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小坂正則の個人ブログ

カテゴリ:脱原発大分ネットワーク( 134 )

脱原発大分ネットワークの「つゆくさ通信」NO.126号を発行しました

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脱原発大分ネットワークの「つゆくさ通信」NO.126号を発行しました
小坂正則

本日、脱原発大分ネットワークの発行する「つゆくさ通信」を発行しました。第126号(7月20日)です。20日余り遅れての発行になりました。紙媒体の通信です。今時紙媒体のミニコミ誌は珍しいとよく言われます。1993年11月20日に第1号が発行しましたので、実に発行から21年になります。実は、その前の1986年8月から私は別のミニコミ誌を発行していましたので、私個人では28年余りの間ミニコミ誌を発行し続けているのです。現代では紙のミニコミ誌は郵送料がかかるので、SNSのブログやFBなどで簡単に電子データで作ること方が多いようですが、やはり、ネット環境にない方や、紙でしか味わえない良さ、例えばインクのにおいや紙の手触りの感覚や、紙面に注釈をアンダーラインを引くなどは紙でなければできない世界もあるのです。
これからも私たちは紙媒体のミニコミ誌「つゆくさ通信」を力の続く限り出し続けていきたいと考えています。
みなさんご興味のあるかたはぜひ定期後続願います。ミニコミ誌の相互交換も受けつけています。

126号の見出し

①脱原発大分ネットワークの総会を開催しました。……… 小坂正則
②ストップ川内原発再稼働!8月31日川内行動、
9月28日鹿児島行動に参加しよう!………中山田さつき
③福島を忘れて原発再稼働許せない!………渡辺寿子
④東電黒字分を社員の給料値上げではなく、
廃炉下請け作業員の待遇改善に使え!……… 小坂正則
⑤「みんなの海じゃ。金では売らん!」
~上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円を届けよう~……大原洋子
⑥安倍政権の進める反知性主義………諌山二朗
⑦8/9長崎平和式典「憲法踏みにじる暴挙」集団自衛権に怒り………東京新聞より
⑧情報交差点
⑨つゆくさ購買部棚卸し
⑩日本人に一番身近な国際問題(4)………清重伸之
⑫情報短信
⑬パレスチナの平和を実現するために 
米国製品不買運動と医療品・食料をガザに送ろう……… 小坂正則
⑭おくら入り百人一首・編集後記

「つゆくさ通信」年間購読料2000円です。
発行:脱原発大分ネットワーク
住所:大分市田ノ浦12組
電話:097-532-3772( 小坂正則)
Email: nonukes@able.ocn.ne.jp

脱原発大分ネットワークの総会を開催しました
小坂正則

 7月5日13時から別府中央公民館にて「脱原発大分ネットワーク」の総会と脱原発ネットワーク九州の代表の深江守さんの記念講演会を開催しました。
 昨年の総会で、これまでの長い活動の中で培われたネットワークや運動の質を活かして「私たちにしか出来ない運動とは」や「私たちが担っていくべき部分は」という議論をした中から、デモや集会などの前面に出て行動することも重要なのだが、じっくり腰を据えて交渉したり、分析をして問題点を洗い出して、そこから相手の矛盾を突いていく継続的な運動を構築していくべきではないかという議論が行われました。その結果が、「原子力防災と計画案」に対して交渉を行うことや、全県下への申し入れや陳情を行うことなどを実施しました。
 運動というものは、どこまで行えば十分ということはありませんので、「よく頑張ったね」という自己評価をしても意味はありませんが、これまでにない様々な活動を行ったということは言えると思います。ただ、会員の高齢化や活動するメンバーの固定化など、現状は、長年やって来て運動や組織実体が拡大しているとは決して言えるような状況ではありませんが、会員相互が自分に出来ることを出来る範囲で行い、「ちょと無理をする」くらいはあっても、極端に個人への負担が大きくならないように配慮しながら、これからも脱原発運動を行っていこうと確認し合いました。
昨年度の活動報告

 特に、私たちが1993年10月に「脱原発大分ネットワーク」を再結成して21年を迎えるわけですが、その最初に確認された唯一のことは、「組織として全体を縛ることはしない、やりたい人(言い出しっぺ)が最後まで責任を持って提案した運動は行う」ということを全体で確認しました。当時よくあったのが「こんなことをやってほしい」という提案でした。そのような提案に対して「あなたが責任を持ってやるんなら、応援します。でもあなたが誰かにやってほしいというのはだめですよ」と。
 昨年の大きな行動は全県下への「陳情と申し入れ」ですが、それは事務局で行いました。そのほかに11月15日の「原発いらない福岡集会」へバスを出すという提案に対しては、発案者の責任で皆さんが協力してバスを1台出すことが出来ました。今中哲二さんの講演会も同様です。
 そのほか、伊方集会への参加や上関集会への参加など、それぞれメンバーが入れ替わって参加してきました。交通費が嵩む場合は、事前の定例会議で提案してもらって交通費の一部補助を行うということが昨年度から実施されて、これまでに個人負担の軽減が行われました。
 また、「つゆくさ通信」を年度内6回発行しました。「字が多すぎる」や「内容が堅い」など、批判はあるかもしれませんが、ネット社会にあって、ミニコミ誌の存在が激減している中で、その価値をどこに見いだすのかと考えたら、スピードに勝るネットなどの情報を伝えるだけではない、書き手と読み手が同じ目線で議論する「生活に根ざした議論の場」として一定程度の意義はある通信だと思っています。これからの課題として、会員の減少を防ぐためにも、「つゆくさ通信」の読者や会員を増やしていくために、読者や会員が「つゆくさ通信」に記事やコメントを掲載して「自分たちでつくる手作り通信」という思いを共有してもらおうということになりました。

現在の会員数は130名(毎年減少傾向にあります)
入金状況:現金13名、振り込み32人(2014年の分は4月から現在まで21名)



「みんなの海じゃ。金では売らん!」
~上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円届けよう~

大原洋子

事後報告になりますが、お伝えします。
ご存じのように、原発予定海域に共同漁業権を持つ8漁協のうち、山口県漁協祝島支店(旧祝島漁協)は唯一、漁業補償金10億8千万円を拒否しています。
2012年2月、再度受取拒否が決議され、今後この案件については議題としないと決議したにもかかわらず、県漁協は2013年、この議題を蒸し返し、無記名投票により、受取賛成の組合員が過半数31/53となり、逆転。翌月、32名の正組合員と8名の準組合員の受取拒否の文書通告も漁協は無視し、受け取りを執拗に迫っています。(詳しくは、本誌121号p7、8をごらんください)
このことを踏まえ、以下にチラシを引用します。

「祝島支店の2013年度の赤字は約1000万円」
年々、水揚げが減り魚価も低迷。補償金受けとりを強要する県漁連の管理下で、山口県漁協祝島支店は、運営改革も進めることができず、深刻な経営危機に直面しています。補償金を拒むためにも、漁師さんは年金をつぎこみながら組合員を続け、数年前からはさらに赤字補填もしています。議決権のある正組合員の、少なくとも過半数の意思表示がなければ、補償金を拒みとおすことが難しいからです。
今年は遂に、赤字負担が1人約20万円。支払い期限は7月末です。祝島の漁師さんだけで背負うのは、もう限界です。
「みんなの海を私も守る。」
補償金を拒む組合員の負担分500万円がカンパ目標額です。ひとりでも多くの漁師さんが補償金を拒めば、漁協の運営改革の議論が本格化します。海の日の7月21日、祝島の漁師さんへ届けましょう。(引用終わり)

この呼びかけに対し、当会初め個人、団体からカンパが寄せられ、短い期間の取り組みでしたが、当初の目標の500万円はすぐに達成し、7月21日には2000万円を超える額が届けられたそうです。

