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小坂正則の個人ブログ

「つゆくさ通信」第124号を発行しました。②

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「つゆくさ通信」第124号を発行しました。②
小坂正則


つゆくさ通信124号の内容第二弾です。当会の会員は長い人で20年以上の方も居て、それだけ皆さん高齢化をしているようです。ですから、大半の方がネット環境にないか、あっても十分こなしているわけではない方が多いのではないかと思います。
現代社会はSNS社会ともてはやされていますが、やはり、紙媒体の良さも捨てたものではないと、私は思います。ですから、入り口はSNSで出口は紙媒体というのが、私は最も気に入っています。唾が飛びかような、人の顔の表情が直に相手に伝わることが、本当のコミュニケーションだと思うからです。でも、SNSの良さも十分感じています。郵便で送るには100通で1万円弱の費用がかかります。1000通だったら10万円です。1度に10万円を使って年間10回も出してたのではこちらが干上がってしまいます。そこで、私は情報はSNSで流して、議論や交流は出会ってフェイスtoウフェイスで暖めることにしています。
「つゆくさ通信」に興味のある方は無料で見本誌をお送りいたします。また、原稿を募集しています。「つゆくさ通信」は脱原発社会をめざすための団体である「脱原発大分ネットワーク」会員による交流紙です。

つゆくさ通信の概要
定期購読料:年間2000円
年間発行:6回(奇数月に発行)
発行元:脱原発大分ネットワーク
問い合わせ先:090-1348-0373( 小坂)
E-mail:nonukes@able.ocn.ne.jp


~ドミノ倒しにさせてはいけない~ 「止めなきゃ川内原発」
大原洋子

この冬、30代の絵描きさんがつくった国東香りにあふれたカレンダーは、好評のうちにあこちに飛び立っていった。
4月のページを開いてギョッとした。月の満欠けまで描いてある手文字の日付の欄外、「チルノブイリ事故」と書き加えてあったのだ、「2日」のところに。
当時大人だった私たちにとっては、「1986年月26日」は忘れたくても忘れられない強烈でしい日だ。しかし、小学生だった彼には多分実はなく、長じていくうちに頭に入ってきた日になのだ。この違いは大きい。わざわざ書き添えほど原発問題を憂い、行動する彼にしてそうだいうことは、一般の若者にとってのチェルノブリ事故は年表の1行ですらないのかもしれない。と同時に、このことは経験した私たちが次の代に伝えていくのにいかに失敗してきたかの表れでもある。同じ過ちはしたくない。
原発のため人生を壊された方や、官邸前の金デモや院内集会等、首都でなければできない行をしている方々から、「地元九州の方、しっかしてよ。川内を本気で止めてよ」という声が聞える。
人類誕生以来、生まれてきたのは総計500人、うち14%にも当たる70億人が今、地球暮らす。日本の人口1億2500万人は0.2%だあなたも私も含まれる有史以来の0.2%の行動かんで、地球を滅ぼすことも長らえさせることできるかもしれない。そうなると責任重大、使はとてつもなく大きいとわかる。孫の代とか、住民が物事を決める目安の7代先どころではいのだ。

さあ、この日、街へ出て、みんなで訴えましょう!

・これ以上、事故を出したら日本は本当に終わる                    
・これ以上、自然や生き物を痛めつけたくない                     
・これ以上、避難民をつくりたくない                         
・これ以上、故郷を失う人をつくりたくない                      
・だから、原発こそ、避難してくれ 今スグに                            ↓↓
    廃炉
~川内原発をトップバッターとする再稼働反対行動~
日 時  4月26日(土)12:30~13:30
場 所  大分トキハ本店周辺でビラ配り
主 催  脱原発大分ネットワーク
問合せ  090-2296-1953 大原

同日、九電大分支店前では、1012日目!の情宣行動拡大(10:00~16:30)が行われます。
30分でも1時間でも、皆さんのご都合に合わせて、こちらも。(「東へ西へ」参照)


編集後記


▼今月号もほとんど1ヶ月遅れの発送となりました、申し訳ありません。歳のせいかなかなか原稿が進みませんし、書きたいという意欲が身体の奥から沸き起こって来なくなってきました。源泉が枯れて来つつあるように思えてなりません。それというのも原発「再稼働」をどうやって止めればいいのか。どのように人びとに伝えたらいいのか、まったくといっていいほどアイデアが浮かんでこないのです。これまでだったら、「こんなことをやったらどうだろう」とか、「ここが敵の弱点のはずだ」というようなものが沸き起こって来たりしていたのですが。大分県内の地方議会へ陳情書や市長へ申し入れなどもやるにはやったのですが、それとて所詮ジャブのようなもの。決定的なカウンターパンチにはなりません。
▼この間の安倍首相率いる政府自民党と官僚たちのやりたい放題の国会運営に歯止めがかかっていません。ブレーキの壊れた暴走車のようです。「公明党が平和憲法を守る最後の砦」などとマスコミに言われるようでは野党の面目丸つぶれです。これも国民が選択した結果なのですから、仕方がないと言えばそうなのですが、ただ、選挙に行かない有権者の責任が一番大きいように私は思います。残念ながら一番の犠牲者は「選挙に行かない多くの若者たち」だというこの現実をどのようにして若者に伝えたらいいのか。原発と同じくらいに重要な課題だと思います。マスコミにより作り上げられた「日本維新の会」や「みんなの党」の化け皮が剥がれて、こっちは急速に賞味期限が切れて来たのはうれしい限りなのですが、維新やみんなへ期待していた有権者の受け皿がどこにもないという政治状況です。民主党がもっとしっかりしてくれたらと思うのですが、民主党が腐れ第三極や自民党に失望した有権者の受け皿にはなっていないのです。それどころかはすます選挙に行かない若者や有権者を作り出しているのです。野党第一党の役目は与党の暴走をチェックして、他の野党を束ねて、多くの有権者に希望を与えて現政権を揺さぶることです。「2009年のあの勢いはどこに行ったのか」と恨み節の1つも言いたくなります。でも、そんなことをいってても始まりません。ここは「保守リベラル」の細川さんや小泉さんなど自民党支持者の中に居る脱原発派の方々との共闘しかないと私は思っています。原発再稼働を巡って、原発推進派と脱原発派の保守分裂による闘いをしかけるしかないと私は思います。そして「脱原発」政権をめざして、自民も民主も割れてもらいましょう。▼ところで楽しい話も1つくらいはあってもいいかな。3月19日に我が家の居候のニワトリの卵を暖めていたら、一昨日雛が孵化したのです。なんとかわいい雛でしょうか。有精卵を暖めたら雛が生まれるというのは、頭では分かっていても、実際にやってみると「ビックリ仰天」です。生きとし生ける生命の尊さを眩しいほど感じました。▼4月24日のYaeさんのコンサートぜひご参加ください。電話予約可です。それから、清重伸之さんのイラストをぜひ購入してください。反原発作家は決して裕福でもありませんし、営業も苦手なので食えないのです。でも、人間の熱い心だけは人一倍持っている方です。個展を近々開催する予定です。あなたの生活の中にちょっとした小さなアート空間を。(小坂)                           
by nonukes | 2014-04-14 13:43 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

  小坂正則

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