以上の打つ手はないのです。つまり麻薬中毒患者に麻薬をドンドン打ち続けることと同じ政策がアベノミクスなのです。これからは日銀も打つ手がなくて景気後退に入っていくだけでしょう。しかし不況でまともな仕事に就けない非正規雇用の若者がアベノミクスに期待する気持ちも私は理解できます。ただ、一時しのぎの好景気の演出は実は安倍政権の隠れ蓑なのです。政権の高支持率を維持することによって「集団的自衛権の行使」や「憲法改正」や「原発の再稼働」から「新規原発の建設に原発輸出」を隠して「アベノミクスの是非を問う選挙だ」と偽っているのです。日銀が異次元の金融緩和を行えば、アベノミクスのような景気の一時的な好演出は誰にでも出来ることです。ただ、それを維持し続けることは日銀の金融政策では不可能なのです。日銀の役目は金融の安定を維持することです。経済成長戦略は日銀の役目ではありません。それこそドイツのように脱原発を掲げて再生可能エネルギーへシフトすることこそ、21世紀の成長戦略なのです。また、「おもてなし」の観光資源の活用や安全な農業や建築材やエネルギーとしての林業も、これからはアジアという巨大なマーケットを抱えた日本の成長戦略なのです。そして、アジアの中で友好的に日本が生きていくためには、中国や韓国との友好関係を築くことが最も大切な外交政策なのです。隣国を敵視してアジアの中で孤立していては平和が維持できるわけはありません。私たちは隣人が嫌いだからといって引っ越すわけにはいかないのですから。
「集団的自衛権」で戦争の出来る国こそ国益に反する
よく国益という言葉を使う方がいます。この言葉は難しいですよね。原発の再稼働容認派の方々は「原発が止まって火力を動かすために燃料費が年間3兆円の国富の流出だ」といいます。それに対して2014年5月21日大飯原発差し止め訴訟で福井地裁樋口裁判長は「コストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている」という素晴らしい判決を下したのです。時間軸が拝金主義者の安倍と樋口裁判長とは違うのです。
私は日本が平和で戦争を二度と起こさないことが、77年前に支那事変から中国を初めアジアを侵略戦争に巻き込んだ私たち日本人の責任であり、義務だと思います。そして、そのためには非軍事の平和国際貢献をすることが何よりも世界から信頼される国を作ることなのです。そして、それこそが最大の国益だと私は思います。武器輸出三原則を閣議決定で見直し、武器商人よろしく武器を売り歩き、米軍の雇い兵よろしく、米軍の言いなりに世界中に戦争を行うために自衛隊を出すことが国益なのかを、今回の選挙で私たちは問わなければならないのです。
明仁天皇は日本国憲法を守りたいと願っている
昨年の12月23日の天皇誕生日の会見で明仁天皇は「戦後日本は平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いております」と言ったそうです。しかし、NHKは安倍政権に気遣って「平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法をつくり」を削除して伝えたそうです。集団的自衛権の行使や憲法改正などによって戦前の全体主義国家へ、この国を変えようとしている安倍政権の企てに先頭で反対しているのは、誰よりも明仁天皇だと私は思います。ニセ第三極の維新やみんなの党など、いろいろな党がありましたが、もうメッキが剥がれて来つつあります。日本憲法を守り二度と戦争を繰り返さないという強い決意を訴える明仁天皇を私は信頼しています。だから私たちに出来る平和憲法をそして平和を守るためには戦争勢力の党には投票しないことが何よりも重要なのです。いえ、あなたが投票に行って投票するだけでは不十分です。周りの選挙に全く関心のない方々にいかにして投票に行ってもらうかが重要です。
特に政治に無関心な若者に「あなたが政治に無関心で選挙に行かなければ宗教団体の思う壺で、ますますあなた達の住みづらい国になってしまうんだよ」と訴えて、1人でも多くの若者を投票所へ向かわせましょう。過去の歴史は変えることは出来ません。しかし、未来は変えることが出来るのですから。
天皇陛下80歳:「最も印象に残っているのは先の戦争」
毎日新聞 2013年12月23日
◇記者会見でのご発言要旨
やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達した時には戦争が始まっており、終戦を迎えたのは小学校の最後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約310万人といわれています。前途にさまざまな夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限りです。
