2014年 02月 28日
今中哲二さんによる講演会「初心者用」と「中級者用」を開催しましす
今中哲二さんによる講演会「初心者用」と「中級者用」を開催しましす
小坂正則
福島原発事故から3年が経とうとしています。自民党安倍政権は「エネルギー基本計画」を2月25日に発表しましたが、その中身は、福島原発事故などなかったのような内容です。原発の再稼動は行うは、核燃料サイクルは進めるは、高速増殖炉「もんじゅ」は進めるはという内容です。今中さんは京大原子炉実験所で小出裕章さんと一緒に長年反原発の活動を進めてきた良心的な科学者です。その今中さんに3月8日は、誰にでも分かる入門的なお話しをしてもらいます。皆さんぜひお越しください。入場無料です。
そして翌日の3月9日は、中級編のお話をしてもらいます。福島原発事故の原因は何だったのかという最新情報から、実際に事故が起こったら、どのようにして生き延びればいいのかなどなど、あなたの疑問や質問に徹底的に答えてくれます。こちらは参加料は千円です。
今中哲二さん講演会「原発再稼動を問う」
日 時:3月8日(土)18:30~20:30
場 所:大分市ホルトホール 3F 大会議室
参加費:無料
問合せ:090-1348-0373(小坂)
「原子力防災を考える」学習会をひらきます
河野近子
福島第一原子力発電所であれほどの大事故を引き起こし、広大な大地を放射能まみれにして今なお十数万人もの人々を難民に追い込んでいるにもかかわらず、安部政権は今後も原子力への依存を続けようと目論み、着々とその政策を進めています。海外に原発を輸出しようとトップセールスを展開する一方で、国内原発再稼働のための準備をかさねています。
ここ大分県は、再稼働の一番乗りになるといわれている四国電力の伊方原発をはじめ、九州電力の玄海原発・川内原発と、安全審査中の原発に囲まれています。再稼働が現実のものとなれば、いつ起きても不思議でない大事故のときには大量の放射能雲に襲われるのは間違いありません。
そのようないま再稼働に反対するのはもちろんですが、現実問題として大事故になり放射能雲に襲われたとき、子どもたちをどのように守ればいいのかを具体的に知っておく必要があるでしょう。自治体に交渉して有効な原子力防災を確立する必要もあるし、個人的に知っておかなければならないことも沢山あります。私たちの行動如何で避けられたはずの被曝までさせてしまうこともありうるのですから。
チェルノブイリ原発や福島原発事故時の教訓をいかし、被曝を最小限にとどめるための方策を学ぶ学習会を企画しました。一問一答形式で具体的な疑問をだし、講師に答えていただきます。関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。
講演会「福島原発事故の真相と原発事故対策」
と き:3月9日(日)17時~20時
ところ:小坂邸「松明楼」
講 師:今中哲二氏
参加料:1000円
定 員:約10名
問合せ:090-1348-0373(小坂)
その他:少数で徹底して質問に答える形で行います
【講師紹介】
1950年生まれ。1973年大阪大学工学部原子力工学科卒。1976年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年京都大学原子炉実験所助手(助教)
専門は原子力学。原子力(核)がもたらす環境影響評価。
盟友小出裕章氏らのグループ(通称:熊取六人組)で、人類が原子力から手をひくために、原子力のもつ環境影響(被曝影響)などの負の部分の研究にとりくむ。チェルノブイリ事故以降たびたび現地に足をはこび、汚染の実態や被曝影響など詳細に研究。福島事故時は進まない国の対応に業をにやして真っ先に飯舘村に出向き、汚染の実態を調査。その後も現地とつながり調査を続けて汚染の解明に力を注いでい
by nonukes
| 2014-02-28 21:40
| 福島原発事故
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