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小坂正則の個人ブログ

準強姦事件の元容疑者山口敬之をマスコミ界はのさばらせていいのか

元TBSワシントン支局長山口敬之・元準強姦罪容疑者(不起訴処分になる)
小坂正則
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        伊藤詩織さんの著書「ブラックボックス」


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上が中村格、下が山口 敬之



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     山口 敬之の書いた著書                  


2014年4月4日の夜、TBSワシントン支局長の山口敬之と、ジャーナリスとをめざしていた伊藤詩織さんは、就職の相談のために都内の寿司屋で飲食をしていました。すると、被害者は途中で意識を失い、山口はタクシーでホテルへ強引に連れ込み、「意識のない彼女を山口が強姦した」という準強姦罪事件です。彼女は全く意識がない状態だったことをタクシーの運転手とフロントの男性が証言しています。タクシーの運転手は「彼女は自宅近くの駅に降ろしてほしいと訴えていたが、しばらくすると静かになった」と証言しています。
そして、ホテルの防犯カメラには詩織さんが引きずられて部屋へ連れ込まれる様子が写っています。彼女は意識のないまま、下半身に痛みを感じて目覚めたら山口が馬乗りになっていて山口の性器が彼女に挿入されていました。彼女は抵抗したが、離れてくれないので、「トイレに行きたい」と言ってやっとバスルームに逃げ込んだそうです。そして何とか逃げだそうとして、下着を探したがパンティーが見つからなかったら、「記念に君のパンティーをもらっていいか?」と、山口は懇願したそうです。こんな最低・最悪の犯罪者がTBSという超一流企業のジャーナリストだということに、まずは驚かされます。そして、この性犯罪者が安倍晋三のお抱えジャーナリストで、安倍首相をテーマに『暗闘』と『総理』という本の著者だったのです。ちょうどこの事件が起きたころ安倍首相をテーマとした『総理』という著書の発売間近だったので、この事件は安倍官邸の指示でもみ消された疑いが濃いのです。

逮捕を免れた山口敬之

彼女は自宅近くの高輪署へ翌日事件を届けに行きました。そして6月4日に山口が日本に帰国する日に高輪署の刑事が成田空港で逮捕しようと張っていたら、警視庁の中村格刑事部長から「逮捕してはならない」という命令の電話が入り、担当刑事は伊藤さんへ「上の命令で逮捕できなくなりました。申し訳ありません」と、伝えたそうです。警視庁の中村格は共謀罪法の最高責任者だそうです。安倍官邸と警視庁幹部と山口敬之の共謀の疑いが濃い事件なのです。裁判所が逮捕令状を出したのに逮捕しなかったのです。その後、7月に不起訴処分となり、伊藤詩織さんが警察審査会へ異議申し立てを行いましたが、異議は認められませんでした。そこで、彼女はは損害賠償事件として現在地裁に提訴しています。

この事件の何が問題なのか

元容疑者の山口敬之は性行為を行ったことは認めています。しかし、「自分の性行為に犯罪性はない」と主張しているようです。110年前にできた日本の刑法は男尊女卑の時代の古い法律です。今年になって性犯罪法は重罰化や被害者が犯罪を申告しないでも立件できるなど一部改正されました。しかし、「女性が性暴力を受ければ、大声を上げたりして身体を張って拒否するはず」という偏見はまだ残っています。性犯罪の場合、女性が抵抗できなくて黙っていると同意したと見なされる場合があるのです。女性は恐怖で、身体が硬直して抵抗できない場合があります。欧米では「相手が同意しない性行為は犯罪」という考えが定着していますが、日本では一部の男の中には「いやよいやよもいいのうち」と言う男がいるから、司法判断も時代遅れなのでしょう。強姦罪が、脅迫や強制を伴った犯罪なのに対して、準強姦罪とは無意識の状態の中で強姦する行為なのですが、大半が密室の事件だけに、日本では立件が非常に困難なのだそうです。
それに比べて欧米では「意識のない女性を無理矢理ホテルなどに連れ込んだだけで立件できる」そうです。日本の性犯罪が申告罪だったことや、被害女性が警察の取り調べや裁判でセカンドレイプされることを怖れたり、レイプ犯罪者が親族や会社の上司だったりと、身近な相手が多いため性犯罪の95%以上が泣き寝入りの状態なのだそうです。
ところで、山口敬之の性犯罪が刑事事件として罪が問えなくても、山口とTBSは「仕事を餌にして女性を瞞した」コンプライアンス違反事件であり、セクハラの責任があります。TBSは、この事件に対して口をつぐんでいますが、この事件は山口がTBSのワシントン支局長という社員時代に起こした犯罪であり、仕事を餌にして女性をホテルに連れ込んで傷つけた事実はハッキリしているのですから、TBSには使用者責任があるはずです。教員が破廉恥行為を行えば、校長や教育委員会は謝罪します。なぜTBSの社長は一言も記者会見もせず、被害者の伊藤詩織さんに謝罪もしないのでしょうか。
彼女が起こした民事訴訟では刑事事件に比べて損害が認められれば勝訴しますので、卑劣な山口某をマスコミ界から追放できることでしょう。
伊藤さんはこの事件のことを「ブラックボックス」という題の著書を出しました。彼女は著書で、「私のような被害者が安心してサポートしてもらえる制度を日本にも作ってほしい」と訴えています。ぜひ皆さんもこの著書を買って読んでください。そして彼女がこの事件から1日も早く立ち直って、立派なジャーナリストとして世界中で活躍できる日が必ず来ることを私は確信していますし、そう願っています。