戦後、日本は、平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、さまざまな改革を行って今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。
今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人との絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを本当に心強く思っています。
傘寿を迎える私が、これまでに日本を支え、今も各地でさまざまに我が国の向上、発展に尽くしている人々に日々感謝の気持ちを持って過ごせることを幸せなことと思っています。既に80年の人生を歩み、これからの歩みという問いにやや戸惑っていますが、年齢による制約を受け入れつつ、できる限り役割を果たしていきたいと思っています。
80年にわたる私の人生には、昭和天皇をはじめとし、多くの人々とのつながりや出会いがあり、直接間接に、さまざまな教えを受けました。宮内庁、皇宮警察という組織の世話にもなり、大勢の誠意ある人々がこれまで支えてくれたことに感謝しています。
天皇という立場にあることは孤独とも思えるものですが、私は結婚により、私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました。皇后が常に私の立場を尊重しつつ寄り添ってくれたことに安らぎを覚え、これまで天皇の役割を果たそうと努力できたことを幸せだったと思っています。
これからも日々国民の幸せを祈りつつ、努めていきたいと思います。
小坂正則
突如降って湧いたようなインチキ解散が行われてしまいました。まさか、いくら姑息な安倍政権でも「何の理由もない解散」などはしないだろうと私も高をくくっていました。しかし、この方にはそんな常識は通用しません。「今解散すれば野党は準備不足で何とか過半数以上は勝てるだろう」と決めた解散です。このまま時が経てば安倍政権の支持率と景気が同時に落ちていくことが分かっているから解散したのです。安倍首相は集団的自衛権を閣議決定しても、国会論戦は統一地方選の終わる来年の5月まで先延ばしを決め込んでいます。支持率が落ちるからです。何でも支持率の落ちるものは先延ばしです。だから消費税も先延ばしして、選挙に勝って、4年間の印籠をもらおうと決め込んだのです。その腹黒さに私も圧倒されてしまいました。政治家としての高潔さも倫理観も理想も、この方にはないのでしょう。
民主主義とは少数意見の尊重が前提です。そして徹底した冷静な議論を保障しなければ強引に多数決で押し切ることは民主主義ではありません。しかし、安倍首相に取って民主主義とは多数決であって、何でも多数決で民主主義を否定する法律も通していけばいいと思っているようです。いみじくも麻生副首相が言った「ナチスに見習え」を地で行っているようです。彼のめざす世界とは「大日本帝国憲法」の国家なのでしょう。だから、原子力規制委員会の委員に原発推進派の田中知(さとる)・東京大教授を入れたり、NHK会長に総合商社上がりの右翼モミイ会長を据えたり、NHK経営委員には百田尚樹「永遠のゼロ」という時代錯誤の戦争好きな作家や、長谷川三千子という埼玉大名誉教授の「右翼団体幹部の野村秋介が朝日新聞社で拳銃自殺したことを賛美する」ような人がNHKという公共放送の公平性を担保出来ると思っている安倍首相の精神構造を私は疑います。
また、第二次安倍内閣の女性閣僚を見てもウルトラ右翼ばかりが勢揃いしているのです。「在特会」というヘイトスピーチを繰り返すウルトラ右翼と一緒に写真を撮って仲の良さを売りにしている高市早苗や稲田朋美など、こんな方が女性の輝く社会をつくることなど出来るわけがありません。
山谷えり子国家公安委員長に及んでは写真に収まるだけではなく、記者会見で「在日特権」という言葉を公然と使って、そこに記者が「「在日特権」とはどんな特権を言うのですか。これまで日本政府は在日朝鮮人に特権を与えているという立場は取っていなかったはずですが山谷さんは「在日特権」があるとお考えなのですか」と追及される有様だったのです。残念ながら主催者が会見を打ちきってしまったので、そこで終わってしまいましたが。こんな時代錯誤で人権無視の人が国家公安委員長を務めているのが安倍政権なのです。安倍政権の中では普通の女性は小渕経産大臣ただ1人だったそうです。皆さん頭が80年前の方々ばかりなのです。
知性も理性も感じられない安倍内閣の閣僚たちにまともな政治が出来るわけがない
