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小坂正則の個人ブログ

「安倍首相の解釈改憲をやめさせよう」と街頭情宣を行いました

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「安倍首相の解釈改憲をやめさせよう」と街頭情宣を行いました
小坂正則

一昨日、日本山妙法寺の酒迎上人さんから「小坂君、今街頭に立って訴えなければいつ訴える。そのうち訴えることが出来なくなってしまうぞ」という檄の電話をもらいました。上人は毎日街頭に立って「集団的自衛権は戦争への道だ。皆さん安倍首相の暴走を許してはなりません」と訴えているそうです。「君はやらないのかね」という電話だったのです。私は「それでは日曜日にやりましょう」と言って電話を切りました。さて、何を訴えるのか、ビラを作るには時間がないし、撒く人も確保しなければならないしと考えて、ビラなしのマイクによる訴えと、何かプラカードを作って訴えようと考えたのです。そこで、ネットでいい標語はないかと探したのですが、なかなか見つかりませんでした。ない頭をひねって今朝早く作ったカンバンが写真の作品です。何か安倍首相を皮肉ったものでなければおもしろくないと思って、ウイットを効かせたつもりなのですが、さていかがでしょうか。ただ、振り向いて何を書いているのだろうかと、眺めていく方がたくさんいました。残念ながら「頑張ってください」と声をかけてくれる方はいませんでしたが。

私たち国民の義務は憲法を守ること

今日は緑の党ののぼりも持っては行ったのですが、立てませんでした。日本山の皆さんは緑の党ではないし、「赤とんぼ」の宮崎優子さんも一緒に訴えていただいたので。市民が次々に勝手に街頭に立って訴えたり、表明したりすることが民主主義です。自由な社会ではこんなことが出来るのです。でも、安倍政権がめだしている社会は、こんなことを許さない社会だということを皆さんに分かってもらいたいのです。戦前の多くの市民も「まさかこんなに自由にものが言えない社会が来るとはちっとも思ってはいなかった」と言ってました。
秘密保護法や盗聴法や治安維持法などなど、国家権力は、自分たちに都合のいいような国民を支配する法律を作りたがるのです。また、戦争の出来る軍隊を持ちたがっている安倍首相を放し飼いにしていたら、自衛隊員が戦場で銃を取る日が本当にくるかもしれないのです。
私たちの立憲主義国家の憲法は、「国民と国が交わした約束事」です。ですから、憲法は「国民の義務ではなくて、国による国民への義務」なのです。しかし、自民党の改憲案や安倍首相のいう「美しい国日本」をつくるための憲法改正案は、全て国民に義務を押しつける案であり、それは立憲主義の憲法論からすれば誤りです。「憲法は私たちの権利なのです」から。それも日本国憲法の柱は平和主義と基本的人権の尊重という2つの大きな柱で成り立っているのです。
しかし、憲法は文章があるから私たちの基本的人権や平和が守られるのではありません。
文章などはいくら高貴なありがたい単語が並んでいたとしても、それを私たちが行使しなければ実質的な力は失われてしまうのです。
「民主主義を守るために大事なことは日常の小さな闘いの積み重ね」だと私は思います。私たちの基本的人権や自由は、それを行使してはじめて中身のある自由や人権として意味をなすのです。ですから、憲法12条の「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。(以下省略)」とあるのです。私たち国民は、憲法12条の権利を行使する不断の努力が今こそ本当に必要なのです。
私たち1人ひとりが、これを葬り去ろうとする安倍自民党政権の憲法破壊攻撃に対して屈せず平和憲法を守り抜き、この日本国平和憲法という「宝」を未来の子どもたちに無傷のまま引き継いでいかなければならないのです。平成天皇も平和憲法を守ることに不断から努力しておられることが会見での発言の端々に現れています。安倍首相の改憲の動きを一番気にしているのは天皇さんかもしれません。
Commented by ちゅーがくせい at 2015-10-09 22:35 x
まず、安全保障関連法案についてですが、あなたが戦争憲法と言っているのは集団的自衛権のことですか?
そもそも集団的自衛権は私の解釈でたとえるならば、今、自分の前で親友が殴られています。しかし、自分が殴られない限り自分は親友を助けることができず、ただただ親友が殴られているのを眺めていることしかできません。しかし、集団的自衛権については、その殴っている人の間に入り親友を助けてあげることができるのです。
あと、写真の男性が着ている服はなんですか?
by nonukes | 2014-05-18 20:15 | その他 | Comments(1)

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