2012年 02月 11日
菊池市きらり水源村で農業後継者育成研修に参加してきました
有意義な研修に参加させていただきました
先週の土日、2月4日、5日に熊本県菊池市「きらり水源村」NPOが運営する中学校跡地を利用した宿泊研修施設で、両日に渡って、農業後継者育成研修会の最後の研修に参加しました。これまで3回の研修があったそうですが、その集大成ということで、農業高校の高校1年生を中心に12名の高校生と担任の先生に地元の社会人が参加した、本当にまじめな研修会でした。講師は広島の町おこしをやっているNPOの方に東京の農商工連携サポートセンターの大塚さんに私の3人が講師でした。私は4日の夜8時30分から9時30分までの夜の部の講師でした。その後、大人だけで酒を飲みながらの交流会が盛り上がりました。
翌日は大塚さんのお話に午前中は高校生などが農業後継者育成の提案書を作成しました。私も作るように事務局の方に求められて、さあ大変です。私は話ばっかりでもう終わったと思っていたのですが、私の提案が高校生に負けてしまいそうです。
実際に昼食後に報告会が行われましたが、高校生の発表はどれも個性的ですばらしいものばかりでした。私の発表は最後だったのですが、作品のできばえはどう見ても高校生の方がすばらしかったです。私は「農業後継者問題は嫁問題だ」という主張でした。
彼らがどれだけまじめな高校生かを証明することをお話ししますと、私と話した女子高生の1人は農業を継ぐそうですし、もう1人の男子高校生も後を継ぐそうです。こんなまじめな男女に出会ったことだけでも私が熊本まで来た甲斐がありました。この国の若者もまだ捨てたものではありませんね。
by nonukes
| 2012-02-11 18:40
| 林業再生
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