2014年 05月 19日
「福島の子ども甲状腺がん50人」でも安倍首相は何も思わない
「福島の子ども甲状腺がん50人」でも安倍首相は何も思わない
小坂正則
昨日の共同通信の配信に下記の小さな記事がありました。いわゆるベタ記事です。「「美味しんぼ」の「鼻血事件」では風評被害に対しては断固たる姿勢で臨む」と記者の質問に答える安倍首相や石破幹事長の「風評被害を煽るようなことは許さない」という姿勢に比べたら、なぜこっちは無視するのでしょうか。このような事件にこそ政府や福島県は大騒ぎをしなければならないのではないでしょうか。
福島県民の多くが鼻血が出たのかどうか私には分かりません。ストレスの影響で出たのかもしれません。しかし、何でこれだけ多くの子どもたちが甲状腺ガンにかからなければならなのか、その因果関係に福島原発事故で放出された放射能の影響であることは疑いの余地はないのです。だから鼻血事件をもみ消そうとする国や福島県や自民党の政治かや安倍首相が信用できないのです。
私は安倍首相に石破に一言いいたい
安倍首相が「鼻血」に対して怒る感性があるのならなら、その感性で持って、なぜこの事に対して何の怒りも悲しみのコメントもないのでしょうか。こっちの方こそ大事件です。私たちは怒り、悲しまなければならないのです。いえ、怒り悲しむだけなら誰でも出来ます。今すぐにでも因果関係を調査しなければならないし、福島の子どもたちの保養や食べ物の調査など、ありとあらゆる対策を取らなければならないのです。安倍晋三さん、あなたは人の痛みなど全く分からないお人なのです。軍服を着て戦車に乗って喜んでいる、戦車ごっこを喜ぶ5歳の精神年齢のまま年取ったお馬鹿さんでしかありません。さっさと首相も政治家も辞めて、戦車の払い下げでも防衛大臣を通じてもらって、自宅の広大な庭に戦車や戦闘機を飾って石破さんと二人で仲良く戦争ごっこでもして遊んでいなさい。
あなたは麻生さん以下の総理大臣です。福田元首相の方があなたよりも10倍も100倍もよかったです。「憲政史上最低の首相を私たちはいただいている」と私は思います。
福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査
2014/05/18 【共同通信】
福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、対象者の約8割の結果がまとまり、がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが17日、関係者への取材で分かった。
県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。今年3月までに1巡目の検査が終わり、4月から2巡目が始まっている。
チェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がん増加が確認された。このため県は、今後がんが増えるかどうかなど、放射線の影響を調べる。
by nonukes
| 2014-05-19 12:01
| 福島原発事故
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