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小坂正則の個人ブログ

安倍政権を支えているブラック殺人企業「電通でまた過労自殺」

安倍政権を支えているブラック殺人企業「電通でまた過労自殺」
小坂正則
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希望と夢で一杯の24歳の女子新入社員を自殺へと追いやったブラック企業の電通で、また「過労自殺」が労災認定された。ちょうど昨日政府は「過労死白書」を発表した日に、昨年12月25日のクリスマスの日に、A子さんは独身寮から飛び降り自殺したことが9月に「過労自殺」と認定されたとA子さんの母親が記者会見に臨んだ。
上の写真にあるいように彼女はSNSで自殺するまでの間に、その兆候を周りの人たちに訴えていた。残念なのは、それだけのSOSを発信していたのに誰も気づかずに見過ごされてしまったことだ。もし、誰かが気づいていたら、心療内科などへの受診を勧めて、何らかの対応を取ることができたかもしれない。
彼女は明らかに上司のパワハラを受けていた。電通という一時は大卒学生の就職希望のトップだった企業が、パワハラやセクハラの温床だったというのが日本企業の実態だというのが嘆かわしが、現在の若者は正規雇用で勝ち組の者はパワハラを受けて身も心もすり減らして「過労死」寸前を行き来して働いている。片や非正規として負け組の者は、夢も希望もなくして、派遣社員やコンビニで黙々と言われたことを黙って時間が来るまで働いて耐えるだけの青春を送っているのだろうか。

この国はどこで方向を誤ったのだろうか

「アベノミクスしかない」とか「エンジン全開でアベノミクスを進める」と、安倍首相は空元気の話をするが、80数年前の日本政府が「欲しがりません勝つまでは」とか、満州国をでっち上げて中国大陸へ侵略を「五族協和」と言って国民をだましたことと、どこか似ていないだろうか。国民をだまして、奈落の底へ墜ちていくために集団催眠のように国民の大半が暗示にかけれれているのではないかと私には思えてならない。
高度経済成長の時代の私たちの少し前の世代や、その後に生まれた私たちのほとんどが正規社員になるのは当たり前だった。ところが今の若者の半分は非正規社員で、正規社員になれた者は、その地位に必死にしがみついていなければ振り落とされてしまう。だから少々ブラックでもみんな我慢しているのだろう。その若者の心理をうまく利用してブラック企業が蔓延しているのだ。私が居た郵便局も本当にブラックだった。パワハラやセクハラが横行していた。でも、まだ抵抗する人がいたり、職場には笑いがあった。それは余裕だったのだろうか。今の職場には数字しかなくてみんなは数字に追われて余裕がなくなっているんだろう。

誰にでもできる自殺予防策とベーシックインカム

私は自殺にまで追いやられた若者に言いたい。「人生そこだけではない。あなたの貴重な人生をそんなちっぽけな会社のために見殺しになんかするな」と。そして、下の相談窓口に1本の電話を入れてみてほしい。でも、自殺は鬱病の結果なんだから本人がそれに気づいて立ち直ることはできない。周りの友人や知人が、それに気づいて適切な措置をするしかないのだ。最低のパワハラ上司でもあなたが部下を自殺に追いやるようなことをすればあなたの人生も後ろめたいだろうから。そんな部下を見たらそっと「心療内科へ連れて行くことくらいしろ」と、私は言いたい。あなたの一生をいやな思い出に汚すことがないためにもだ。
それに友人や知人は、こんなSNSを受け取ったら何はさておき、下の電話窓口に電話するか、親族に知らせて病院へ搬送してほしい。そうすれば立ち直ることは必ずできるんだから。
電通は平均年収は1200万円だそうだ。そんなに高給取ったとしても死んではお終い。若者が少しくらい貧しくてもいいからみんなが楽しく働き暮らせる社会を作れたらこんな過労自殺などおきないんだけどなあ。そのためには何が必要なのか。それは生き延びるためのセーフティーネットを作ることだ。そのためには「ベーシックインカム」の導入で不況も失業もない社会を作ろう。


電通新入社員
「過労自殺」労基署認定…残業月105時間

毎日新聞2016年10月7日 
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高橋まつりさんの遺影とともに記者会見する母幸美さん=厚生労働省で2016年10月7日午後2時48分、早川健人撮影

広告代理店最大手・電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が昨年末に自殺したのは、仕事量の著しい増加で残業時間が急増してうつ病を発症したためとして、東京労働局三田労働基準監督署は労災と認定し、労災保険の支給を決定した。遺族代理人らが7日、明らかにした。昨年10月9日から1カ月間の時間外労働は約105時間で、その前の1カ月間の約40時間から2.5倍以上に増えていた。
高橋さんは昨年4月に入社し、インターネット広告を担当。試用期間だった9月末まで残業は「遅くとも午後10時まで」と決められていたが、10月以降は業務が大幅に増加し、12月25日に東京都内の社宅から投身自殺した。労基署は11月上旬にうつ病を発症し、業務をこなすのに多くの労力が必要な状態になっていたと判断した。決定は先月30日付。
遺族代理人の川人博弁護士によると、電通は、社員本人が作成する「勤務状況報告表」の時間外労働が月70時間を超えないよう指導していた。高橋さんは10月に「69.9時間」、11月に「69.5時間」と記載した。
電通では1991年に入社2年目の男性社員が過労で自殺し、遺族が提訴。2000年に電通が損害賠償と謝罪をすることで和解している。

電通新入社員
「体も心もズタズタ」…クリスマスに命絶つ

毎日新聞2016年10月7日


「仕事も人生も、とてもつらい。今までありがとう」−−。昨年のクリスマスの早朝、東京で1人暮らしの高橋まつりさんから静岡県に住む母幸美さん(53)にメールが届いた。あわてて電話し「死んではだめよ」と話しかけると、「うん、うん」と力ない返事があった。数時間後、高橋さんは自ら命を絶った。
高橋さんが中学生の時に両親が離婚。「お母さんを楽にしてあげたい」と猛勉強して東京大に入り、電通に入社した。だが高橋さんのSNSの書き込みは昨年10月以降、「体も心もズタズタ」「眠りたい以外の感情を失った」などと深刻になった。「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」などと上司からパワハラ発言を繰り返されていた様子も書かれていたという。
政府が7日公表した初めての過労死白書は、「過労死ライン」とされる月80時間超の時間外労働をしている企業が2割あると指摘した。幸美さんは7日に都内で記者会見し「娘が生きているうちに対策をしてくれなかったのかという思いでいっぱい」と無念さをあらわにした。
電通は先月23日、ネット広告を契約通りに流さず、広告主に過大請求していた問題を公表している。高橋さんが所属していたダイレクトマーケティング・ビジネス局もこの問題に関わっていたという。【早川健人】

 厚生省こころの電話相談窓口
0570-064-556
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000117743.html

自殺予防いのちの電話

 0120-783-556=毎月10日午前8時〜11日午前8時にフリーダイヤルの電話相談。全国のいのちの電話はこちら

東京自殺防止センター(NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター)

 03-5286-9090=年中無休、午後8時〜午前6時(毎週火曜日は午後5時〜午前6時)

株式会社電通とは
https://youtu.be/dcIXvEgZwQY

by nonukes | 2016-10-08 10:23 | 小坂農園 薪ストーブ物語 | Comments(0)

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