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小坂正則の個人ブログ

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誤解を恐れずに言えば「間違っていてもいいから今できることを精一杯やり通したい」

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絶対に正しい行動などあり得ないし、私にそんなことは分かるはずはない

昨日、九電大分市支店へ「感謝状」を持っていくことを少数の仲間に相談して、私の半ば独断で行動しました。その行動が突飛だったので、いろんなご意見があろうことは私にも想像できていました。しかし、私は25日の昼間に思いついたのです。どうしてもっと前からその準備をしなかったのだろうと私は悔やみました。九州で多くの支店や営業所に感謝状や花束を持っていく人がいたらこれはすばらしいことだと。でも、その私の突飛なアイデアも「万人が認めてくれるような常識的な行動ではない」ということは私は計画段階から思っていました。でも、それを行動したかったのです。その理由をここに書きたいと思います。それというのも今日、仲間から厳しいご批判を受けたからです。「こんな行動は受け入れられない」と。でも私にはじっとしてはいられなかったのです。何か行動しなければ、私たち抜きに、どんどんとことが進んでいくのは目に見えていたからです。

何もしないで人を批判するよりも間違ってでも行動する人が私は好きだ

「原発を止めたい」と思っている若い仲間たちが私の周りもたくさんいる。彼らの多くは周りの人びとに自分の思いが理解してもらえず、病的にまで悩み苦しんでいる。だから、私は彼らの危なかしさをも含めて愛おしいし、出来る限り何とか手をさしのべてやりたいと思っている。「私がこれまで25年間やってきても出来なかったことを、彼らがそう簡単に出来るはずはない」とは思いたくはないのです。何とかして奇跡を起こしたい。だから、失敗を恐れず、何でもいいから「行動しながら考えればいい」と私は思っているのです。そう思っている私が何もしないならば、私はただの評論家で終わってしまう。私は評論家でもなければ学者でもない。生きた生身の人間なのです。間違いもやり、人にののしられたらいじけもし、心が折れるほどつらいこともあるのです。でも、私は私でいたいのです。何回失敗をしても何か行動したいのです。原発を本当に止めたいのです。だから物わかりのいいお利口さんではいられないのです。だから私は明日も周りの人に少々の迷惑をかけながらも私らしい突拍子もないバカげたことをやると思います。
もう一つの理由があります。それは「怒りを越えたたたかいでなければ、私の想いや熱意は対立する相手には伝わらない」と思っているのです。そのためには私の中の怒りを昇華した言葉を見いださなければ問題を解決することは出来ないと思うのです。これは難しいことです。怒りは行動の原動力でもあるのですから。ただ、ジョンレノンが歌ったイマジンは人びとの心の中に怒りを越えた愛を訴えているのですよね。



by nonukes | 2011-12-28 02:32 | 原発とめよう!九電前ひろば | Comments(0)

眞部九電社長あてに感謝状を持って行きました

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子どもたちの思いが伝わったでしょうか

今日12月26日午前0時から九州は原発ゼロの電気です。私たちは九電大分支店へ感謝の意を込めて感謝状や思いを書いた手紙などを渡しに行って来ました。参加した人数は大人4名と子ども3人でしたが、行けなかった人の分も含めて7人の思いを渡してきました。(1通を渡し忘れていましたのでファックスで本社へ送りました。全部で8通です)皆さんそれぞれの思いを伝えてきました。文章は下記の通りです。ところが、その数時間前に眞部社長さんは辞任の意向を記者会見で話したそうです。せっかく私たちが「社長を辞めずにこのまま頑張ってください」と、激励しに行ったのに残念です。でも、眞部さんが辞めたから全ては片付いて、止まってる原発を再稼働させたいというのはいかがなものでしょうか。やらせメール問題の再解答もせずに、古川佐賀県知事の責任も曖昧にして「眞部社長が辞めたからいいだろう」とは、そうは問屋がおろしません。責任をまず取るのは古川佐賀県知事です。辞めるならまず古川が先に辞めなければなりません。その後に眞部さんが辞めればいいのです。それにもっとガンが居残っています。九電を我が物顔で牛耳っている松尾会長こそ全責任を取って真っ先に辞めなければならないのです。

「原発の再稼働させない」これからが私たちの闘いの本番です

九電はこれで全ての問題が解決したつもりでしょう。国も落としどころを探っているようですから、松尾会長が辞めるくらいで、振り上げた拳もおろすかもしれません。そこでまた、九電が再稼働のトップを切って走り出すかもしれません。しかし、これからは「私たちが絶対に再稼働を認めない」という強い意志をどこまで続けられるかです。そして、福岡や長崎など周辺首長などの力が試されます。年明けから原発再稼働の正念場でしょう。
再稼働をさせないための特効薬はありません。私たちのできる限りのことを粘り強く、諦めることなく、やり続けるだけです。そうすればきっと光が見えてくるかもしれません。そう信じてこれから、こんなにすばらしい脱原発のエネルギー社会を続けようではありませんか。

