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小坂正則の個人ブログ

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私には夢のような「脱原発革命」が東京で起きようとしている その3

私には夢のような「脱原発革命」が東京で起きようとしている その3
小坂正則
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最後は有権者が一本化させる

私は宇都宮氏を尊敬しています。大分出身の良心的な弁護士です。ただ弁護士として優秀だからといって政治家として大局的な政治の流れを捕まえられるかどうかは分かりません。細川氏は立候補の記者会見で「桶狭間の戦いで敵軍2万5千に対して織田信長が2500の兵隊で戦って勝利を収めた」例に話していました。戦争や政治は大きな潮目を読む力がなければならないのです。残念ながら革新政党や宇都宮氏にはその力が欠けているようです。「脱原発のたたかいはこれから長く続くのです。今回限りなどではありません」と話しています。しかし、この全ての原発が止まっている今という絶好のチャンと国民の脱原発意識の盛り上がりと、これから3年間は国政選挙がないという現実の中で「革新政党の支持を増やすために都知事選を利用する」などという人たちには「桶狭間の戦い」の芸術的な勝利で天下をとることなど絶対にできないでしょう。私は「原発ゼロ」を掲げて都知事選をたたかって、勝利すれば日本の政治の流れは一気に変わって、原発再稼働も止められて、まさに「桶狭間の戦い」を現代に再現できるのです。

一本化で接戦のウルトラC
ゲンダイネット2014年1月31日

 目下の情勢では苦戦している細川陣営だが、選挙最終盤で同じく脱原発を訴えている宇都宮健児候補の支持者が細川に流れるウルトラCがささやかれている。
正確に言うと、支持が高い候補者への一本化の動きが自然発生的に出てくるのではないか、というものだ。
 そうなれば、舛添候補を追って2位につけている細川候補の支持率はほぼ倍になって、4割近くになる。4割弱の舛添とガ然、接戦になっていく。
 さて、「脱原発都知事を実現する会」は、脱原発候補者の一本化を断念し、細川護煕の支持をいの一番に表明した。脱原発弁護団全国連絡会代表の河合弘之氏はその理由をこう言う。
「細川氏は脱原発に対して、明確かつ最優先にしていること。段階を踏むのではなく、再稼働をさせないで廃止すると言っています。また、脱原発を都政テーマのトップに持ってきている。そこが、宇都宮氏との違いです」
 そのうえで、河合氏は「都知事が脱原発を最優先課題に挙げるのは当然のこと。都知事こそが原発政策に大きな影響力を持っていて、その権限は法的にも明らかだ」と言った。
「東海第2、柏崎刈羽、浜岡原発が事故を起こせば、都民生活はめちゃくちゃになる。特に、浜岡からの卓越風は基本的に東京方面に吹いている。原発事故があれば、東京がやられるのです。オリンピック、待機児童、消費税に社会保障など、それぞれは重要だけど、原発事故が起きれば、それ以前の問題です」
 小泉純一郎元首相が支援しタッグを組んでいる点も、細川支援の一因だという。
「これまで、脱原発というと革新、左翼だといわれてきた。細川候補、小泉元首相のような『保守の大物』が身をもって脱原発という考えに行き着き、訴えていることはさまざまな人に影響を与えています。彼らの存在が、歴史的転換期をつくっている。だから支持しているのです」
 都知事が「全国で脱原発」を進めれば、確実に現実になっていくという。
「都知事は地方自治法に基づいて開かれる全国首長会議で、リーダーシップを発揮できます。都知事が脱原発の意見をまとめて国会や政府に持っていけば、無視できない。もちろん、事故の際の被害自治体として、原発差し止め訴訟を起こすことも可能です」
 近々、函館市長が大間原発差し止め訴訟を起こすとされる。脱原発は荒唐無稽な話ではなくて、首長が本気になれば、すぐそこの現実なのである。

(日刊ゲンダイ2014年1月30日掲載)
ゲンダイネット2014年1月31日
http://s.news.nifty.com/item/detail/gendai-000202666_1.htm

確かに思ったように細川票は伸びてはいない
いよいよ都知事選も中盤に差しかかって来た。細川候補は出だしでつまずいてしまったらしい。何でも鳩山邦夫の元秘書をどういう理由かは知らないが選対事務局長として全面的に頼っていたそうです。その秘書がとんでもない人間で、多くのボランティア志望の方々が細川選挙事務所に来ても「必要ない」と断っていたそうです。それに「9万枚の選挙はがきを出す名簿を自分は確保している」というウソをついていたそうです。私は鳩山由紀夫氏は好きなのですが、弟の邦夫は大嫌いです。第一顔が悪い。「顔が悪い」と言っても、「ハンサムではない」という意味ではありません。リンカーンが確か言った言葉に「人間40歳過ぎたら自分の顔には責任がある」と。鳩山邦夫は「信用できる顔ではない」から嫌いなのです。まあ、これは聞いた話なのでここまでにしておきますが、選挙突入後、4日か5日になって、選対事務局長を解任して、新しい事務長で事務所は動き出したそうです。
「脱原発都知事を実現する会」略称(脱原発勝手連)が全快で動いています。ここは「脱原発勝手連」2人の共同代表で弁護士の河合弘之氏とルポライターの蒲田慧氏を中心に活動しているそうです。

文化人やタレントなど有名人が応援記者会見を

菅原文太さんや作曲家のなかにし礼さんなどが今日記者会見を行いました。吉永小百合さんや宮崎駿さんなども支持を表明しているそうです。どんどん支持の輪が広がってくれば大きなうねりになるかもしれません。反骨の写真家福島菊次郎泣いても笑っても残すところ投票まで8日です。


1月31日 細川候補国会官邸前「金曜行動の参加者に挨拶」




.細川護熙を応援する有志記者会見1/31 iwj-tokyo4 .
by nonukes | 2014-01-31 22:52 | 脱原発選挙 | Comments(1)

そこまでやるかNHK?NHK職員が自由に真実の報道ができるために

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そこまでやるかNHK?NHK職員が自由に真実の報道ができるために小坂正則

マスコミの限界をいちいち取り上げて論じるような偏ったヒステリックなマスコミ批判を私はしたくはありません。なぜなら、東京新聞などの商業新聞と「赤旗」のどっちを読むかと聞かれたら、私は間違いなく商業紙だと答えるからです。商業紙は書きたいことを何でも自由に書けるわけでもありません。ある一定の規制(社会的公正さや客観的な報道などの条件、NHKはこれに中立という訳の分からない条件までもがくっついているのだが)の中にどうやって自分の意志を表現できるかが記者の腕の見せどころだからです。それから一番の条件とはNHK以外のマスコミは、その新聞や番組が読者の共感を受けることです。新聞であれば売れることであり、テレビであれば視聴率を取ることでしょう。
だから東京新聞のようなすばらしく市民寄りのメディアもあれば産経新聞のような企業寄り、自民党の広告塔のような新聞をあっていいのです。なぜなら、全ての新聞やマスコミが聖教新聞や赤旗しかなかったら、それこそ窮屈でおもしろくないからです(聖教新聞と赤旗を批判している訳ではありません。それらの新聞は特定のイデオロギーや政治的な目的を持った宣伝媒体だからです)。自由にいろんな新聞があって、読者は自分の一番好きなメディアを選択すればいいからです。しかし、NHKは独占企業で莫大な予算を持っているのでちょっと民間メディアとは違った条件があるべきです。私は中立という曖昧な概念を求めたりはしません。そんな概念など無理矢理くっつけたものだからです。NHKに求められるものは「公正さ」と、真実の報道です。中立という名の下に国家権力の手先に陥っている事件が今回のようなことなのです。
昨年の暮れ、特定秘密保護法案が国会を通過した時に各社は、その問題をトップにニュースを流していたのにNHKだけは確かどうでもいいような穴埋め番組のニュースをトップに流していました。
また、NHKの会長がどこかの商社出身でジャーナリズムには縁もゆかりもなさそうな見るからに商売人のようなオッサン(商売人をバカにしているのではありません。その道に徹した方をトップに据えるべきだと言っているのです)が新会長になられて、うれしそうに就任会見で「従軍慰安婦問題などない」という橋下大阪市長のよううな発言をしていましたね。
あれやこれやで安倍政権にねらい打ちされてるNHKの記者のみなさんの報道の自由と記者の良心に忠実な報道を行うためにはNHKはどうあるべきかを考えてみました。

