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小坂正則の個人ブログ

大飯原発の再稼働を何が何でもやらせようとする野田政権

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大飯原発の再稼働を許したら日本中の原発の再稼働を許すことになる

一昨日の国会答弁で福島社民党党首の「どこまでが地元か」という質問に枝野経産大臣は「全国が地元だ」といい、「近隣の京都府や滋賀県知事の同意がなければ動かすことは出来ない」と言った。また「現時点では私も再稼働に反対だ」ときっぱり言ってのけた。しかし、翌日5日の朝には「昨日の時点の話今日は違う」というようなニュアンスにトーンダウンした。そして昨日には政府の暫定的な安全基準と言っていたのを新たな安全基準と言い直して、これまで原子力安全保安院がよしとした30項目の点検を元にして政府の統一見解を出すことにした。そして早ければ8日にも福井県に枝野経産大臣が「運転再開を求める説明に行く」という。こんな茶番劇で運転再開など出来るわけはない。

「東電福島原発事故調査委員会」の事故原因が明らかになるまでは運転再開など出来るわけはない

なぜ東電福島原発事故が起きたのか。津波による全電源喪失が原因なのか。それとも地震による揺れで配管が損傷してメルトダウンしたのか。昨年政府が指示した緊急対策は全て全電源喪失への備えだけだ。その中身は電源車を用意するとか、津波対策として建屋の扉を二重にするなど、その一つ一つに意味がないわけではないが、それはあくまでも津波対策であって地震対策ではない。揺れで配管が損傷したのであれば、その対策は予想される揺れ、例えば震度7に耐えられない原発は廃炉か地震の活動期が収まるまでの期間は運転停止しかない。予想される東海、東南海、南海地震が来るまで核燃料を抜いた状態のまま地震が来るのを待って、地震が来た後の配管の損傷を調べて破損箇所を点検した後に動かすかどうかを再検討するしかない。
つまりは当面は巨大地震の襲来を想定して日本中の原発は動かすことは出来ないのだ。アメリカの規制値では日本には原発など建てることは出来ない。

再稼働反対の全国的な運動が今後の脱原発の流れを決定づけるだろう

5月5日までの闘いが今後の日本のエネルギー政策を大きく決める重要な転換点になるかもしれない。そんな重要な時期だからこそ、私たちはやれることの全てをやろうではないか。15日愛媛県松山市でに予定している「伊方原発の再稼働に反対する西日本緊急集会」もぜひ出来る限りの市民を集めて伊方も絶対に動かさせないという強い意志を示そうではありませんか。皆さんの住む自治体の市長や知事に嘆願や申し入れなどありとあらゆる手を使って行動しよう!

伊方原発の再稼働に反対する市民ネットワークを作ろう

 昨年の3月11日の東電福島原発事故で想像を絶する大事故を経験した私たちは、やがて来ると言われている東海、東南海、南海地震で瀬戸内海が死の海になる前に、日本で唯一の内海にある伊方原発を廃炉にしなければなりません。
フクシマは200キロ以上離れた東京や千葉や静岡まで大量の放射能を降らせました。幸運にもフクシマから放出された80%以上の放射能は太平洋に降り注いだと推測されます。しかし、伊方でフクシマと同じような事故を起こせば、すべての放射能は瀬戸内海および南海地域と、その周辺に降るのです。閉鎖海域の瀬戸内海および南海地域とその周辺に住む私たちの故郷は文字通り、壊滅的な「死の街」や「死の海」となるでしょう。
これまで愛媛県を中心に四国の仲間による伊方のたたかいが繰り広げられてきましたが、私たち近県の住民は現地の住民運動や愛媛の市民運動を支援するという間接的なたたかいしか取り組んでいませんでした。しかし、このような事故の可能性を想像できる人なら決して人ごとではありませんし、心ある人なら誰でも伊方原発の再稼働には反対するでしょう。
 3.11以後の伊方周辺住民のたたかいはこれまでとは違います。私たちは「もの言えぬ住民」ではありません。私たちこそがこれまで疎外されてきた現地住民です。福島原発事故以後、立地市町村や立地県だけに稼働の権限を与えるわけにはいきません。大飯原発3、4号炉の運転再開の動きに嘉田滋賀県知事は「琵琶湖は関西の水瓶で、その水瓶を守るためにも福島原発事故の原因も解明されていないのに大飯原発の再稼働は時期尚早だ」と発言しています。私たちも周辺自治体の首長に嘉田滋賀県知事のような発言をしてもらえばいいのです。そうすれば伊方原発の再稼働は止められます。私たちは勇気を持って、非暴力・直接行動と対等平等の市民運動の原則を守りながら、想像できるあらゆる取り組みを行いましょう。
早急に松山へ集まり、今後の闘いのスケジュールなどを話し合いましょう。そして状況により愛媛県庁への働きかけや座り込みや周辺自治体議員や首長によるネットワーク作りなどに取り組みましょ
う。具体的な行動計画は下記の通りです。

東南海・南海地震で伊方原発が大事故を起こす前に立ち上がろう
伊方原発の再稼働反対!西日本緊急集会
日  時:4月15日(日) 13時30分~17時
特別参加:藤田祐幸氏(元慶応大学助教授)
場  所:愛媛県美術館講堂 松山市堀之内 電話 089-932-0010
交 流 会:松山ユースホステル(参加希望者は大野まで申込願います)
宿  泊:松山ユースホステルへの申し込みは大野(080-5662-6207)
 松山市道後姫塚乙22-3   電話 089-933-6366
県庁行動:翌日16日の10時から県庁へ申し入れ
連 絡 先:080-5662-6207(大野)090-1348-0373(小坂)
主 催 者:伊方原発の再稼働に反対する市民ネットワーク(仮称)

伊方原発再稼働に反対する市民ネットワークの賛同者募集中!

賛同者にはリアルタイムで情報が送られてきます。また、MLで交流も出来ます。そして再稼働を許さない根とワークを世界中に作って行きましょう。また仲間を増やして全国の脱原発の仲間と友達になろう!

伊方原発再稼働に反対する市民ネットワークの賛同者になるには

①お名前
②住所
③電話番号
④団体名(どこにも所属していない方は不要ですし、出したくない方も不要)
そのた(住所を出したくない方はその旨伝えてもらえれば出しません)

申込先 nonukes@able.ocn.ne.jp
Commented by 原発再稼働反対! at 2012-06-22 13:36 x
ギリギリまで可能性に賭けたいと思います。どうかよろしくお願いします。【拡散】原発再稼働絶対阻止!6.30に1万人で大飯町を占拠しよう!公式サイトで情報チェック&ツイートボタンで拡散お願いします!→ http://www.nihon.jpn.org/ooi/
by nonukes | 2012-04-06 10:30 | 福島原発事故 | Comments(1)

  小坂正則

by nonukes