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小坂正則の個人ブログ

今中哲二さんの講演会と徹底質問コーナーを開催しました

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今中哲二さん(京大原子炉実験所 助教)の講演会と徹底質問コーナーを開催しました
小坂正則

311のプレイベントとして、3月8日には大分市のホルトホールにて今中さんの講演会を開催しました。中身は福島原発事故から3年目の今日の放射能被害の実態がどの程度なのかや、放射能被曝による健康被害がどの程度の確率でガンになるのかなど、わかりやすく話してくれました。
今中さんは「福島のみなさんはこれからは放射能と向き合って生きていかなければならない」と。そのためにも「きちんと放射能を理解した上で恐れよう」というようなお話をしてくれました。今中さんは「被曝はしないに越したことはない」と。「しかし、すでに被曝してしまったなら、そのリスクがどの程度であり、今後は何に注意するべきなのかを考えるべきだ」というようなお話だったと思います。
「被曝の発ガンリスクは被曝量に比例するのだから、出来る限り無用な被曝はさけるべきだ」と。「1回あたり4.5ミリシーベルトの被曝量のCT検査によってガンになるリスクをオーストラリアの青少年68万人を追跡調査した結果、平均9.5年の調査期間中にCT1回あたり16%のガン増加が確認された」と言ってました。「CT検査は大量の被曝を受けるので子どもには無用なCTは受けさせるべきではない」とも。

徹底質問 コーナーでは様々な質問が出ていました

翌日の今中さんは「さよなら原発集会」にも参加して、ミニ講演を行ったあと、その足で、今度は当事務所のある「松明楼」で行われた学習会へと場所を移動して、「徹底質問コーナー」に臨んでくれました。最初に今中さんの出演した30分のテレビ番組のDVDを見て、その後質問を受けました。最初に質問したのは千葉県柏市から避難しているOさんの質問には丁寧に時間をかけて答えてくれました。「私は柏にかえっていいのでしょうか」という切実な質問です。今中さんは「柏は確かにホットスポットですね。柏だけではなく東京の一部も相当なホットスポットがありますし、いまでも土壌を検査すれば相当量のセシウムが検出されるでしょう。しかし、私が帰っていいとか悪いとかはいえません。あなた自身で判断するしかありません」と。後から行われた交流会で今中さんは話していましたが、「多くの方から私は帰っていいのかと聞かれることがあります。私はのど元まで声が出そうになっても、自分で決めなさいというのです」と話していました。
「私が出来ることは判断材料としての科学的なデータを提供するだけです」と。「日本近海の魚は手部手もいいのでしょうか」という質問には「海底の底に住んでいる魚はセシウムやストロンチウムの泥を食べている可能性があるから安全だとはいえないけど、ブリやサンマなどの回遊魚は心配ないと思います」と話していました。「最後はあなたが1ベクレルでもいやだと思うか、10ベクレルなら食べようと思うか、あなたの最終判断で決めるほかはありません」だそうです。
そのほか質問は多岐に及んでいました。「なぜ原発が止められないのか」や「日本は本当に核武装する気があるのか」など。ベラルーシでを訪れたときの逸話なども交えて、あっという間の2時間30分の時間が過ぎてしまいました。お茶を飲みながらの楽しいお話会というには放射能被曝の話なので、決して楽しい話ではありませんが、みなさんが日頃心の中でもやもやしていた疑問や分からないことや不満などを話して、今中さんの回答だけではなく、参加者の意見なども交えた貴重な意見交流会が実現しました。
お忙しい中で時間を作って、大分まで足を運んでいただいた今中さんありがとうございます。最後の交流会も少しだけお酒を飲にながら楽しい時間を過ごさせていただきました。今中さんは日本酒の西の関が随分お気に入りのようでした。参加していただいたみなさんありがとうございます。
by nonukes | 2014-03-12 22:04 | 福島原発事故 | Comments(0)