公共放送とはどうあるべきなのか

日本のマスコミには読者に反論権がありません。一方的に批判広告などを新聞に書かれた場合には、新聞紙面に無償で反論する権利がアメリカではあるそうです。それがまず日本の新聞社マスコミにはありません。そしてNHKが公共放送であるならアメリカのように視聴者が参加して番組の内容や企画に対して声を上げることができる仕組みが必要です。そえは視聴者や住民参加による地域の意見により番組を作成することや放送内容についての評価や意見を番組に反映させるものです。公共放送とは住民参加による番組作成が基本であるべきだと私は思います。
NHKの記者の方にもたくさんいい人はいます。私の師である故松下竜一氏を尊敬しているというデスクの下で働いていたNHKの記者が、大分に転勤になった時に、デスクが「君は大分に行ったらぜひ中津の松下竜一氏を勉強してきなさい。あなたの人生にきっと役立つと思うよ」というようなことをNHKの若い記者から聞いたことがあります。
大分の地元紙の記者からも「私の記者人生の中で松下竜一さんほど大きな影響を受けた人物はいません」と語っていた記者もいます。だから記者が自分の良心に従って真実の報道ができるための環境を私たちは作ることに協力すべきだと思います。だからNHKの記者のみなさんが自由にいい番組を作るがためにも国家権力の介入を防ぐ必要があると私は思います。



NHK、脱原発論に難色 「都知事選中はやめて」東京新聞2014年1月30日

NHKラジオ第一放送で三十日朝に放送する番組で、中北徹東洋大教授(62)が「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などとコメントする予定だったことにNHK側が難色を示し、中北教授が出演を拒否したことが二十九日、分かった。NHK側は中北教授に「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」と求めたという。

この番組は平日午前五時から八時までの「ラジオあさいちばん」で、中北教授は「ビジネス展望」のコーナーでコメントする予定だった。

中北教授の予定原稿はNHK側に二十九日午後に提出。原稿では「安全確保の対策や保険の費用など、原発再稼働コストの世界的上昇や損害が巨額になること、事前に積み上げるべき廃炉費用が、電力会社の貸借対照表に計上されていないこと」を指摘。「廃炉費用が将来の国民が負担する、見えない大きな費用になる可能性がある」として、「即時脱原発か穏やかに原発依存を減らしていくのか」との費用の選択になると総括している。

中北教授によると、NHKの担当ディレクターは「絶対にやめてほしい」と言い、中北教授は「趣旨を変えることはできない」などと拒否したという。

中北教授は外務省を経て研究者となり、第一次安倍政権で「アジア・ゲートウェイ戦略会議」の座長代理を務めた。NHKでは「ビジネス展望」だけでなく、二〇一二年三月二十一日の「視点・論点」(総合テレビ)で「電力料金 引き上げの前に改革を」と論じたこともある。

中北教授は「特定の立場に立っていない内容だ。NHKの対応が誠実でなく、問題意識が感じられない」として、約二十年間出演してきた「ビジネス展望」をこの日から降板することを明らかにした。

◆詳細は答え控える

<NHK広報局の話> 中北さんに番組に出演していただけなかったのは事実です。詳細は番組制作の過程に関わることなのでお答えを控えます。

【解説】公平公正 裏切る行為

 中北徹東洋大教授のNHK降板問題で、中北教授はNHK側に「都知事選期間中は原発の話はやめてほしい」と迫られたという。再稼働を進める安倍晋三政権の意向をくんで放送内容を変えようとした可能性は否定できない。

 選挙期間中であっても、報道の自由は保障されている。中北教授は予定原稿で「現状では原発稼働がゼロでもアベノミクスが成果を上げている。原発ゼロでも経済成長が実現できることを実証した」「経済学の観点から、巨大事故が起きた際の損害額のリスクをゼロにできるのは、原発を止めることだ」と指摘した。

 NHK側が問題視した中北教授の原稿は、都知事選で特定の候補者を支援する内容でもないし、特定の立場を擁護してもいない。

 NHKの籾井(もみい)勝人新会長は就任会見で「国際放送で日本政府の意向を伝える」としている。原発再稼働を強く打ち出している安倍政権の意向を忖度(そんたく)し、中北教授のコメントは不適切だと判断したとも推測できる。

 原発政策の是非にかかわらず受信料を払って、政府広報ではない公平公正な報道や番組を期待している国民・視聴者の信頼を裏切る行為と言えるのではないか。 (中村信也)

(東京新聞)
by nonukes | 2014-01-30 11:40 | マスコミと原発 | Comments(0)

「脱原発」都知事候補の一本化など考えない方がいい

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「脱原発」都知事候補の一本化など考えない方がいい
小坂正則

いよいよ都知事選も残すところ10日になりました。マスコミの予想では「舛添候補が大きくリードしていて、その後に細川候補が続き、宇都宮候補がその後に続いてる」と言われています。ところが私にはどうしても納得がいかないのですが、細川氏と小泉氏の街頭演説には溢れるばかりの聴衆が選挙カーを取り囲んでいて、日に日にその数は増えているのです。細川氏は身動きが取れずに前に進めないほどなのですが、一方の舛添候補の周りにはパラパラと人が立っているだけで、聴衆らしい人は見あたりません。それでも舛添候補がリードしているのでしょうか。宇都宮候補の方もかなりの人だかりですが、細川氏にはかなわないようです。細川氏の話を聞きに来た人たちの多くが小泉さんの話を聞きにきたんだと思います。
しかし、老体にムチ打ちながら、お二人は毎日寒い街頭に立って演説をしてるのですから頭が下がります。昨日は91歳の瀬戸内寂聴さんが京都から駆けつけてきて細川さんの応援演説をしていました。そのほか、吉永小百合さんも来るのではないかと思います。今日、週刊誌を立ち読みしたのですが、「最後は大きなサプライズを細川氏は計画している」と週刊朝日も毎日も書いていました。それは自民党の中がすでに割れかかっているというのです。「小泉氏は山口でも京都でも脱原発候補の知事候補応援に行く」と言っているそうです。この方本気で安倍と喧嘩をするつもりです。自民党の関係者は「小泉氏は喧嘩を始めたら途中でやめることなど出来ない人だから怖い」といっているそうです。私は小泉氏の本気に賭けてます。
さて、本題の「脱原発」候補の一本化についてですが、もうここまで来たら不可能です。今更宇都宮氏は引き下がれないでしょうし、細川氏は端からそんな話し合いもする気はありませんでした。
なぜなら細川氏は保守リベラルの考えで革新派の方々と裏取引をするようなことをしたのでは無党派の有権者の支持を失うからです。かれは民主党の支援も自分からは一切お願いしていないのです。日本新党を立ち上げた時のように「この指止まれ」方式なのです。だから、細川氏が勝つにはもちろん舛添氏の票を上回らなければ勝たないのは当たり前ですが、脱原発統一候補でやっと勝っても、後々安倍政権を倒す力にはならないからなのでしょう。下に転載している天木直人氏のコラムにあるように、裏取引などしないで圧倒的な数で勝たなければならないのです。
私はそのチャンスは必ず訪れると思っています。公明党の支持母体である創価学会が揺れていると言うではないですか。この組織は一夜にして何十万票を動かすことができる組織です。細川氏が勝つと踏めば、勝ち馬に乗って恩を売るために流れ込んでくるでしょう。また、投票日前日には実は脱原発派の2つに割れた支持者もどっちかに大きく流れ込む可能性が高いと私は思っています。一部のコアの革新派の組織票を除いて支持者の票は動くでしょう。そのためには勢いを最後まで保ち続けることです。
私の尊敬する鎌田慧さんが投開票日の深夜に笑顔で喜びの涙を流すことができるように私たちは最後まで頑張るだけです。

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脱原発一本化を拒否した共産党に対する鎌田慧氏の批判の衝撃
天木 直人 外交評論家 2014年1月29日


1月28日の東京新聞「本音のコラム」で私がかねてから敬愛しているフリージャーナリストの鎌田慧氏がものすごい共産党批判を行った。すなわちナチスと対抗するために、1935年のコミンテルン大会で、多様で広範な、民主主義を守るための共同行動を熱烈に訴えたブルガリアの共産党政治家デミトロフを引用し、彼の反ファッショ統一戦線結成呼びかけの「獅子吼」に対し、同僚の共産党政治家たちが応じなかった歴史を指摘したうえで、次のように鎌田氏はそのコラムを締めくくっている。
「戦争に向かおうとしている、いまのこの危機的な状況にもかかわらず、広く手を結んで共同行動に立ち上がらず、あれこれ批判を繰り返している人たちに訴えたい。いったい敵は誰なのか、と。」
これは明らかに脱原発一本化を拒否した日本共産党に対する鎌田氏の批判である。ここまで鎌田氏が書くということはよほどのことだ。
そして私はまたここでも鎌田氏の思いを共有する。
しかし、私はそもそも無理をして脱原発一本化を図る必要はないと最初から思っていた。候補者を一本化できなければ細川候補が当選しないようでは、所詮安倍首相の原発推進を方向転換させることなど、最初から無理なのだ。宇都宮候補の票を頼らなければ舛添候補を破れないようでは、細川・小泉連合はそもそも敗北なのである。細川・小泉連合は圧倒的な勝利をおさめなければいけない。その圧倒的な都民の脱原発の意志によって一気に脱原発の方向にこの国を持っていく。そうでないと安倍原発維持政策を方向転換することなどとてもできない。それほど脱原発は困難で大きなエネルギーが必要とされる一大政策転換なのである。共産党は邪魔をせずにその後についてくるだけの役割でいいのだ。脱原発は、単に安全性もの問題だけではなく、経済、外交・安保、日米関係などのおよぶ一大選択問題なのである。それを圧倒的な勝利を得た細川都知事が国に対して要求していくのである。その先には脱原発か原発維持かによる政界再編が待っている。