感謝状その①


全ての原発をとめてくれたことへの感謝状

九州電力 眞部利應社長殿

 あなたは昨日の玄海原発4号機を停止したことで、私たちの「いつ福島原発のようなメルトダウン事故が九州で起きるかもしれない」という不安をほんの少しだけ解消してくれました。止めていただいた判断が間違っていなかったことはいずれ九州を襲うといわれている東南海・南海地震などの巨大地震が来たときには、その判断が正しかったことが証明されるでしょう。これで私たちは安心して暮らすことができます。
 でも、また再稼働などを考えているのでしたら、それはやめてください。噂によるとあなたは今日社長を辞任するそうですが、これまで枝野経産大臣の言いなりにならなかったその意志の強さで、このまま社長を頑張ってほしかったです。そして、あなたの強力な指導力で全ての原発をとめ続けてください。お願いします。
 私は放射能にまみれた原発の電気は使いたくはありません。クリーンな電気がほしいのです。福島の子どもたちは毎日放射能まみれの生活を強いられています。何の罪もない子どもたちがこれからガンや白血病に脅かされるのです。そんな苦しみを私の子どもにさせたくはありません。電気を作るためにいのちを犠牲にまでして原発を動かすのはもうこりごりです。このまま永久に全ての原発は止め続けてください。あなた方が原発をやめてくれたら私は眞部社長の九州電力がとても好きになるでしょう。毎日昼夜を問わず働いてくれている電力会社の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになるでしょう。そんなすてきな九電に生まれ変わってほしいのです。 

2011/12/26
泰美

感謝状その②

九州電力株式会社
 眞部利應社長殿

 あなたは昨日午後十一時、私たちが待ちに待った玄海原発四号機を止めてくれました。これで九州の全ての原発が止まり、私たちは安心してお正月を迎えられることに感謝申し上げます。
 十二月九日の玄海原発三号機のポンプ主軸折れによる1・8トンの一次冷却水漏れ事故も最初は隠して発表するなど、これまで常に事故は過小に報告してきました。また、「やらせメール」や第三者調査委員会の「佐賀県知事が発端」も未だに認めないなど、私たち消費者の不信は高まるばかりでした。でも、原発を再稼働させないでほしいという私たちの願いに答えるように、あなたは再稼働が難しくなるような行動をわざと取ってくれていたことを私たちは知っています。
 枝野経産大臣による調査報告書の再提出や辞任要求などには一切応じず、いつまでもこのまま社長を続けてください。そして全ての原発を再稼働させないことをお願いいたします。

 2011年12月26日
脱原発大分ネットワーク
  代表代行 小坂 正則
by nonukes | 2011-12-26 18:22 | 原発とめよう!九電前ひろば | Comments(0)

てるてるちゃん9号が運転開始しました

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左が2号機(10.72kw)、右が今回設置した9号機(6.3kw)


てるてるちゃん9号運転開始で合計87kwの太陽光発電ができました

これまで2004年以降、毎年1機ずつ建ててきた太陽光発電「てるてるちゃん」ですが、国の補助金が廃止になって今年は危ぶまれましたが、何とか自力で建てることができました。9機の合計出力が87kwになります。2007年には2機の設置があったので8年で9機となります。まあ、よくこんなに建てたものだと思うのですが。

9号機は松下竜一氏と藤田祐幸氏の資料室に設置しました

今回建てた9号機は事務所の隣の資料室の屋根です。ここは松下竜一氏の資料と藤田祐幸氏の資料がそろう予定です。詳しくは来年になって発表しますが、脱原発や松下竜一氏の「暗闇の思想」などの資料を私が意地になっても集める決意なのです。その資料室の電気が原発の電気というわけにはいきません。本当は蝋燭かランプか何かで資料室の明かりとしたかったのですが、さすがに火事の心配などもあり電気にしました。でも、自家消費分は全量自分の家の太陽光発電で賄う予定です。そのほかにもペレットストーブを設置します。来年オープンしますのでぜひみなさん遊びに来てください。
by nonukes | 2011-12-25 18:19 | 自然エネルギー | Comments(0)

