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小坂正則の個人ブログ

広瀬隆氏など「脱原発都知事を実現する会」の推す細川氏を都知事へ

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広瀬隆氏など「脱原発都知事を実現する会」の推す細川氏を都知事へ小坂正則


20日に広瀬隆氏や鎌田慧氏などが参加して作った「脱原発都知事を実現する会」が記者会見を行いました。下の動画を見てください。私はこの間緑の党FBでの議論で、一貫して細川氏を推す発言をしてきました。しかし、残念ながら明日の夕方まで細川氏はマスコミの前には出てこないという戦術をとることになりました。私たちは参加民主主義を掲げて政治を動かそうと思っていますので、できる限り多くの市民が議論を行い、そこで一人でも多くの市民が参加して政策や運動方針を決定する政治をめざしているのですから、このような「中身を見せないでたたかう」という細川氏の戦術に対しては実に大きな違和感を持っています。
しかし、それでも安倍政権を倒すためには、宇都宮氏では無理であり、「勝たなくても筋を通す」ために選挙を戦うという宇都宮陣営(共産党)の理念を私は支持しません。今回の都知事選は「原発再稼動」をさせないために安倍晋三の心臓をえぐるような矢を放つことです。名護市長選の勝利で大きく安倍政権の屋台骨は揺らいでいます。そこに東京都知事選で細川氏が勝てば「原発再稼動」はいよいよ遠のき、必ず安倍政権は崩壊します。そのために今回の都知事選は負けられないたたかいなのです。脱原発に保守も革新もありません。「革新都政実現」などと旧態依然のお題目を掲げて自らの党の勢力拡大をめざすために都知事選を利用するような場合ではないのです。日本が原発再稼動で第二のフクシマを再演するのか、それともこのまま安心・安全な市民生活を維持するのかという国を二分するような大事なたたかいの時なのです。





全国のみなさま  広瀬隆です

昨日の名護市長選挙での、辺野古移設反対市長の勝利を、まず祝いたいと思います。沖縄県民の意思の強さに、私たちも大きな力と 励みを受けました。日本政府の一角がガラガラと崩れました。
続いて本日、1月20日午後1時から、東京都知事選に向けて、市民運動が参議院議員会館にて共同記者会見をおこないました。私 も参加したので、簡単にご報告します。

結論は、細川護熙氏を支持することで、参加者全員が一致しました。添付ファイル(下記添付)に、要点が書かれています。敬愛する前東海村村 長の村上達也さんからのメッセージ も添付(下記添付)します。

実は、1月22日の夕刻に、細川護熙氏からの政策発表があるので、その前に支持を表明することには問題があるという意見もあり ましたが、翌23日からは事実上の選挙戦に突入するので、私たちの意思を表明する機会を失わないように記者会見をしました。した がって、「条件付き」の支持表明であることは、言うまでもありません。その条件とは、文書にある通り、「原発再稼働に反対し、そ のまま原発ゼロを最優先政策として掲げる細川氏を支持します」としてあります。原発ゼロが最優先政策で なければ、私たちは支持しません。しかし、それは、信頼できる多くの賛同者が細川氏自身から確認していますので、まったく杞憂の ようです。本日の記者会見で語ってくれた湯川れい子さんも、太鼓判を捺しています。

本日の週刊ポストによれば、私たちが最も信頼している古賀茂明さんと、城南信用金庫理事長の吉原毅さんも、細川氏のブレーンに 入っているので、まことに心強いと思います。したがって、知事就任後も、ぶれない政策を実行してくれると考えられます。選挙後の 私たちもまた、数々の意見を細川氏宛てに、温かい心をもって伝えてゆきたいと思います。

今回の都知事選は、細川護熙 対 安倍晋三 なのです。敵方の舛添要一は、ミニ安倍晋三なのです。日本の核兵器保有のために、 高速増殖炉もんじゅの広告塔として活動し、原爆材料プルトニウム確保に夢中になってきた舛添要一は、超危険人物です。私自身も、 テレビとラジオで、ことあるごとに、彼と討論してきたので、その危険性は誰よりも承知しています。舛添要一は、福島第一原発事故 を招いた責任者の筆頭です。このような人間に権力を持たせれば、日本は大変なことになります。こうした事実を社会に伝えれば、彼 は泡沫候補です。
選挙は、勝つか、負けるか、この二つしかありません。得票数が多くても、まったく意味のない闘いです。したがって、圧勝できる 候補者を擁立し、みながまとまって、急いで支持するべきです。

以上、私見を述べましたが、私の周囲は百パーセント、同じ考えです。みなさん、同じ考えの方は、動いてください。広く呼びかけ てください。
 投票日まで、充分な日数があります。毎日、加速度的に、支持者を増やしましょう。最後は、雪崩現象を起こして・・・
多難であることを承知で、申し上げます。明るい春を迎えましょう。
 きっと迎えます。2月9日に・・・