「みんなの海の会」発起人は、上関リンク発起人・湯浅正恵さん、「原発をつくらせない人々」著者・山秋真さん、映画「祝の島」監督・纐纈あやさん
の3人の女性で、いずれも以前から祝島に心を寄せておられる方々です。
「みんなの海じゃ。」という言葉に、どれだけの方が思い起こされたでしょうか、3.11直前の田ノ浦の出来事を。
あれは2.21~23でしたか。寒い夜中、黄と紺の縞模様の制服に身を固めた600人と100名の島民・市民の対峙に始まった3日間。(並行して、海ではさらに熾烈で陰険な埋め立て作業を強行)現地に行くことがかなわぬ私は、ネットの同時中継を食い入るように見つめ、ツイッターを発信していました。
2日目でしたか、やや忙中閑ありというとき、「みんなの海じゃ。」という聞き覚えのある声が流れてきました。集会などで会うたびに声をかけてくれる元気なMさんに違いありません。たちまち周りの人たちが唱和し、「みんなの海じゃ」コールは田ノ浦に響き渡りました。人間の愚行を戦々恐々と見ていた生き物にも届いたことでしょう。
そうなのです、自然は人間だけのものではない、誰のものでもない、つまり、みんなのものなのです。多分このことを私と同じように胸に刻んだ発起人が、キャンペーンの名称に使われたのだと想像しました。
さらに県政の状況をつけ加えます。1年半の任期を通して病いに苦しんだ山本山口県知事が退任し、これを引き継いだ形で当選したばかりの村岡知事は、公有水面埋立免許の可否についても1年先送りを継承。国の方針待ちの姿勢をあらわにしています。地方は国の僕(しもべ)との態度に、地方自治の基本のキもできていないことを知り、愕然とします。
大宅壮一氏いわく「長州は戦犯が最も多い」。さもありなん。その悪しき伝統は今も全国に害を与えています。その分、これに反対する長州パワーも負けずに強くありたいと思いますが。

話を戻します。補償金の問題は地雷源のように島を脅かし、今後も続く問題です。どうぞ引き続き注視ください。
そして、カンパを送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。何でアンタが礼を言うの?って。だって、みんなの海ですから。
最後に、こうした急ぎの呼びかけに対し、隔月発行の『つゆくさ』では対応できません。電話、メールでの情報をご希望の方は情報交差点右下の大原までご連絡ください。
32年目の上関も全く目が離せません。

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by nonukes | 2014-08-11 00:25 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

脱原発大分ネットワークの総会を開催しました

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脱原発大分ネットワークの総会を開催しました
小坂正則

7月5日13時から別府中央公民館にて「脱原発大分ネットワーク」の総会と北九州の深江守さんによる記念学習会を開催しました。全体の参加者は10名余りのこじんまりとした総会と学習会でしたが、中身の濃い充実した議論が行われました。
昨年の総会で、これまでの長い活動の中で培われたネットワークや運動の質を活かして「私たちにしか出来ない運動」とはや「私たちが担っていくべき部分は」という議論をした中から、デモや集会などの全面に出て行動することも重要なのだが、じっくり腰を据えて交渉したり、分析をして問題点を洗い出して、そこから相手の矛盾を突いていく継続的な運動を構築して行くべきではないかという議論が行われました。その結果が、「原子力防災と計画案」に対して交渉を行うことや、全県下への申し入れや陳情を行うことなどを実施しました。
運動というものは、どこまで行えば十分ということはありませんので、「よく頑張ったね」という自己評価をしてもあまり意味はありませんが、これまでにない様々な活動を行ったということは言えると思います。ただ、会員の高齢化や活動するメンバーの固定化など、現状は決して長年やって来て運動や組織実体が拡大しているとは決して言えるような状況ではありませんが、会員相互が自分に出来ることを出来る範囲で行い、「ちょと無理をする」くらいはあっても、極端に個人への負担が偏らないように配慮しながら、これからも昨年同様に自分たちの出来る脱原発運動を行っていこうと確認し合いました。

昨年度の活動報告

特に、私たちが1993年10月に「脱原発大分ネットワーク」を故・松下竜一氏と一緒に再結成して21年を迎えるわけですが、その最初に確認された唯一の規則とは、「組織として全体を縛ることはしない。やりたい人(言い出しっぺ)が最後まで責任を持って提案した運動は行う」というような市民運動のスタイルを全体で確認したものです。当時よくあったのが「こんなことをやってほしい」という提案でした。そのような提案に対して「あなたが責任を持ってやるんなら、応援します。でもあなたが誰かにやってほしいというのはだめですよ」という市民運動の原則です。会員が組織に頼って、事務局が運動を請け負うというような既存の組織運動とは違う運動を私たちはめざしたのです。
昨年の大きな行動は全県下への「陳情と申し入れ」ですが、それは事務局で行いました。そのほかに11月15日の「原発いらない福岡集会」へバスを出す、という提案に対しては発案者の責任で皆さんが協力してバスを1台だすことが出来ました。今中哲二さんの講演会も同様です。
そのほか、伊方集会への参加や上関集会への参加など、それぞれ参加したメンバーは入れ替わって、参加してきました。交通費が嵩む場合は、事前の定例会議で提案してもらって交通費の一部補助を行うということが昨年度から実施されて、これまでに個人負担の軽減が行われました。
また、「つゆうさ通信」を年度内6回発行しました。(現在125号)「字が多すぎる」や「内容が堅い」など、批判はありますが、ネット社会にあって、ミニコミ誌が激減している中で、その価値をどこに見いだすのかと考えたら、スピードに勝るネットなどの情報を伝えるだけではない、書き手と読み手が同じ仲間であるという身近な生活に根ざした「素人の意見の場的な理論誌」として一定程度には認知されているのではないかと思います。これからの課題として、会員の減少を防ぐためにも、「つゆくさ通信」の読者や会員を増やしていくために、読者や会員に「つゆくさ通信」に記事やコメントを掲載してもらって「自分たちでつくる手作り通信」という思いを共有してもらおうということになりました。読者の方々のコメントや原稿を募集します。

昨年度1年間に取り組んだ主な活動

①6月23日24日(八幡浜反原発集会及び伊方町交渉・松山県庁交渉行動)
      参加者:河野近子・ 小坂正則・武本正美

②8月26日:大分県「原発事故避難計画」交渉

③11月15日:福岡市「さよなら原発福岡集会」参加
      参加者大人29人子ども2人

④12月1日:さよなら原発松山集会11月30日から12月2日までの2泊3日行動
      参加者: 小坂正則・池松清・伊形順子(会員以外2人)

