2012年 05月 09日
タイのお客さんと大分新火力発電所(LNG発電所)の見学に行って来ました
原発の代替電源の天然ガス発電所に私は初めて見学に行って来ました
今日はタイからのお客さんと一緒に大分新火力発電所へ見学に行って来ました。ここは230万kwの巨大発電所です。大分に原発2基分に匹敵する巨大な発電所があったのです。しかもこの天然ガス発電所はガスコンバインド発電方式といって、熱でお湯を沸かす前にガスの炎でジェットエンジンのタービンを回し、その廃熱でお湯を沸かしてその上記でまたタービンを回すという方式によって47%から49%の発電効率の発電を行うという優れものなのです。広瀬隆さんは「原発の代替えは天然ガスだ」と言っています。今度建設される天然ガス発電所は54%ほどの高効率発電所だそうです。高効率の発電所を作るにはタービンの羽車を如何に高温に耐える材質に出来るかという問題だそうです。
ガスコンバインド発電もいいことばかりではないようです
写真のタンクは天然ガスを貯蔵するタンクですが、もしこのタンクに津波や直下型の地震が襲ったらどうなるのかと考えました。そのときは漏れ出したガスに火がついてファイアーボールが出来て大分市が大災害になるかもしれないのです。そんなことが起こらないことを祈るだけです。巨大な施設は原発でなくても必ず危険が伴うものです。世の中完全な解決方法などないものですね。
by nonukes
| 2012-05-09 00:38
| 福島原発事故
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