候補者を一本化できなかったから細川候補が勝てなかったというような発想では、とてもこの国を脱原発にすることは出来ない。ましてや共産党にそれが出来るわけがない(了)


天木 直人 外交評論家
2003年、当時の小泉首相に「米国のイラク攻撃を支持してはいけない」と進言して外務省を解雇された反骨の元外交官。以来インターネットを中心に評論活動をはじめ、反権力、平和外交、脱官僚支配、判官びいきの立場に立って、メディアが書かない真実を発信しています。主な著書に「さらば外務省!」(講談社)、「さらば日米同盟!」(講談社)、「アメリカの不正義」(展望社)、「マンデラの南アフリカ」(展望社)。
by nonukes | 2014-01-30 00:26 | 脱原発選挙 | Comments(2)

私には夢のような「脱原発革命」が東京で起きようとしている その2

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私には夢のような「脱原発革命」が東京で起きようとしている その2
小坂正則

一昨日上のタイトルのブログを書いてFBとツイーターで流したら1日に4000人がこのブログを覗いてくれました。昨日も4000人の方が覗いてくれたようです。ありがとうございます。今日はその続きを書くのですが、さすがにそんなに皆さんが見てくれるとは思いませんが、暇な方は見てください。
長くなると最後まで読んでもらえないでしょうから要約と結論を先に書きます。まず、前号のブログがなぜ読んでもらえたかというと、28年前の脱原発運動に参加するということは「過激派」という烙印を押されるくらい特別なことだったのです。その理由を書きます。その当時のエピソードを少し紹介します。そしてなぜ私たちがそんな運動をしたのか。その思想的背景も少し書きます。細川氏が記者会見で「脱経済成長」の必要性と「再生可能エネルギーが成長戦略だ」という一見したら相反するような発言をしましたが、それが相反しないという理由も話します。
さして最後に皆さんにお願いです。山本太郎氏が行っている「選挙に行こう」運動をみなさん行いませんか。舛添陣営は自民党の組織票と公明党の創価学会の組織票です。彼らは投票率が下がれば下がるほど彼らに有利です。ということは細川陣営は投票率を上げなければ負けるのです。だから「とにかく選挙に行こう」と、多くの有権者の呼びかけるのです。
次に東京都民でない方も選挙戦に参加できる方法を提案します。皆さんの中でぜひ細川さんに知事になってほしい方は東京都にお住まいの友人や知人に「手紙を出しましょう」そして、その中の最後に「選挙に行ってください」と書くのです。そして「ぜひ細川さんを応援してください」と書いてください。「手紙」は日本の文化です。メールやツイーターもいいのですが、たまには手紙を書くのもいいものですよ。手紙の中に雪割草の額の1枚や柳の新芽の1つでも入れて、あなたの地方の春の訪れを感じさせる香りの便りを東京の友人に送ってやりませんか。


少数の抵抗運動から国民が選択する政治課題へ

28年前のチェルノブイリ原発事故以後に反原発運動に参加した私たちは、当時はニューウエーブとか「脱原発」という言葉もこの時代に生まれたと思います。また「市民運動」という言葉が広く使われるようになった時代です。それまでの運動といえば住民運動でした。住民運動と市民運動の違いは大きかったのです。住民運動とは自分に直接関わる公害反対運動やゴミ処理場の建設反対運動など、自分に直接利害関係のある運動です。それに対して市民運動というのは「自分には直接関係しない観念的な運動など」のことです。1968年ころに始まった「ベトナム反戦運動」などが市民運動の始まりかもしれません。それから1986年の4月26日の旧ソ連のチェルノブイリ原発事故以後の湧き起こった、脱原発運動を「市民運動」の始まりと言われます。それも直接自分の住んでいない地域の原発の建設に反対する運動が始まったのです。8000キロも離れたチェルノブイリから日本は放射能が降ってきたのです。だから大分県に住んでいる私たちが対岸の四国の伊方原発に反対する運動を始めたのが、私の脱原発市民運動の始まりです。
当時の原子力発電の反対運動に参加する者は限られていました。男は公務員か百姓しかほとんどいませんでした。それに対して女性、特に専業主婦が中心の運動でした。

公安警察から狙われる

そんな私たちの運動がなぜ公務員か百姓しかいなかったのかというと、サラリーマンは国家のエネルギー政策に刃向かうなど到底できなかったのです。サラリーマンなら反原発運動などやっているのが社長にばれたらクビになったでしょう。幸い公務員は出世さえ諦めたらクビになることはありません。なぜなら何ら法律に反する行動はしていないからです。
だからしがらみのない主婦の運動だったのです。おもしろいことに警察官の妻も仲間にいました。その亭主の警察官も上司に「警察官の任務は憲法を守ることです」と宣言していたというから、まあ変わり者だったのでしょうが。
そんな私に凄まじ公安警察の内偵が行われていました。私が参議院選挙で反原発の政党「原発いらない人びと」を作って選挙をたたかったのですが、結果は見事に惨敗して、その反省会をちょうど昭和天皇が死んだ時に行われたのですが、今から26年前です。その会議が青森で開催されて、私は青森まで1週間有給を取って出かけたのです。すると、警察が職場に来て「小坂はどこに出かけたのか教えてほしい」と言ったそうです。ただし、私は公務員なので当局の管理者はそんなことを私に喋ったりはしません。当局は当然私がどこに行ったかなんて知るわけもないので、「知らない」と答えたのでしょう。すると、何と警察は厚かましいやら、今度は労働組合まできて委員長に聞いたそうです。だから私の耳に入ったのです。「小坂は過激派で天皇に爆弾を投げ込むかもしれないので足取りを掴みたい」と言ったというのです。それだけで民間企業なら一発クビでしょう。もちろん私はその結果職場では「過激派リスト」に入れられたことでしょう。私にはそんなことは知るよしもありませんが。
またこんなこともありました。職場で私は真面目な職員でした。窓口担当でお客さんにはやさしくて人気もありました。そんなあるの朝、職場の同僚から「小坂お前のことをオレの近所の警官から聞かれたんだけどお前は過激派なのか」と言うのです。私は「どうしてオレが過激派なんだ」というと、近所の知り合いの警官が「お前の職場に小坂というやつがいるだろう」というから、おれは「いるよ。真面目ないいやつだよ」というと、警官は「奴は虫も殺さないようなやさしい顔をしいるが、奴は夜な夜な人を殺しているんだぞ」といったと言うんです。そんなこと聞いた同僚はビックリして私に「お前がそんなことするわけないよなあ」と聞きに来たのです。そんなあくどい攻撃を私に国家権力は仕掛けてきていました。もちろん私はどこの過激派といわれる新左翼にも属したこともありません。
私だけではありません。私たちの「脱原発大分ネットワーク」の以前の代表だった女性が夜遅く、自宅近くを車の運転していたら、警察に止められたそうです。そして警官が免許証を見て「ああ○○さんでしたか」と、「私を知っているような言い方をしたのよ」といってました。それだけですが。そのほか松下竜一という作家は「赤軍派」の容疑で家宅捜査までされました。もちろん国家賠償裁判を起こして勝訴しましたが、「松下竜一氏赤軍派の容疑で家宅捜査」というマスコミに流れたことによる名誉毀損は取り替えされることはありません。国家権力の私たちへのフレームアップです。
反原発運動を行うだけでこれだけの国からの攻撃を受けてきたのです。これが自由と民主主義の国の実態です。この国の支配者の心の狭さに嫌気が差します。何も国に刃向かわない人には自由も民主主義もあるように思えるかもしれませんね。でも、一旦国家の意思に従わない行動を取ったら、必ず警察に睨まれて、尾行されたりして私たちに国家は襲いかかって来るのです。彼ら公安警察の目的は治安の維持であり、反乱や暴動や反対運動(市民運動)の抑止活動(拡大防止)が国家の治安や秩序の維持につながると思っているでしょう。でも、まだ私たちはいい方です。だって、私たちに公然と違法な暴行など加えたりしたらマスコミや友人・知人が私たちへの不当な権力の行為を非難してくれます。しかし、これが過激派や暴力団だとそうはいきません。私は「民主主義や人権というものは、異端者への攻撃を自分への攻撃だと思って反撃しなければいずれは自分へ襲いかかってくる」と思っています。戦前の治安維持法が共産主義者への法律だから自分には関係ないと思っていたら、そのうち一般市民までも狙われてきたからです。
国民の基本的人権を守らなければならないという考えは国家権力(警察)には微塵もありません。国民は治安維持のためには家畜のように管理と支配の対象でしかありません。
だから私たち脱原発運動や反TPPや環境保護運動などのあらゆる政治的な活動は「特定秘密保護法」や「盗聴法」や「共謀罪」などが本当に身近に感じるのです。それらが全部そろったら戦前の「治安維持法」の完成です。いつでも私たちを豚箱に入れることができるのですから。