⑤2月下旬:全県内市町村への脱原発申し入れ及び陳情

⑥3月8日:上関原発建設全国反対集会
参加者:中山田さつき・大原洋子

⑦3月9日:「さよなら原発大分集会」
      今中哲二さんを囲んで学習会 参加者17名

今年度の活動案

昨年から原子力規制庁が「再稼働」第一号と名指しされている九州電力の川内原発が全国最初の再稼働の原発として注目を集めていますが、その川内原発が地震対策や火山対策が不十分で、周辺住民の「避難計画」が作れていないという問題が次々に指摘されています。特に災害弱者と言われる寝たきり老人や障害者の避難計画が出来ていない問題に対して、伊藤祐一郎鹿児島県知事は「10キロ圏内の避難困難者の避難計画は作れないし、作らない」という暴言を吐いて、住民全員の避難計画など出来ないことを認めています。
規制庁は7月9日にも「再稼働」申請に対してゴーサインを出すとマスコミは伝えていますので、「再稼働阻止のたたかい」は鹿児島県内の自治体内外で反対の声をいかに大きくできるかにかかっていると思います。
また、川内原発の再稼働を止め続けることは全国の他の原発の再稼働の動きを遅らせることにもなることから、川内原発の再稼働をさせないたたかいが今では最も重要な反・脱原発運動となるでしょう。脱原発大分ネットワークの私たちにとって川内原発は九電の原発ではありますが、ある意味「遠い存在」だったという、これまでの取り組みの不十分さを克服して、出来る限り全力でたたかっていかなければならないと考えます。
今年度に入って、中山田さんらによるいちき串木野市市民への「再稼働反対」全戸署名活動への参加や6月13日、14日鹿児島集会と川内原発現地集会および串木野市署名活動などに、代表参加行動を行ってきました。「いちき串木野市」の全住民3万名の過半数の署名は1万5千筆を越える数を集めることが出来ました。
また、鹿児島県内の世論の動きに変化が見えていると言われています。いちき串木野市の中で署名のための戸別訪問でも、反応がよくなってきたそうです。それだけで再稼働を止めることは出来ないかもしれませんが、地元住民の「再稼働反対」の声が一番大事なことですから、これからも地元住民の声が大きくなるような運動を作ってくために協力していきいたいと思います。
そのためにも本日行われた、深江守さんによる学習会は「川内原発の危険性」を理解できる貴重な場でした。
また、安倍首相の再登場によって日本の進路は大きく変わり、歴史を逆戻りさせようとしているかのようです。憲法改悪が難しいと思うと、解釈改憲を閣議決定だけですませるような暴挙に出て、いよいよ米軍と一体となってアジアのみならず世界中どこにでも軍事行動を辞さない勢いです。これからの日本では一般の常識が通用しない時代で、何が起こっても不思議ではないという混沌とした状況が当分の間は続くでしょうから、私たちは脱原発だけでは不十分で、集団的自衛権の行使反対などの運動とも協力しながら安倍政権とたたかう必要があると思います。この秋には解釈改憲反対と原発再稼働反対の合同集会が予定されていますし、小泉・細川氏の脱原発運動や広瀬隆氏の提唱する「原発を国民が買い取る」などの運動などとも連携しながら、市民的な誰でも参加できて、個人の意見を尊重する、広範な国民が参加できる大衆的な市民運動をますます発展・強化させなければならないと思います。

集会予定

代々木公園にて「反原発全国集会」9月23日(祝)
鹿児島全国集会9月28日(日)

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by nonukes | 2014-07-06 12:57 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

脱原発大分ネットワーク総会記念講演「 川内原発は再稼働など出来るわけがない」

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脱原発大分ネットワーク総会記念講演

地震・火山対策から避難計画まで、川内原発の再稼働を切る

小坂正則


身近に迫った九州電力川内原発は大分県竹田市まで150キロです。現在全ての原発は止まっていますが、の川内原発は規制庁が名指しで真っ先に再稼働させる原発だとして審査を進めているのです。規制庁はこまで、「津波の心配もほとんどないし、周辺には大きな活断層も発見されていないので、この川内原発を初に動かして、国民の原発アレルギーを何とか払拭したい」と思っているかのように審査を急ピッチで進てきました。その理由は自民党の族議員と産業界の「原発を再稼働させなければ日本の企業が電気料金の上げでつぶれてしまう」という圧力に抗しきれなくなったからでしょうか。
しかし、ここに来て新たな再稼働への障害が現れてきました。その1つが5月21日の大飯原発差し止め訟判決です。「原発の運転停止で多額の貿易赤字が出ても、豊かな国土に国民が根を下ろして生活していことこそが国富であり、これが取り戻せないことが国富の喪失である」という福井地裁樋口裁判長の判決は、上級審でも簡単に覆すことは出来ないでしょう。それに火山噴火による原子炉への影響が火山学者にって批判されるようになってきたのです。詳しくは九州の原発についてはどの学者よりも詳しい、深江守んの話をたっぷりお聞きください。
その前に「脱原発大分ネットワーク」の総会もあります。会員の方はもとより、会員以外の方も参加できます。ふるってご参加ください。

演 題:「川内原発は再稼働など出来るわけがない」
講 師:深江 守さん
日 時:7月5日(土)14時~16時
場 所:別府中央公民館1F第5研修室
問い合わせ:090-1348-0373(小坂)
参加費:無料

深江守 プロフィール
1957年宮崎県串間市生まれの57歳。
1982年に平和を考える北九州市民の会を結成し、市民運動を始める。
1985年、北九州市周辺地域の市民運動情報誌、月刊「北九州かわら版」を創刊し10年間編集長を務める。2000年、チェルノブイリ支援運動・九州を結成。10年間代表を務める。
現在、脱原発ネットワーク・九州代表、九電消費者株主の会事務局長、さよなら原発北九州連絡会事務局長。

脱原発大分ネットワークの総会のお知らせ

日 時:7月5日(土)13時~14時
 場 所:別府中央公民館1F第5研修室
 議 題:1年間の総括と今後の脱原発運動について
 連絡先:090-1348-0373(小坂)
 その他:どなたでも参加可能です


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by nonukes | 2014-06-19 13:21 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

私の恩師「藤田祐幸」を追いかけた毎日新聞記者の渾身の1冊

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私の恩師「藤田祐幸」を追いかけた毎日新聞記者の渾身の1冊
小坂正則

松下竜一氏を恩師と仰ぐ私にはもう1人の恩師がいます。その名は藤田祐幸氏です。もう28年も前のことです。チェルノブイリ原発事故が起きてすぐ、私は大分で反原発運動を始めました。そこで、私が以前住んでいた川崎の仲間たちが慕っていた慶応大学の先生だった藤田祐幸さんを知ったのです。
そして、川崎の市議の友人の紹介で藤田さんを大分に講師として来てもらって、それから何回も大分へ来てもらいました。当時講演会は土日は昼と夜の1日に2度の講演会は当たり前でした。出来るだけ多くの会場で「チェルノブイリ原発事故」の真実や「原発の危険性」を話してほしかったからです。そして、交流会を毎夜のように開いていました。そんな藤田さんがいつもこう言ってました。「こんな人使いの荒い大分にはもう二度と来たくはない」と。しかし、そういいながらこれまでに何度となく大分へ来てくれています。
そんな藤田さんは故・松下竜一氏とも仲のいい同志でした。私たち大分の脱原発派は、故・高木仁三郎さんに京大の助手の小出裕章さんや広瀬隆さんや藤田祐幸さんなど日本を代表する良心的な科学者に支えられて、こんなにも私たちは恵まれた脱原発運動を行ってくることができたのです。広瀬隆さんと藤田祐幸さんの2ショットで九州を講演旅行してもらったこともありました。藤田さんは「俺は先生ではなく旅役者だ」と自らを、こう呼んでいました。
その藤田祐幸さんのファンが毎日新聞記者にもいたのです。彼は確か北九州にいた頃からずっと藤田さんを追っかけていたと思います。私は筆者の福岡賢正記者とは面識はないのですが、彼の記事をコピーした冊子を藤田さんから頂いて読んだことがあります。真面目で鋭い内容でした。私はこの著書をまだ手に取ってはいませんが、さっそく注文しました。さっきメールをもらったのですが、ぜひ皆さんにも読んでほしくて、このメールの内容を転記しています。本屋に注文するか、直接「南方新社」へ注文してください。期待を裏切ることのない書籍だということを私は保証します。


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『「修羅」から「地人」へ─物理学者・藤田祐幸の選択─』刊行のご案内


「冷却装置が止まって6時間も経過しており、すでに炉心のメルトダウンが始まっているんじゃないでしょうか」
 東日本大震災で東京電力福島第1原子力発電所が被災した2011年3月11日の当夜、テレビの全国放送でそうコメントした物理学者が九州にいるらしい。そんな話を耳にした。(略)水素爆発も起きていない震災当日の段階で、メルトダウン開始をテレビで言い当てた学者がいたとは初耳だった。
 本書は、こんな書き出しで始まります。反原発の間では高名な物理学者・藤田祐幸。本書は彼の足跡、思想を余すところなく表現しています。取材および執筆は、数々の名著を生んだ毎日新聞西部本社・福岡賢正記者です。
 藤田祐幸は、なぜ原発反対に人生をささげ、その末に「地人」として生きることを選んだのか。
 科学、「核と原発」、チェルノブイリの悲惨、原発労働の闇、破局の足音、劣化ウラン弾、宮沢賢治、常に真正面から向き合ってきたこれらのキーワードから、原子力の本質と、あるべき未来が描かれていきます。まさに、この破局の時代を読む絶好のテキストといえる労作です。


