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小坂正則の個人ブログ

イスラエルによるパレスチナ市民や子どもたちへのジェノサイドを直ちに止めさせなければならない

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イスラエルによるパレスチナ市民や子どもたちへのジェノサイド(民族皆殺し)を直ちに止めさせなければならない
小坂正則

私は近頃ネットで流れてくるショッキングな写真を前に涙を流すことしか出来ません。不肖60歳のジジイになろうかという、髪もすっかり抜け落ちて、やつれた顔や身体に精彩のない男が、この世に生を受けて来て60年の間に何をしてきたのかと自問しています。なぜかと言えば、上の虐殺されたパレスチナの子どもたちの写真を前にしたら、「お前が偉そうに60年間やって来た小さな正義など、私たちの生命を守るためには何の役にもたっていない」と言われているように見えるからなのです。
何遍言ってもこれだけは事実です。「ハマスがイスラエルの少年3人を殺害した」という理由でイスラエルは8日の空爆開始以降これまでに死者168人。負傷者は1150人以上と言われています。そしてこれから地上軍の投入もあり得るというのです。この攻撃はもう報復などという生やさしいものではありません。ジェノサイドです。米軍がベトナムでやったように。日本軍が南京でやったようなジェノサイドが行われてるのです。
そんな時に私に何が出来るのか。何も出来ない者は何を偉そうにたれているのか。
平和を語る国連や世界中の政治家はなにを黙ってこの現実から目をそらしているのか。まったく罪もない1人の子どもの生命を無謀な国家に殺されていいのか。黙っていていいのか。そして、何も行動しない私に、私は一番怒っています。

イスラエルの虐殺を許している米国と手下の日本も集団的自衛権の責任がある

今回のイスラエルの非道な攻撃の原因は先月イスラエルの少年3人が殺された事件の犯人がパレスチナのハマスだとイスラエルが決めつけて、その報復攻撃だと言っています。
でも、冷静に考えてみればよく分かります。イスラエル市民を殺せば、イスラエル軍はこれまで、必ず報復という名目で、その100倍以上の攻撃を仕掛けてきました。それならハマスが攻撃したというのはイスラエルがハマスの政治的な影響力を削ぐためにイスラエルの少年をわざと殺して、でっち上げのやらせ事件ではないかと勘ぐってもおかしくはないのです。いまイスラエルはハマスを攻撃して、また、その軍事的な行動で、パレスチナの領土をどんどん奪い取って行くといのがこれまでの常套手段だったからです。中東のことわざにこんな言葉があるそうです。「真犯人が誰かは、その事件で一番利益を得る者だ」と。だから今回の事件で一番利益を得る者はイスラエルであり、真犯人はイスラエルだと私は確信している。また、本当にハマスがやったとしてもハマスにやるように仕掛けた者はやはりイスラエルだろう。
そして、米国スポークスマンは会見で、「両者の停戦を望むが、イスラエルの攻撃は正当防衛であってアメリカは支持する」とのたまうのです。だからチンピラ国家イスラエルをけしかけているのは米国なのです。中東の地で一定の米国の影響力を維持するためにはイスラエルというチンピラ国家が実に米国の言いなりに動いてくれてイスラム国家を牽制する意味からも都合がいいのです。そのチンピラ国家と友好関係を結んでいて、武器の共同研究開発を進める日本もパレスチナの子どもたちにとっては、イスラエルの後方の敵でしかないのです。

人類の責任として、この事態を何とかやめさせなければなりません

私に出来ることは限られています。医薬品をパレスチナに送りたくてもイスラエルが経済封鎖しているため満足な食料も医薬品も送ることが出来ません。でも何かしなければ、私は、私の横で可愛い子どもが殺されていても、見て見ぬ振りをしている無責任な大人として死んでいった彼らの心の中に残っていくのだと思うと、ただただ自分の無力さに打ちひしがれてしまいます。私もイスラエル大使館と米国大使館前に抗議の座り込みに行きたいのですが。さっそく行動してくれている仲間がいます。緑の党の杉原さんです。ありがとう杉原さん。皆さんもイスラエル大使館にお近くの方は抗議に行ってください。カンパなどを送るところがどこに窓口があるのか私には分かりません。でも、出来る限り想像力を活かして行動しましょう。以下に杉原さんのMLを添付します。