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松下竜一と細川護煕

私たちの反原発運動を語る上では故松下竜一氏を語らなければなりません。彼は10年前に亡くなりました。大分県中津で50年ほど前に豆腐屋をしていた青年でした。その豆腐屋の青年が作家になったのです。彼は1973年の豊前火力発電所の建設反対運動に関わるようになって朝日新聞に「暗闇の思想」という小文を投稿しました。興味のある方は読んでください。そして、その中で「冗談でなくいいたいのだが、「停電の日」をもうけていい。勤労にもレジャーにも加熱しているわが国で、むしろそれは必要ではないか。月に一夜でもテレビ離れした「暗闇の思想」に沈みこみ、今の明るさの文化が虚妄ではないかどうか、冷えびえとするまで思惟してみようではないか。私には、暗闇に耐える思想とは、虚飾なく厳しく、きわめて人間自立的なものでなければならぬという予感がしている」と語っています。これは経済成長を当たり前と思っている私たち20世紀に生きた日本人に松下竜一が問いただした反現代文明論です。
細川氏が22日の立候補の記者会見で話していた「経済成長からもう私たちも腹8部目の生活でいいのではないだろうか」というような話しをしていました。松下竜一氏がいま生き返ったような気が私はしました。

原発がなくなったら日本は江戸時代に返るのか

こんな大げさな反論をよく原発推進派の政治家などが言います。豊かで便利な生活に慣れてしまった現代の私たちには原発というものはなくてはならない「必要悪」なのだと。誰だって原発などほしくはないが、仕方ないのだと。また、反原発派に対してよくいわれたことが「小坂は原発反対といっているが原発の電気を使っているではないか」と「原発反対なら原発の電気はいらないと言って使わなければお前の話も聞いてやるよ」などです。
私たちは電気のない原始時代や江戸時代の「ロウソクやアンドンの生活をしろ」と言ってるわけではないのです。電気のありがたさは十分知っています。だからこそ電気を無駄に使うことなく大切に使いたいのです。電気でお湯を沸かすなど最高の無駄です。
省エネや再生可能エネルギーで化石燃料の使用を抑えれば、結果としてGDPは下がります。でも、人びとの暮らしは決して貧しくはなりません。見せかけの経済成長ではなく、中身の充実した成長社会を私たちは求めるのです。それは高度に無駄を省いたエネルギー社会です。白熱電球からLEDへの変換などが分かり安いでしょう。大幅にエネルギーは削減できて、寿命は長いので製品コストは安くなるのです。経済成長を上げながら省資源化を進めることは可能なのです。ただ松下竜一氏や細川護煕氏はきっとこう言いたかったのです「そんなにものに囚われる生き方から抜け出してほどほどの暮らしでいいではないか」と。少しスピードを遅くして生きてみませんか。そうするとこれまで見落としていたような道ばたの雑草の花の美しさや通勤途上でどこからともなく薫ってきたキンモクセイの香りに心を癒される生活をあなたも取り戻せるかもしれないのです。

続きをご希望の方は「市民電力会社を作ろう」という私の書いた書籍をごらんください。





1月27日 町屋駅前

原発が都知事選の争点になる意味==
by nonukes | 2014-01-29 11:49 | 脱原発選挙 | Comments(2)

私には夢のような「脱原発革命」が東京で起きようとしている

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何かが少しずつ変わりそうな気がしてきた
小坂正則

東京都知事選挙から今日で5日目になりました。「脱原発」候補が2人出ていて、互いに共倒れになるのではないかという不安が取りだたされています。しかし、私は毎日のように小泉氏と細川候補の街頭演説のパソコン動画を見ていて、涙が出るほど感動しています。それはなぜか。私たちが苦節28年間にわたって取り組んできた「脱原発」や「反原発」を2人の元総理大臣が街頭で訴えているのですよ。こんなこと夢にも思っていませんでした。こんな現象を見て涙が出ない方がおかしいではないですか。私が所属している「緑の党」の中ではいまだに「小泉は信用できない」とか「細川は政権を投げ出した人間ではないか。だから知事になってもまた投げ出すに決まっている」という根も葉もないような非難をする人がいます。私は「原発を止める」ことが私の一生の中で最大のテーマになってしまいました。だって、32歳から始めて60歳を過ぎてもまだやっているのですから、私にとってはまさにライフワークです。

私たちにとっては、これはもう「脱原発革命」だ

そんな中、東京都知事選は「脱原発だけではない。非正規雇用の問題や福祉や医療など様々あるのに細川は脱原発しか言わない。そんな奴が信用できるか」と私の仲間から攻撃されています。しかし、こんな細川氏への批判はどこかで聞いたことがあります。そうです。桝添候補が言っていることと同じなのです。私はそんな人たちに対して「否」と言いたい。私たちが28年間、言い続けても国民の大多数が耳を貸してくれなかった「脱原発」を2人の元総理が街頭で演説したら、都内各所に数千人の聴衆が集まって拍手喝采を送っているのですよ。
私はチェルノブイリ原発事故以後、28年間の「反原発運動」を続けて来ました。28年前は公安警察から「原発に反対する者は過激派」というレッテルを貼られていました。だから公安警察が私の職場に来たり家まで来て私の行動を探っていました。今はそんなことがウソのような現実が、毎日、それも元総理によって繰り広げられているのです。

23日以降日々街頭での聴衆は増え続けている

それも23日の選挙告示以来、日に日に聴衆の数が増えていると小泉氏は語っています。
東京では革命が起きようとしているのです。しかし、絶対多数を取らなければ革命は成功しません。まだまだ桝添候補には負けています。私には夢のような現実ですが、どうせ夢を見るのだったら、最後は勝って夢を現実にしたいではありませんか。そのためにはもう少しで現実になるかもしれません。細川候補を応援する方々が「必ず細川が勝つ」という確信を持ったら、本当に勝つと思います。
勝っても負けても小泉氏と細川候補の話しを聞いた人びとは「脱原発」を支持して、この国を本気で変えようと思って行動してくれる確信犯になった人びとです。そんな人びとが東京都に100万人も200万人も増えてくれたら、これは必ずこの国を動かす力になります。昨年7月に行われたの参院選では66万人の東京都の有権者が山本太郎氏に投票しました。その66万人の人びとの大半が無党派で何らの組織に属していない一般市民でしょう。共産党と民主党は別に候補はいましたから。そんな組織されていない一般市民が、この山本太郎を勝たせたのです。その力をもう少し大きくして細川氏を勝たせたら、東京で革命を起こすことができるのです。それを小泉・細川ご両人がいまやっているのです。もちろん革命を起こす人びとは1人ひとりの普通の東京都民です。

東京が日本を変え世界を変える

そして、そんな東京革命が成功したら、その影響は必ず、国政を動かします。安倍政権は崩壊するでしょう。崩壊しなくても政権機能は麻痺することは間違いありません。そして今年の夏には実施されるといわれている「再稼働」は必ず延期されるでしょう。そうなれば自民党は分裂します。そして日本の政治も変わるのです。
だから私は細川候補に必ず勝ってほしいのです。
閉塞状況のこの日本に夢と希望をもたらすことができる絶好のチャンスが今なのです。
皆さんの友人知人で東京在住の方がいたらメールや携帯でこう伝えてください。「細川候補の街頭演説の動画を見てほしい」と。それだけで十分です。