 定価1,620円(税込み)のところ、1,500円(税込み)でご案内します。

 この注文票にてご注文の場合は、1)特別価格、2)送料無料、3)郵便振込用紙同封にてお送りいたします。

よろしくご検討ください。

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 注文票

 書名:『「修羅」から「地人」へ─物理学者・藤田祐幸の選択─』
 冊数:定価1,620円(税込み)のところ
     メール特価1,500円(税込み)を(     )冊

 氏名:
 郵便番号:〒   -  
 住所:  
 電話番号:
 メール:
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このメールは転送していただいてもかまいません。
なお、今後新刊の案内が不要の方は、お手数ですが、返信にてご一報下さい。

■概要
タイトル:「修羅」から「地人」へ─物理学者・藤田祐幸の選択─
著  者:福岡賢正
仕  様:四六判、208頁
定  価:1,620円(1,500円+税)
発  行:南方新社

■内容
目次より
第1章 市民側に立つ科学者へ
第2章 問い続けた「核と原発」
第3章 チェルノブイリの悲惨の後で
第4章 原発労働の闇を照らす
第5章 破局の足音を聞きながら
第6章 劣化ウラン弾を追って
第7章 宮沢賢治を生きる


■著者紹介
福岡賢正(ふくおか・けんせい) 
1961年熊本県生まれ。京都大学農学部卒。83年毎日新聞社入社。久留米支局、福岡総局社会部、人吉通信部、福岡本部学芸課などを経て、現在は編集委員。
著書に『国が川を壊す理由』(葦書房)、『男の子育て風雲録』(毎日新聞社)、『たのしい不便』、『隠された風景』、『小さき者たちの戦争』、『小さき者として語る平和』、『幸せのかたち』(以上、いずれも南方新社)


*本書のほか、歴史、自然関連の書籍を続々刊行しています。
ホームページをご覧下さい。
http://www.nanpou.com/

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図書出版南方新社
向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
info@nanpou.com
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by nonukes | 2014-06-18 21:11 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

つゆくさ通信NO.125号を発行しました

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つゆくさ通信NO.125号を発行しました
小坂正則

本日、つゆくさ通信第125号5月20日を発行しました。随分今月も遅くなってしまいましたが。
さて、今月号も情報満載の通信となりました。「つゆくさ通信」は年間6回発行のミニコミ誌です。もし、購入希望の方は下記までお知らせください。見本誌をお送りいたします。そこに振り込み用紙を同封しますので、定期購読の希望の方は難関湖読料2千円を振り込み願います。

問い合わせ先: nonukes@able.ocn.ne.jp 小坂正則
電話      : 090-1348-0373 ( 小坂)

目次

①脱原発総会案内および記念講演 「川内原発は再稼働など出来るわけがない」講師 深江守さん
②全ての力を結集し、川内原発の再稼働を阻止しよう! 深江守
③大飯原発3・4号機の運転差し止め裁判勝利も意義とは  小坂正則
④福井地裁樋口英明裁判長へ激励の手紙を出そう 広瀬隆
⑤「ささ子ハウスへ手紙を出そう」 青木雅子
⑥1000通目の抗議文 島田雅美
⑦三度の飯をきちんと食べて ふじさきかおる
⑧「脱原発」作の素敵な絵画をああたの部屋に飾りませんか  小坂正則
⑨情報交差点
⑩6月13日は鹿児島県庁に集まろう! 中山田さつき
⑪川内原発最大の被害自治体、いちき串木野市へ行こう! 
⑫日本人のいちばん身近な国際問題(3) 清重伸之
⑬家庭菜園もすすめ(3) 諫山二朗
⑭小松製作所が電力購入量9割削減する  小坂正則
⑮いちき串木野市「再稼働反対」戸別訪問署名に行ってきました 中山田さつき
⑯「私なりの脱原発運動」その5 脱原発は運動ではなく行き方です 伊形順子
⑰おぐら百人一首 編集後記

編集後記
▼6月5日は久々の九電交渉に参加してきました。「川内原発再稼働」が間近な今、市民交渉は実にタイムリーです。しかし、マスコミの動きが鈍すぎます。いえ、近頃マスコミの動きに違いが鮮明に見えてきました。東京新聞など地方紙の方が情報産業の大手新聞社の読売などに比べたら随分まともです。特に頑張っているのがテレビ朝日の「報道ステーション」です。古舘キャスターによる5月30日の「川内原発火山噴火対策」13分の大特集がとてもよかったです。古賀茂明さんのコメントもよかったし、徹底して規制庁や安倍政権の「再稼働」ありきを批判していました。ところが、そんなまともな報道が随分孤立しているような気がしてなりません。というのも近頃のNHKが安倍政権の広告塔と化しているからなのです。籾井効果なのでしょうか。熱のこもっていない無表情なアナウンサーが淡々と事務的に報道するだけで、ディレクターの熱意が全く感じられないニュースばかりです。特に「ニュース9」がそう感じられます。だから「ニュース23」や「報道ステーション」が安倍政権の攻撃の矢面に立たされるのではないかと私は心配です。▼「いま、抵抗しなくていつ抵抗するのだ。小坂君、君は今街頭に立って安倍政権の抗議をしなくていつ抵抗する気かね」と日本山妙法寺の酒迎上人から私の携帯に電話がかかって来ました。「そうですね。一緒に立ちましょう」ということで、毎週土曜日の13時から1時間だけトキハ前に立っています。皆さんご一緒に立ちませんか。立って自分の思いを訴えるのです。気持ちのいいものですよ。道行く人の反応もいいですよ。自由に自分の言いたいことを言いたいときに言えるという社会が私たちの求める自由な社会だからです。自由とは自らが権利を行使しなければ、それは空虚な飾り物に化してしまうでしょう。権利を行使する者だけが自由の尊さやすばらしさを味わうことができるのです。▼最後に7月5日の脱原発大分ネットワークの総会と記念講演会深江守さんの「川内原発は再稼働など出来るわかはない」にご参加ください。( 小坂)
▼「本日6月8日は、日本が太平洋戦争の続行を決めた日」とNHKラジオが伝えていました。すでに東京大空襲、沖縄の惨状、ドイツの降伏を経ていたのに……。この決定がなければもう少し犠牲者が少なかったと思います。この期に及んでも原発再稼働を決めた現政権の行動はこれに瓜二つで、ゾーッとします。▼昨日は松下竜一さんの10周忌でした。環境権をめぐって闘っておられたセンセに対し、読者から葉書が来て、ケン・カンに続く「3番目のお子さんは当然キョウですよね」の言葉にセンセは膝を打って喜んで「杏子」と命名したそうです。これにて「カン・キョウ・ケン」確立。これから3人の子の親になる方には、ぜひ「ジン・カク・ケン」に挑戦してほしいです。 (大原)
 
 