安倍政権が今やっていることは、「その日暮らしの無茶苦茶な乱費生活」を続けていることでしかありません。アベノミクスと言っても、万札を市場にばらまいて、国債を日銀がほとんど買い支えるなんて要は国の借金がドンドン増えるだけのことです。円安で海外の投資家が日本株の割安感から大量に買ってくれたから株価が上がっただけです。しかし、海外の投資家は円高がまたやって来ることを期待して買ったのです。しかし円安が続けば外国人投資家は為替レートで損が増えるので、やがて投げ売りして株価も暴落するでしょう。円安でガソリン価格や小麦や乳製品の食料品値上げに、私たち普通の国民は苦しんでいます。アベノミクスも日銀が禁じ手の株の買い取りまで行えば、これ以上の打つ手はないのです。つまり麻薬中毒患者に麻薬をドンドン打ち続けることと同じ政策がアベノミクスなのです。これからは日銀も打つ手がなくて景気後退に入っていくだけでしょう。しかし不況でまともな仕事に就けない非正規雇用の若者がアベノミクスに期待する気持ちも私は理解できます。ただ、一時しのぎの好景気の演出は実は安倍政権の隠れ蓑なのです。政権の高支持率を維持することによって「集団的自衛権の行使」や「憲法改正」や「原発の再稼働」から「新規原発の建設に原発輸出」を隠して「アベノミクスの是非を問う選挙だ」と偽っているのです。日銀が異次元の金融緩和を行えば、アベノミクスのような景気の一時的な好演出は誰にでも出来ることです。ただ、それを維持し続けることは日銀の金融政策では不可能なのです。日銀の役目は金融の安定を維持することです。経済成長戦略は日銀の役目ではありません。それこそドイツのように脱原発を掲げて再生可能エネルギーへシフトすることこそ、21世紀の成長戦略なのです。また、「おもてなし」の観光資源の活用や安全な農業や建築材やエネルギーとしての林業も、これからはアジアという巨大なマーケットを抱えた日本の成長戦略なのです。そして、アジアの中で友好的に日本が生きていくためには、中国や韓国との友好関係を築くことが最も大切な外交政策なのです。隣国を敵視してアジアの中で孤立していては平和が維持できるわけはありません。私たちは隣人が嫌いだからといって引っ越すわけにはいかないのですから。
「集団的自衛権」で戦争の出来る国こそ国益に反する
よく国益という言葉を使う方がいます。この言葉は難しいですよね。原発の再稼働容認派の方々は「原発が止まって火力を動かすために燃料費が年間3兆円の国富の流出だ」といいます。それに対して2014年5月21日大飯原発差し止め訴訟で福井地裁樋口裁判長は「コストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている」という素晴らしい判決を下したのです。時間軸が拝金主義者の安倍と樋口裁判長とは違うのです。
私は日本が平和で戦争を二度と起こさないことが、77年前に支那事変から中国を初めアジアを侵略戦争に巻き込んだ私たち日本人の責任であり、義務だと思います。そして、そのためには非軍事の平和国際貢献をすることが何よりも世界から信頼される国を作ることなのです。そして、それこそが最大の国益だと私は思います。武器輸出三原則を閣議決定で見直し、武器商人よろしく武器を売り歩き、米軍の雇い兵よろしく、米軍の言いなりに世界中に戦争を行うために自衛隊を出すことが国益なのかを、今回の選挙で私たちは問わなければならないのです。
明仁天皇は日本国憲法を守りたいと願っている
昨年の12月23日の天皇誕生日の会見で明仁天皇は「戦後日本は平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いております」と言ったそうです。しかし、NHKは安倍政権に気遣って「平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法をつくり」を削除して伝えたそうです。集団的自衛権の行使や憲法改正などによって戦前の全体主義国家へ、この国を変えようとしている安倍政権の企てに先頭で反対しているのは、誰よりも明仁天皇だと私は思います。ニセ第三極の維新やみんなの党など、いろいろな党がありましたが、もうメッキが剥がれて来つつあります。日本憲法を守り二度と戦争を繰り返さないという強い決意を訴える明仁天皇を私は信頼しています。だから私たちに出来る平和憲法をそして平和を守るためには戦争勢力の党には投票しないことが何よりも重要なのです。いえ、あなたが投票に行って投票するだけでは不十分です。周りの選挙に全く関心のない方々にいかにして投票に行ってもらうかが重要です。
特に政治に無関心な若者に「あなたが政治に無関心で選挙に行かなければ宗教団体の思う壺で、ますますあなた達の住みづらい国になってしまうんだよ」と訴えて、1人でも多くの若者を投票所へ向かわせましょう。過去の歴史は変えることは出来ません。しかし、未来は変えることが出来るのですから。
天皇陛下80歳:「最も印象に残っているのは先の戦争」
毎日新聞 2013年12月23日
◇記者会見でのご発言要旨
やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達した時には戦争が始まっており、終戦を迎えたのは小学校の最後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約310万人といわれています。前途にさまざまな夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限りです。
戦後、日本は、平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、さまざまな改革を行って今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。
今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人との絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを本当に心強く思っています。
傘寿を迎える私が、これまでに日本を支え、今も各地でさまざまに我が国の向上、発展に尽くしている人々に日々感謝の気持ちを持って過ごせることを幸せなことと思っています。既に80年の人生を歩み、これからの歩みという問いにやや戸惑っていますが、年齢による制約を受け入れつつ、できる限り役割を果たしていきたいと思っています。
80年にわたる私の人生には、昭和天皇をはじめとし、多くの人々とのつながりや出会いがあり、直接間接に、さまざまな教えを受けました。宮内庁、皇宮警察という組織の世話にもなり、大勢の誠意ある人々がこれまで支えてくれたことに感謝しています。
天皇という立場にあることは孤独とも思えるものですが、私は結婚により、私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました。皇后が常に私の立場を尊重しつつ寄り添ってくれたことに安らぎを覚え、これまで天皇の役割を果たそうと努力できたことを幸せだったと思っています。
これからも日々国民の幸せを祈りつつ、努めていきたいと思います。
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通りすがり
at 2014-11-27 21:47
x
落とそう。原発大好きイレブン
http://ryokuchakai.com/2014/11/18/11/
選挙で原発ムラ、自民を叩きのめそう! その具体的、提案
.
その具体的、提案
.
【当選確率を上げる】
.
Q 「非自民に投票するとして、野党候補が複数いる場合は?
.
A 地域で当選確率が最高の反自民候補に投票すれば良い。
.
例えば〇〇市なら前回の投票を見て非自民で最高票を獲得したのが社民の人なら社民に入れる。民主なら民主に皆が入れればいい。
.
この様な投票の仕方をすれば自民を落とす確率が最高になります.
【拡散しよう】特定秘密保護法採決:賛成・反対議員はこちら
http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-7865.html
http://ryokuchakai.com/2014/11/18/11/
選挙で原発ムラ、自民を叩きのめそう! その具体的、提案
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その具体的、提案
.
【当選確率を上げる】
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Q 「非自民に投票するとして、野党候補が複数いる場合は?
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A 地域で当選確率が最高の反自民候補に投票すれば良い。
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例えば〇〇市なら前回の投票を見て非自民で最高票を獲得したのが社民の人なら社民に入れる。民主なら民主に皆が入れればいい。
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この様な投票の仕方をすれば自民を落とす確率が最高になります.
【拡散しよう】特定秘密保護法採決:賛成・反対議員はこちら
http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-7865.html
0
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by
nonukes at 2014-11-28 08:52
by nonukes
| 2014-11-25 17:02
| 「緑の党」をつくろう!
|
Comments(2)