1月26日 細川護熙 小泉純一郎 街頭演説 @巣鴨 ノーカットそれも
by nonukes | 2014-01-27 02:28 | 脱原発選挙 | Comments(12)

東京都知事選が始まった後の雑感「諦めたら負けだ」

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東京都知事選が始まった後の雑感「諦めたら負けだ」
小坂正則

東京都知事選が「脱原発」の2候補の出馬によって「桝添氏を負かすだけの力が細川氏にあるのか」と問われたら非常に難しだろうと私は思います。1月14日に小泉氏と細川候補がツーショットでマスコミに現れたあと、細川陣営の読み誤りによって、22日まで音無だったことが「マスコミの熱気も有権者の熱気も冷めてしまった」と言われています。そして、23日の選挙告示日に2人で立った第一声に集まった聴衆の熱気も小泉旋風が巻き起こった当時に比べたら随分静かだったと伝えられています。
確かに客観的情勢は非常に厳しいようです。私は当初からブームに乗るのではなく、懇切丁寧に有権者に語りかけることと、公開討論などに出て、誰とどこが違うのかを「全てオープンにすることが求められている」と思っていました。ネット選挙の開始で、選挙スタイルも随分変わったのに、有権者の期待をジラシて引き延ばすという旧来戦術は通用しなくなったと思います。各マスコミの前半の情勢では大きく桝添氏がリードしてその後を細川氏が続き、その後ろを宇都宮氏が追いかけているというようです。
しかし、まだまだ40%以上の有権者が投票先を決めていないそうです。だからまだ可能性はあります。懇切丁寧に有権者に説明して「脱原発」を東京から全国に広げて行くことを願っています。可能性はまだまだ残されています。諦めたら負けです。

脱原発は政策の中の1つではなく最も重要なテーマだ

細川氏は出馬会見での記者の「他の候補も脱原発を掲げていますがどこが違うのですか」という質問に対して「もう1人の方は全ての政策の中の脱原発は並列に並べた政策の中の1つですが、私は脱原発が最も重要な政策です」と話しています。確かにそうです。この国の進むべき道を指し示しているのがエネルギー政策であり、原発を未だに重要な電源として使い続けるという安倍政権の方針にNOを突きつけることが、今回の知事選で最も重要なテーマなのです。脱原発政策はそれ以外のTPPや福祉や教育や防災対策など全ての政策を支えている土台を担っているのです。だって、第二の福島原発事故が起こったら、東京都民の生命も財産も吹っ飛んでしまって、食べ物さえもなくなってしまいかねないからです。もっとも最初に論じられなければならない大きなテーマなのです。全ての原発が止まっている今だからこそ、そして安倍首相が止まっている原発を「再稼動」させようとしている直近の都知事選だからこそ、「脱原発」だけを掲げてたたかわなければならないのです。
宇都宮氏は大分の出身で良心的な弁護士です。私も以前から尊敬しています。しかし、あなたは大局的な政治の潮目を見誤っています。一部の革新政党におだてられて出馬したのか、それとも何とかして安倍政権の暴走を止めたいと思って出馬したのかは私には知るよしもありませんが、ここは「原発を止める」ために一本化して桝添都知事の誕生を阻止してほしいものです。

保坂世田谷区長のブログをお読みください




伊豆大島での意見交換会1月24日



1月23日の街頭演説



渋谷前での小泉氏の街頭演説
by nonukes | 2014-01-26 17:21 | 脱原発選挙 | Comments(0)

「緑の党おおいた」の総会と記念講演会を開催します

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「緑の党おおいた」の総会と記念講演会を開催します

2014年2月8日(土)13:00~16:00
総会:13:00~14:00
講演:14:15~16:00
内  容:総会
記念講演:「世界和ひとつ」
講  師:アントン眞理雄さん(緑の党おおいた共同代表)
場  所:松明楼(小坂宅)
連 絡 先:090-1348-0373(小坂)


「緑の党おおいた」会員のみなさま、明けましたおめでとうございます。2014年も慌ただしく明けた思いです。昨年の暮れには「特定秘密保護法」が安倍政権のごり押しによって可決成立しました。その中で分かったことがあります。一昨年の暮れに行われた総選挙で第三局ともてはやされた「日本維新の会」や「みんなの党」が右でもなく左でもない第3局などではなく、彼らは1.5局でしかなく、右よりもっと右寄りで自民党の補完勢力でしかないことがハッキリと私たち有権者に見えてきました。第3局ともてはやしたマスコミは、その責任を取るべきです。多くの国民は「オレオレ詐欺」に騙されたようなものです。
だって、彼らは「脱原発」を標榜していたのですが、昨年から彼らの口から「脱原発」も「再稼動反対」の言葉も聞くことがなくなってきました。特に橋下徹大阪市長は「関電は霊感商法だ」と息巻いていたのが、今ではその勢いもなくマスコミに登場することもなくなってきました。結局彼らは民主党を潰すためだけに現れた破壊勢力だったのでしょう。騙した彼らが悪いのは当たり前ですが、騙された有権者にも責任があります。そして、本当の第3局である私たち「緑の党」が有権者へ声を届けられなかったことの責任もあることを自覚しなければなりません。

今ほど緑の党が必要の時代はない

緑の党は「右でもなければ左でもない」党です。それでは「中間なのか」と問われたら「中間でもありません」。右の自民党と左の共産党は安保や平和などの考えは随分違いますが、どちらも「経済成長優先」は同じです。しかし、「緑の党」は環境破壊する経済優先は認めず、「持続可能な経済社会」をめざします。この考えは大きな違いです。右でもなければ左でく別の新たな社会を提案するのです。だから「緑の党」が本当の第3局なのです。その「緑の党」を地域で支える最小単位の組織が私たち「緑の党おおいた」です。しかし私たちは小さな力しかありません。わずかな仲間しかいませんが、何でも初めは1から始まります。だから私たちの活動は小さくても夢は大きく持って「明るい未来を切り開く」ために一緒に議論しながら進みましょう。下記の日程で総会を開催します。ぜひ皆さんご参加願います。


「Ubuntu」2014年はこの言葉ではじめたい
「緑の党おおいた」党共同代表 アントン眞理雄

わたしはあなたが存在しているが故に、わたしである。「共有」「思いやり」「真実」「尊厳」「コミュニティ」などなど多くの意味を持つこの言葉は、時に人の人間性を表現する言葉として、時には地球上全てのいのちのつながりをあらわす言葉として南アフリカを中心につかわれる言葉、というより哲学だ。去年の暮れに亡くなったネルソン マンデラ氏はUbuntuの精神とは、「ひとりの旅人が自らの村に来たとすれば、どこから来たか訪ねる前に、まず水と食を与える」ことだと言う。
 はじめの一歩はギフトすることからはじまるのかもしれない。
 行き詰まった政治も、行き詰まった教育も、行き詰まった経済も、愚痴はさておき、自らにできること(しかできないこと)を提案・提示・提言してこそ道はひらけていくのだろう。ただ、現状に変化を求めれば求めるほど、何かを「すること」にとらわれてしまいがちになってしまう。成し遂げること、達成することは否定しない。ぼく自身、達成感や成果を生きる糧にすることもある。ただ、「すること」を生き方の本質にしてしまうと疲れ果ててしまうのではないかと思う。
ガンディーはぼくらに「Do the change (変化をしよう)」とは言わず、「Be the change(変化になろう)」と教えてくれた。ぼくらはHuman Doingではない。在り方こそが問われるHuman Beingだ。
このひとつの暦の変わり目に、この時を共有する全ての生命に感謝します。
世界平和
明けましておめでとうございます。

Mario Anton プロフィール

後高田市, 大分県, Japan
アメリカ人である両親を持ちながら、日本の片田舎で生まれ育ち、自分はどこに属するのか、国籍とはなにか、国とは何か、どうしたら世界の平和は訪れるのかと幼い頃から考えてきました。もちろん、答えにはたどり着いていないのですが、自らが考えることや思うことを言葉にしたり、文章にしたり、時に対話する場をつくったりすることでより良い社会の実現を目指し
ています。
(「世界 和 ひとつ」のブログより転載)


「緑の党」は東京都知事選で「脱原発」のどっちを応援する?