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毎日の署名数を壁にはりだしているのです

いちき串木野市「再稼働反対」戸別訪問署名に行ってきました
中山田さつき

川内原発のある薩摩川内市の南隣に位置する、いちき串木野市では、住民による再稼働反対(住民が安全に避難できる避難計画ができるまでは再稼働に反対することを、市長と市議会に要請する内容)の署名運動が、5月10日から始まっています。
 30㎞圏内の9自治体は九電と安全協定を結んでいますが「市が九電に意見を言うことができ、九電は誠実に対応」と明記されているのは、いちき串木野市と阿久根市だけ。大多数の住民が再稼働に反対している事実を可視化する取り組みです。人口約3万人の内、1万5千人を目標に、1万3千世帯をすべて戸別訪問で廻り、署名を集めています。留守宅も多く、2度3度と足を運ぶ必要があり、とても現地スタッフだけでは無理、全九州、全国に応援の要請が発信されていたので、5月28日、29日と応援に行ってきました。
 27日の夜11時に大分トキワ前を発車する鹿児島行き夜行バスに、1000日以上大分九電前に立ち続けている島田雅美さんといっしょに乗り込み、6時30分、鹿児島中央駅着。それから電車で串木野駅まで40分。署名運動の事務所は市役所近くの元歯科医院、川内原発の再稼働の危険性をわかりやすくマンガパンフレットに描いてくれた(右下の写真のパンフです)東京の高木章次さんが出迎えてくれました。佐賀県から泊まり込みで応援に来ている安永さんから署名の取り方を説明して頂き、署名用紙、留守宅へのお願い文、返信用封筒、マンガパンフレットの配布物と、今から廻る地区のゼンリン地図を持って、事務局長の江藤さんに担当地区まで送ってもらい、一人一地区を9時から17時くらいまで戸別訪問。
 初日の地区は既に一度はまわった地区だが、その時、留守だった家や、まだまわりきれてない無印の家、拒否マークの×が着いている家ももう一度、◯マークの家ももう一度、家族全員分をしてくれたかを確かめるというので、結局全戸をまわるということに。「こんにちは~。緊急署名の会で~す。市長と議会に、避難計画がきちんとできるまで再稼働に反対してくれという署名を集めています」と声をかけて、一軒々々廻っていく。留守宅へはポストに一揃えの配布物を投函、地図に「ル」マーク記入。出会えた家では大体が署名してくれる。足の悪いおばあちゃんは「私はこんなやから、どこにも避難はできん。事故が起きたら窓を全部閉めとけばいいんかなあ?」。別の家では、「うちは介護が必要な夫がいるからどこにも行けない」と。小さな子どものいる若いお母さんは「署名活動してくださってありがとうございます。まだしてない友人にも署名してもらいます」と署名用紙を預かってくれる。はっきりした拒否に会ったのは2日間で4名、「原発賛成!」「電気代が高くなる」など、説明しようにも受けつけてもらえない。1名の人は「市の避難計画がどんなになまぬるく実際には役に立たないかを話してくれ、もっとシビアな想定をしないと意味がない!ともっともな話を30分、しかし、署名はしてくれなかった。「6月の避難計画の説明会でぜひ発言してください」とお願いして別れたり…。結局、2日間で私が獲得した署名は100数筆。150分の1はお手伝いができたことになります。
 地区の公民館には「ここは海抜15メートル、原発から15㎞」という看板が立っていました。まわってみると、当たり前のことですが、ほとんどの人が再稼働に大きな不安を抱いています。市長や市議会がこの署名を受け取って、再稼働に反対の表明をしてくれることを願います。元福島県双葉町の町長、井戸川さんは「避難はできない、避難すべきは原発」とその大変な経験から言っています。
 署名は6月1日段階で8,655筆。緊急署名の会は署名期間を6月22日迄とし、応援スタッフを募集しています。遠いのですが、応援に行きましょう!
                                             
by nonukes | 2014-06-08 21:02 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

原発城下町が変化しつつある「原発に頼らない敦賀を」青年会議所が講演会開催

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原発城下町が変化しつつある「原発に頼らない敦賀を」青年会議所が講演会開催
小坂正則

こんな頼もしくもあり、うれしい話を近ごろ私は聞いたことがありません。下記のとおり、4月26日に原発銀座・若狭湾のまっただ中の敦賀市で「原発に頼らない敦賀を」というテーマの講演会を青年会議所が開催したというのです。昨年暮れの小泉元首相の「脱原発発言」から東京都知事選の細川もと首相の登場など、本当に少しずつで目を凝らさないと気づかないかもしれないのですが、「何かが確実に動き出している」と私は感じていたのです。
残念なことですが、保守的な人が動き出さなければ日本は変わりません。私たち少数派の人間や革新陣営の方々がいくら本当のことを言っても、みんなが「もうそろそろ本当に社会がその方向に動き出したのかなあ」という気にならなければ多くの人は動き出さないからです。「時代が重い腰を上げ始めた」ということだと私は思います。腰を上げ始めたら一気に歴史の歯車は動き始めます。
遅かれ早かれ歴史は脱原発へ動くことは間違いないのです。3月8日の上関原発反対山口集会でアーサービナードさんも話していました。日本政府の親分のアメリカ政府は原発をやめるとは口には出さないが、今年の年次調書でオバマ大統領は1時間にわたってエネルギー政策を話したのです。その中で、再生可能エネルギーの普及やシェールガスによる中東の石油依存をやめることや天然ガス発電の話などしてけど、一言も原発のゲの字も言わなかったのです。アメリカは原発をとっくの昔にやめているのです。でも、占領国の日本には原発をやらせているのです。なぜだと皆さん思いますか。それはGEやウエスティングハウス社の原発メーカを日本に売り払ってしまったけど、まだ、海外に売って一儲けをしようとしているからだけなのです。(文責小坂)

安倍晋三はお人好しにもほどがある

原発はアーサービナードさんが言うように米国は日本に原発の責任を押しつけて、自分たちはサッサと撤退しようとしているのです。少なくとも原発の時代が終わって、原発メーカーが倒産しても米国の原発メーカーは、もう日本に売り払ってしまったので、米国は損はしないのです。つまり、不良債権をサッサと日本に売り逃げて、米国はドイツなどヨーロッパの先進国との成長戦略の再生可能エネルギー市場競争に参戦しているのです。
経産省と日本政府、安倍自民党はオバマの口車にうまく乗せられて、ババを引かされているだけだということを未だに気づいていません。安倍晋三はお人好しにもほどがあります。
歴史を動かす歯車を大きく早めるために、今こそ私たちは、私たちのタブーを払拭して保守政治家や経営者などを説得するために「再生可能エネルギーによる成長戦略」の対話を始めよう。



原発に頼らない敦賀を JCが講演会や討論 
中日新聞 2014年4月28日

 原発再稼働ありきでない敦賀の将来を考える講演会とパネルディスカッション
が二十六日夜、敦賀市東洋町のプラザ萬象であった。市内に立地する原発三基は
東日本大震災以降、再稼働の見通しが立たないが、それでも原発に依存を続ける
市民の意識を変えようと敦賀青年会議所(JC)が初めて企画した。
 原発が稼働して四十四年の市内は、原発関係の仕事に従事する人が多いことな
どから、敦賀JCは「原発の賛否は分かれ、今回のようなテーマに触れてこな
かった」という。
 「エネルギーとまちづくり」と題して開き、市民ら約百四十人が参加。冒頭で
敦賀JCの篠原秀和理事長は「『原子力発電所がないから敦賀のまちあきまへん
わ』と大人たちが言っているまちに、どうして若い人が働きたいと思うのか」と
開催趣旨を説明した。

 講演では、21世紀政策研究所の沢昭裕研究主幹が日本のエネルギー政策の変
遷を解説し「安倍政権になって原発は一基も再稼働していない。原子力を続ける
べきか根本から問われている」と語った。
 パネルディスカッションは、市民四人と東京大の松本真由美客員准教授が登
壇。松本客員准教授は「市民ファンドによるマイクロ水力発電の成功事例もあ
る。原子力城下町として待ち続けるだけでなく、再生可能エネルギーに取り組む
行動もありではないか」と提案した。
 敦賀商工会議所青年部の松本圭一朗会長は「敦賀市は原発の恩恵を受けすぎ、
観光やまちづくりはいまいち。行政の支援の下、市外の意見も聴き魅力あるまち
にしたい」。市民でもある県原子力平和利用協議会の石黒順二副会長は「原発の
後始末(廃炉)で敦賀は研修場所になる可能性もある」と将来を見据えた。他の
パネリストからは敦賀港の自由貿易地域指定などの提案があった。
 敦賀JCは今後もエネルギーについて考えてもらう事業を実施する予定だ。

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140428/CK2014042802000026.html
by nonukes | 2014-04-30 16:58 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

台湾の学生や市民による住民運動が世界一の民主国家・台湾を実現

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台湾の学生や市民による住民運動が世界一の民主国家・台湾を実現
小坂正則