九電眞部社長に原発全て止めてくれてありがとうと感謝状を贈ろう

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12月25日午後11時に玄海4号機がとまり、これで九州の全ての原発がとまることになります。みなさんやっと私たちの念願の「原発のない生活」が九州では送れることになりました。原発の電気ではなくクリーンな電気でお正月を迎えることができます。何とすてきなことでしょう。これも全ては眞部社長のおかげです。「やらせメール」の発覚で玄海2号と3号が運転再開間近だったのを経産大臣のお怒りでストップしました。その後のストレステストで現在の状況に持って行ってくれました。その上に「仕込み発言」や第三者調査委員会の答申を受け入れずに、責任を取って眞部社長と松尾会長の辞任も拒否したままです。眞部社長はきっとわざと国のお怒りを誘っているのでしょう。だって、本当に原発動かしたかったらさっさと責任を取って辞任するはずです。
ここはうがった考えでみてはどうでしょうか。実は眞部さんは原発を動かしたくないから経産大臣の怒りを買うような発言をしているのではないでしょうか。玄海も川内も動かしたくないから国を挑発しているのです。だから枝野経産大臣のお怒りを受けて、「九電の原発再稼働はいつになるか分からない」とマスコミは揶揄しているのです。

眞部社長さんこのままずっと全ての原発を動かさないでください

眞部社長は本当はいい人なのです。だって、5月18日だったか、「原発止めよう!九電本店前ひろば」に表敬訪問に来たのですから。彼は私たちの「原発止めたい」という思いを側面から支えるために失言や居直りと思えるような発言を繰り広げているのです。何と心優しい方ではないですか。
そんな眞部さんに「全ての原発をとめてくれてありがとう」という思いを込めて感謝状を贈ります。
皆さん九州の方はそれぞれの支店に明日持って行きましょう。県外の方は九電本店へ電話やファックスで伝えましょう。私たちは抗議ばかりする特異な人びとではありません。眞部社長ほどではありませんがこころ優しい人間なのです。眞部社長や九電社員へ感謝です。ありがとう原発全て止めくれて。このままずーっと止めていてください。
1日遅れのクリスマスプレゼントでもいいかも!(危険物や不審物はだめですよ。たとえばカミソリなど)

私たちは大分支店に明日13時に持って行きます

日時:12月26日 13時ころ

場所:九電大分支店

問い合わせは
090-1348-0373(小坂)
脱原発大分ネットワーク



佐賀新聞より転載


九州電力は25日、佐賀県東松浦郡玄海町の玄海原発4号機(出力118万キロワット)の運転を停止し、定期検査を始める。九電の原発は、玄海1~3号機の3基のほか、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の2基を含む計5基が定検で停止しており、これで全6基が停止する。九州で原発が稼働しない状態は、1980年に当時1基だけの玄海1号機が定検入りして以来31年ぶり。
 全基停止後の供給力は1469万キロワットに落ち込む。九電がこの冬に見込む最大電力需要は1457万キロワットで、供給余力はわずか0・8%で需給が逼迫(ひっぱく)する。 
 政府や九電は、供給余力を確保するため、26日から来年2月3日の平日午前8時から午後9時まで(29日から1月4日までを除く)の間、家庭や企業に前年比5%以上を目標とした節電を要請する。九電は原発の減少分の多くを火力発電でカバーするが、燃料の確保はめどをつけている。
 玄海4号機は25日午後4時から出力を下げ、午後11時に停止する予定。燃料集合体193体の3分の1を取り換えるほか、原子炉本体や冷却系統設備などを検査する。3月下旬までに作業を終える予定。 
 4号機については、再稼働に必要となる安全評価を22日に始めた。6基とも発電再開の見通しはまったく立っていない。
by nonukes | 2011-12-25 14:47 | 原発とめよう!九電前ひろば | Comments(0)

東京電力は倒産させ全ての資産を売却した上で国有化を



 東京電力は資産よりも債務が上回る「債務超過」に陥ったために国は東電を国有化すると朝日新聞12月21日は伝えている。しかし、会社が倒産の事態なのだから、まず、法的整理をして、その上で会社の再建の必要性がある場合は会社更生法を適用すればよい。日本航空だって、債務超過に陥って会社更生法を申請した。ところが国の原子力損害賠償支援機構からこれまで8900億円もの支援を受けて、国家による公的資金の注入が来年度にも行われる予定という。これは実質的な国営化だ。しかし、東電経営者も社員も株主もそして債権者である銀行や生保のだれも何の責任も取らずに、ぬくぬくとこのまま国民の税金で生き延びようと目論んでいるのだ。確かに原発は国策でやってきたので、福島原発事故は東電だけの責任ではないし、国にも大きな責任はあるが、何ら身を切るような痛みを伴うこともなくて公的資金を湯水のようにつぎ込むことなど許されるはずはない。放射能汚染の被害者へ十分な補償をさせるためにも、東京電力は倒産させて会社の責任をきちんと取らせた上で国有化すべきだ。

