2014年 06月 19日
来年の統一地方選挙で市民派議員を誕生させませんか
来年の統一地方選挙で市民派議員を誕生させませんか
緑の党おおいた 神力美智子
来年4月には統一地方選挙が大分県内で行われますが、「緑の党おおいた」の私たちは昨年の大分市議会議員選挙に女性候補を出して「女性や子どもたちが暮らしやすい大分市」をめざして選挙に臨みました。健闘しましたが当選には至りませんでした。そこで県内の市町村議会に市民派の、出来れば女性議員を誕生させたいと思い、いま候補者を探しています。私たちは、国会に女性議員が極端に少ないことが、私たちの望む「脱原発」や「平和」などがないがしろにされている大きな理由ではないかと思っています。地方議会は国政と違って、身近な問題が議論されるのですが、地方議会でも女性の視点がもっと政治に生かせたら、私たちの街や暮らしが豊かになるのではないかと思います。「育児」や「教育」や「食べ物」などについての私たちの「不安」や「悩み」などに親切に答えてくれて、弱者に寄り添う地方自治を実現できたら暮らしやすい社会になることでしょう。
地域社会が豊かで人々が安心して暮らせる社会を作るためには、私たち女性がもっと積極的に政治に参加すべきだと考えているのです。そのためにも私たち「緑の党おおいた」は1人でも多くの市民派の特に女性を来年4月に行われる統一地方選挙に立候補させたいと思っているのです。
私も選挙に出てみたいという方や、政治に興味のある方は、ぜひ私たちにお声をかけてください。「緑の党」は右でも左でもありません。非暴力と平和な社会で差別のない社会をめざし、参加民主主義の政治で、自然環境と共存する持続可能な社会をつくる市民政党です。そして、「緑の党」は世界90の国や地域に「緑の党」の仲間がいます。私たちは世界中の緑の仲間と一緒に、全ての生き物が将来に渡って平和に生きていける地球を作っていくことをめざします。「緑の党おおいた」の会員も募集しています。詳しくは上記までお問い合わせ願います。
緑の党とは
「経済成長しなくても豊かに暮らせる、スロー・スモール・シンプルな社会」をめざす政党です。
自然環境や資源は有限で人間社会の経済成長にも限りがあります。それを無視してお金儲けに走った結果が、環境破壊や福島原発事故、貧困や戦争を引き起こすのです。より早く、大きく、複雑な、モノに執着するストレス社会から、よりゆっくり、小さく、簡素な、自然環境と共生するネットワーク型社会へ。私たちは競争ではなく、協力によって経済的にも環境的にも持続可能な社会をめざします。そのためには、「おまかせ民主主義」から抜け出すことが必要です。一人ひとりが政治に積極的に関わることが新し社会を切り開くスタート地点なのです。
みどりの理念とは「グローバル・グリーンズ憲章」
エコでフェアでピースな世界をめざして
①エコロジカルな知恵
(自然と先人の知恵に学ぶ社会)
②社会的公正・正義
(資源や食糧、権利や自由の分かち合い)
③参加型民主主義
( 一人ひとりの意見が生かされる社会)
④非暴力/平和
(力による支配から話し合いによる共生社会)
⑤持続可能性
(地球環境と調和した足るを知る暮らし)
⑥多様性の尊重
(男女や国籍や性的少数者の違いを認める)
『緑』は政党ではなく生き方です
第1回「緑の党」地域代表協議会 報告
大分県地域代表協議会委員 伊形順子
私は、2014年5月24日~25日に東京都で開催された第1回「緑の党」地域代表協議会に行き、とても感銘したことがありますので、そこを主に報告します。「まるじゅんさん」(中園順子)のワークショップと広報レクチャーがたいへん面白かったのです。
「まるじゅんさん」とはね、NPO法人トランジションジャパン副代表理事、パーマカルチャーデザイナー、ヨガインストラクターで、『大量生産大量消費の世界に疑問を感じ電通を15年で退社。コピーライターの経験を生かし、個人も地球も持続可能な幸せを実現するための情報発信中』。
「広報レクチャー」の必要性
・緑の党への愛を共有しよう!