時は都議選の真っ最中です。宇都宮氏と細川氏が同じ「脱原発」を訴えて都知事選に立候補しています。そして「緑の党」本部は宇都宮氏を1月6日に推薦しました。その後に細川氏が立候補したことで、内部議論が繰り広げられたようですが、結論として、やはり「宇都宮氏をこのまま推薦して、宇都宮知事の実現に向けてたたかう」という結論になったそうです。九州の「緑の党」の仲間の多くは「細川氏でたたかうべきだ」という声が多かったのですが、残念ながらその声は届かなかったようです。しかし、「緑の党」は党の決定に対して「保留権」がありますので、多くの仲間が細川氏の選挙応援に駆けつけているそうです。1月24日の運営委員会で細川氏に「支持」を出すように九州から本部へ要請を出したそうです。
 それぞれに両候補を支援する理由は双方に言い分があります。だから「「緑の党」はだらしない」と思っている外部の方もいるかもしれませんが、「多様性の尊重」とはそういうことだと私は思います。利権やお金目当ての派閥や内部対立ではありません。考え方がいろいろあるときには熟議を重ねて一定の結論に達したのですが、異議を唱える人たちがいる場合はこのような方法を取るのです。革新政党のみなさんでは考えられない組織運営でしょう。(小坂)
by nonukes | 2014-01-26 00:08 | 「緑の党」をつくろう! | Comments(0)

細川陣営はこの選挙期間中に「脱原発エネルギー構想」の具体策を話そう

細川陣営はこの選挙期間中に「脱原発エネルギー構想」の具体策を話そう小坂正則
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1月23日に新宿の都庁前で行った都知事選での小泉純一郎氏による応援演説の第一声です。小泉純一郎が出た方がインパクトはあったのでしょうが、細川氏の決意が固い理由は小泉さんが話している通りなのです。原発の是非意外は、政策はそんなに大きな違いはないと言ってますが、違いは確かにあります。特定秘密保護法に細川氏が賛成なのか反対なんかはいまだ表明していません。ぜひ表明してほしいものです。「雇用特区」の設置をいう安倍首相の第三の矢政策も受け入れないでほしいです。「雇用特区」には様々な問題があります。一番の規制改革は「雇用特区」などではなく、「発送電分離」と「電力自由化」です。

いまこそ「脱原発」日本再生プランの大筋を示そう

この「発送電分離」と「電力自由化」によって原発がなくても東京はやっていけることと、原発をやめたらこれだけ日本が経済成長を実現させることができるという一定のプランは都民や国民の前に示す必要があります。それを言わなければ原発推進派から「口先だけでそんなことができるか」という不当な避難を浴びるからです。私にだって原発に頼らなくても、この日本社会の出口の見えない不況や地方を疲弊した経済から立ち上がらせる解決策を提案できます。そこの大筋だけでも細川氏は都民に説明するべきなのです。
そうすれば「やるやる詐欺」だとかいう細川氏を非難する輩の攻撃を跳ね返せるのです。宇都宮氏は具体的な脱原発政策は掲げていません。だからこそ自民党支持者の経営者や保守層の経済会を巻き込むためにも、ここで「脱原発」経済再生プランを掲げるべきなのです。この選挙期間中にこそ、様々なエネルギー改革やどうやったら原発に頼らなくてもやっていけるのかを国民の前に細川氏の口から喋ってもらいたいです。
そんなことは簡単です。だって細川氏のブレーンには既にもと経産省官僚で民主党に首を切られた古賀茂明氏がいるではないですか。飯田哲也氏は細川氏をまだ支持表明はしていませんが、飯田氏は脱原発エネルギー政策を左右を問わず誰にでも公開しています。ソフトバンクの孫正義氏にも知恵を貸してもらいましょう。私にだって脱原発のエネルギー最策の大筋くらいは話せますよ。
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私の脱原発エネルギー構想

日本の電力供給の大きな問題は日本が島国なので海外から電力の融通ができないことがあります。また、電力地域独占のため、各電力会社間での融通電力が少ないことが次にあります。三番目に西は60ヘルツ東は50ヘルツと、東西で周波数が異なっている問題があります。これらの問題を解決させれば電力に限れば大きな無駄を解消することができるのです。孫正義氏が計画している「アジアスーパーグリッド構想」に着手するのです。韓国と日本間に海底ケーブルの「高圧直流送電線」を引きます。韓国と中国の間にも引いてモンゴルまで引いて、モンゴルに太陽光と風力発電を設置するというのが孫氏の計画です。私はそれ以外に北海道とサハリン間に海底ケーブルを引いて、ロシアで天然ガス発電事業を日本の商社などが行い、その電気を日本に送り込むべきだと思います。そうすれば発電コスト3円でロシアで発電できて送電コストは1円から2円ですから、十分採算が合うのです。液体化した天然ガスを日本までわざわざ運んでまた日本で暖めて発電するくらいならロシアで直接発電して日本には電気だけを送ればいいのです。そして日本列島を横断する「列島横断高圧直流送電線」を引きます。この費用が2兆円です。でもこれは民間企業に参入させてもいいでしょう。必ず儲かるからです。これで各電力会社間の電力融通の問題と周波数問題は解決します。直流電流は周波数などないからです。これで電力会社がよく言っていた「日本は島国だからドイツのように原発をやめることなどできないのだ」という根拠を完全に粉砕できるのです。以下はまたご紹介します。

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小泉氏の細川候補応援演説

私どもは政界を引退していた。何を今更という人もいるでしょう。しかしあの3月11日の原発事故、地震、津波、大震災を見て、これは大変なことが起こっているんだと、非常な危機意識を持ちました。今までの政界の経験、できることと、できないことはあるけれども、今まだ元気がある、何か自分たちにできることがはないかと考え、始めました。
都政の問題は原発だけではないと言われる。確かにそうです。防災の問題、医療福祉の問題、待機児童の問題、様々な都市機能の問題、課題はたくさんある。しかし原発の問題以外は、誰が都知事になっても、たいして違いがない。最も大きな違いは原発をどうするかではないですか。
私どもは「原発は安全だ、原発がエネルギーコストが一番安い」と、専門家の話を信じていた。しかし、あの事故を見て、スリーマイル島の事故や、チェルノブイリの事故を勉強してみて、原発が一番安全だとか、原発のコストが一番安いだとかは、とんでもないごまかしだとわかった。今までの反省も踏まえて、これからの日本は、原発なしでやっていく世界を目指さなければならないと思ったんです。

東京オリンピック・パラリンピックを原発ゼロで成功させたいと言ったら、「なんと無責任なことを言うんだ」と、オリンピック関係者が言い出した。原発なしでオリンピックができるのかと、小泉批判を始めた。
ところが調べてみると、昨年オリンピック招致委員会はIOC委員会に向かって、「東京オリンピック・パラリンピックは原発なしでやっていける」と世界に宣伝していたじゃないですか。東京が原発なしでオリンピック・パラリンピックを成功させる。それを世界に発信させる。東京の様々な暮らし、経済活動、これも原発なしでやっていけるんだという姿を見せれば、日本は変わっていくと思います。

その力を都民は持っている。

今回の都知事選挙では多くの課題があるけれども、何を重要視するかというのは、有権者それぞれ自身の判断です。
私は原発の問題を最重要視している。やればできるほうになぜ政治が進まないのか。原発が必要だ、原発がなければ日本は発展できない、そういう人の多くの批判の一つは「小泉はそういうことを言っているけれども、対案を出さないじゃないか」というもの。
原発の問題は広くて深くて大きな問題です。原発を廃炉にするには40年50年かかるじゃないですか。廃炉の技術の研究者は、国も責任をもって育成していかなければならない。原発なきあとの地域の復興、発展はどういう産業が必要か。原発に変わるエネルギーにも、様々なエネルギーがあるでしょう、それをどうするか。
さらに原発なしで今後起こる問題というのは、私一人でできるわけないじゃないですか。また、私一人で対案を出したら、それこそ無責任なんです。政治が方向を出して、原発なしでやっていけるという方々の、知識と知恵を活かして、原発なしでやっていけるプログラムや対策を考えて、それに向かって進むべき方向を決めるべき。一人で対案を出せという方が無責任だと思う。日本には様々な良い知恵をもった方がいます。

また外国にも原発は大事な問題だと考えている人がたくさんいる。昨年11月国連の事務総長、潘基文事務総長と世界銀行のキム総裁が、国連・世界銀行は今後、原発に対する支援は行わないと発表したじゃないですか。多くのマスコミや新聞は報道しなかったけれども、よく調べてください。国連の各国でも、原発がほしいという国があるけれども、果たしてそんな危険性が高いものに国連は支援していいのかという危機感の表れだと思います。
私どもは、夢を持っている。理想を掲げるのは政治じゃないと批判する人もいます。しかし、原発ゼロで東京は発展できる、日本の経済は成長できるという姿を見せることによって、日本は再び世界で自然をエネルギーにする国なんだな、環境を大事にする国なんだな、そういう発信をする国になりうる。その夢や使命感を持って、候補者は立ち上がってくれたんです。