東電関係者はどれだけの責任を取ったのか

 東電の役員は役員報酬を半額にしたというが、それでも平均で1850万円という。東電の社員の平均年収は757万円で、その2割程度をカットするという。それでも605.6万円だ。月平均で50万円以上になる。倒産企業の社員が、そんな高給を今でももらっているのだ。大分のハローワークには倒産していなくても月額20万円以上の求人なんかないぞ!
金融機関の融資額は、日本政策投資銀行が4041億円。三井住友銀行が2909億円、みずほ銀行が2010億円、三菱東京UFJ銀行が1772億円。日本生命保険が1497億円、第一生命保険が1432億円となっている。このような金融機関の債権も全て放棄すべきだろう。これまでしこたま儲けたのだから。東電株主は一定の犠牲は払っている。東電株価の最高時は1株6000円以上していた時期もあるが、今は200円そこそこに暴落している。でも、株価はゼロ円にするべきだろう。株主の責任とは株券がただの紙切れになることだからだ。そのような全ての関係者が痛みを分かち合って、その上で不足する資金は国が見るということでなければ、放射能の被災者は納得しないだろう。

総括原価方式をやめて発・送電分離と電力自由化を

 電力会社の利益や電気料金は総括原価方式という方法で計算されている。この方式は投資した資産額をレートベースに必要経費などの3%を利益として計上することができるという内容。投資額が多ければ多いほど利益が多くなる。500億円の火力発電所を建てれば15億円の利益を出せるが、5000億円の原発を建設したら、その3%の150億円もの利益になる。だから高ければ高いほど儲けも多くなるのだ。その付けは全て電気料金に化けて、世界一高い電気料金を私たち国民が支払っているのだ。だから総括原価方式をやめて、発・送電分離を国有化した東電から行えば、東電管内では独立発電事業者が自由に国有化した送電線を使って電力の販売ができるようになるのだ。それこそが私たちのいう電力自由化であり、東電と国の原発事故に対する責任の取り方だ。

倒産企業を影で支えているのは誰か

自民党や経団連の人びとは東電経営者から甘い汁を吸いたいために倒産させないと必死だ。金融機関も1000億円以上の債権放棄は金融機関の経営を圧迫するからと東電を倒産させることに反対する。中でも一番強固に反対しているのは連合と電力会社の労働組合だ。彼らは民主党の国会議員に「東電の法的整理に賛成したら次の選挙で応援しないぞ!」と脅して民主党内部で東電擁護派を結集させている。
 また、「原発推進だった連合が脱原発に方針転換」したという噂だが、国民に隠れて、こそこそと民主党の議員を操ったり、原発推進のエネルギー政策をこっそり変えたが、ほとぼりが冷めたらまた元に戻すつもりなのだろうか。このような「自分たちの企業や労働者だけが儲かれば国民のいのちも、この国の将来も知ったことではない」という連中と私たちのたたかいはまだまだ続く。
by nonukes | 2011-12-22 22:50 | 原発とめよう!九電前ひろば | Comments(0)

まやかしの野田首相による福島原発冷温停止宣言

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12月16日に野田首相は「福島原発事故の第2ステップの冷温停止状態へ収束した」と記者会見で宣言した。この冷温停止状態とは、二度とメルトダウンなどの危険性がなく、原子炉の冷却水の温度が100度以下に低下した状態が続いているというもの。各国へ年内にステップ2を達成するという政府の方針によって発言したものと思われる。しかし、この発言は「原発事故を国民から忘れさせて被害者切り捨てを狙ったもの」ではないか。現在の状況は決して冷温停止などという状態ではなく、一時的な安定状態で、また、地震などの外部要因によっていつ危険な状態になったり、最悪の場合には新たなメルトダウンの可能性も残っている。何よりも原子炉内部の核燃料がどこにあるのかすら分かっていない状態で、何で収束宣言が出せるのか。このまやかしの終息宣言は福島原発事故を収束したというウソで塗り固めて放射能の「除染」によって立ち入り禁止地域の危険性もなくなり、住民を元の街へ戻そうとする東京電力や国の企みなのだろう。

