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小坂正則の個人ブログ

「解釈改憲」などと、安倍首相のやりたい放題を許してはならない!

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「解釈改憲」などと、安倍首相のやりたい放題を許してはならない!
小坂正則

5月15日は「日本が戦争へ突き進むきっかけの日」歴史に残るかもしれません。この5月15日は「1972年の5月15日に沖縄が日本に帰ってきた日」でもあるのです。軍国主義日本が中国侵略の15年戦争を行って、太平洋戦争へと拡大し、沖縄へ米軍の総攻撃が繰り広げられた、国内唯一の地上戦がおこわなれた激戦地なのです。沖縄の人々は日本による沖縄併合から太平洋戦争で沖縄を犠牲にされて、その上で、米軍進駐による痛みを押しつけられたのです。そして、今日では辺野古への海兵隊の移転などと、米軍と大和による差別と犠牲を何度も強いられてきたのです。それから解放されて日本に還ってきた5月15日に、今度は安倍首相のわけの分からない6つの条件とかいって、紙芝居で日本国民を騙せるとでも思っているのでしょうか。

解釈改憲による集団的自衛権の国民への押しつけはまっぴらです

憲法9条を削除したいと願っている政治家はごまんといます。しかし、これほど姑息に国民を騙して解釈改憲を行おうとする卑怯な人間を私は見たことがありません。こんな卑怯者の安倍首相を国家の代表に据えているのですから、子どもたちがウソをついても非行に走っても仕方ないでしょう。だって、一国の首相が嘘つきなのですから。自分のお友だちを集めて「私的」な「安保法制懇」という名の私的諮問会議を立ち上げて、そこに答申を出させて、もちろん原稿は安倍首相の肝いりで書かせた内容です。それを受けて、6つの事例などという紙芝居を持ってきて、「海外で活躍するNPOやNGOの若者がテロリストに襲われても自衛隊は助けることは出来ない」とのたまう。ちょと待ってよ!日本にいる米国人を銃を持った米軍が日本の中で警護などするか?海外に出たら海外の法律と警察権の中で身の安全を守るしかないのですよ。唯一治外法権が認められるのは大使館だけですよ。ベトナムの国内で反中国暴動が起きて、中国人が2人殺害されたとニュースは伝えていましたが、中国人を守るために中国軍がベトナムに入ってきたら、それこそ侵略戦争ですよ。また、「韓国と北朝鮮が戦争状態になって、米艦船日本人が避難しているときに米艦船を北朝鮮が攻撃したときにそばにいた日本の艦船が反撃できない」いうのも漫画チックです。まず、来たが米艦船を攻撃できるだけの能力があるわけがないし、そんな米艦船で逃げる前に民間機を使って飛行機でみなさん逃げていますし、日本艦船がるなら、日本艦船に日本人を乗せればいいし、第一戦艦に民間人を大量に乗せるスペースなどありません。想定がどれもこれもあり得ないこじつけのオンパレードです。「戦闘状態の時に機雷を敷設されたら、それを掃討する作戦が出来ない」出来ないのは当たり前でしょう。そんな戦闘状態の地域に機雷掃討作戦などに行けば、十分な戦闘行為なのだから、それこそ攻撃されて当たり前で、そんなにイラクに行って米軍と一緒に戦争したいなのなら、改憲を発動して憲法9条を削除するという正攻法で、正々堂々と表から議論したらいいではないか。裏口からこそこそと盗人のように忍び込んで、「私は絶対にイラクなどに行って米軍と一緒に自衛隊が戦争したりはしません」と、言っても、そんなあなたの軽い言葉を誰が信用するもんですか!こんな政権は一刻も早く退陣願おうではありませんか。

どうすれば安倍を退陣に追い込めるか

「公明党が全ての鍵を握っている」とマスコミも野党もいいます。果たして本当でしょうか。私はそうは思いません。鍵を握っているのは私たち国民です。国民のバランス感覚が鍵を握っているのです。ここはいっちょお灸を据えてやらなければ「あまりにも大きく右に偏りすぎてしまった」のではないでしょうか。日本の政治のバランス感覚がなくなってしまっています。現天皇も憲法がないがしろにされるのではないかと心配しています。
私たちが「解釈改憲NO」の声を挙げることが公明党を震え上がらせて、自民党をも震え上がらせるのです。しかし、鈍感な安倍晋三は、そんな国民の怒りなど察知できないかもしれません。でも、彼に一番効くお灸は経済の失速です。いま、一定の安倍人気が保たれているのは「経済が何とか保っている」からなのです。これが一気にマイナス経済に落ち込もうものなら安倍支持率は急降下して、気の弱いちょっと病気持ちのバカ息子は一気に気落ちして政権を投げ出すことでしょう。
それと原発再稼働をさせない力強い反対運動で安倍政権を追い込むのです。怖い者なしのように行け行けどんどんのように見えますが、壊れるときは一気に壊れるのものです。安倍政権など張り子の虎です!私たちの抗議の声と有権者の怒りで張り子の虎を追い込んでやりましょう!
Commented by たっつぁん at 2014-05-19 18:23 x
平和憲法を維持し戦争のない世界を追及することは必要ですが、一方で、平和ボケしたスキだらけの国から国益を奪い取ろうとするならず者国家の驚異にどう対応するか、というリスク管理も同時に考える必要がある。これが私の考えるバランス感覚です。護憲だけで思考停止することなく、日米安保という「片務契約」がいざという時に機能しないリスクも念頭におき考えていく必要があると思います。
Commented by nonukes at 2014-05-20 08:08
たっつぁんさま 書き込みありがとうございます。私も単なる護憲派ではありません。ただ、軍備を強化することで国を守ろうとすれば、互いに終わりなき軍拡競争が始まるだけです。
ですから、最小限の装備を備えて、民間と国の外交努力で関係を強化していくことが最も大切だと思います。中国から日本企業が撤退したら中国だって困るわけですから。ただ、米国の奴隷のような現状の外交が果たして独立国のあるべき姿とは思えません。フィリピンのしたたかな外交交渉力を少しは見習ったらどうでしょうか。
Commented by たっつぁん at 2014-05-20 10:19 x
ご返事ありがとうございます。たぶん根っこはそんなに違いはないような気がしますが、私は現実主義者ですのでまず目先の直面した問題にどう対応すべきかをスキップして考えることができません。短期と中長期に対する比重の違いかな、と感じました。勿論あるべき姿を追求していくことも大変重要で、これもバランス感覚かと思います。
いずれにせよ、このように国の将来を真剣に考える人の少なさが一番のリスクと思います。
by nonukes | 2014-05-18 00:18 | その他 | Comments(3)

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