2013年 12月 29日
冬の支度、薪ストーブ用薪の確保は順調に進んでいますか
冬の支度、薪ストーブ用薪の確保は順調に進んでいますか
小坂正則
今年も残すところわずかですが、めっきり寒くなってきました。そこで我が家の二台目の薪ストーブも毎日活躍しています。1代目のモルソーストーブは二重燃焼装置の天板が壊れてしまって、ちっとも暖まらなくなってしまいましたので頂いたストーブに取り替えました。このストーブはカナダ製のBLUENOSEという製品です。構造が単純で二重燃焼装置などは付いていないのですが、その分輻射熱が多くてよく暖まります。単純なだけ燃焼効率はよくないのでしょうが構造が簡単なだけ暖まります。今年の冬はこれで寒さ対策はバッチリです。おまけに窓にはプチプチを張って暖房効率を高めています。
我が家の薪ストーブ用の薪は主に業者が持って来た針葉樹の材を十分枯らせて使っています。そのほかに朽ち果てようとしている広葉樹や商品にならない材を使っていますので、薪に困ることはありません。それどころか、売れない根っこや又の部分など焼却処分用に薪ストーブを使っているようなものです。でも、ゴミ焼却炉とはいっても全ての材はバージンパルプです。建築廃材などを燃やしてはいませんのでダイオキシンなどは出ていないと思います。
さて、薪屋の私ですが昨日の配達で今年の仕事は終わったようです。また来年もお客様の注文があれば九州ならどこでも配達いたします。写真は県内の別荘とお客様の自宅へ配達した時のストックヤードなどの写真です。
メガソーラーが空き地という空き地を埋め尽くす勢いです
私は10年前から太陽光発電を設置してきました。そして昨年から始まったFIT(固定買い取り制度)によって太陽光発電が爆発的に広がっています。由布市では実にメガソーラー計画が60件以上あると昨日の朝日新聞の記事に書いていました。よくそれだけ調べたものだと思うのですが、だって自治体に申請する必要などないので、九電か国に問い合わせなければ申請数は分からないはずなのです。それにしても由布市だけで60件以上というのはどう考えても異常です。このままほっといたら日本中の空き地という空き地はメガソーラーに埋め尽くされてしまうような勢いです。湯布院は観光地です。そこにメガソーラーがあったら観光客はゲンナリですよね。何らかの規制が必要でしょう。少なくとも周辺住民の了解や自治体の許可などの規制する法律の整備が急がれます。日本人はこれがいいといわれると猫も杓子もそれに飛びついてしまう性格なのか知りませんが、ちょっと異常です。先日も臼杵に薪の配達に行ったのですが、大型のメガソーラーの工事現場がありましたし、所々に巨大なソーラー発電が見えていました。まだ、由布市ほどではないようですが、本来、畑や山は農産物や材木を育てるのがエネルギー効率からいっても一番なのです。しかし、金になるから太陽光発電だというのは間違っています。
上の写真は大分合同新聞の取材で訪れた大在のメガソーラーですが、来年の年初に私の取材記事が載るそうです。そのための写真撮影に行ったときに撮ってもらった写真です。どのような内容になるか、私には分かりませんが、原発よりは太陽光発電や風力発電の方がいいに決まっていますが、「太陽光発電や風力が私たち人類のエネルギー問題の解決策ではなく、それぞれ固有の問題や矛盾を持っている」ということです。
投資のためだけに普及する再生可能エネルギーの太陽光発電だけが増えるのは間違っています。木質バイオマスなど、農業や林業と共存共栄できる産業を増やすべきです。
これまで太陽光発電を普及させてきた私が言うのもおかしいかもしれませんが、太陽光発電が悪いのではなくて「適正な場所に適正な規模のもの」を作ることが求められているのです。でもやはり一番いいのは薪ストーブやペレットストーブなど、林業との共存が図れるものだと思います。薪屋は私に取っては天職だと思って薪の配達に励んでいます。
広葉樹の薪1立米 18000円(配達料別)
配達料1~3立米まで 大分・別府・由布市3000円、県内他地域5000円、県外はガソリン代等実費
薪のご用命は 090-1348-0373(小坂)
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原子力ルネサンス
at 2014-03-04 23:14
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固定買い取り制度で太陽光発電!
これこそ脱原発派の方々が「望んでいた」ことでは?
脱原発を進めていた菅元総理が推進していましたよね?高額での全量買い取り
これこそ脱原発派の方々が「望んでいた」ことでは?
脱原発を進めていた菅元総理が推進していましたよね?高額での全量買い取り
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by nonukes
| 2013-12-29 18:19
| 小坂農園 薪ストーブ物語
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Comments(1)