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小坂正則の個人ブログ

誰もが生きやすい社会をめざして

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誰もが生きやすい社会をめざして
藤内浩

子供が高校生の時に精神疾患を発症して、もうすぐ12年目になります。高校生の時ですから学業のストレスが1番大きかったと思います。不登校から4か月後に医師から統合失調症と告げられました。今現在は本来は発達障がいがあり、精神疾患は2次障害と診断を受けています。
精神疾患の病名を告げられた直後から病気関係の本を読みあさり、同じ家族の話をとにかく聴きたくて家族教室を始めました。
教室を始めて10年目になりますが、家族の辛さや悩みの底の底は同じ家族でなければわかりません。話すことで癒され聴くことで癒され、涙することで癒されます。
月に1度、家族が集まって話をするだけですが、家族教室を始めて本当に良かったと思います。同じ病気の子供を持つ家族同士、話をすることによって心の中が少しずつ軽くなり、他の家族の話に耳を傾け同じ苦労や辛さに共感します。
従来の家族会は「相互支援」「学習」「社会的運動」が活動の3本柱と言われますが、会員の高齢化・減少化等々いろいろな問題点もあり、まだまだ活動が弱いと思います。今後は民主的な議論を行い、組織の再構築・活性化・強化が必要ではないでしょうか。
現代、日本の精神保健福祉医療の水準は国が明治以降、精神障がい者の人権を侵害した隔離収容政策を行った歴史的背景の影響もあり、先進国に遠く及びません。
多くの社会的入院患者の問題、精神科特例による医療のマンパワー不足の問題、民間の精神科病院の病棟転換型居住系施設の問題、救急医療・訪問医療体制の不備、予防・早期発見・早期治療体制の不足、就労・住居・日中活動の場の不足等々、問題点を数えあげたらきりがありません。
生産性や効率を重視したストレスの多い現代社会では、心の病や障がいは他人事ではなく誰もがなり得るのです。
北海道に人口1万4千人の浦河という町があり、そこには精神障がい者が100人以上住んでいる共同体があります。当事者が社会福祉法人の理事長をしている「浦河べてるの家」です。その理念や活動がユニークで1度は行ってみたい所です。
イギリスの精神保健福祉医療の例を言うまでもなく、これからの時代は当事者・家族主権の時代です。当事者と家族が中心になり、声をあげていくことが必要だと痛切に思います。
私は今、精神障がい者の家族として「だれもが安心して暮らせる大分県条例をつくる会」に参加しています。身体・知的・精神障がいの人、発達障がいの人、高次脳機能障がいの人、難病の人、内部障がいの人、その家族の人々誰もが人間らしく幸せに生きられる、差別・偏見のない社会保障の充実した福祉社会をつくりたいと思います。
また、2年前に結成された「緑の党」の理念に共感して会員になりました。これからは緑の社会の実現に向けて、地方からしなやかにしたたかに活動していこうと思っています。
by nonukes | 2014-09-06 14:23 | 「緑の党」をつくろう! | Comments(0)