2014年 06月 19日
脱原発大分ネットワーク総会記念講演「 川内原発は再稼働など出来るわけがない」
脱原発大分ネットワーク総会記念講演
地震・火山対策から避難計画まで、川内原発の再稼働を切る
小坂正則
身近に迫った九州電力川内原発は大分県竹田市まで150キロです。現在全ての原発は止まっていますが、の川内原発は規制庁が名指しで真っ先に再稼働させる原発だとして審査を進めているのです。規制庁はこまで、「津波の心配もほとんどないし、周辺には大きな活断層も発見されていないので、この川内原発を初に動かして、国民の原発アレルギーを何とか払拭したい」と思っているかのように審査を急ピッチで進てきました。その理由は自民党の族議員と産業界の「原発を再稼働させなければ日本の企業が電気料金の上げでつぶれてしまう」という圧力に抗しきれなくなったからでしょうか。
しかし、ここに来て新たな再稼働への障害が現れてきました。その1つが5月21日の大飯原発差し止め訟判決です。「原発の運転停止で多額の貿易赤字が出ても、豊かな国土に国民が根を下ろして生活していことこそが国富であり、これが取り戻せないことが国富の喪失である」という福井地裁樋口裁判長の判決は、上級審でも簡単に覆すことは出来ないでしょう。それに火山噴火による原子炉への影響が火山学者にって批判されるようになってきたのです。詳しくは九州の原発についてはどの学者よりも詳しい、深江守んの話をたっぷりお聞きください。
その前に「脱原発大分ネットワーク」の総会もあります。会員の方はもとより、会員以外の方も参加できます。ふるってご参加ください。
演 題:「川内原発は再稼働など出来るわけがない」
講 師:深江 守さん
日 時:7月5日(土)14時~16時
場 所:別府中央公民館1F第5研修室
問い合わせ:090-1348-0373(小坂)
参加費:無料
深江守 プロフィール
1957年宮崎県串間市生まれの57歳。
1982年に平和を考える北九州市民の会を結成し、市民運動を始める。
1985年、北九州市周辺地域の市民運動情報誌、月刊「北九州かわら版」を創刊し10年間編集長を務める。2000年、チェルノブイリ支援運動・九州を結成。10年間代表を務める。
現在、脱原発ネットワーク・九州代表、九電消費者株主の会事務局長、さよなら原発北九州連絡会事務局長。
脱原発大分ネットワークの総会のお知らせ
日 時:7月5日(土)13時~14時
場 所:別府中央公民館1F第5研修室
議 題:1年間の総括と今後の脱原発運動について
連絡先:090-1348-0373(小坂)
その他:どなたでも参加可能です
by nonukes
| 2014-06-19 13:21
| 脱原発大分ネットワーク
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