放射能の除染をしたら立ち入り禁止区域に帰られるというのはウソだ

野田首相の冷温停止宣言の次に行われるのは強制避難区域の20キロ圏内への避難解除だろう。11月3日に大分で行われた広瀬隆講演会で広瀬氏は「福島のあんな危険な地域に除染をして人びとを帰すなんかということはやってはならない」と。福島の強制避難地域の人びとの苦難ははかり知れないほどのものだろうが、はやり、あんなところに帰ってはならないのだ。それを何もなかったかのように人びとを帰して、国や東電の責任がなかったことのようにしたいのは誰よりも野田首相だからだ。チェルノブイリ原発事故により未だに強制避難区域の地域と同じ汚染レベルの福島の地域に人びとは帰ってはならない。その責任は東電と国が取るべきなのではないか。何兆円かかろうとも何十兆円かかろうとも安心して暮らせる放射能汚染のない場所へ集団疎開させて、そこに新たな集落を作ることくらいは国にできないはずはない。過疎地域は日本中いいくらでもあるじゃないか。過疎漁村もいくらでもある。そこを整備して学校を病院を作ればいい。その費用は東電が払えばいい。
by nonukes | 2011-12-18 23:17 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

世界もおどろく日本の放射能暫定基準値

放射能汚染食品が全国にばらまかれる

 福島の新米から500ベクレルを超える汚染米が発見されましたが、500ベクレル以下の放射能汚染食品は「安全な食べ物」として売ってもいい。しかも、全量検査ではなく抜き取り検査では500ベクレルを超えた食品も流通する可能性があります。だから現状の検査態勢ではほとんどザルのような検査です。福島では安全な食べ物を手に入れることは非常に困難なのかもしれませんが、だからといって国民みんなが放射能に汚染した食べ物を食べる義務はありません。もちろん500ベクレルという暫定基準値自体が不当な基準値なのですが。
 少なくとも検査機器を福島県を中心に全国の自治体や食品流通企業へ配備して徹底的な食品検査し、そこで出た検査結果は全て公開させるべきです。そこまで徹底しなければ全国どこへ汚染食品がばらまかれるか分かりません。

学校給食の放射能汚染基準値の混乱

 学校給食への汚染食品の混入を心配する母親たちの意を受けて、森ゆうこ副文科相は12月1日の定例会見で「40ベクレルを上回る食品は給食では使わないようにする方針を示したのか」との質問に「そのように考えていただいて結構です」と答えました。しかし、中川正春文部科学相は翌日の閣議後会見で、学校給食の食材に含まれる放射性物質に絡んで示した「1キログラム当たり40ベクレル以下」との目安について「測定機器の機種選定の目安で申し上げた。機器の検出限界で話をした40ベクレルが独り歩きしてしまった」と述べた。学校給食で使う食材からの内部被ばくを抑える目安として受け止められたことに対し「説明に誤解があった」と釈明。「最終的には厚生労働省の基準(現行は水や牛乳200ベクレル、野菜や肉500ベクレル)に基づいて対応していく」と述べた。(共同通信)

札幌市教委は4ベクレル以上は不使用

 実際には多くの自治体へ各地の住民による陳情や誓願が行われた結果、自治体独自の基準により学校給食への放射能汚染食品に対する取り組みが行われています。札幌教育委員会では「機器の検出限界値4ベクレル以上の汚染が見つかったら、その食品は使わない」と発表しました。
(以下は北海道新聞12月15日付)

 札幌市教委は12月15日、市内の学校給食で使う道外産の野菜などを対象にした放射性物質の独自検査を始めた。16日に使用する予定の埼玉県産の長ネギと神奈川県産ダイコンを抽出検査している。結果は15日夕、発表する。給食食材の独自検査は道内では札幌が初めて。
 検査は刻んだ長ネギとダイコンを別々のプラスチック容器に入れて測定器に収め、放射性セシウムと放射性ヨウ素の濃度を調べた。
 市教委は、検出限界の1キログラム当たり4ベクレル未満の食材しか給食に使わない考え。

ドイツの4ベクレルに日本も合わせよう

ちなみにドイツでは成人の放射性セシウムの基準値は8ベクレル。子どもは4ベクレル。ベラルーシでも穀物は20ベクレルです。また、ウクライナではストロンチウムも検査していますが日本では一切検査していません。プルトニウムも同じように一切検査していません。
 チェルノブイリ原発事故のあと、日本は輸入食品の放射性セシウムの基準値を370ベクレルとしたにも関わらず、3月12日に突如として厚生省はセシウムの基準値を500ベクレルとました。この基準値があまりにも高すぎることで、国は見直しの作業をしているそうですが、私たちが声を上げなければゆるい基準値がこのまま見直されない危険性があります。
 横浜市の自校方式の学校給食で扱われる食材を毎日検査する方式や札幌教育委員会の取り組み(セシウムが検出された食品は一切使用しない)をお手本にして、私たちの地元の自治体や教育委員会などへ放射能測定器の購入と検査の実施及び情報の公開を要求しましょう。
 そのような具体的な取り組みによって現行の500ベクレルの暫定基準値を一刻も早くドイツ並みの厳しい基準値へ下げさましょう。以下は大分市に出した陳情書です。