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都知事選における脱原発候補統一について
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私たちは長い間脱原発運動に携わり、脱原発を心から願う者として1月15日に文書で宇都宮健児氏及び細川護煕氏に脱原発候補の統一のための話し合いを呼びかけました。
しかしながら、宇都宮氏からは公開の場での討論に力点を置いた回答があり、細川氏側からは、いかなる政党、団体からも支援を受けない、ただし、それぞれの立場で同氏の脱原発の志を理解し応援してもらえれば幸いだという回答がありました。
以上の通りなので、宇都宮氏、細川氏の一本化は、ほぼ不可能になりました。
大変残念なことです。そこで私たちは改めて三氏のこれまでのご意見を慎重に方針を検討した結果、次のように考え広く市民に訴えます。
結論:原発再稼働に反対し、そのまま原発ゼロを最優先政策として掲げる細川氏を支持します。
理由:
1.細川氏の脱原発政策の詳細はいまだ明かではないが、「再稼働反対」、「原発ゼロ」、「脱原発を最優先する」とは陣営が明らかにしているところです。
2.宇都宮氏は、脱原発を政策としているが、他の政策と並列させており、優先度が低いと考えます。
3.舛添氏の脱原発論は、記者会見で「今すぐ脱原発はできない」と言っている通り、言い換えれば「再稼働する」ということです。
4.細川氏の原発以外の政策については、平和主義を中心に私たちの力を尽くしたいと考えます。
鎌田慧(ルポライター)
河合弘之(弁護士、脱原発弁護団全国連絡会)
瀬戸内寂聴(作家)
広瀬隆(作家)
湯川れい子(音楽評論家)
宮台真司(社会学者)
柳田眞(たんぽぽ社)
村上達也(前茨城県東海村長)
三上元(静岡県湖西市長)
吉岡達也(ピースボート)
野平晋作(ピースボート)
村田光平(元在駐スイス大使)
淵上太郎(経産省前テント広場)
下山保(パルシステム生協連元理事長 経産省前テントひろば)
布施哲也(前清瀬市議会議員)
冨田杏二(練馬市民運動)
高見圭司(スペース21)
木村結(東電株主代表訴訟)
堀江鉄雄(東電株主代表訴訟)
杉本茂樹(事務所Yori-Id代表)
渡辺マリ(たんぽぽ舎)
橘民義(社団法人自然エネルギー研究会)
青山貞一(東京都市大学名誉教授環境政策学)
鮎川ゆり子
高木久仁子
島昭宏(原発メーカー訴訟弁護団)
矢口敦子(作家)
荒井潤(作家・シンガーソングライター)
森詠(作家)
川村湊(文芸評論家)
高野孟(評論家)



都知事選:脱原発候補者の一本化断念 実現する会
毎日新聞 2014年01月20日

東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で「脱原発都知事を実現する会」は20日、これまで進めてきた脱原発候補者の一本化を断念し、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)を支持すると表明した。「苦渋の選択だが、脱原発候補を当選させるにはこれしか方法がない」。同会の共同世話人、河合弘之弁護士は都内で開いた記者会見 で、険しい表情を見せた。
15日に発足した同会は脱原発運動をけん引してきたルポライターの鎌田慧(さとし)氏や作家の瀬戸内寂聴氏、ピースボート共同代表の吉岡達也氏ら計31人が参加。細川氏と前日本弁護士連合会会長、宇都宮健児氏(67)の両立候補予定者に話し合いによる一本化を申し入れたが、宇都宮氏側からは15日に「オープンな場で討論し、有権者に判断していただきたい」、細川氏側からも17日に「いかなる政党、団体からも支援を受けない。ただしそれぞれの立場で脱原発の志を理解し応援してもらえれば幸い」と回答があり、断念した。
同会は細川氏支持を決めた理由を「『脱原発を最優先する』と明らかにしている」「宇都宮氏は脱原発を他の施策と並列させ、優先度が低い」などと説明。都内に事務所を設置し「勝手連」として細川氏を支援する方針という。
同会の支持に細川氏陣営は「大変ありがたく、心強い」と歓迎。またこの日、狛江市であった知的障害者向け立候補予定者演説会に細川氏の「代理」として出席した妻の佳代子さんは、細川氏の出馬に「悔いのない人生を送りたいのだと思う。もう最後の最後ですから」と語った。
一方、宇都宮氏は実現する会の決定に「そういう判断をされたならやむを得ない。ただ脱原発を本当に実現できるか見極めてほしい」「選挙では分かれても選挙後は水に流すべきだ」などと語った。
20日に連合東京と政策協定を結んだ元厚生労働相の舛添要一氏(65)は「私は自分の政策を打ち出して、できるだけ多くの支援をいただく」と説明。「長中期的に原発に依存しない社会を作りたいが、いますぐゼロは無責任だ」と脱原発の動きをけん制した。

by nonukes | 2014-01-21 10:34 | 脱原発選挙 | Comments(0)

  小坂正則

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