・日本の緑の党を立ち上げてくれた皆さんにあり がとうを言う。
・広報とは、とりまくすべての利害関係の人との双方向のコミュニケーションをとること。好意度、理解度、協力、統一意識をもってもらうためのコミュニケーション。緑の党をとりまくすべての利害関係の人々は多種多様・・・働く人々、有権者、色々な支持政党を持つ人々、議員、価値観や志が近い活動団体、カフェ、ショップ、いろいろなNPO法人、学校、町内会、子ども、学生、親世代、ローカル番組、地方紙の記者、各種メディア、記者会見、プレスリリース。
・ひきこもりの広報はダメ。八方美人が大事。一種にごはんを食べてみる。緑の党の名を出さなくても、個人で話す。イメージやビジョンを発信したり、集約する力を利用してみんなの脳内に緑の党の存在感を作る。利害関係者の共感と情熱を呼びおこし、求心力を持つ。
・緑の党というブランドが頭の中に存在するように作っていく。
発信力の弱い企業(今の緑の党)は統一戦略が必要
・みんなが、使いたくなるような、ロゴ・スローガン・メッセージ・ポスター、フライヤーを作る。(ターゲットを設定し、緑の党はどんな団体として知らせるか、何を言うか、どう言うか。)
・今の社会の在り方に疑問をもっている若者(20代、30代)は何を考えているか?「食の安全、原発、ブラック企業など、生きることのすべてが問題ばかりで、政府も企業も信用できない」
⇒生き方そのもののシフト⇒「オーガニック、自給自足、会社を辞める、脱東京、循環型、半農半X(はんのうはんエックス)ダウンシフト、Iターン(アイたーん)」
緑は政党ではなく、生き方です Be the Change
地球1コ分の暮らしへ
自ら変化となり、答えを生きる時がきた
歩み出したい一歩をここに
・今は、脱原発と夢・未来を半々に出していく。現在の緑の党は、かたい、真面目すぎ、優等生的、一緒に遊んでも面白くなさそう。 ⇒
もっとカジュアルに、癒し系に、不良系に、太陽的に。
・海外との連携をもっとアピールしたら良い。世界の本物の民主主義、最先端の持続可能性とのネットワーク。
・緑な暮らしののシェアハウスを各地にいっぱい作る。ログハウス、つぶれたペンショウン。泊まれる。ごはんがおいしい。
緑の党の結成宣言が大変すてき
大橋一郎さんの作曲で7分半の歌にしてある。長すぎるので、みんなでショートバージョンを作って
歌うと良い。
3.11 後の 今 ここに
新たな道を歩み出す
森を奪う都市文明から
森に寄り添う分明 数多(あまた)へ
答えを生きる 時がきた
はやさ 大きさ 効率主義 から
スロー スモール シンプル で
適正規模と多様性へ
答えを生きる 時がきた
今日から土に 種をまき
こころに緑を 育てよう
いのちにぎわう 豊かな地球を
いのちみんなで 分かち楽しみ
100年先を 見渡して
答えを生きる 一歩をここに
歩み出したい 一歩をここに
「緑の党」を 立ち上げる
・小学校高学年に分かるような、楽しめる、呼びかける、ポスターやチラシを作る。漫画を使ったり、動物や子どもの絵を入れたり。ユーモア、感覚的、情緒的、簡単に分かり易く。
(伊形が、ウェブ上のフリーのイラストから、ポスターを選んでみました)
このままでは、ヤバイことに気付いちゃったんですけど~という人々に対して
⇒こっちにいけば大丈夫だよ~。これから進むべきは、緑でいけば大丈夫だよ~。ワクワクいこう。
・バックキャスティング
『4人に1人は緑の党が好き』となっている2020年を前提としてイメージしたうえで、今やるべきことを考え共有しよう。現時点からの発想も必要。でもそれだけでは、ブレイクスルーは起きにくい。アウトプットを作ることで、インプットを開発する。実態は違っても、「緑の党でうつがなくなりました~」「緑の党元気いっぱつ~」みんなその気になる。ワクワクいこう、地球1コ分の暮らしへ・・・。
まるじゅんさんの話を聞き、そういえば、私も、3・11の後「このままではヤバイ!」と思い、ちょうど定年退職して、時間もできたことだし・・と、脱原発を始めたのでした。楽しいデモや、楽しい合宿や、外国の人と楽しく話したり分かり合えたり友達になったりをしたい。そうして、日本の政権を脱原発派で固め、ドイツのようにすべての原発を廃炉にもっていくように舵を切りたい。日本中の90パーセントの人は原発が嫌い~。
緑の党共同代表の長谷川羽衣子のプレゼン
「緑の党は世界を変える」
①エネルギーの問題 ②ジェンダーの問題 ③民主主義の問題
世界を変えるのは私たち。前に進む。変化を恐れない。理念はそのままかえず、訴える方法を今までと違う方法で行う。・・・まるじゅんさんの提案のような広報にしていくのだと思います。(伊形順子)
世界の緑の党の説明を、パワーポイントで作って説明してくれました。・・・(このプレゼンツールを誰でもどこでも、切り貼りしても良いので、使って欲しいそうです。緑の党のインターネット上に置かれるそうです。)
長谷川羽衣子さんは、各自がどうして緑の党にかかわったのか、マイストーリーを語って欲しいと提案しました。
ワークショップと2回の分科会
さまざまな人と意見の交換をし、九州・四国ブロックの人たちとじっくり話し、いったい何人の人と出会ったのか分からない会でした・・・。
沖縄の富田英司さん「足立力也さんとブラジルの緑の党世界大会に行った。台湾にも行った。」「緑の党は沖縄問題にも取り組んで欲しい」
鹿児島の井ノ上裕里さんは20代。鹿児島の選挙に深くかかわる。「この会でアイデアを一杯持って帰りたい」
四国の渡辺さとこさんは、「緑の党への希望は、国政に議員を出す」「連立でも良い、緑の党が政権をとる」
伊形順子は「多くのグループと共闘する」「脱原発なら、どことも共闘する」
足立力也さん「佐賀の玄海原発、訴訟が5つある」「川内原発、週刊スパに記事出す」「ベナン人の人が日本の原発止めてくれと言った」
議案の採決と協議事項
会員を今の800人から1100人に増やしたい。サポーターを640人から800人に増やしたい。その数で予算を組みたい。夏のカンパ割り当て、地方本部は7万円。冬のカンパ割り当て、地方本部は5万円。(大分県は、地方本部になったので、このカンパが必要!)
次回の地域代表協議会の開催は、11月15日(土)~16日(日)、福岡で。(交通費がかかるので、東京で開催してくれないかという意見もあった。今回はもう動き始めているので、福岡に決まった。)
以上、いろいろな方と知り合えた良い会でした。こんな良い会なのだから、地域代表協議会委員は、沢山の人に経験してもらいたいと思いました。みんなで総会に行くという手もあります。いままで、本部は遠い人たちがやっているのだと思っていましたが、なんと、みなさん面白くて、個性派ぞろいでした。
「緑の党」のHP
http://greens.gr.jp/
by nonukes
| 2014-06-19 18:12
| 「緑の党」をつくろう!
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