大分市内の小中学校・幼稚園などの給食における放射能対策を求める陳情

2011年12月6日
大分市議会 議長 足立義弘さま

 3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故により、深刻な放射能汚染がもたらされました。
 大分市でも、放射能汚染牛肉が流通していたことが問題となりました。
 子どもを持つ私達が最も心配していることは、汚染された食物の摂取から起きる、子どもたちの内部被ばくです。
 国や地方自治体は、暫定規制値を超えた食品の流通を監視するための検査体制を強化させてはいますが、抽出検査でありすべての食材を測定することはしていません。先日も、国の測定からは漏れたコメより暫定基準値を超えるものが、福島県の自主測定で見つかったことがありました。
 また、Team Coco作成「世界もおどろく日本の基準値」(別紙)※にまとめられているように、暫定基準値自体が世界各国の基準値より高くなっています。別紙では漏れていますが、ドイツでは子どもは4ベクレル/kg、大人は8ベクレル/kgという基準を採用しています。
※出典http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html 
放射線には「この値までなら浴びても危険はない」という「しきい値」が存在せず、微量であっても、摂取量に比例して健康被害を引き起こす危険性がある、というのが世界的な定説です。特に細胞分裂が活発な子どもは、放射線による被ばくのリスクが大人よりも3~5倍高く、国の食品安全委員会でも、今後はこの点を考慮する必要があるとの評価をまとめており、すでに基準値の検討作業が開始されていて、新たに定められる基準は現行の暫定基準値より厳しいものになると報道されています。
学校給食は教育の一環として位置づけられており、栄養教育などの点で、社会全体の中で、これまで学校給食の果たしてきた役割は絶大なものがあります。
そして、学校給食で何を食べるのかを、子どもたちが自分自身で選ぶことはできません。
文部科学省は、11月30日付で東日本17都県の教育委員会に、学校給食の食材に含まれる放射性物質について40ベクレル/kg以下を目安とすることを通知しました。
現在と将来とについて、何が起こるかよくわからない事柄については、最悪の事態を常に想定のなかにいれておくことが、安全・安心の確保のために必要なことだと考えます。
 これらのことから、子どもが毎日口にする給食について、安心安全な給食の提供に最大限努めて頂けますようお願い申し上げます。


陳情項目

一. 給食食材の調達は、地元産のものを優先的に使用すること。
   やむをえず地元産以外のものを使用する場合は、全国の都道府県による食品の放射能検査結果等を確認し、放射性物質が不検出の食材を使用すること。

一. 学校給食の食材の調達過程では、国の暫定基準値のみに頼るのではなく、世界各国などの基準を参照しながら、大分市としてできる限り厳しい基準で食材を選定すること。

一.  給食食材の産地や生産者、放射能測定結果などの情報を、HPなど県民がいつでも情報を得られる媒体で毎日公開し、子どもや保護者が分かりやすい形で提供すること。

一.  全量検査が実施できるような検査体制の整えるよう、国や大分県に求めること。

一.  給食の食材が原因となる、子どもたちの内部被ばくの影響についての様々な知見について、国からの情報に限定することなく多面的に調査・検討すること。

以上  
by nonukes | 2011-12-17 23:46 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

