2012年 06月 30日
大飯原発3号の下には活断層が走っている!いったん止めて再審査を
経済産業省原子力安全・保安院は29日、全国の原発の敷地内にある断層の活動性について、国による安全審査の議論を専門家に再点検してもらう方針を固めた。東日本大震災後、断層が近接する活断層と連動して動くと指摘する声が高まっていることを受けた。政府が再稼働に向け準備中の関西電力大飯原発(福井県)も含まれており、結果次第では再稼働のスケジュールに影響が出る可能性がある。
7月3日に保安院が開く、専門家から意見を聞く会合で作業を始める。初回は▽関西電力美浜(福井県)▽同高浜(同)▽日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(同)について、これまでの安全審査の資料や議事録を点検し、現地での再調査が必要か検討する。このほか日本原子力発電敦賀(同)と東北電力東通(青森県)、さらに大飯原発についても議論する。
国は原発の建設時や、原発の耐震設計審査指針改定に伴う耐震性再評価で、その断層が12万~13万年前以降に活動した活断層かどうかを確認。「安全」と判断したものに稼働を認めてきた。しかし震災後に得られた科学的な知見を踏まえ、これまでの審査を見直すことが必要と判断した。
大飯3、4号機をめぐっては、渡辺満久東洋大教授(変動地形学)らが敷地内の断層の一種「破砕帯」について再調査を要求している。これに対し枝野幸男経済産業相は29日の閣議後の記者会見で「既に活断層ではないと判断しているが、専門家会合で新たな知見があるか不断の検討はしていく」と述べ「新たな知見が判明すれば再稼働に影響するが、そうでないというのが現時点での認識だ」と強調した。【岡田英】
何で大飯原発再稼働の前に活断層の再調査をしなのか
大飯原発は7月1日には再稼働のスイッチが入れられる予定だ。しかし、大飯原発の3号の真下に活断層のある可能性がある。それなのに調査は7月3日に行うという。なぜ再稼働をいったん取りやめて、冷静に再審査すべきではないか。しかし、まだまだ諦めるわけにはいかないし、諦める必要はない。大飯原発の下には活断層が走っているのだから、調べればすぐ分かることだ。再稼働をいったん止めて再調査させよう。
by nonukes
| 2012-06-30 00:43
| 原発再稼働は許さない
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