2012年 06月 25日
大飯原発の活断層の疑いがある破砕帯の再調査を岐阜県知事が要求
岐阜県、国に大飯の破砕帯調査要望へ 中日新聞2012年6月22日
関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働問題で、安全基準などを検証している県の専門部会は二十一日、「安全性の確保は不十分」として、原発敷地内にある破砕帯の調査や、免震事務棟整備など十一項目の安全対策を国や事業者に求める中間報告をまとめた。古田肇知事が二十二日、細野豪志原発事故担当相と枝野幸男経産相に面会し要望する。
中間報告では、事故発生時の対策拠点となる免震事務棟や、放射性物質の拡散を防ぐフィルター付きベントが未設置なことを挙げ「速やかな整備が不可欠」と指摘。整備されるまでの代替措置の効果も客観的な点検が必要と強調した。
地震学者の渡辺満久・東洋大教授らが、破砕帯が周辺の活断層と連動して動く可能性があると指摘していることを挙げ、「早急に調査を行う必要がある」とした。
このほか、東京電力福島第一原発事故で、地震動や経年劣化が原発に与えた影響について科学的な検証を行い、新たな安全基準に反映させるべきだと強調。事故に備えて重点的に対策を取る緊急防護措置区域(UPZ)の範囲を一律に定めず、地域の実情に応じて原発ごとに定めることも求めた。
座長の井口哲夫・名古屋大大学院教授は「事故が起きれば、岐阜県も京都府や滋賀県と同じように被害を受ける。隣接県の立場から意見を言う必要がある」と述べた。
二十二日の要望には、専門部会の委員で、福井県に隣接する揖斐川町の宗宮孝生町長と、大垣市の小川敏市長も同行する。
(山本真嗣)
まだまだ大飯原発は止められる!最後まであきらめないぞ!
今日、大飯原発の破砕帯が活断層であるということに対する政府交渉が大阪の市民グループなどによって実施されていました。交渉に応じた原子力安全保安院の担当者は意外に真面目な方でした。誠実にみなさんに対応して回答してくれていました。岐阜県の古田知事は22日に国へ再度活断層の調査を要求しました。このまま動かしたら活断層がいつ動くか分かりません。私たちの声を上げましょう!
大阪の市民が6月25日に行った大飯原発活断層に対する保安院交渉の模様です
こんなニュースもありました
FBやツイターでどんどん拡散しましょう!
国は大飯原発の破砕帯の再調査を行え!
みんなで大飯原発のコンクリートを剥がして破砕帯を調べよう!
by nonukes
| 2012-06-25 15:23
| 原発再稼働は許さない
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