2012年 12月 31日
今年1年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします
自然エネルギーといっても単なる薪屋ですが、頑張って薪を作ってきました
小坂 正則
いよいよ今日で2012年も終わりです。今年は、私にとっては「市民電力会社をつくろう」を出版したことと、緑の党の結成総会に参加したこと、そして9月7日に「緑の党おおいた」を結成したこと。そして何よりも来年も2月24日の大分市議選に向けて神田京子さんを市議にするために全力で頑張らなければならない日々が続いています。
歳を取ってくると1年が早いとよく言いますが、本当ですね。あっという間に1年が過ぎて行きました。昨年の今頃は出版用の原稿の校正のまっただ中だったような気がします。今年は上の写真にありますように薪作りに毎日汗を流しています。今年は薪の販売が順調です。暮れに寒くなったこともあるのかもしれませんが、やはり3.11以後、皆さん電気を使いたくないという方が薪ストーブに流れていったような気がします。しかし、薪というのは売れるからどんどん作って売ればいいというわけにはいきません。1年間寝かせて初めて売れるのです。だから来年の薪は今作っておかなければならないのです。今年は薪の原木を大量に獲得したのでどんどん玉切りして割ればいいのですが、これがなかなか大変な作業です。危険を伴い、しかも低賃金労働です。私の場合は低賃金ではなく低収入労働と言うべきですが。
林業関係労働はお金にならないというのは昔から言われてきたことですね。しかし、お金にはならなくても心地よい汗と筋肉疲労は気持ちのいいものです。皆さんもボランティアしてみませんか。薪割りやチェンソー作業は危険ですが、割った薪を運ぶ作業は誰でも出来ます。
自民党に対して3.11のおとしまいをつけなければならない
2011年の3.11は私たち日本に住む者にとっては決して忘れるわけにはいかない事件でした。その責任を一番取らなければならない自民党がまんまと野党に転落したおかげで、何の責任も取らないどころか、シャアシャアと政権復帰したかと思うと、政権復帰の第一声が「脱原発政策を見なおす」だそうです。そして撤退どころか原発推進政策へ180度方向転換しそうです。その最初が、建設中や計画中の建設凍結の解除や新規立地もあり得るそうです。彼らは3.11以前のエネルギー政策に戻そうと企んでいます。朝日新聞の社説ではないが「まるで福島原発事故がなかったかのような」厚かましさです。彼ら自民党の政治家どもはよっぽど鈍感で金のためならいのちも惜しくない人間の集まりか、原発事故の重大性を考える能力もない無能な政党かのどちらか、それとも、その両方かもしれません。公明党だって本音は原発には未練はあるけど、国民感情からいっても、ここは「原発からの撤退くらいは言っとかないと国民から支持されなないぞ」と思っているのです。安倍お坊ちゃま総理は「国民感情なんて、そんな難しいこと僕には分からない」のでしょうか。それとも「放射能汚染の怖さよりも景気が一番大切なんだ」と本気で思っているのでしょうか?こんな安倍政権に日本の将来や私たちの生命を任せるわけにはいきません。
参院選挙で安倍政権を追い詰めて、過去へ歴史を後戻りさせようとしている戦争好きな腐れ切った自民党の野望を打ち砕こうではありませんか。とはいっても自民党がダメだといっていたら、それよりももっと豪腕な右翼集団=日本維新の会が自民党の補完勢力として後ろで支えています。来年も明るい話題はなさそうですが、わが緑の党が自民党や維新の会と対決して脱原発と平和を守る闘いの陣形の1つとしてたたかうことが出来たらと思います。次の世代のためにも、ここで私たちが諦めるわけにはいきません。来年も共にたたかいましょう!
by nonukes
| 2012-12-31 15:24
| 小坂農園 薪ストーブ物語
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