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小坂正則の個人ブログ

6月9日(土)第2回広域ガレキ処理に反対する会議を行います

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広域ガレキを受け入れないという皆の意志が強固になった

昨日、松明楼でガレキの話し合いが持たれた。40人弱の大人と子供が15人くらいの参加者で、火が消えたようになった我が家が久し振りに賑わいだ。松明楼でこのような会議をもてたことは、私にとって二重にうれしい。ひとつは火が消えたような私の家にたくさんの友人が来てくれたこと。そして、もうひとつが松下竜一はもう故人だが、もし彼が生きていたなら、この会議の場の隅っこに座って、静かに皆の話を聞き入っていたのではと思ったからだ。私は松下竜一がこの中に居るような錯覚に陥ったものだ。彼はもちろんいないのだけど、松下竜一を知らない若者たちの心の中に彼は息づいているように思えてならない。

松明楼がめざすもの

さて、松明楼は4月14日にオープンしたのだが、その後、、何組かの松下さんのファンの方やテレビや雑誌、新聞の取材が来たくらいで、ほとんど開店休業状態だ。もちろん、商売ではないので人が来ようと来ないでもどうでもいいし、来たとしても特段の資料があるわけでもないし、松下さんのことを私が解説できるわけでもない。だからむしろ開店休業くらいがちょうどいい。でも、昨日、図書館いっぱいになって、13時過ぎから遅い人は19時くらいまで居て真剣な討論が続いたのは、ガレキを受け入れたくないという皆の熱気の表れだ。
ここは公立の図書館ではなく「行動する図書館」だ。それこそが松下竜一が最も望む図書館だからだ。彼は私たちと一緒にたたかった数少ない仲間だった。そして彼は私たちと対等に接してくれて、作家ぶって威張るわけでもなく、隅っこに座って私たちが激しく交わす議論を静かに聞き入っていた。だから昨日はこの図書館にぴったりの使われ方をしていただいたことに館主としては感謝の気持ちでいっぱいだ。
松下村塾や亀山社中など改革の志士が集って歴史を変えたように、この松明楼が新しい歴史の1ページを切り開く原動力に少しでも貢献できるのであれば、さぞかし松下竜一も喜ぶことだろう。

松明楼へぜひみなさん集ってください。

昨日の会議では6月12日の大分県廃棄物対策課主催の「ガレキ学習会」への取り組みについて話し合われました。そして今週の土曜日9日には再度集まって、申入書や請願書や陳情書の書き方のレクチャーと12日にどのような質問を行うかを話し合います。私は当日はすでに福岡で会議が入っていますので参加できませんが、皆さんが集まって議論を交わすそうです。参加可能な方はぜひ参加してください。

震災ガレキ対策会議
日時:6月9日(土)13時~17時(予定)
場所:松明楼(大分市田ノ浦12組)
主催:大地と子供たちの未来を考える会
連絡先090-1348-0373(小坂)

Commented by サムライ菊の助でござる^^ at 2012-06-03 11:28 x
同じ志を持った仲間が一つの目的に向かって、私利私欲を捨てて、語り合い、思いを共有した貴重な時間でした。何よりも、マスターの入れてくれたコーヒーのふくよかでまろやかで美味しかったこと。こんなに美味しいコーヒーは生まれて初めてでした。時と場所を提供くださって本当に感謝です!またお伺いいたします。(菊^――^菊)
Commented by shima at 2012-06-04 19:20 x
先ほどニュース確認しました、「津久見市長、試験焼却、いったん撤回」ですね。まだまだどうなるか全くわかりませんが、とりあえず、何かがストップした・・。ここからですが、がんばってください。一緒に遠くからがんばらせてください。
by nonukes | 2012-06-03 11:08 | 放射能で汚染した震災ガレキ | Comments(2)

  小坂正則

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