台湾は中国の領土だと中国政府は主張し、各国との間の国交もなくなりつつあります。日本政府も台湾政府との間には国交はなく、便宜的な玉虫色の国交状態にあるようです。全ては列強中国との経済的な関係強化のためです。台湾の住民には自分たちの住んでいる地域の自治権は何人もこれを奪う権利はないのです。しかし、中国との関係改善を望む馬英九総統率いる国民党は中国への配慮から、台湾国民の権利を剥奪するような政治的な決定を実施しようとしているようです。
学生たちによる議会棟の占拠事件などは近頃は世界中で見ることのなくなった、学生たちの澄んだ瞳を見ることができました。そして、台湾第四原発の建設中止の決定です。こんな民主的な国は世界中探しても見あたらないでしょう。現在の台湾国家は世界一民主的な政治を行っているように、私には見えます。少なくとも中国共産党政権よりは遙かに国民の基本的人権や選挙権などの民主主義が確立しています。中国共産党はこれから原発を100基も作ろうとしているのです。四川大地震があった中国全土にです。しかも中国で住民運動を行えば投獄など生やさしいことでは終わらないのです。ウイグル自治区の独立運動などは死を決意しなければ、抵抗できない独裁体制なのです。そんな中で中国本土で反原発運動は出来ないでしょう。もちろん私たち日本人が中国の原発を批判する権利はありません。福島の事故を起こした責任を曖昧にして、事故原因も究明することなく、「他国の原発を止めろ」とは言えないでしょう。唯一言えるとしたら、日本中の原発を止めるか、止めることを決めた後に、私たちは中国の原発の危険性を指摘して中国国内の反原発運動を支援する体制の構築や反対活動を行えるのだと思います。台湾の市民や学生の活動に敬意を表します。緑の党台湾のみなさんも頑張っています。日台市民の友好熱列支持!もちろん日中市民の友好も大切です。
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中国の原発と建設中および計画中の原発

台湾の第四原発 2号機建設中止 住民が反対運動
東京新聞4月28日

【台北=迫田勝敏】台湾で建設中の龍門原子力発電所(通称、第四原発)について、馬英九総統は二十七日、国民党の江宜樺行政院長(首相に相当)や県市首長らと政権与党の緊急協議を行い、第四原発2号機の建設中止などを決めた。台湾では反原発世論が高まっており、同日には市民団体などが台北市内で反原発の大規模なデモを行い、約五万人(主催者発表、警察発表では一万数千人)が台北駅前の道路を占拠して座り込みを続けていた。
 一方、1号機は、現在行われている安全検査の終了後に封鎖し、商業運転するかどうかを住民投票で決めるとしている。馬総統の決定は世論を一部受け入れた形だが、市民団体などが求めている完全な建設中止とはなお隔たりがある。
 第四原発は米国のゼネラル・エレクトリック社が受注し、原子炉は1号機が日立、2号機は東芝製。いずれも出力百三十五万キロワット。台湾北部の新北市貢寮区に台湾電力が建設している。すでに完成間近で年内にも商業運転を始める予定だった。
 しかし、度重なる事故に加え、福島第一原発の事故後、建設中止を求める声が高まった。今月二十二日から野党、民進党の林義雄元主席(72)が建設中止を求めてハンストを開始。二十六日から市民団体が総統府前で座り込みを行っていた。
 台湾では現在、第一から第三原発まで二基ずつ計六基が稼働している。
by nonukes | 2014-04-28 16:09 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

脱原発を実現するため、「原発ゼロで日本経済は再生する」をベストセラーにしよう!その2

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脱原発を実現するため、「原発ゼロで日本経済は再生する」をベストセラーにしよう!その2
小坂正則

城南信用金庫の吉原毅理事長の著書が大変おもしろいのです。いわゆる反原発作家の書物ではなく、経営者の視点で原発の不採算性を見事に看破した著書です。だからといって、経済書でもありません。ワクワク・ドキドキしながら読める本です。それにお手軽に買える800円(税別)の新書版です。
まず、皆さんでやってほしいことの①ツイーターやフェイスブックで「原発ゼロで日本経済は再生する」に感動したという感想文やベストセラーにしようという書き込みをします。②図書館にリクエストをするのです。③アマゾンで買えば何にもなりませんので、地元の本屋で買うのです。そうすると、地元の本屋は平積みにして売れるほどどんどん、その平積みの面積が増えてきます。④とにかく友人・知人に読むように勧めるのです。もちろん買って読むように勧めます。なぜならこの本の印税は全額「東日本大震災ふくしまこども基金」へ寄付するそうですから、買えば買っただけ皆さんが間接的に寄付することになるのです。⑤そしてミリオンセラーになったら角川書店も新聞広告を出したり、新聞やテレビがこの著書のことをニュースとして流してくれるからです。

脱原発を求める国民の熱気はさめてしまったのか

2014年6月29日の官邸前を埋め尽くした多くの市民の熱気が再現出来ないのかと皆さん悩んでいると思いますが、そんなことはありません。全国の原発再稼働に反対の気持ちの皆さん、今は充電期間です。なぜならNHKの世論調査でも確実に脱原発を望む方が増えています。
3月11日のNHKによると、昨年の11月から12月に郵送で3600人にアンケートで、原発を今後どうすべきかは①「増やすべきだ」が1%、②「現状を維持すべきだ」が22%だったのに対し、③「減らすべきだ」が最も多く46%、④「すべて廃止すべきだ」が30%だったそうです。また、「すべて廃止」は2年前の調査では20%だったのが今回は10ポイント増えたのです。また、東京新聞3月9日の朝刊によると、原発の今後に関しては「即時ゼロ」「段階的に減らし、将来はゼロ」を合わせた脱原発派が69%。「段階的に減らすが、一定の比率は維持」「震災前の比率にする」などの容認・推進派は29%と、ここでも原発からの撤退が約70%と圧倒的な民意なのです。
昨年の9月16日に大飯原発4号機が止まって、7カ月が過ぎたのです。原発ゼロが長引けば長引くほど「このままの状態がいい」という人が増えるのです。だから出来るだけ「原発ゼロ」を長引かせればいいのです。

脱原発をあらゆる手段で訴えよう

小泉元首相と細川元首相などが一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を5月7日に立ち上げるそうです。そこで、今年秋に行われる福島県知事選など各地方選挙で脱原発派の候補を応援するそうです。
出来るだけ、脱原発派の統一候補を擁立して、自民党など保守と一騎打ちの選挙で脱原発知事や市長や議員を1人でも多く実現しよう。
また、川内原発の再稼働が目前に迫っていますが、新たに発見された活断層の問題や火山噴火による火砕流の可能性と周辺住民の避難計画などが出来ていないことなど訴える、地道な活動を積み重ねて、原子力防災の不備を訴える鹿児島県出水市に続く市町村を次々に作っていこう。
「原発再稼働」はそう簡単には出来ないだろう。その前に安倍政権の支持率を大幅に下げるためにもアベノミクスの化けの皮を剥がして、一時的にでもいいので消費税値上げによる景気降下を作り出そう。
そのためには「不要なものは買わない」私たちの賢い消費者運動が必要です。「不要なものは買わない」運動は脱原発につながるのです。興味のある方は「アベノミクスをぶち壊すために7月まで買い物を控えよう」をお読みください。


「原発ゼロで経済成長」 城南信金理事長インタビュー東京新聞 2014年4月11日 朝刊


 金融機関のトップとして脱原発を訴える城南信用金庫(東京都品川区)の吉原毅理事長(59)が十日、「原発ゼロで日本経済は再生する」(角川学芸出版)と題した新書を出版、本紙のインタビューに応じた。吉原氏は「政府は原発がなければ経済が立ちゆかないと誤った情報を流し続けているが、違う。原発ゼロこそ経済を成長させる正しい道と伝えたい」と語った。