元TBS金平氏「元同僚に非常に怒りを覚える」、伊藤詩織さんの記者会見で強く批判

元TBS金平氏「元同僚に非常に怒りを覚える」、伊藤詩織さんの記者会見で強く批判
金平さん(左)と伊藤さん

元TBS記者でジャーナリストの男性から準強姦被害にあったと訴えていたジャーナリストの伊藤詩織さんが10月24日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。この会見の質疑応答で、元TBS記者・ディレクターの金平茂紀さんが、「元同僚・部下が詩織さんにとった行動に、理解できないくらい非常に怒りを覚えている」と見解を述べた。

伊藤さんは2015年4月、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之さんと就職の相談で面会。そのあと、ホテルで意識のない状態で性的暴行を受けたと訴えていた。高輪署に被害届を出していたが、検察は嫌疑不十分のため不起訴処分とした。

伊藤さんは今年5月29日、不起訴処分を不服として検察審査会に審査を申し立てたが、検察審査会は9月、不起訴相当の議決をした。現在、伊藤さんは東京地裁に民事訴訟を起こしているほか、10月には手記『Black Box』(文藝春秋)を出版して、刑事司法制度の問題点を指摘している。一方、山口さんは一貫して性的暴行を否定している。

この日の会見の質疑応答で、「報道特集」のキャスターで知られる金平さんは、「質問しようか迷った。私はTBSの元ワシントン支局長」と切り出し、「就職話に絡んでああいうことをやる状況が私には理解できない。支局で働く人間を選ぶときにあんなことやるのは私は想像できないし、ましてや犯罪行為がもしあったならば、1人の人間のモラルとして恥ずべきことだと、個人的に思う」と話した。

伊藤さんは会見で、著書の中で一番述べたかったこととして、「捜査や司法のシステムの改正に加えて、社会の意識をかえていくこと、そしてレイプ被害を受けた人の救済システムの整備が必要だということ」と強調していた。

(弁護士ドットコムニュース)




Commented by 通りすがりのネット衆生 at 2017-12-03 16:20 x
  「週刊新潮」(新潮社)2017年5月18日号によれば――
  ① 2016年6月08日 :成田空港にて、高輪署警察署員
             山口敬之の逮捕状執行中止→警視庁:中村格・刑事部長
  ② 2016年6月09日 :『総理』 山口敬之(幻冬舎) 発売日
  ③ 2016年7月10日 :参議院選挙 投開票日
『総理』(②)を書いた山口氏が改選選挙中に逮捕されれば、出版を仕掛けた幻冬舎だけでなく、
官邸の選挙PR運動(③)→ 参議院議席にまで大打撃をこうむった筈。そうすると、警視庁中村・刑事部長が、
所轄どころか、裁判所の頭越しに決済した超法規的奇行の説明がつきますね。それと、記事化に際して
週刊新潮の質問状が2017年の4月(?)に、メールを誤送信している:これが総理直属の内閣情報調査室の
北村「滋」ならば、状況的にはほぼ詰んでいるという話(④)。
  ④:〈北村さま、週刊新潮より質問状が来ました。
    〇〇の件です。取り急ぎ転送します。山口敬之〉
  ⑤: 『安倍総理を援護したくて虚報発信! 「韓国軍に慰安婦」記事 山口敬之と公使のメール公開』
ttps://www.dailyshincho.jp/article/2017/10310804/?all=1

なぜ、公使と山口氏の打ち合わせメールを入手できたのかはわかりませんが(⑤)
ただ、これが事実だとすると権力と癒着する事がこの山口氏の出世欲なり、権力欲だった事が窺知できます。
by nonukes | 2017-10-30 16:36 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(1)

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