どうかみなさん、この大事な都知事選挙、今回の都知事選ほど都知事が誰になるのかによって、国政を動かせる政治はめったにない。必ず今の「原発がなければ日本はやっていけないんだ」という方向を、変えることができる。だから私は応援するんです。非常に厳しい戦いなのはわかっているけれども。
皆さん自身がこれからの、都政だけではない、国政に対して、本当に原発をすすめていいのか、原発なしでやっていけるのか、それを考えてもらう、そしてやはり、生き方を変えていこう、使命感を持って、昔ながらの、自然とともに、生きることを作る日本をつくろう、東京都をつくろう、こういう思いに立ち返って、みなさんのご支援をお願いしたい。心から小泉、お願い申し上げます。
by nonukes | 2014-01-24 11:07 | 脱原発選挙 | Comments(2)

細川護煕氏と泉純一郎氏が都知事選の第一声を都民に呼びかける

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細川護煕氏と泉純一郎氏が都知事選の第一声を都民に呼びかける
小坂正則

1月23日から東京都知事選の火ぶたが切って落とされました。2月9日までの17日間のたたかいです。なかなか厳しいたたかいですが、「脱原発」の希望を抱いて細川氏は勇気を持って走り出しました。横にはぴったりと小泉氏が寄り添っています。2人の元首相がタッグを組んで、この国の進路がゆがめられようとしていることに危機感を抱いて立ち上がったのです。「安倍首相には任せられない」と。そんなお2人の演説をお聞きください。
そして、22日に東京都庁で記者会見した細川氏の会見内容を起こした原稿も下に添付します。
細川氏の熱い思いをぜひ皆さんも共有してください。






細川氏の都知事選立候補会見
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私は政治の世界を退いてからのこの15年あまり、焼き物をやっ たり、絵を描いたり、創作活動をする一方で、震災後は東日本の海 岸でガレキのマウンドに木を植えていく「いのちの森のプロジェク ト」の活動をやってきました。その一方で脱原発の声をあげ続けて まいりました。閑居ぐらしに浸っていたものですから、都知事選に 出るなどということはついこの数日前まで思ってもみませんでした。 ところが、各界の敬愛する方々から是非最後のご奉公をあなたがや るべきだと背中を押され、日増しに真剣に受けとめるようになりま した。特に脱原発の同志である小泉元総理から強いメッセージを受 け、意を決して出馬の意向を固めた次第です。

へさき 21年前、日本新党を一人で立ち上げた時には、小舟の舳に旗を立て、この指とまれということで船出したのですが、今回は躊躇し ながら、迷いながら、孤独に苦渋の決断をしたというのが正直なと ころです。しかし、決めた以上は後戻りできません。力を尽くして、 東京をさらにいい方向へ進めていかなければならないし、また国の ありようにも、東京から注文をつけることがあれば、いろいろ物申 していきたいと思っています。
なぜ決意をしたかということですが、今の国の目指している方向、その進め方になにかと危ういものを感じているからです。憲法でも、 安全保障でも、近隣諸国との関係でも懸念していることがいくつか あります。
経済についても安倍さんは頑張っておられるが、現在の 1 億 3 千 万人の人口が50年後には 9 千万人に、100年後には江戸時代に 近い 3 分の 1 の 4 千万人にまで減ると予測されるこれからの時代に、 いままでのような大量生産、大量消費の経済成長至上主義ではやっ ていけないのではないか。腹一杯ではなく、腹7分目の豊かさでよ しとする抑制的なアプローチ、心豊かな幸せを感じとれる、そうい う社会を目指して成熟社会へのパラダイムの転換を図っていくこと が求められているのだと思います。

これは世界でも恐らく初めての歴史的実験になるかもしれません が、世界が生き延びていくためには、豊かな国がその生活のスタイ ルを多消費型から共存型へと変えていくしかありません。成長がす べてを解決するという傲慢な資本主義から幸せは生まれないという ことを我々はもっと謙虚に学ぶべきだと思います。
いまのことと関連しますが、私が特に心配しているのは、成長の ためには原発が不可欠だといって、政府がそれを再稼働させようとしていることです。そのことに私は改めて強い危機感を持ち、それ が今回出馬を決意するきっかけともなりました。原発のリスクの深 刻さは、福島やチェルノブイリをみるまでもなく、ひとたび事故が 起こったら、国の存亡に関わる大事故になる可能性をはらんでいま す。そのためには、現在の原発依存型の、エネルギー多消費型社会 を180度方向転換しなければだめだということです。なぜ私がそ ういう危機感を持つに至ったかということは、3.11がもちろん決 定的なきっかけになりました。かつて私も不覚にも信じ込んでいた、 原発がクリーンで安全だという神話はもはや完全に崩れ去りました。 核のゴミは捨てる場所さえみつからない。捨て場もないのに、原発 を再稼働させるようなことは、後の世代に対するまさに犯罪的な行 為です。原発がなければ日本の経済は成り立たないという人がいま すが、もう2年間原発が止まっていても現に日本経済はなんとかう まくまわっているではありませんか。もちろん、そのために火力発 電の燃料費など相当なコストを海外に払っているわけですが、一方 で、いままで原発事業の無責任体制によって、原発には実は天文学 的なコストがかかっているのです。しかし、それが見えない形で税 金などで国民の負担にされて、原子力による発電のコストは安いというごまかしと嘘がまかり通ってきました。原発の安全性の問題や 核のゴミのことを考えたら、原発がいかに割に合わないものである かは明らかです。

そういう原発に依存するよりも、同じコストをかけるなら自然エ ネルギーなどに変えていく方がよほど生産的だと思いますし、新し い雇用や技術を開発していく可能性もそこから拓けてくるでしょう。 世界の自然エネルギー産業の成長を日本に取り込み、成長の切り札 にしていく、絶好の機会です。
いまここで「原発ゼロ」の方向を明確に打ち出さなければ、50 年 100 年経っても原発依存の状態から抜け出すことはまず不可能です。 私もそういう意味で再稼働にストップをかけ、「自然エネルギー大国 日本」を世界に発信していく方向にいま決断すべきときだと確信し ています。
この都知事選挙は、小泉さんが言ったように『原発がなくても日 本は発展していけると考える人々』と、『原発がなければ日本は発展 できないと考える人々』とのまさに戦いです。私は原発がなくても 日本は発展していけると信じている人々とともにその先頭に立って 闘う決意です。

都知事選は地方選だから地方の課題で闘うべきだと言う人がいま すが、東京は世界でも最大規模の電力消費地です。事故を起こした 東電の本社も東京にあるわけですから、大株主の東京都は当然のこ とながら東電の経営について注文をつける権利があるし、その東京 で原発ゼロを目指すことは、都民に問うべき、それこそ重要なテー マだと思っています。


さて、東京は2020年のオリンピック・パラリンピックの開催 都市に決定しましたが、私は当初、大震災後、仮設住宅などにまだ 26万人の人たちがおられることを思うと、原発事故後の復旧、復 興に未だ目途がつかない状態下でオリンピック・パラリンピック招 致に双手を挙げて賛成する気持ちにはなれませんでした。
しかし、開催が決まったからには、2020年を新しい東京、新 しい日本の建設にとって絶好の目標年にできると思い直し、むしろ、 このオリンピック・パラリンピック開催を歓迎し、これを新しい日 本をつくるチャンスとして捉えるべきだとの気持ちに変わりました。
ちょうど20年前、私は総理就任後、最初の所信表明演説で質のじつ 高い実のある国家、「質実国家」を目指すことを政権の旗印として掲げました。大量生産、大量消費、大量廃棄の経済や生活を転換する必要を痛感していたからです。大震災、原発事故を経て、このよう な方向は今こそ決定的になったと感じています。
オリンピック・パラリンピック開催を大きな目標に、日本の経済 や生活を変えていく。首都である東京はその先頭を走ってそのお手 本になりたいと思っています。
脱原発社会は、われわれに地産池消の自然エネルギーの普及とと もに、経済活動や日常生活での電力消費の無駄の節減を要請してい ます。
私は、原発に頼らない東京を実現するために、公的部門、民間部 門での自然エネルギーによる発電を促し、一方で電力消費の節減に 向かって都民の協力を求め、さらに、省エネのための技術開発を促 進したいと考えています。
「禍を転じて福となす」という言葉がありますが、大震災、原発 事故は、日本を変え、東京を変えるまたとない機会にしなければな りません。東京オリンピック・パラリンピックでは、オリンピック の巨大ムーブメント、即ち競技、文化、環境の分野において、さま ざまな形で東北の皆さんに協力していただき、その実質は東京・東 北オリンピック・パラリンピックのようにできないものかとも考え必要を痛感していたからです。大震災、原発事故を経て、このよう な方向は今こそ決定的になったと感じています。