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から三年余、吉原氏は「重要な電源という名の下に、政府がリスクとコストの高い原発再稼働をなし崩しに進めようとしている」と指摘。「私たちは権威に負けず、安全で効率のいいエネルギーが何かを正しく議論すべきだ」と強調した。さらに「日本の成長の中核は原発ゼロと新エネルギーの推進にある。世界の環境問題の解決にこそ日本の技術と心を使うべきだ」と提唱した。

 城南信用金庫の吉原毅理事長は本紙のインタビューで、「原発がないと経済が大変になると漠然と思っている人がいる。不完全な情報に流されずに自分自身で考えるための、正しい事実と情報を発信したい」と語った。主なやりとりは以下の通り。 (聞き手・石川智規)


 -震災直後から「脱原発」を掲げてきた。いま、経済をテーマに原発ゼロを訴える動機は。


 原発事故後に国民の合意となった原発ゼロがなし崩しになっている。安倍政権は原発が効率的でコストも安いとして再稼働を推進している。「原子力ムラ」が持つ既得権やお金の魔力に惑わされ、自己保身や現状維持の思考に陥ってしまっているのだろう。しかし、それは違うと言いたい。

 -原発推進派は、原発停止により燃料輸入が増えていることや、二酸化炭素(CO2)排出量の増加などを問題視している。


 一部の側面しかみない、間違った情報だ。CO2による温暖化説は科学的な論証が不十分だし、温暖化を言うなら原発の方がよほど地球を温める。発電で生じる熱を海に排し、周辺の海水温を上げている。熱効率は火力発電の約50%に対し原発は約30%。原発が効率的というのは違う。核燃料のごみ処理を考えれば、原発の実際の発電コストがはるかに高くなる。


 燃料輸入の増加が経常赤字を招いているとの主張だが、これは経常赤字を家計や企業の赤字と同様に考えるのが間違いだ。経常赤字が即悪いのではない。米国のように経常赤字でも成長する国もある。


 -エネルギーなどの経済政策をどう考える。

 必然性や正当性のない原発よりも、(高効率の)新火力発電や再生可能エネルギーの開拓を進めるべきだ。日本は製造業の大半が海外に出て産業空洞化が進んでしまった。今後の活路は新しい産業を興して新たなものづくり大国を目指すことだ。日本には中小企業を含めて技術がある。金融機関としても健全な未来をつくる活動を支援したい。


<よしわら・つよし> 1977年慶応大経済学部卒後、城南信用金庫に入職。常務理事・市場本部長などを経て2010年から現職。東京都大田区出身、59歳。
by nonukes | 2014-04-20 20:08 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

城南信用金庫理事長吉原毅氏の「原発ゼロで日本経済は再生する」を読もう!

城南信用金庫理事長吉原毅氏の「原発ゼロで日本経済は再生する」を読もう!
小坂正則

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「原発ゼロで日本経済は再生する」吉原毅著(城南信用金庫理事長)角川新書800円(税別)
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この著書は一気に読めて実におもしろい本です。いわゆる反原発の作家が書いた本ではありません。経営者の側が「なぜ脱原発か」という話を書くという意味では、異色の著書です。しかし、読み進む内に、その理由がよく分かります。本来経営者だろうが、市民だろうが願いは同じなのです。「社会を少しでも良くしたい」とか「人々が幸せに生きていける社会を作りたい」という共通の願いがあるのです。
経営者はだれでも「生命よりもお金の方が大切」とか「24時間死にものぐるいで働け」などと思っているわけではないのです。ユニクロやワタミの社長の方が異常なのです。吉原さんのような経営者がいることに、私はこの国も捨てたものじゃないと、少し安心しました。
城南信用金庫は脱原発を宣言した唯一の金融機関です。それも吉原理事長の考えが全面に出ていたのですが、もともと信用金庫とは中小企業が集まって出来た協同組合だったので、営利を目的とした一般的な銀行とは出来たときから、その性質が異なっているのです。「信用金庫は会員の出資による協同組合組織なので非営利法人」だと、この著書の中で吉原さんは語っています。

城南信用金庫の社会的使命

脱原発宣言を出すときにこのように考えそうです。(p96)「…原発は人類が直面している最大の環境問題ではないか。しかし、普段さまざまなCSRを掲げる多くの企業も、原発に対してはなぜかひとことも発しない。人間の命に関わる大問題に横並びで沈黙を決め込んでいた。見て見ぬ振りをするのは企業倫理的にも言語道断ではないか。それまで彼らが宣言し。実践してきたCSRは偽善だと指摘されても反論できないだろう。原子力発電に対して勇気を持ってNOを突きつけるとともに、実際に「原発ゼロ」を実現させるためにはどうしたらいいか、具体的な方法を伝えることが使命であり、当金庫が果たすべきCSRだと考えた」という。実にすばらしい企業のCSRだ。吉原理事長の「脱原発宣言」に「最終的には職員全員が賛成してくれた」そうです。
この城南信用金庫の決断に対して、三井住友銀行の頭取で日本郵便の社長も務めた西川善文氏は2011年5月11日の日経新聞へ「脱原発は可能か」というコラムを書いて支持してくれたそうです。(以下一部抜粋)「城南信用金庫の英断は、原発依存から脱却するため再生可能な代替エネルギーへシフトする意識の大転換に貢献すると評価される。国として脱原発に取り組むのであれば、こうした動きが大銀行をはじめ全金融機関に波及することを期待する」と。

城南信金は新たな脱原発運動に取り組む

脱原発宣言をした城南信金は2011年度で金庫の電気wo」23.5%削減したそうです。それだけではなく、脱原発や再生可能エネルギーや省エネを行う企業へ低利の融資を行ったり、さまざまなユニークな金融商品や融資を行っているそうです。
広瀬隆氏が6月29日の官邸前の抗議行動にマスコミが全くと言っていいくらい無視するので、自分たちでヘリコプターを飛ばして空撮をするためのカンパを呼びかけたのですが、その口座を作りに城南信金を訪ねたそうです。すると、吉原さんと広瀬さんは意気投合して、「正しい報道ヘリの会」という名前がいいと吉原さんが提案して、ポンと10万円カンパしてくれたそうです。そして、カンパは700万円以上集まったそうです。


経営者の使命

2012年7月の大飯原発の再稼働がなければ関西圏内の夏は乗り切れないと関西電力がキャンペーンを繰り広げたことに対して、吉原さんは語っています。(p121)原発を再稼働させて火力発電所を止めたことに対して「国民を欺いたと指摘されてもおかしくないはずなのに、8基の火力発電プラントを停止させた理由を問われた関西電力の八木誠社長は「発電の多様化が必要だ」と答えている。「電気が足りない」としていた前言をいとも間単に翻し、苦しい言い訳に逃れようとしてのだ。経営者がウソをつく。これだけで、経営者としては失格ではないか」と。
また、吉原さんは、6月29日の官邸前に若い信金の職員と奥さんと5人でデモに参加したそうだ。「理事長以下全員が首になるのではないかと内心びくびくしていたが、目にした光景はそれまでの思い描いていたデモとはまったく異なる光景だった」「ベビーカーを押す若いお母さんたちや子どもを肩車したお父さん、…。イデオロギーうんぬんではなく、日本の未来を憂慮するさまざまな立場の人たちが主義主張を越えて集まり、心の叫びを伝える。子どもたちや孫の世代にツケを残すなと訴えている。これこそが本当のデモだと、思わずにはいられなかった」と。
銀行が儲かるからカード会社と提携することや大手の銀行がサラ金を子会社化してサラ金に手を出すなど金融機関の行うことではないといい、城南信金は「カードは麻薬と同じ」という理由でローン会社のカードとは提携していないそだ。全国の信金でも城南信金だけだろうと語っている。
徹底した公益を重んじる金融機関なんだ。
実は私は2011年に郵便局を退職したので退職金が転がり込んだ。私は非営利の労金に全額預けたのですが、城南信金に貯金したくて、脱原発宣言をした直後に城南信金へ電話したのです。「私の退職金を貴行に預けたいのですがどうすればいいですか」と。すると対応して女性行員は「大変うれしいことですが、大分には大分の信用金庫がございますので、大分の信用金庫へお預け願えませんか」と、丁寧に断られたのです。その潔さにも感銘したことを覚えています。
最後に吉原さんは語っています。「原発の背後でうごめく「原子力ムラ」の住民たちだけではない。成果主義と拝金主義が蔓延した日本社会で、増殖した利己主義的、自己中心的な人たちの存在が、原発問題の背景に深く根を張っている」と。後はみなさん買って読んでください。読み終わったら心地よい気分になりました。これからも城南信用金庫は頑張ってください。そしてありがとう吉原毅さん。
by nonukes | 2014-04-17 19:07 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(2)