脱原発大分ネットワークの貴重な仲間をまた亡くしました

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岸田佳宣氏の不慮の死亡事故

12月9日夕方に杵築市の市内の側溝に自転車と一緒に転落した岸田さんは、誰からも発見されることなく、翌日早朝に凍死した状態で地元の方に発見されました。当年62歳でした。あまりにも早い死です。岸田さんは昨年の4月から「脱原発大分ネットワーク」の代表になっていただいていました。
岸田さんは10年前に大阪から大分県杵築市にIターンして、8年前に米軍のイラク攻撃に抗議するデモに参加したときに、20年ぶりに大阪で一緒にエスペラントをやっていた大原さんと偶然に再会して、その後、私たち脱原発大分ネットワークのメンバーに加わってもらい、仲間として一緒に活動していただきました。
岸田さんは2ヶ月に1回発行する脱原発大分ネットワークの機関誌「つゆくさ通信」の印刷担当として黙々と輪転機を回し続けてくれました。彼の几帳面さを表すように、きちんと寸法を合わせてきれいな誌面をいつも印刷してくれていました。そのほか彼は自由業でしたので、祝島での緊急行動などには進んで参加してくれていました。祝島や上関原発現地の田の浦へ、また多名埠頭へも何度となく足を運んでくれていました。彼のもっぱらの移動手段は自転車でした。上関まで国見からフェリーを使って自転車で行くようなこともあったそうです。私の農園の手伝いもしてもらったことが何度かあるのですが、杵築から大分まで30キロはある距離を毎日自転車で往復していました。彼の体力には誰もかなわなかったのです。頑強な身体のどこも悪いところはなく、体力は誰にも負けない岸田さんも12月9日の冷たい夜の冷え込みにはかなわなかったのでしょうか。側溝に自転車と一緒に落ちた岸田さんは意識を失ったまま凍死したのでしょう。あの日は皆既月食が見られた透き通った冬空の下で、誰にも発見されることなく一人、満点の星と共にあの世へ度立ったのでしょう。
何と無情なことでしょうか。彼の一番好きな自転車に乗って天国へ旅立ったのですから。大原さんによると岸田さんが自転車をこいでいる姿を見た時、実にうれしそうに笑顔で風を切って走っていたそうです。そんな爽快な自転車男は私たちの前から自転車に乗って旅立って行ったのです。今頃はどこら辺を自転車で旅しているのでしょうか。写真の自転車に乗っている岸田さんを見かけたら皆さん声をかけてやってください。「岸田さん。どこまでお出かけですか」と。天国へ行ってらっしゃい岸田さん。

私たちにできるだけのお別れ会をしました

写真のようにお兄様の了解をいただいて、彼が一番望んだであろう写真を遺影に選んで、脱原発大分ネットワークののぼりと、祝島の旗を会場に飾って、池田さんの追悼コンサートで彼を送りました。みんなの別れの言葉とエスペラントの本と歎異抄も添えて、ご遺体には祝島の「原発絶対反対」のはちまきを締めて旅立たれました。もうすぐ私たちも会いに行くからそれまでの間、あの世で私たちや上関原発を建てさせないために天国から見守ってくださいね。岸田さん。合掌
by nonukes | 2011-12-13 22:13 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(1)

本日、伊方原発運転差し止め訴訟を提訴しました

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大分の原告20名を含む300名が伊方原発運転差し止め訴訟を提訴

本日13時に愛媛県松山地裁に「伊方原発運転差し止め」を提訴しました。原告は300名で、愛媛県民が176人、高知県民が59人、次いで大分県民が20名です。大分の私たちは取り組みが遅くて、急きょ数日前に集まった人びとです。内訳は労組関係者や医療関係者に政党関係者が4名、グリーンコープ生協の理事長の奥田さんら2名に後の14名は私たち市民グループの仲間たちです。中でも小学生2人は大分だけです。子どもたちの声を判事に聞かせたいと思って子どもたちにも参加してもらいました。大人のしでかした過ちを子どもたちに叱ってもらいたいというお母さんたちの思いから実現しました。ぜひ、公判にも出廷してほしいと思います。皆さんありがとうございます。本日は16時30分から記者会見を行います。子どもたちも参加します。

差し止め裁判は原発を止めるあらゆる手段の1つです

私は裁判などには何も期待はしていません。むしろ原発裁判などは非常に政治的な色彩の強いもので彼ら判事には良心的な判決を下すことなどできないと私は思っています。なぜならこれまで54機の原発の全てに対して建設差し止め裁判を全国でたたかってきました。しかし、たった1つの裁判を除いて全ては敗訴して来ました。なぜなのか?原発建設差し止めや運転差し止めを認める判決を出すことは裁判長として出世や仕事を失うことになるからです。
能登原発の地裁で唯一、運転差し止め裁判で勝訴しています。でも、高裁、最高裁で否決されています。このように良心的な判事は失職を覚悟しなければ良心的な判決など下せないのです。
それならなぜ裁判をするのかと問われるかもしれませんが、私が訴訟に参加した理由は①門前払いなどの判決を下すとしたらどんな間抜けな理由を付けて国民の失笑を裁判所が受けるのかを見る楽しみがあるからです。②これまでの不当な判決を下した判事も死んだ人もいれば、まだ現役で弁護士などをやってる人間もいるはずです。そんな人間に「責任追及」をする運動を始めたいのです。

