2012年 03月 28日
ガレキファシズムに囲まれても私たちは受け入れに反対する
明日29日の県議会で全会一致の「ガレキ受け入れ決議」をやめさせよう
本日28日に大分県政記者クラブにて「大地と子どもの未来を考える会」の女性たちが中心になって20人以上の人びとがガレキ受け入れに反対する記者会見をしました。その中でこの間の広瀬知事の受け入れ発言や全会一致で出された「ガレキ受け入れ決議」の矛盾を指摘しました。中でもバグフィルターで99.9%放射能が除去できると触れ込んでいますが、彼らの仲間が直接メーカーに問い合わせたら「60%しか除去できない」という回答を得たそうです。記者会見では陸前高田市の市長が「自分のところでガレキは処理させてほしい」と国に訴えても国は無視したままだということなども暴露されています。
ガレキは放射能だけではなく実は莫大な利権にまみれた金のなる木なのです。そんなおいしい金ずるを除染に続いて利権屋が狙っているだけなのです。津久見市のガレキ受け入れ決議は太平洋セメントという企業の金儲けを市議が全員で支える決議です。
大分県議会も宮崎県と同じ過ちを繰り返そうとしている
そのような利権と放射能にまみれたガレキの受け入れを大分県議会は29日の最後の議会で全会一致の「ガレキ受け入れ決議」が可決する予定です。そんな全会一致の決議など一人が反対したら出来ないのですが、残念ながら、それすらも阻止できないのが現状です。しかし、女性たちは最後まで諦めないそうです。今日まで自民党系の保守系議員に1人1人説得に回っています。中には「実はおれもあなたたちと同じようにガレキなど受け入れるべきではないと思うよ。でも全会一致の決議には反対できないんだよ」と、本音を言ってくれる議員さんもいたそうです。最後まで諦めることなく「全会一致決議」阻止の闘いは繰り広げれます。
広瀬知事室へ面会を求める人が後を絶たないそうです
女性たちの「広瀬知事に会ってガレキ反対を訴えよう」という提案がネットで流れた結果、毎日知事室の前には大勢の女性たちが知事に面会を求めて集まっているそうです。まだまだ諦めるのは早すぎます。私たちに不可能はありません。諦めて事故を起こさせる前に出来ることは何でもやりましょう。広瀬知事へ面会を求めて直接あなたの声を知事へ伝えましょう!
横光環境副大臣は県民の前に現れて説明責任を果たせ
横光県境副大臣は西嶋佐伯市長に電話による説得活動をしていたことが市長の暴露で白日の下にさらされてしまいました。彼は新聞記者の取材にも応じる気がないそうです。記者の取材から逃げ隠れしながらも先日の北九州市で行われた環境大臣とのガレキキャンペーンには参加していたそうです。そこで大分県3区の仲間は宇佐市の横光事務所に電話攻撃をしています。「横光さんがガレキ受け入れを進めるなら次の選挙では絶対にあなたには投票しない」というキャンペーンを繰り広げています。皆さん頑張りましょう!!
by nonukes
| 2012-03-28 22:25
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