「つゆくさ通信」第124号を発行しました。②

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「つゆくさ通信」第124号を発行しました。②
小坂正則


つゆくさ通信124号の内容第二弾です。当会の会員は長い人で20年以上の方も居て、それだけ皆さん高齢化をしているようです。ですから、大半の方がネット環境にないか、あっても十分こなしているわけではない方が多いのではないかと思います。
現代社会はSNS社会ともてはやされていますが、やはり、紙媒体の良さも捨てたものではないと、私は思います。ですから、入り口はSNSで出口は紙媒体というのが、私は最も気に入っています。唾が飛びかような、人の顔の表情が直に相手に伝わることが、本当のコミュニケーションだと思うからです。でも、SNSの良さも十分感じています。郵便で送るには100通で1万円弱の費用がかかります。1000通だったら10万円です。1度に10万円を使って年間10回も出してたのではこちらが干上がってしまいます。そこで、私は情報はSNSで流して、議論や交流は出会ってフェイスtoウフェイスで暖めることにしています。
「つゆくさ通信」に興味のある方は無料で見本誌をお送りいたします。また、原稿を募集しています。「つゆくさ通信」は脱原発社会をめざすための団体である「脱原発大分ネットワーク」会員による交流紙です。

つゆくさ通信の概要
定期購読料:年間2000円
年間発行:6回(奇数月に発行)
発行元:脱原発大分ネットワーク
問い合わせ先:090-1348-0373( 小坂)
E-mail:nonukes@able.ocn.ne.jp


~ドミノ倒しにさせてはいけない~ 「止めなきゃ川内原発」
大原洋子

この冬、30代の絵描きさんがつくった国東香りにあふれたカレンダーは、好評のうちにあこちに飛び立っていった。
4月のページを開いてギョッとした。月の満欠けまで描いてある手文字の日付の欄外、「チルノブイリ事故」と書き加えてあったのだ、「2日」のところに。
当時大人だった私たちにとっては、「1986年月26日」は忘れたくても忘れられない強烈でしい日だ。しかし、小学生だった彼には多分実はなく、長じていくうちに頭に入ってきた日になのだ。この違いは大きい。わざわざ書き添えほど原発問題を憂い、行動する彼にしてそうだいうことは、一般の若者にとってのチェルノブリ事故は年表の1行ですらないのかもしれない。と同時に、このことは経験した私たちが次の代に伝えていくのにいかに失敗してきたかの表れでもある。同じ過ちはしたくない。
原発のため人生を壊された方や、官邸前の金デモや院内集会等、首都でなければできない行をしている方々から、「地元九州の方、しっかしてよ。川内を本気で止めてよ」という声が聞える。
人類誕生以来、生まれてきたのは総計500人、うち14%にも当たる70億人が今、地球暮らす。日本の人口1億2500万人は0.2%だあなたも私も含まれる有史以来の0.2%の行動かんで、地球を滅ぼすことも長らえさせることできるかもしれない。そうなると責任重大、使はとてつもなく大きいとわかる。孫の代とか、住民が物事を決める目安の7代先どころではいのだ。

さあ、この日、街へ出て、みんなで訴えましょう!

・これ以上、事故を出したら日本は本当に終わる                    
・これ以上、自然や生き物を痛めつけたくない                     
・これ以上、避難民をつくりたくない                         
・これ以上、故郷を失う人をつくりたくない                      
・だから、原発こそ、避難してくれ 今スグに                            ↓↓
    廃炉
~川内原発をトップバッターとする再稼働反対行動~
日 時  4月26日(土)12:30~13:30
場 所  大分トキハ本店周辺でビラ配り
主 催  脱原発大分ネットワーク
問合せ  090-2296-1953 大原

同日、九電大分支店前では、1012日目!の情宣行動拡大(10:00~16:30)が行われます。
30分でも1時間でも、皆さんのご都合に合わせて、こちらも。(「東へ西へ」参照)


編集後記


▼今月号もほとんど1ヶ月遅れの発送となりました、申し訳ありません。歳のせいかなかなか原稿が進みませんし、書きたいという意欲が身体の奥から沸き起こって来なくなってきました。源泉が枯れて来つつあるように思えてなりません。それというのも原発「再稼働」をどうやって止めればいいのか。どのように人びとに伝えたらいいのか、まったくといっていいほどアイデアが浮かんでこないのです。これまでだったら、「こんなことをやったらどうだろう」とか、「ここが敵の弱点のはずだ」というようなものが沸き起こって来たりしていたのですが。大分県内の地方議会へ陳情書や市長へ申し入れなどもやるにはやったのですが、それとて所詮ジャブのようなもの。決定的なカウンターパンチにはなりません。
▼この間の安倍首相率いる政府自民党と官僚たちのやりたい放題の国会運営に歯止めがかかっていません。ブレーキの壊れた暴走車のようです。「公明党が平和憲法を守る最後の砦」などとマスコミに言われるようでは野党の面目丸つぶれです。これも国民が選択した結果なのですから、仕方がないと言えばそうなのですが、ただ、選挙に行かない有権者の責任が一番大きいように私は思います。残念ながら一番の犠牲者は「選挙に行かない多くの若者たち」だというこの現実をどのようにして若者に伝えたらいいのか。原発と同じくらいに重要な課題だと思います。マスコミにより作り上げられた「日本維新の会」や「みんなの党」の化け皮が剥がれて、こっちは急速に賞味期限が切れて来たのはうれしい限りなのですが、維新やみんなへ期待していた有権者の受け皿がどこにもないという政治状況です。民主党がもっとしっかりしてくれたらと思うのですが、民主党が腐れ第三極や自民党に失望した有権者の受け皿にはなっていないのです。それどころかはすます選挙に行かない若者や有権者を作り出しているのです。野党第一党の役目は与党の暴走をチェックして、他の野党を束ねて、多くの有権者に希望を与えて現政権を揺さぶることです。「2009年のあの勢いはどこに行ったのか」と恨み節の1つも言いたくなります。でも、そんなことをいってても始まりません。ここは「保守リベラル」の細川さんや小泉さんなど自民党支持者の中に居る脱原発派の方々との共闘しかないと私は思っています。原発再稼働を巡って、原発推進派と脱原発派の保守分裂による闘いをしかけるしかないと私は思います。そして「脱原発」政権をめざして、自民も民主も割れてもらいましょう。▼ところで楽しい話も1つくらいはあってもいいかな。3月19日に我が家の居候のニワトリの卵を暖めていたら、一昨日雛が孵化したのです。なんとかわいい雛でしょうか。有精卵を暖めたら雛が生まれるというのは、頭では分かっていても、実際にやってみると「ビックリ仰天」です。生きとし生ける生命の尊さを眩しいほど感じました。▼4月24日のYaeさんのコンサートぜひご参加ください。電話予約可です。それから、清重伸之さんのイラストをぜひ購入してください。反原発作家は決して裕福でもありませんし、営業も苦手なので食えないのです。でも、人間の熱い心だけは人一倍持っている方です。個展を近々開催する予定です。あなたの生活の中にちょっとした小さなアート空間を。(小坂)                           
by nonukes | 2014-04-14 13:43 | 脱原発大分ネットワーク | Comments(0)

  小坂正則