国や電力会社だけに原発事故の責任があるのか

福島原発の裁判でも公判ではメルトダウンになり得ることや津波の危険性も原告住民は指摘してきました。刈羽・柏崎原発の裁判では活断層で重大な事故が起こると指摘をしてきました。ところが当時の判事のアホたちは聞く耳を持たずに「国が安全だと言うから安全だ」といって、全ての裁判で原告敗訴の判決を下したのです。そんな判事に原発事故の責任はないとは言わせません。特に御用学者や御用タレント以上に判事の責任は大きいと私は思っているのです。
だから、「当時の責任者出て来い」というキャンペーンをこれからやろうと思っています。その一環が今回の提訴なのです。この私の意見は原告団の意見ではありませんのであしからず。判事をアホなどとののしったらだめですよと私はよくたしなめられます。判事のおっさんが私らを先に待たせて幼稚園児のスモックを着て扉から出てきたらみんな起立をして重々しく頭を垂れなければならないそうです。しかし、私は立ちません。頭も垂れません。だって、彼らは私たちよりも偉いわけではないからです。彼に給料をやってるのは私たちなのですから。

創意工夫した闘いを進めよう

そんな不遜な私がこれから裁判に臨むのですから裁判所もいい迷惑だと思います。でも松下竜一の師弟である私は松下竜一の「乱訴の弊=乱訴の兵」を繰り広げるのです。つまらない退屈な裁判を明るく楽しくしましょう。そして、気弱ずしたたかに裁判でも座り込みでも何でも自分の責任の持てる範囲でたたかいを繰り広げましょう!

玄海原発の裁判の原告も募集中です。詳しくは当NPOのHPをご覧ください。
by nonukes | 2011-12-08 14:54 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

ー問題なのは言葉だけかー朝日新聞12月3日記者有論より

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        田中沖縄防衛局長
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        野田首相

本当に沖縄を愚弄しているのは誰か

朝日新聞12月3日の記者有論で那覇総局長の谷津憲郎氏の記事が眠たい私の脳みそに渇を入れてくれるような気分で目が覚めた。
内容のあらましを書くと、沖縄防衛局長とマスコミの懇親会の席上で局長が「これから犯す人が今から犯しますよと言いますか」と発言したことがマスコミと通じてニュースになった事件。その事件の責任を取って局長は更迭されたもの。野田首相は「その発言が真実ならまことに遺憾である」と発言をして、政府も更迭は当たり前だという考え。この事件の発端は沖縄県名護市の辺野古へ米軍普天間飛行場を移転させるために「環境影響調査書」を年内に政府が提出するとい問題。政府は米国政府へ辺野古への移転を約束しているが、沖縄県も名護市も移転に反対している。それでも政府は強引に建設を進めるための準備を住民の意志を無視して進める状況を防衛局長は表現したもの。彼の説明の仕方も女性をバカにした比喩だが、問題は「沖縄県民が一丸となって辺野古への移転に反対しているのに、それでも強引に建設を進めるための準備書面を提出するという強引な姿勢」はいっこうに変わっていない。そのことを谷津記者が「私にとって不快なのは、発言した田中局長よりも、発言の後でも評価書の年内提出を言いのける野田政権の方だ。「真実だったら言語道断」「心よりお詫び申し上げる」とトップが言いながら、1日の審議官級協議で米国に約束履行を表明する外務・防衛省の方だ。私に言わせれば彼らは酔ってもいないのに「それでも犯し続ける」と言っているのに等しい。騒ぎの末に政府が謝ったのは,自分たちの行為ではなく言葉の使い方だけだ。本質は変わっていない。本当に沖縄を愚弄しているのは誰か。」

何の反省もなく国民を福島県民を愚弄し続ける野田政権・電力会社

海外では「世界一安全な原発を作る」と言ったり、ベトナムへ原発輸出を中止したはずが、いつの間にか再開させた野田政権。それに東京電力も社長が土下座をして福島県民に謝って回ったかと思うと、放射能の除染を求めた裁判では放射能を「無主物」(誰のもでもない所有がはっきりしてないもの)として、除染の義務はないと反論し、東京高裁は原告の訴えを退ける判決を下した。
九州電力の真辺社長はいまだに第三者委員会の「やらせメール報告書」を拒否して「やらせの原因は古川佐賀県知事ではない」と言い張ってる。このような硬直した脳死状態の電力会社や野田政権にこの国を統治する能力も意欲もないことは明確だ。ただ国民や福島県民を愚弄し続ける彼らを打破することでしかこの国を変えることはできないだろう。しかし、そのリーダーは決して橋下元大阪府知事のようなワンパターンのフレーズで国民をだます独裁者ではいけない。冷静で思慮深く、それでいて大胆な決断のできる政治家を選ぶことが、今こそ求められる時代はないだろう。
by nonukes | 2011-12-03 14:42 | その他 | Comments(0)

  小坂正則