オリンピック・パラリンピック開催を大きな目標に、日本の経済 や生活を変えていく。首都である東京はその先頭を走ってそのお手 本になりたいと思っています。
脱原発社会は、われわれに地産池消の自然エネルギーの普及とと もに、経済活動や日常生活での電力消費の無駄の節減を要請してい ます。
私は、原発に頼らない東京を実現するために、公的部門、民間部 門での自然エネルギーによる発電を促し、一方で電力消費の節減に 向かって都民の協力を求め、さらに、省エネのための技術開発を促 進したいと考えています。
「禍を転じて福となす」という言葉がありますが、大震災、原発 事故は、日本を変え、東京を変えるまたとない機会にしなければな りません。東京オリンピック・パラリンピックでは、オリンピック の巨大ムーブメント、即ち競技、文化、環境の分野において、さま ざまな形で東北の皆さんに協力していただき、その実質は東京・東 北オリンピック・パラリンピックのようにできないものかとも考えています。 私の世代は、結果的に原発を推進し、容認してきました。その世
代の責任を感じると共に、国の最高責任者としての責任が私にはあ ります。それは小泉さんも同じです。その不明の責任を感じ、何と してもわれわれ世代の最後の仕事として、新しい経済、新しい生活 の展望を開いていく決意です。

いずれにしても、原発ゼロの具体的な取り組みについては、「東京 エネルギー戦略会議」を立ち上げて、脱原発のエネルギー基本計画 を作っていきます。
私は首都東京の景観にも強い関心をもっています。防災上の観点 からも情緒溢れる水と緑の回廊を実現したいと思いますし、日本橋 の上の首都高??を排除したり、可能な路面電車の復活も考えてみた いと思っています。
今、世界は文明史の折り返し点に立っています。環境や資源の有 限性の壁に直面して、経済や生活の転換が迫られているのです。福 島原発事故は、転換に着手しないわれわれへの緊急警報ではないで しょうか。

東京には、誰が知事に選ばれても取り組まねばならない重要で緊急を要する共通の課題があります。大地震に備えた帰宅困難者対策、 耐震化、密集した木??住宅不燃化などの防災対策、高齢者、障がい 者に対する福祉、あるいは子育て支援・幼児教育の充実などです。
これらについては、都議会や都庁職員の皆さんが知恵を絞って取 り組んでこられました。これらの施策のうち継承すべきものは継承 して発展的に受け継ぎ確かな成果を上げてまいりたいと考えており ます。

一方、今まで、国でも都でもできなかったことも沢山あります。 とりわけ、「岩盤規制」と言われる、各種既得権によって阻まれてき た、医療、介護、子育て、教育などの分野での規制改革を強力に推 し進めていきたいと思います。これは、既存の政党勢力と結びつい た人たちには恐らく難しい課題でしょう。私は、何のしがらみもあ りません。恐れるものもありません。既得権との闘いこそ、私に最 も期待されるところではないかと思います。
私は思案の上、私のすべてを東京の新しい方向付けに献げる決意 を致しました。それはまた日本の新しい方向となるはずです。

また、今回の決意の背景には、20年前の政権担当で必ずしも皆 さんのご期待に沿う政治の実現に取り組めなかったという深い反省もあります。また借入金問題については10年かけて全部お返しし たということを国会でも誠意を持って、ご説明させていただきまし た。しかし、残念ながら野党の方々にご理解をいただけずに国会が 空転することとなり、国民生活に関わる予算の成立を遅らせるわけ にはいかず、総理を辞めるということでけじめをつけさせていただ きました。
私の不徳のために多くの皆さんの失望を招いたことはこの20年 間、私の脳裏を一日として離れることはありませんでした。この点 については改めてこの機会にお詫び申し上げます。このところ「晩 節を汚すな」と多くの人から忠告もいただきました。確かに逃げる 方が楽であることに間違いありません。しかし、日本の存亡に関わ る時であり、志を同じくする方が立候補しない以上、私が一身の毀 誉褒貶を顧みる時ではないと考え、あえて多くの人の要請に応え、 出馬の決意を固めた次第です。

東京が世界の多くの首都に先駆けて文明史的転換を成し遂げ、新 しい経済と生活の新しい形態について、明るい展望を開く機会を迎 えていると私は確信しています。
立つ以上は最善を尽くします。誇りを持って名誉をなげうつことを潔しとする―私はこの歴史的戦いに全てを賭けて闘おうと肚を決 めました。
皆さまの深いご理解を賜りますようお願い致しまして、決意表明 とさせていただきます。
by nonukes | 2014-01-24 00:55 | 脱原発選挙 | Comments(0)

「細川知事候補」は刈羽・柏崎原発と全ての原発の再稼動にも絶対反対

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やっと行った細川氏の都知事選立候補記者会見
小坂正則



記者会見①
=
記者会見②


殿は本気です

本日17時から東京都庁で細川氏の記者会見が行われました。
その会見の中身はまずは見てもらいたいのですが、私の最初の感想は「細川氏は緑の党の党首でもいい」と思いました。そして涙なしには見られませんでした。「大量生産・大量消費社会からの脱却をしなければならない」や「成長からの脱却」や「これまでの豊かな暮らしの質を少し落とすべきではないか」などです。
もちろんちょっとどうかなと思う発言もありました。それは「規制緩和を積極的に行っていく。医療、介護、教育など」と言いました。すると会見では言いませんでしたが「TPP」も賛成なのかもしれません。そんあ不安もあります。また、桝添氏が進めるという「雇用特区」についても反対という表現はありませんでした。だから、細川氏は完全無欠の候補ではありませんが、彼が何度も言った「まず脱原発が一番の最重要課題なのだ」という言葉です。それ以外は、私たちは完全無欠の100点の政策をもとめるのではなく、50点くらいを求めるのです。宇都宮氏の政策はどれも一見したら立派です。でも、「言うは安く行うは難し」なのです。脱原発の中身や具体的な政策はあまり聞けませでした。でもいいのです。なぜなら古賀重明氏や城南信用金庫の代表などがブレーンにいるからです。飯田哲也氏も山口県知事選への立候補を残念しました。彼もブレーンに入ることでしょう。日本の最大の知恵者が結集すれば「脱原発の代替案」はすぐできます。知事は陣頭指揮を執ればいいのです。知事が細部を決めるわけではないからです。殿は黙って「それでよし」と最終決定の判断だけを行えばいいのです。都政などなんでもかでも知事が行うわけではありません。チームを組む予算を認めたり、政策実施の許可を出すのが知事なのです。 細かなことは知らなくて当然です。市民参加でケンケンがくがくの議論の場を作ってくれれば十分なのです。
細川次期知事は言いました。再稼動を国が行おうとするまでに「原発是非の都民投票をおこなってもいい」と。素晴らしではないですか。

刈羽・柏崎原発も全ての再稼動には絶対反対

これでけ断固として取り組むというのですから、何も文句はありません。反原発知事を東京に誕生させましょう。宇都宮氏も素晴らしい人ですが、細川殿の心意気は誰にも止められませんよ。ここは殿に立ち上がってもらいましょう。
細川氏を推す人びとに対して「お前たちは参加民主主義の理念に反する」とか「結局おまかせ民主主義ではないか」と言われる方もいます。でも、私たち市民が全員知事にはなれません。誰か1人だけが知事になるしかないのです。ただ、丸投げの白紙委任ではなく「原発をこのまま止める」「全ての原発の再稼動には反対する」という契約を記者会見で私たちとの間で交わしたのです。とは言っても私は東京都民ではないので私は除外されますが。でも、殿は言いました。「東京から国政を変えるのだ」と。だから私たちにも約束したと思ってもいいのです。「そんな約束はすぐ反故にするよ」という人もいるかもしれません。そうです。誰にも先のことに絶対はありません。でも、どこかで私たちは何かに、誰かに賭けなければならない時もあるのではないでしょうか。みんなで支え合いながら殿を見守って行きませんか。
最後に記者の質問に細川氏はこう言いました。「殿ご乱心をと誰かが言ってましたね。確かに私はご乱心ですよ。でなかったら、こんな所に座ってはいません」と。そして「やるりかないと私はそこまで決意しているのです」と。

安倍政権にたいして殿を先頭にして国盗りのたたかいをみんなでやりましょう。
勝利は目前です。こんな楽しいたたかいに参加できるなんてはめったにありませんよ。
さあ、今夜からみんなで「ネット選挙」をはじめましょう!どんどんこの記者会見の画像を拡散しましょう!
by nonukes | 2014-01-22 20:16 | 脱原発選挙 | Comments(0)

  小坂正則