2011年 05月 22日
5月26日は九電本店交渉に集まろう!
脱原発大分ネットワーク
事務局長 小坂正則
連絡先090-1348-0373
いま、九州電力の6基の原発の内、3基が止まっています。プルトニウムを燃料とした玄海3号機は昨年12月9日に原因不明の放射性ヨウ素131漏洩事故で止まったままです。そのほか玄海2号機に川内1号機は定期点検で止まっています。特に玄海3号機は福島第一原発3号機と同じプルサーマル運転の大変危険な原発で、福島では燃料がメルトダウンして大量のプルトニウムが環境に放出されました。
福島第一原発の電源喪失事故は燃料棒が一部崩壊していると東電も国も説明していましたが、事実はメルトダウンしていたことを2ヶ月後の今ごろ認めました。また、下記の記事のように、1号炉は地震後急激に炉心の水位が下がり、冷却水喪失から破局的な事故になったと東電も認めています。
福島1号炉は地震によりメルトダウンを引き起こした 共同通信5月15日
3月11日夜、1号機の状態を確認するため作業員が原子炉建屋に入ったところ、線量計のアラームが数秒で鳴った。建屋内には高線量の蒸気が充満していたとみられ、作業員は退避。線量計の数値から放射線量は毎時300ミリシーベルト程度だったという。
1号機では、津波による電源喪失によって冷却ができなくなり、原子炉圧力容器から高濃度の放射性物質を含む蒸気が漏れたとされていたが、原子炉内の圧力が高まって配管などが破損したと仮定するには、あまりに短時間で建屋内に充満したことになる。東電関係者は「地震の揺れで圧力容器や配管に損傷があったかもしれない」と、津波より前に重要設備が被害を受けていた可能性を認めた。
地震による重要設備への被害がなかったことを前提に、第1原発の事故後、各地の原発では予備電源確保や防波堤設置など津波対策を強化する動きが広がっているが、原発の耐震指針についても再検討を迫られそうだ。
玄海1号炉の運転停止を求めよう
東電の運転員の証言や原子炉の水位が数時間で5メートルも下がって燃料棒が剥き出しになるなど、地震で再循環ポンプが破断し、大量の放射能と水蒸気が放出された結果メルトダウンしたことが証明されました。ところが福島原発1号炉を襲った地震は想定内の地震でした。このことから全国の原発が同じような再循環パイプなどの破断による大事故に陥る可能性が高いのです。とりわけ玄海1号炉のような老朽原発はすぐにでも止める必要があります。福島原発事故の真相が明らかになったことによる大事故の危険性や夏場の計画停電などの交渉を持ちます。ぜひ多くの方が一緒に九電の説明を聞きましょう。
日時:5月26日(木) 13時~15時まで 九電本店前にて座り込み
15時より交渉17時から18時ころ終わる予定
呼びかけ団体 九電消費者株主の会
脱原発ネットワーク・九州
九電の原発廃炉を求める連絡会
その他多くの団体
写真の説明
1大分の侍菊の助さんとパートナー
2佐賀の石丸さんのアピールと集まった多くの人たち
3マイクを持っているのが小坂です
4長崎の歌野さん父娘です
5双子の3ヶ月のこどもを連れて参加した夫婦
6前列左から深江さん、向原さん、青柳さん
7みんな一緒に記念撮影なんて、のんびりユルユルでいいですね