7月11日 イスラエル大使館への抗議行動の動画です




東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎/重複失礼]
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7月11日の日本での抗議行動の写真です

昨日7月11日のイスラエル大使館前での「空爆やめろ!緊急抗議」は、無事終了と言いたいところですが、いきなり警察による暴力排除が行われケガ人複数。傘も複数壊され、トラメガも傷つきました。「トラメガを使った」という理由での前代未聞の暴挙であり、警察による暴行傷害事件です。
この異常かつ過剰な警備を指揮した、麹町署のしおばら警備課長代理(自称、フルネームは答えず)は謝罪、補償し、再発しないと確約すべきです。
警察の暴力にもめげずに始まった抗議行動では、コールをはさみながら、パレスチナ連帯運動を続けてこられた北林岳彦さん、参議院議員の山本太郎さん、ピースボートの飯島さん、「占領に反対する芸術家たち」の八鍬瑞子さん、『ホロコーストからガザへ』翻訳者の早尾貴紀さん、「パレスチナの子どもの里親運動」の岡本達思さん、日本国際ボランティアセンター・パレスチナ担当の金子さん、在日アルジェリア人のオマルさんが発言。
アラビア語、ヘブライ語も交えたコールが向かいの大使館に響きました。緊急の呼びかけにも関わらず、150人を超える参加者が集まり、雨の中、抗議の声をぶつけました。

このガザ空爆のさなか、茂木経産相がイスラエルとパレスチナを訪問し、7月7日にイスラエルとのセキュリティー産業をはじめとする経済協力強化の覚書を交わしています。

さらに、早稲田大学出身の8人の超党派国会議員団がイスラエルを訪問。
杉原千畝の彫像を贈呈して、7月9日と10日にイスラエル外務省やイスラエルの国会議員らと懇談しています。松原仁、渡辺周議員らの顔が見えます。少なくとも訪問を中止し、空爆停止を要請すべきです。
http://embassies.gov.il/tokyo/NewsAndEvents/Pages/Sugihara-delegation.aspx

こうした日本政府や国会議員の姿勢を追及していくことも今後の重要な課題だと思います。また、今回の警察の暴挙は、武器輸出や経済協力強化の形で進行する安倍政権のイスラエルへの加担の反映でもあると思いました。
安倍政権の企てをつぶすことが、ガザの人々と共に生きていくことにつながるのではないでしょうか。

本日12日16時からも大使館前で抗議行動が行われます。また、大使館に対して、ファックスや電話、ツイッター、メールなどで抗議の声を届けていきましょう。要請先一覧を載せていますのでご活用ください。

《イスラエル政府はガザでの虐殺を止めろ!緊急行動》
7月12日(土)16時~18時
イスラエル大使館前(地下鉄麹町駅6番出口から徒歩3分)
呼びかけ: 火炎瓶テツと仲間たち

【緊急拡散お願い】
<イスラエル大使館に抗議の声を!>
電話 03-3264-0911
FAX 03-3264-0791
ツイッターアカウント
大使館 @IsraelinJapan
経済部 @israeltradejp
メール information@tokyo.mfa.gov.il

ガザ地上侵攻も、イスラエル首相が示唆
(7月12日、TBS News i/11日の「NEWS23」でも放映)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2246359.html
※イスラエル大使館前抗議の冒頭での警察による暴力排除や抗議行動の様
子を伝えています。

7月11日:イスラエル大使館抗議行動(レイバーネット)
写真速報 http://www.labornetjp.org/news/2014/0711shasin
動画(YouTube 6分) http://youtu.be/0AORmgCo9tM

イスラエル大使館前緊急行動の全記録(IWJさんの動画アーカイブ)
※8:50頃から警察が配置につき、9:50頃から暴力排除開始。
http://www.ustream.tv/recorded/49900792

ガザ:「被害、女性と子供ばかり」…ハマス幹部は地下潜伏 
空爆、死者100人超(毎日7/11)
http://bit.ly/1kdC9ow

<ガザ地区で死者急増>【イスラエル軍による攻撃激化】
(7月11日、WSJ)
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303379504580021903610486236
 

If you have any questions, please let me know. ml@greens.gr.jp
by nonukes | 2014-07-14 14:59 | 「緑の党」をつくろう! | Comments(0)

  小坂正則

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