2012年 02月 24日
横光環境副大臣は大分県民にがれきの受け入れを強要するな
がれき受け入れ佐伯市に横光副大臣が要請
2月23日朝日新聞大分版によると、東日本大震災に伴う被災地のがれき問題を巡り、佐伯市の西島市長は22日、横光克彦・環境副大臣から21日夕に電話で受け入れ要請があったことを明らかにした。市長は「内部協議はすると伝えた」としつつも「受け入れは非常に厳しい」と述べた。「議会で放射性物質に汚染されたがれきは受け入れないと表明している。食のまちづくりを掲げていることからも難しい」と語った。佐伯市は環境省が昨年4月に全国の自治体に受け入れ可能か否かを照会した際に「可能」と回答。だが昨年9月の市議会では事実上拒否する方針を表明していた。一方、国はがれき搬出前に放射線量をチェックすると強調している。(朝日新聞)
横光衆議員はこそこそしないで県民の前で正々堂々と原発とどう向かい合うか表明すべきだ
横光議員が社民党議員だったころ原発反対を表明していたかどうか私は知らない。その後民主党へ乗り換えた後、原発推進派議員に寝返ったのか、それとも以前から民主党の方針どおりに原発推進派なのかも私は知らない。しかし、今環境副大臣として「大分県民もがれきを受け入れるべきだ」と考えていることは23日の朝日新聞の記事で私は初めて知った。確かにがれきを受け入れて早く東北の復興を進めるべきだという意見は正しい。しかし、多くの国民が心配しているのは国や役人が「安全だ」という言葉を誰も信用できないからだ。安全ながれきの中にこっそり放射性がれきを紛れ込ませても誰にも分からないからだ。それならなぜこれまで国は「原発は絶対事故は起こさない」とか「原発の電気は一番安い」というウソを国民につき続けてきたのか。その責任を誰一人として取ってはいないではないか。だから国の言うことは全て信用できないのだ。事故が起きた後は、今度は「これくらい微量の放射能は健康に与える影響はない」とまたしても国民を騙し続けている。がれきの受け入れを胸を張って進めたいのなら、こそこそ市長に電話などしないで正々堂々と県民に語りかけるべきではないか。やましいからこそこそと行動しているのではないか。そんな衆議院議員は大分県民には必要ない!
by nonukes
| 2012-02-24 00:11
| 脱原発大分ネットワーク
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