2012年 07月 28日
埼玉県小川町で「市民共同発電所を全国につくろう」の講演をしました
本日は埼玉県小川町で「市民共同発電所を全国につくろう」の講演をしました
7月27日の夕方6時から埼玉県の小川町で講演をしました。当日は想像絶する猛暑で38℃はあるのではないかと思われるほどのすごい灼熱の小川町でした。何でも埼玉県は熊谷が日本一の暑い市だと有名だそうですが、「我が小川町も決して熊谷には負けてはいません」と、言うのは、今回私を呼んでくれた主催者の桜井薫さんです。桜井さんは太陽光を第三世界へ援助したりしていることなどで有名な方です。また、小川町はバイオマスや有機農業で有名な町です。時間があったので、写真の一番上から3枚は桜井さんとバイオマスプラントにそこで飼っている黒豚さんです。なぜバイオマスプラントに黒豚がいるのかというと、学校給食の残飯をメタンガスの原料にもらってくるそうなのですが、子どもたちが残した給食の残りものがあまりにもたくさんあって、まだ食べられるものばかりなのだそうです。それをゴミとしてメタンガス発生装置に投入していたそうなのですが、どうもメタンガスも液肥もうまくできないのだそうです。原因を探っていたら、どうも糖分が多すぎて酵母菌によりアルコール発酵しているのではないかという疑いがでたそうです。そこで学校給食の残り物を豚に食べさせて、その糞を発酵させれば豚も飼えて、「メタン菌もうまく活躍出来るのではないか」と考えてそうです。そのほか、皆さんが行っている里山にも案内していただきました。さすが、奥多摩だけあって、緩やかな里山の雑木林に感動しました。
講演会よりも夜の交流会が盛り上がりました
講演会は80名くらいの参加者で埼玉県はもとより関東一円から来ていました。講演会もよかったのですが、一番感動したのは第二部の交流会でのことです。まず第一に有機農業者の若者が多かったこと。それに群馬や埼玉の遠くから、数名の方に、私の本を買った方がわざわざ小川町まで足を運んでくれていたこと。三番目に酒と料理がおいしかったことなどです。交流会に参加した皆さんが口々に「何としても原発の再稼働を止めたい」と言うのです。私たちと同じ思いでいる方が埼玉県にも、こんなにたくさんいるのです。私はみさんさんたちとは決して他人には思えませんでした。そして私こそ皆さんから勇気をいただいて涙が出るほどうれしかったし感動しました。小川町の皆さんありがとうございました。それしてもやはり埼玉県は暑かったです。
by nonukes
| 2012-07-28 20:53
| 自然エネルギー
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