2012年 03月 28日
伊方原発廃炉を求める環瀬戸内海ネットワークをつくろう!
広瀬隆さんからのメールで目が覚めました
瀬戸内海に接するみなさまへ、新しい運動「環瀬戸内・伊方原発廃炉ネットワーク」の呼びかけをさせていただきます・・・東京・広瀬隆
2012年3月26日
みなさまご承知の通り、政府とメディアを挙げて、大飯原発の再稼働を既成事実化しようと、原発マフィアは躍起になっています。現在では、福井県内の小浜市の反対意見がまったく無視されていますが、滋賀県の嘉田知事はクローズアップされています。これは大変に重要なポイントです。
この問題は、一旦、どこかが再稼働すれば、雪崩のように全国の原発が動き出す最悪の事態を招くと思われます。要するに、「福島原発事故が実証したように、原発事故の被曝現地は、立地自治体だけではない」という社会的運動を起こすことが、私たちにとって最大の力になると考えられます。
大飯原発の再稼働は、それが単独ではなく、愛媛県の伊方原発の再稼働が連動することは、現在の電力不足キャンペーンから明らかです。つまり関西電力への電力融通ができるのは、四国電力だからです。経済産業省は、それを目論んでいます。
実は私は、一昨日24日は広島市で、昨日25日は山口県徳山市で講演会に招かれました。どちらも瀬戸内海に面して、最大の危険性が対岸の伊方原発にあることを話してきました。津波の脅威は、内海では最大被害をもたらします。瀬戸内海の汚染は、一瞬でこの愛すべき沿海地帯を廃墟にします。その危険性をくわしく話した講演会の内容は、広島市と徳山市のみなさんがビデオに録画してくれています。この問題は、自分がどこの県やどこの電力管内に住んでいるかではなく、身近な原発を止めなければならないところにあります。そこで広島市の交流会で、私はこう提案しました。
「今は上関の問題より、対岸の伊方の再稼働をいかにして食い止めるかを瀬戸内海でネットワークをつくって急いで行動に移してほしい。伊方が廃炉になれば、上関の計画などたちまち吹っ飛ぶ。みなさんは伊方原発事故で直接の被害者となる現地住民です。声を上げる権利があります。愛媛県松山の阿部悦子さん(松山市議)と大野恭子さんを前面に出して行動を」と呼びかけました。すると多くの人が賛同して、「動きます」と言ってくれたので、盛り上がりました。以下略
私は3.11以後は本音で生きようと決めました。だから誰にも遠慮することなく反対の声を上げ続けます。県境を越えたネットワークを作りましょう!そして伊方原発を廃炉にしましょう!以下の提案をする予定です
伊方原発廃炉を求める環瀬戸内海ネットワーク結成へ(案)
脱原発大分ネットワーク事務局長
小坂正則
昨年の3月11日の東電福島原発事故で想像を絶する大事故を経験した私たちは、瀬戸内海が死の海になる前に、日本で唯一の内海にある伊方原発を廃炉にしなければなりません。これまで愛媛県を中心に四国の仲間による伊方のたたかいが繰り広げられてきましたが、これまでの私たちは愛媛県の運動を支援するという間接的なたたかいしか取り組んできませんでした。しかし、フクシマは200キロ以上離れた東京や千葉や静岡まで大量の放射能を降らせました。また、幸運にもフクシマから放出された80%以上の放射能は太平洋に降り注いだと推測されます。しかし、伊方でフクシマと同じような事故を起こせばすべての放射能は瀬戸内海と、その周辺の地域に降るのです。瀬戸内海とその周辺に住む私たちの故郷は文字通り、壊滅的な「死の海」となるでしょう。
このような事故の可能性を想像できる人なら誰でも、伊方原発の再稼働には反対するでしょう。私たちは勇気を持って、自分たちの住む自治体や周辺自治体の首長に再稼働反対の表明を求めようではありませんか。
3.11以後の伊方周辺の住民のたたかいはこれまでとは違います。私たちは「もの言えぬ住民」ではありません。私たちこそがこれまで疎外されてきた現地住民です。福島原発事故以後、立地市町村や立地県だけに稼働の許認可を与えるわけにはいきません。大飯原発3、4号炉の運転再開の動きに嘉田滋賀県知事は「琵琶湖は関西の水瓶で、その水瓶を守るためにも福島原発事故の原因も解明されていないのに大飯原発の再稼働は時期尚早だ」と発言しています。私たちもそのような発言を周辺自治体の首長に発言してもらうように働きかけましょう。
具体的な行動
早急に松山へ集まり、今後の闘いのスケジュールなどを話し合いましょう。そして状況により愛媛県庁への働きかけや座り込みなどなど、非暴力・直接行動と対等平等の市民運動の原則を守りつつ、想像できるあらゆる取り組みを行いましょう。
大分市田の浦12組
小坂正則
電話・FAX097-532-3772
E-meil:nonukes@able.ocn.ne.jp
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サムライ菊の助でござる^^
at 2012-03-29 23:37
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3月28日の、伊方原発差し止め訴訟の訴状提訴に行こうと思いましたが、大分松山間のフェリーは大分前に廃止になっていたんですね。
とにかく、松山に行く準備はしておきます!
とにかく、松山に行く準備はしておきます!
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nonukes at 2012-03-30 08:09
皆さんありがとうございます。伊方のたたかいはこれからです。周辺市長さんや漁協関係者や議員さんに働きかけて伊方の再稼働に反対の動きを作りましょう!
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深尾葉子
at 2012-04-07 21:31
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伊方をとめないと瀬戸内全体は終わります。ぜひ参加させてください。
by nonukes
| 2012-03-28 23:14
| 福島原発事故
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Comments(3)